グレンダイザーU 第10話 感想[マジンガーX]テロンナの本音 どいつも結局デュークを好きになる!! ネタバレ
グレンダイザーU 第10話「立ち上がるエックス」感想
公式あらすじより引用
甲児たちは新型マジンガーを起動させ、ついに反撃を開始する。一方、逢神島にはデュークを狙う仮面の男が待ち構えていた。対抗するため一時休戦するデュークとテロンナ。
Amazon Prime 毎週金曜26:00 配信
https://Twitter.com/grendizer_anime/status/1831982242689892864
https://Twitter.com/yuukihagure/status/1832100036194492892
カサドとの因縁に幕? 事態打開の切り札
起動!マジンガーX!!
待望のノンクレジットOPも配信
水木一郎氏がご存命なら「エーックス!!」と叫ばれたのでしょうかゼーット…
ZからX? と世界規模で首を傾げさせた強化型
機体シルエットがXに変更したのね
テロンナとカサドの本音も炸裂
奇しくも揃って、大好きで大嫌いだったのか
特にテロンナは恋心だとほぼ明示
デュークが、僕はルビーナに結婚を申し込むと、婚約名所にテロンナを呼び出す場面も
内心ドキドキしてたらしいテロンナ不憫
鈍感すぎて残酷でさえある
次回サブタイを冠するのも危うい
スーパーロボット マジンガーX
甲児くん『見たか……、これが俺たちの!! マジンガーエックスだぁ!!』
お爺ちゃんのマジンガーから、皆のエックスへ
奇しくも祖父の時と同じ「遺産」となった
前回曰く、エックスは新型動力との接続に一週間必要
ですが回路を省略し低出力で起動成功へ
しかし出力三十パーセント
となるとテクニックで勝負かと思いきや、パワーで押し切って研究所奪還へ
パワーアップの度合いエグくない!?
技術的に大きく劣ったはずも、グレンダイザーの技術開示による成果か
つくづく技術の相性が良かったんですな
光子力に応用性が高かったとの事
研究所職員はほぼ全滅
弓教授も致命傷らしい傷を負い安否が気遣われます
これまで憎まれ役だったも、自ら犠牲になるくらいの覚悟がある
ただただ大局の為の憎まれ役だった
カサド、念願のグレンダイザーへ
カサド『さぁて……、僕のものになれ! グレンダイザー!!』
もちろん暴走しました
彼はスターカーなので防衛システムが無反応
以前もそれを利用して奪う寸前
今度こそグレンダイザー強奪に成功へ
ヒカルは、彼を正統継承者に育てるつもりだったらしいも中途半端な状態
結果、彼女の手で処分されてしまいます
ただどうやら苦しみはこれから
つまり死んでいない?
改心フラグなのか……?
彼は仲間だから助けたい
同じスターカーだからか
そんなに仲良かったの!?
作中はデューク両親を殺すなど、常に敵対し続けているように見えた二人
前はそれなりに仲良かったのか
そういうとこも箱入り王子なのでしょうけど
仇だと言ってたのに意外でしたわ
謎の巨大結晶は、フリード星のものとそっくり
改めて同根である証か
その辺いよいよ語るんですかね
ヒカル『中途半端にしかならなかったわね………』
カサドに資質を見出し、神へと育てようとしていたヒカル
しかしカサド自身が拒否
あくまでデュークを見返す手段だった
グレンダイザーさえ手に入ればどうでもいい事だったか
ただ中途半端とはいえ資質を手にした
強くなって戻ってくるフラグでしょうか
ヒカル、生身で反重力ストームを使うだけでなく粒子となって瞬間移動まで
ただの瞬間移動か幽霊みたいなものなのか
デューク達も発光して超人化
両者の力は同じものなのか?
カサドが驚いてた辺り、ヒカルの方がより源流に近い存在なんですかね
昔の種族そのものとか?
