SANDA 第3話 感想[ウソの重さ]大人はつらいよ 特捜隊の柳生田三郎 ネタバレ
SANDA 第3話「果物燃えれば甘くなる」感想
公式あらすじより引用
三田はサンタを信じる子どもが増えたことで、「嘘に反応して物が落ちる」能力を得る。冬村はこの力で小野の行方を知る人物を捜そうとするが、クラスメイトの言葉を疑い、疑心暗鬼になった三田は気絶してしまう。三田が能力の辛さを打ち明けると、冬村は丸型フラスコを持ち出し、わざと自分が傷つくような嘘をつく……。
毎週土曜深夜2時53分よりAmazonPrime配信
꧁ ────꧂
#③
あらすじ公開꧁ ────꧂
──サンタさん、友達を見つけてください──
第3話【果物燃えれば甘くなる】
10月17日(金)25:53から
MBS・TBS・BS-TBS
アニメイズム枠他にて放送開始!#SANDA pic.twitter.com/L4Dcz99c3z
— TVアニメ『SANDA』公式 (@sanda_anime) October 14, 2025
目覚めた能力、三田の決めたゴール
生きてると示唆された矢先の小野帰還
言葉が聞けなかったのが残念
彼女こそ嘘つきではと疑わしいですから
三田が老人になるなら逆もある?
とまれ三田、冬村の笑顔を見たいと決意
これまで冬村に頼まれ、サンタの本能で「子供」に協力してきた三田だったものの
彼自身の想いがずっと胸にあったのか
告白した矢先のハードな正体バレときた!!
不良中年・特捜隊 柳生田三郎
20年前、サンタに深手を負わせた男・柳生田
見たとこやる気のない不良中年
視聴者の共感性が強そうなオッサン
つよい(共感性が)
しかし三田がサンタと知るや、いきなり職業意識剥き出しで撃ってきたとは意外
言葉通りプロ意識のなせる業?
それとも内心、ゴリゴリに憎んでいるのかね?
今回、ウソを見抜く力を持ってしまった三田
対し衝撃的だった冬村の自傷行為
要は周囲の声を気にするな、本気の言葉にだけ耳を傾けろと促す為にやった
本気のウソだけ聞けばいいと
その説得へ、体も心も自傷を厭わなかった
そのくらい小野が大切なのね
その姿勢もやっぱり危うい
冒頭 サンタ、新しい力
柳生田 三郎『サン…、タクロースねえ………』
サンタを撃つ訓練をする「赤衣の特捜隊」の男
まんまAmazon警告通り、喫煙と暴力!!
ただこの時、彼は的確に全弾急所に命中
そんな彼、後のシーンでは「わざと外して」撃っていたんですね
変身するかどうか確かめるのが狙いか
クラス一の美少女のウソ
三田『(!女子の髪を触っちゃった!?)』
『ごめんごめん!?』
井沢 三久『ううん、ありがとっ』
三田『あ、うん……』
井沢 三久『優しいね、三田』
本心では、三田でなくサンタと思ってるとか?
続いて教室、クラスメイト井沢 三久の髪についた糸くずをとる三田
際し筆箱が落ちた
後から思えば「ウソの証」なんだと
思えば周りの視線もちょっと三白眼気味
彼女、腹黒い子なのか……?
三田『日に日に、自分の中でサンタとしての能力が増大してるって……』
ひとまず集まった三田達は、ウソに反応し物が落ちる新たな能力だと結論
たった子供二人の信頼が能力を跳ね上げた
すると全盛期のサンタとは……?
それが大人がサンタを危険視する理由なのかね
甘矢『悪い子と対面したとき物が落ちれば
音で目を覚ました子供に見られるわけにもいかず』
『サンタは「悪い子」の前から立ち去ると?』
サンタは良い子にプレゼント
転じ嘘つき、悪い子を見分ける力と推測へ
ホントにそうなのかな?
あんまりサンタっぽくない唐突な力
何か誤解があるのかね?
もっとも三田は全盛期のサンタとは程遠い
本来ならもっとカンタンに悪い子を見分けられるとか?
三田『俺……、本当は井沢にキモがられてたってことでしょ!?』
まだ14歳の心は生きてたの!?
三田、能力を認めれば「三久の言葉も嘘だった」事になるから嫌だと否定
ホントどういう嘘だったのか
想像通り単にキモがっていただけなのか
或いは普段からウソをつきっぱなしとか?
学園長と冬村のウソ
冬村『三田……、私ずっとアンタに隠してた事がある』
三田『え? 何?』
冬村『好きだよ』
三田&甘矢『『……!?』』
冬村『初めて見た日から、ずっと……』
前回サンタに救出されて逃げた甘矢たち
さっそく学園長と出くわし呼び出しへ
幸いというか、冬村の嘘で蛍光灯が割れてしまいその隙に逃げ出すことに成功
妙にガラスと縁がある冬村
心がどこか脆そうな印象も受けますが……?
