SANDA 第4話 感想[求められる子供像]少年よ神話になれ ネタバレ
SANDA 第4話「教科書突き破りしゼウス」感想
公式あらすじより引用
体育館で小野の葬儀が行われる中、サンタは赤衣の特捜隊・柳生田と戦うも、自分の危険な能力に怯え、力を発揮できずにいた。だが柳生田の「サンタは子どもに夢や希望を与える存在」という言葉に自信を取り戻し、再び立ち向かう。戦いの最中、拳が体育館の屋根を突き破り、全裸のまま生徒たちの前に姿を現すことに……。
毎週土曜深夜2時53分よりAmazonPrime配信
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#4
あらすじ公開꧁ ────꧂
──サンタさん、友達を見つけてください──
第4話【教科書突き破りしゼウス】
10月24日(金)25:53から
MBS・TBS・BS-TBS
アニメイズム枠他にて放送開始!#SANDA pic.twitter.com/eB5fPvaNN8
— TVアニメ『SANDA』公式 (@sanda_anime) October 21, 2025
葬式と“教科書”、三田が恐れた事態
あーもうめちゃくちゃだよ!!
サンタを神だと誤解し盛り上がる子供たち
少年が神話になっちゃった…
大人による徹底した管理教育が判明
大人は夢も希望も取り上げていた
だからこそ子供は娯楽に飢えている
大人の教えを破った神、すんごいサブタイだわ
盛り上がる子供らが年相応で微笑ましい
次回メインの二胡は、結婚相手を管理され娯楽のない「現代っ子」の縮図なんですな
また小野は意図的に悪い子になっていた
結果、消されたのか自ら抜け出したのか……?
キスすら結婚まで許されない社会
やたら半裸な三田は、歩く性的タブーそのものでもあったのか
ましてや自らキャストオフ!!
三田くん時々行動力天元突破しますね……
三田が恐れていた事態
冬村が「サンタ」に好きと告白、これを恐れていたと三田が述懐する事に
そっちに惚れたら困る的な?
サンタ状態では冬村が子供にしか見えない
彼は子供には手を出せない
冬村に惚れられても、手を出せず生殺しになってしまうから的な?
距離感一気に近付いたねお二人さん!
三田とサンタと葬式騒動
結局柳生田、何故かサンタの正体を隠蔽
サンタは意図せず小野の葬式をめちゃくちゃに
突然の非日常に生徒は興奮、サンタを「神のおっさん」と誤解しファンになってしまいました
これサンタの能力には補正出るんでしょうか?
おっさんと思われてるからダメ?
冒頭 サンタが大人に追われる理由
柳生田『このマークに見覚えはねえか……?』
知ってるだろう?という前提で語る柳生田
まったく知らない三田
またも何も知らない三田
赤衣の特捜隊・柳生田にサンタになったところを目撃、撃たれてしまった三田
三田、追われてると知らない
突然襲われた事にただただ困惑する三田
三田はつくづくサンタを知らない
周りの方がサンタを知ってるぜ三田!
三田『わ、悪い!? まだ力加減がわからなくて……』
パワーを持て余し、柳生田を吹っ飛ばしてしまう三田
強力を持て余す
邪悪五大神にでも愛されてるのかい?
三田、股間の悩み
三田『(ある……、ちゃんと大人のヤツが……、見なかった事にしよう!)』
『(俺って……)』
『なあ!? やっぱり俺って危険人物なのか!?』
金的を喰らい股間に悩んでた事を思い出す三田
股間まで大人になってて見て見ぬふり
つくづく大人の自分が嫌
この場合、三田はかわいい子供である自分が好きだから「大人」が嫌なんですね
これも老いと若さのテーマか
柳生田『子供に夢や希望を与えるような存在は、この国にはもういらないんだ……』
不意を衝いてバーベルで殴り飛ばし得々と語る柳生田
サンタは子供に夢と希望を与える
それがダメ
現在の、型にはまった子供を量産する教育と相反するから
いわゆる学校教育問題の極致か
少子化に対応すべく管理社会が行きついた果て
少子化が招いた子供管理社会
柳生田『決められた教育、決められた結婚、決められた生活をこなして
この終わりゆく国に絶望して……
言うとおりに動く子供だけが必要なんだ』
見方を変えれば、統治の為に少子化を利用してるのか?
とまれ少子化を防ぐため、徹底的に効率化が進んだ
結果子供は管理され自由を失った
筋が通ってるし失敗してる
視聴者から見れば少子化の加速要因
しかし当人たちにすれば、それが当たり前だから気付けないんでしょうか
大人たちも「そうして育った」世代みたいですし
三田『自分の姿が疑わしくて、この姿の時は鏡を見ないようにしてた……!!』
あまりに悪人面、戦闘仕様すぎて疑ってたのか
納得したサンタ、脱いだ
何故脱ぐ?
全裸になることで、大人の自分を肯定したのか
大人股間の肯定=自分の肯定的な?