テロンナの回想、彼女の真意
カサドに追われたデュークは、気絶したテロンナを庇って地下に逃げ込む事に
脱出へ手を組もうという久々の共同戦線
ようやくテロンナの素顔が垣間見える回か
彼はヒカルの庇護下にある時、正体を隠すために仮面を身に着けていました
あの姿で光子力研と接触していたらしい
ただ視聴者視点では常にヒカルと一緒
特に正体を隠す必要がある場面はなかった
尺があれば、あの姿でデュークと交流するシーンとか描けたのかなと思うと残念
スペイザーがいきなり味方機と認知されてたり
話数少ないので詰め込み気味ですね
テロンナ『なんだ? いきなり呼び出して……』
『それに……、ここがどういうところだって、解ってて呼び出したのか?』
デューク『もちろんさ!』
『一番大事な想いを告げて、契りを交わす場所だ!』
だからテロンナに、その妹ルビーナへ婚約を申しこむ決意を伝えに呼んだと
残酷なのでは大介さん?
テロンナ、色恋沙汰ではないと明言しているも
今回を見る限り愛情にしか見えません
テロンナ、もしや自分へ告白するのではと微かに期待して現れたらしい
さすがにどうかと思うよ大介さん……
デュークは性別を全く気にせず、親友だと思って接しているらしい
しかしテロンナの方はそうでもない
二等辺三角関係がすぎる
テロンナ『(そんな顔……、見た事がない……)』
『(その顔を、なんで私に……!!)』
ルビーナに向ける愛情がこもった表情を、自分にも見せて欲しかった
大会後、ルビーナに駆け寄られたデューク
ルビーナに向けた表情は特別
デュークと常に鍛錬し、彼と長い時間一緒に過ごしているテロンナが見たことない表情
距離が近いだけにショックだったと
オスの顔しやがって……
逢神島の秘密・ご先祖の正体とは
ヒカル『逢神島の英霊たち、遥か未来から来たご先祖様……、封印を解かせていただきます』
言って、巨大なクリスタルを隆起
より強大な力を使いこなす事に
そのクリスタルはフリード星のものとそっくり
両者が同文明である証か
にしても台詞通りなら、グレンダイザーを残した文明とは未来人という事?
であれば遥かに進んだ科学力を持つのも納得
遥か未来で宇宙が危機に陥ったとか?
その回避に訪れたとか?
ガンダル司令『よくやったブラッキー!』
ブラッキー『やりましたよォ~!』
とコミカルなやりとりではあるものの
ガンダル艦隊攻撃でほぼ皆殺しに……
個人レベルでは甲児くん、大介さんたちが数人まとめて蹴散らしているものの
研究所職員は一方的に鏖殺
ほぼモブ扱いもやるせないですね……
というか本作、所員がほとんど描かれないのはこの流れがあったからか
視聴者へのショックを和らげるため?
甲児くんの性格上みんな親しいはず
ほぼ全滅とはショックだ……
テロンナ、怒りの理由
テロンナ『お前がグレンダイザーを暴走させた時だ!
あの時、私を頼っていればこんな結果にはならなかったはずだ!』
実はとっくに暴走だと理解していたテロンナ
ずっと頑なにウソを言うなと主張も
実は彼を信じていた
マリアやルビーナと一緒か
デュークの性格上、虐殺などするはずがない
それは解ってて怒ってたんでしょうか
本当は信じてくれてたと知った為か、素直に反省するデュークフリード大介さん
フリード星首都を滅ぼして「逃げた」
でも逃げずに頼ったら?
頼って欲しかったんですね
『お前がどんな過ちを犯したとしても……』
もし頼ってもらえたら、一緒に罪を償おうと必死になっていたんでしょうね
そうしなかったから怒ってたというべきか
多分ずっと思ってたんでしょうね
彼が故郷の首都を滅ぼしたと聞いた時も
それが暴走だったと聞かされた時も
だったら頼ってくれればと
そう思って怒り百倍だったんでしょうか
テロンナ『お前にとって親友とは何だ?』
略・デューク『大切な存在、かな?』
略『親友には背中を任せられる
互いの姿が見えなくてもそこにいるだけで安心できる
言葉なんていらない……』
大介さん、今まさにめっちゃ言葉を求めて来るテロンナにそれを言うのか
だいぶ質問が暴走してた気がするテロンナ
曰く婚約者と親友どう違う?と
対し真面目くさって答える大介さん
要は信頼してるという事
だから迷惑かけたくなかったのかね
『ルビーナとは、一緒に前を向いて進んでいける、このあいだ会ったとき改めてそう思った……』
『僕に、共に進むべき未来を示してくれた……』
文字通り向き合い方が違う
親友は向きが違う、互いの生きる道を尊重する間柄って事でしょうか
対し婚約者、伴侶とは共に歩む
ですがテロンナは頼って欲しかった
きっと共に生きたかった、どんな罪を犯していようと共にと思ったでしょうに
改めて不憫な……
弓教授の献身、立ち上がるエックス
弓教授『あのマジンガーは、失った仲間達と作り上げた希望だ……、地球を救ってきてくれ!』
弓教授、致命傷らしき傷を隠し送り出す事に
彼は大介さんを冷遇したもの
彼自身は地球の為に命を投げ出せる男
やはり全ては地球の為か
とまれ元々祖父の遺産だったマジンガーは、仲間の遺志をも背負う機体へ
出力三割程度なのに無双!!