もっとも「初めて見た時から」がウソって線もありますが
話の流れ上はないか
また「言いたいことがある」ということ
ラストシーンと繋がっているのね
三田『小野さんがいなくなって一カ月と一週間経ちました
ここで改めて議題として
クラスの皆に問います』
『何か少しでも手掛かりになる情報を知ってる人がいたら挙手してくれると……』
嘘判定に確信を持った冬村は、クラス会を開催
小野生存をクラスメイトに問う事に
でも多くの生徒はどうでもよさげ
やはり社交的とは言えなかったのかね
冬村にはグイグイきてたようですが
??『小野は死んだんだよ』
冬村『……今、誰が言った?』
誰かが、小野はもう死んだという嘘をついた
その子が小野が生きてると思ってる証
冬村はおかげで生存確信も、何故ウソを?
それに誰が言った?
女子みたいですがあの嘘つき三久か?
あの子、まさか言動全部がウソ?
三田、昏倒
三田『(ああ……、みんな俺を心配している……)』
『(お前ら、それ本心か? 俺はサンタクロースの末裔だぞ
俺にウソをつけば
物が落ちてすぐにわかるんだからな……)』
『(俺は、ウソを見抜けるんだ……)』
『いやキッツいこの能力ー!?』
誰かがウソをついてると解る力
疑心暗鬼のあまり気持ち悪くなり、三田昏倒
他人が信用できなくなってしまった
嘘を見抜ける便利さも良しあし……
嘘の重さ、冬村と三田の約束
冬村『あんたがビクついてるウソが
その中でもどれだけちっぽけなものか、教えてあげる』
教室で丸形フラスコを並べあげ、ウソで次々と割ってしまう冬村
のみならず破片に拳を突き立てた
突き立て続けた
このくらい本気のウソだけ聞けばいいんだと
雑音なんか無視しろ
そう言いたいがためだけにやってるのか!?
破片が拳にめり込むまで殴り続けた
冬村『小野のことなんてどうでもいい』
略『さっさと忘れて、前に進もう!』
あまりに痛そうだけに強烈
このくらい「自傷するウソ」にだけ応えろと
そう物理的に見せているのか
冬村『小野は死んだ、そういう事にしよう!皆で消し去ればいい!!』
冬村は、思ってもない事を言い続けた
小野は死んだがどうでもいいと
そのウソが痛い、"ガラスの痛みがマヒするくらいに"ウソ自体が辛いと言ってるのか
そのくらい本気じゃないと聞く必要ないんだと
冬村『三田……、約束する
あたしはこれくらいの覚悟がなければアンタに嘘はつかない!
だからアンタもサンタクロースなら…』
『吐く側も傷付いてるようなウソじゃなきゃ
全部無視しろ!!』
最後は血まみれ、ガラスまみれの拳を三田の胸に突き立てた冬村
三田、胸に刺さるくらい響いたか
以降も「落ちる能力」は消せないとしても
疑心暗鬼はきっと和らいだ……?
軽いウソなんて気にしないでいい
そう胸が軽くなったんでしょうか
三田『(これが俺の「学生生活とサンタクロースの両立」ゥ……!?
心臓が……、もたねえ!?)』
際し、胸をガラスで貫かれて赤い血が広がった
それだけでサンタ変身へ
正体バレしやすくなっているのでは?
ただ、ちょっとの赤でもすぐ変身できるんだと
そう思えばメリットでもあるのか
深夜の再会
三田『小野……、だよな?』
治療に四時間かかり、教室に戻ると小野が!?
しかし驚いた顔して無言で逃走
三田がサンタになって追うも消えた
一体なんだったのか
学級会で小野が生きてると、それも「冬村が」追及したせいなのか?
まさかあの場にいたのか?
本作、三田がサンタに変身できる
同様かつ逆に、老人が若者に変身するケースもいるんでしょうか?
また学園長のような「若作り」もできる
できないでもない
見た目で判断するのは危険なんですかね
冬村、その反応は
冬村『さっきのって小野だったよね……?
完全に小野だったよね♪』
略・三田『(どうして逃げたのかとか、何があったのかなんてどうでもよくなるくらい
冬村は小野を……!!)』
事後冬村がどんな反応か動揺したオッサンダ
しかし冬村、笑った
小野が生きてて、嬉しかったのか
とかくひねくれ読みにくい冬村
しかし小野に対してだけは本当に純粋
ただその純粋さ、危うくも感じますが……?
三田『(女の子の笑い声を聞いてると
ヒヤヒヤする事がある
たまに泣いてるように聴こえるから)』
『(だから隣に座って、俺はずっと耳を澄ましていた……)』
本当に笑っているのか
実は泣いてないか心配で聞き分けようと?
女子と同じ教室でも、自主隔離に近い距離をとっているのが本作の男子たち
冬村、女子の笑いに聞き入る三田
泣いてるようにも聞こえると
それはただ、そう聞こえるというだけか
はたまた冬村、実は泣いてるのか?
何も落ちないならウソではないのでしょうか?