サンタ『そういう事なら……
俺は胸を張って!
この身一つで子供たちの為に存分に戦えるじゃねえか!!』
本当に「その身一つ」にならんでも!?
大人に追われ、サンタは悪人かと疑った三田
元々サンタ化した自分が嫌だった
しかし話を聞き「大人」こそ悪と納得
戦うサンタ、大人の自分を肯定できたのか
なんて凶悪なご面相なんだ……
『目がイキイキしてると嫌われるよ~? 死んだ目、死んだ目♪』
並行し、子供は死んだ目であれという教育が描写
すると“嘘つき井沢”は変人
まだ大人の言いなりになり切っていない
ただ彼女、キャスト欄でモブ同然
その他大勢枠なのかね
冬村、神話が現実になっていく
回想・小野『ねえ冬村さん、男の人の裸って本当にこんななのかな~?』
サンタ、全裸の異性にショックを受ける冬村
それほど異性との接触が制限
結婚は政府が決め、キスも結婚まで許されない
異性の裸なんて神話に等しかったと
そんな「神話」が、三田との出会いで「現実」に変わっていく様にショックを受ける冬村
冬村、それほどショックを受けていたのか
小野『駄目って言われると、余計気になっちゃうじゃーん♪』
小野は好奇心旺盛で、発禁となった美術本をポルノみたいに用いていた
全裸の異性の彫刻が見れるからだと
もはやミケランジェロは発禁
とんだ暗黒時代じゃのう!
冬村『(しょせん私たちには「神話」だ……
神話のはずだった……
サンタクロースも大人の全裸も、人のぬくもりも……
ときおり心に立つ荒波のようなものも
全部、現実にはないものだと思うようにしてた……)』
略『(三田と出会ってから……)』
『(私の中の神話が、みるみる現実になっていく!?)』
当時、禁止されているキスをしようとした二人
しかし小野が迫り、冬村が引いた
小野はたぶん好奇心から
冬村は好意から?
好きだからこそ怖気てしまったんでしょうか
こういうとこも関係の危うさを感じますね
冬村の好意が一方的っぽくて
柳生田『(おいおいほぼ不死身なんて聞いてねえぞ!?)』
Exactly(三田もでございます)
かつてサンタに重傷を負わせたという柳生田
柳生田はサンタ狩りのプロのはず
しかし不死身っぷりに困惑
三田が特殊なのか?
それとも柳生田が戦った、かつてのサンタクロースが弱体化しきっていたのか?
当時はただのコスプレ爺さんだったのか……?
サンタvs.おっさん
柳生田『はっはっは……
サンタさんが戦うのは「馬鹿げたおとぎ話を信じている子供たちの為に」か……』
受けているのは捕獲命令、意図的に急所を外して柳生田は撃っているんでしょうか?
いくら撃っても倒れず弾切れ
遂に銃を捨て殴り合いに
徒手空拳でも戦えるのかオッサン!
こいよサンタ!銃なんか捨ててやるからかかってこい!!
逃げるかと思ったので意外!!
柳生田『ならば俺は!金の為!名誉の為だろう!!』
柳生田、戦う理由は富と名誉だと
徹底的に俗物
いや、そう自分に言い聞かせているのか?
心の中の子供を黙らせようとしてる?
ただ本当に俗物なら「命あっての物種だ」と逃げるんじゃないでしょうか?
おじさんそれ本当に本音?
大渋学園長『この葬儀では「手を合わせる」という行為をしてはいけません』
『お祈りとでもいいましょうか……
幼いうちは神様や典獄の存在を信じたくなるものですが
時間の無駄です』
三田『子供が何を信じようが勝手だろ!信じるものくらい、自分で決めさせろ!』
大渋学園長『そんなものを
長い歴史の中で信じてきたから
人間はここまで落ちぶれてしまいました……』
『超少子化社会を生き抜くために無駄を一切排除して
この葬儀では
彼女を笑顔で送り出しましょうっ』
本作の教育論、肝は「無駄を排する事」か
葬儀は必要なセレモニーなんですな
他方小野の葬式では、学園長が「小野の死は寿ぐべきことなんだ」という教育論を展開
死んだ事で永遠に若いままなんだと
超少子化、若き死には価値がある
それに「祈る」なんて時間の無駄だと
だから手も合わせない
大事なのは「効率化」だと
こんな教育だと自殺者とか出そうですが……?
自殺予防はしっかりしてるのかね
洗脳レベルでしっかりケア?
教科書突き破りしゼウス
三久『か……、神さま?』
勢いあまって天井を破り、小野の葬式祭壇にスーパーヒーロー着地をキメてしまう三田。全裸で。。。
裸をご禁制とする社会に全裸で降臨
子どもらは神さまかと誤解
大人の教育=教科書を、神が破ったんだと?
なんてサブタイだい!