よっぽど基礎設計が優秀なんですな
びっくりしたのはスペイザー以上に無双した事
もちろんポジション的には納得
ですが性能上、本作のスペイザーは旧作と違って謎文明が直接遺した機体
技術的にグレンダイザー同等のはず
それより強く見えるのは意外でした
出力が低いですし、てっきり今回は戦闘経験を活かした立ち回りをするのかと
関節から謎発光する場面も
やっぱりストライクフリーダムガンダムじゃないですか福田総監督!!!
単に黄色じゃなくて光ってるよ!!
デューク、カサドへの想い
デューク、テロンナと連携しカサドを迎撃
結果ますます彼を逆上へ
というのも二人が仲違いしてると思ったのに、仲良く連携したので余計キレたらしい
一旦妙に冷静になったのが怖い
カサド『どいつもこいつも! 結局デュークを好きになる!!』
今回のパワーワード
いやホントそう
言い換えれば、誰もがデュークを選んでしまう
選ばれたいカサドにとっては逆鱗
彼は故郷では王子で、誰より優れた人間だった
でもデュークには敵わず嫉妬したと自認
もしかしたら故郷では誰より愛される、デュークみたいな人間だったのかもしれません
それゆえにねじ曲がったんですかね
デューク『それでも僕は助けたい』
『悪い思い出ばかりじゃない、カサドは仲間だったんだ』
仲間だったのか(視聴者視点)
スターカー時代はそこそこ親しかったらしい
これまで描写がなく、むしろ両親の仇として憎んでいる描写が強かったので意外
そしてこれが彼の人間性
優しさ、人間的魅力か
ただそれもまたカサドには辛かったらしい
カサド『ああ…、結局みんな好きにさせちまうんだよな……』
『そういうお前だから!!』
『大好きで大嫌いなんだよ!!』
カサドをも受け入れようとするデュークに、多分「好意」を抱いてしまったカサド
思うに大好きとは言葉通りか
カサド自身仲間として好き?
でも妬む気持ちがあり、彼に惹かれる自分を認められなかった感じ?
彼こそデュークが言った定義で「親友」になれたのかもしれません
いやそれともまだ遅くないのか?
しかし至近距離、無防備なのに頬を掠めただけ
すると殺す気はなかったんですかね
好意自体も本物なのかも
ヒカル『本当の孤独と絶望を味わいなさい……』
一度はカサドを見込んだヒカル
彼女はカサドを"罰する"事に
どうも即死でなく、超空間にでも放り込んで生き地獄に叩き落としたらしい
なら助かり、今度こそ改心するのか?
それともこれで退場…?
次回、第11話「テロンナ」
グレンダイザーU 感想
グレンダイザーU 第1話「砂漠に出会う二つの星」
グレンダイザーU 第2話「星の伝説」
グレンダイザーU 第3話「紅蓮の怒り」
グレンダイザーU 第4話「大空に輝く 愛の星」
グレンダイザーU 第5話「マリアが来た!」
グレンダイザーU 第6話「二人の王女」
グレンダイザーU 第7話「彼方より来たる」
グレンダイザーU 第8話「浅草の邂逅」
グレンダイザーU 第9話「光を覆う闇」
グレンダイザーU 第10話「立ち上がるエックス」
グレンダイザーU 第11話「テロンナ」
グレンダイザーU 第12話「ルビーナ」
グレンダイザーU 第13話「美しきこの地球のために【最終回】」
ディスカッション
コメント一覧
まだ、コメントがありません