赤衣の学園葬
三田『(俺たちが小野と遭遇した二日後に、このタイミング……!?)』
突然小野を学園で弔うと言い出した学園長
この時代、弔いの色は赤
しかしこのタイミングで葬儀かと怪しむ三田達
問題は学級会?
それとも再会したせい?
学園はあぶり出すのが目的なのでしょうか
狙いはサンタのようですが……?
大渋学園長『子供の死は、明るく送り出すべきだからです』
『超少子化社会において
価値のある若い魂のまま天に召されることは
傷ましいと同時に
非常に尊い事でもあります』
略・三田『(この学園はやはりおかしい!!)』
サンタになることで違和感を持てたという三田
既に、葬式が黒礼服だったのは遠い時代の話
もはや歴史の一部
赤衣が普通
その理由は若く価値ある命の死、"明るく弔う"為なんだという学園長
若い命はごく少ない、大きな価値があるんだと
ですがサンタも赤衣
サンタの色だと忘れさせ、上書きしたいのか?
冬村『ブチ壊すよ……、この葬式』
“爆破”しようぜ、爆弾は自作な!!
こんな会、爆破してやると爆薬持ってきた冬村
第一話の自作だったの!?
煉獄とか沈めちゃうの!?
こうやって「小野の件など、反抗的な生徒をあぶりだす」のも目的なんでしょうか
これが最新世代の学園闘争……
サンタ狩り、赤衣の特捜隊
大渋学園長『サンタクロースを捕獲するチャンスだからだ!』
冒頭ヘッドショットしてましたが、捕獲なんスねサンタ
前回ラストで言及した赤衣の特捜隊が出陣
今回スタッフとして密かに参加
やはり目的はサンタ狩り
サンタ狩りだぜ
サンタに関わる冬村が、小野の生死にこだわってるからこんなことしてるのかね?
それとも小野はかなり重要人物なのか?
柳生田三郎『(主戦力っても、二十年前に現れたサンタクロースに
深手を負わせただけだ……)』
親が重傷、三田が生まれ力が継承されたのか?
特に期待をかけられてるのが柳生田
しかし柳生田、やる気がない
他人にではなく独り言で、やる気のなさを吐露
すると本心か
或いはやる気がないんだと、ウソを自分自身に言い聞かせているんでしょうか?
三田の能力で測定して欲しい所
三田の決意、三田の告白
柳生田『(なんか甘酸っぺえ雰囲気だな~、黒髪の子が好きなのか?
頑張れよ少年!)』
柳生田が一人サボってると、三田・冬村・甘矢のサンタトリオの話を立ち聞きする事に
ついつい聞き入る柳生田
いいおっちゃんだ!!
すっかりくたびれきったところといい
かなり視聴者に近い気が
共感させてくるオッサン
それともそれもウソ、ミスリードなのか?
三田『俺にとってあの夜見た事よりも
冬村が笑った事の方が
よっぽど奇跡だったんだ』
『……ってゴメン、こんなこと聞いたら余計に笑いにくくなるよな?』
略『でも、サンタクロースの呪いが解放された時
俺、決めたんだ』
柳生田『(うんうん! 何を?! この流れで告白か!? いけ少年!)』
三田『これからきっと
しんどいこともたくさん待ち受けてる
そんな予感はしたけど
それでも……』
『俺がまた、冬村を笑わせる!
その為に俺は、サンタの末裔に生まれたんだと思う』
三田、冬村を笑わせたいんだと告白
ドキドキさせられますね!
相手が冬村だけに!!
これまで、サンタの本能ゆえに「いい子」冬村の力になりたいと描かれてきた三田
でも今回、明確に三田自身の意志
またそも、小野を探したいのは冬村の意志
これが三田のゴールラインか
冬村『三田……、私からも言わなきゃいけないことがある……
私……』
対し何やら言いかけた冬村
ちょっとホッとしました
正直、三田をバッサリ傷つけそうでハラハラ
しかしちょっと風向きが違う?
実は「サンタを殺す側」の人間なのか?
柳生田『聞いちゃったもんは仕方ない
涙を押し殺して
サンタ捕獲とさせてもらいますよ?』
『ホント……、お仕事ってつらいよっ』
しかしサンタサンタと口走る三田を、柳生田は捨て置けず拳銃で狙撃
的確に出血、変身させサンタと確信へ
仕事を忘れていなかった!!
遂に「敵」に正体がバレてしまった三田
しかしこのおじさん、やる気なさげですがホントに敵なのか?
和解可能ならバレても問題ないですが……?
どうも赤衣が変身条件と「特捜隊」にバレてる
たぶんだから柳生田は、敢えて腕を撃って「赤衣にして」変身するように促したんでしょうね
であれば三田、葬式に出席しないのも危うい
赤衣を着ない時点で怪しまれる
また冬村はサンタに詳しい
冬村、特捜隊側の人間だったりするのか?
次回、第4話
SANDA 感想 2025年10月
SANDA 第1話「全てが眩しい これが老いか」
SANDA 第2話「飴と鞭とキスと刃と」
SANDA 第3話「果物燃えれば甘くなる」
ディスカッション
コメント一覧
まだ、コメントがありません