大渋学園長『(生徒に多大なトラウマを植え付けてしまいかねぬ!?)』
本来今すぐ銃撃し、蜂の巣に出来るものの
それでは子供のトラウマになる
トラウマゼロ教育上それは駄目
そりゃ間違いない!
皮肉にも堂々と全裸で表に立つことで、サンタは学園長たちが手を出せない状況になったんですね
本当ならダインスレイヴ打ち込みたいでしょうに
三田『……とにかく元気でいて欲しい
じゃないと困るんだ、必ず見つけてやる……!!』
茂木『この葬式どうなってんの……?
神様が参列してるよ……!?』
困惑した三田は壊してしまった祭壇を丁寧に整え、小野へ手を合わせて幕
神が葬儀に来たと生徒は大興奮
全裸で
三田くんの人の良さを感じるエピソードですね
大渋学園長は脳を破壊されましたけど
聞いてなかったから丁寧にタブーを犯してる……
少年が神話になった
模擬『ヤツは消えたんだ……、爆発と共に!』
神か…、爆発と共に消えたつまらんヤツさ
結局その場は、冬村が爆弾で離脱させてくれたそうな
爆発オチサイコー!!
翌日以降、学園は神の話題でもちきり
皆娯楽に飢えてたんだな……
悪ノリが「子供らしくて」微笑ましいですわ
皆、きっと盛り上がれる何かが欲しいのね
三田『(一度心を許した相手には、かなり距離が近くなるタイプっていうか……?)』
三田、冬村が急に距離を近づけてきたと困惑
小野と同様に心を許した?
心を許すと物理的に距離が近付くタイプ
本作の価値観だと距離感バグがすぎる……!!
柳生田が一息入れるシーンが昭和すぎて懐かしすぎる#SANDA pic.twitter.com/RZvUCwAbhV
— さよなき (@a_tranquil_time) October 24, 2025
柳生田『逃がしたサンタクロースはデカすぎたぜ……』
特捜隊の柳生田は、上司へ報告しなかった
三田の正体を伏せる事に
口振り通りなら手柄を独り占めする為なんですかね
とまれおかげで露見は防げたか
三田『俺が、責任とらなくちゃ……!?』
甘矢『(三田って実はめちゃくちゃ真面目だよな……
サンタクロースの気質というより
三田自身の性格だ、きっと……)』
前回に続きノイローゼになる三田
今度は神のおっさん流行問題
自分がなんとかしなきゃと
その苦悩に、甘矢はその責任感の強さが三田本人の性格なんだと見て取ります
愉快犯的な甘矢と対照的か
本作は色々「サンタの特性」に引っ張られがち
それが三田らしさを引き出しもしてるのね
冬村の想い、三田が恐れた事態
冬村『……この姿の三田が好き』
三田『『(俺が本当に怖がっていたのはこれだ……!?)』
放課後、どこか青春っぽい時間を過ごす二人
しかし冬村が「サンタ」に告白
そっちかぁ……
いやこの場合、親に向けるような感情なのか?
やたらと抱擁を求めた冬村
サンタが「子供にしか見えない」ように
彼を大人として認識してるのか?
三田『(子供に頼られる事、大人の役目を果たす事……
それが冬村の前だと
こんなにキツいなんて……!?)』
『(いや、そんな事……、思っちゃいけない!!)』
三田が恐れていたのは、サンタが冬村に好かれるという事態
サンタは冬村が子供にしか見えない
子供には手を出せない
14歳の感情と入り混じって生殺し状態に?
恋愛になれないのか
サンタだからラブコメにならない……!!
大人と子供の狭間
冬村『もう一度……、ぎゅっとお願いします』
略『(……14歳の冬村は、子供と大人を何往復してるんだろう?
そして、俺も……)』
略『(あと何往復したら、身も心もサンタになれるんだろう?)』
『(俺たち、まだまだ先は長そうだ……)』
本作は中学生、大人と子供の狭間の年齢
その体現が冬村か
彼女は子供のように甘えたい
しかし理性が強く、これじゃダメだと律しようとする
三田の悩みを聞こうと大人ムーブもする
子供と大人の間を反復横跳び
少し極端な、でも本当に「普通の子」なんですね
爆弾とか作れるけど普通の子なんだ……
二胡『でもまあ結構楽しかったね~?
ああ~~……、あんぐらい刺激的な事やってくれたらいいのにっ』
『私のクソ婚約者も♪』
あ、この世界では普通のことなのか
他方、退屈しきっている女子・二胡が焦点へ
彼女の婚約者とは?
子どもは管理され、結婚相手も決められている
その象徴となるエピソードか
えらく思わせぶりな描写
するとメインキャラ甘矢? まさか三田の婚約者?
次回、第5話
SANDA 感想 2025年10月
SANDA 第1話「全てが眩しい これが老いか」
SANDA 第2話「飴と鞭とキスと刃と」
SANDA 第3話「果物燃えれば甘くなる」
SANDA 第4話「教科書突き破りしゼウス」












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