逃げ上手の若君 第8話 感想[鬼心仏刀]ぼくらのかくれんぼ戦争 ネタバレ

2024年9月1日

逃げ上手の若君 第8話「かくれんぼ戦争」感想

公式あらすじより引用

諏訪領の北端・中山庄へと向かった逃若党。
そこで時行たちが出会ったのは、吹雪という名の一人の少年だった。
小笠原勢により大人たちを殺され、その後も襲われ続けている村を、遺された子供たちとともに守り続けていた吹雪。
逃若党は、兵法にも通じる吹雪と協力し敵を迎え討つ作戦に出る。
そして時行は、吹雪からある剣技を授かることとなり……。
対して村を狙うのは、「悪党」として恐れられた男・瘴奸が率いる、血に飢えた悪鬼ども。
新たな若き頭脳を味方に、時行はこの窮地を切り抜けられるか――!

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逃若党vs."悪党"瘴奸一党・開戦!!

逃げ上手の若君 8話 感想

大人の軍団を子供たちが罠で退ける、名作・ぼくらの七日間戦争みがあるエピソード!!

瘴奸、外道すぎて輝かんばかりであった

他人を殺すだけでは駄目

将来に渡り苦しめる事こそ愉悦

いや~乱世乱世

ですがどことなく、仏さまや親子愛など人道を深く知る人物だとも匂わせますね

そんな瘴奸に、時行様の「剣術」が炸裂する回

詳細は次回とは引っ張るなあ

お腹いっぱいになる外道さだった!!

冒頭 鬼心仏刀

時行『頼む……、守られるばかりでいたくない!!

吹雪に頼み込み、剣技を学ぶことに

頭を下げられる大将の鑑

天才・吹雪、時行の特性から「とある剣技」が最適だと語ります

それは刀の正しい使い方であり

また時行の優しさが要だと

故に鬼心仏刀

ラストシーンでは、フル武装してるはずの瘴奸に痛打を喰らわせていた時行さま

あの変な構えがどう活きたんでしょうか

「悪党」の猛威

ナレーション『悪党とは、土地を失い野盗と化した独立天国を築く武士たち……

略・瘴奸『侍として鍛え上げた心身を使い、下劣の限りを尽くす……

 何と甘美な悪党の宴よ!!

第一話以来、誇り高い生き様が望まれる時代だと評されるものの

だからこそ道を外れる愉悦がある

歴史で習う「悪党」は、鎌倉幕府打倒から南北朝に活躍したイメージが強いものの

今回はいわば野盗化した武士

その戦闘力、組織力は桁違いですね

また野盗として戦い続けている為、戦闘経験豊富で「武士」すら圧倒してしまいます

今回、地元の武士団も駆けつけてくれたものの

瘴奸たちと正面戦では完敗

さすが貞宗が認めただけありますわ

悪党の代表格と言えば

打倒鎌倉で活躍した楠木正成

いわゆる大楠公

どうも瘴奸、正成と面識があるらしい

彼もまた只者ではないのか

流浪の少年、天才・吹雪の戦術

吹雪『このまま殲滅も不可能ではない、敵が……、並みの兵だけなら

瘴奸本隊は防衛線の裏をかいて村に接近

しかし吹雪、裏をかかれるのを承知のうえだったので想定通りに戦いを進めます

瘴奸が有能だからこそ読めるのか

吹雪は十重二十重に罠で防衛

嵌った瘴奸隊はほぼ壊滅

それでも瘴奸以下四人が段違いで、諏訪家の武士団を圧倒してしまいます

強さこそパワーだった……

吹雪の策を読み正面突破する瘴奸

瘴奸『後ろの味方は助けるな

『夜の弓の命中精度じゃ全滅はしない……

考えた上で切り捨てるクレバーな外道

たとえば吹雪は、伏兵を使って挟み撃ちをかけたものの

瘴奸は寡兵の証だと看破し強引に突破

吹雪が水路をせき止め、足場を凍らせるも

瘴奸主力は味方を足場にして突破

瘴奸主力があまりに力技すぎる

ですが策を弄する者に対し、力で押すというのはやはり王道の戦術ですね

ひたすら前進する事こそ最善策か

策を敢えて無視した狐次郎と亜也子

が、フルアーマー瘴奸に苦戦

本当なら自分達で倒したい

時行を危険に晒したくない為か

しかし、やはり「普通に戦う」限りでは瘴奸を倒す事は出来ませんでした

二人とも天才ですが子供の限界か

「鎧武者」との戦い

現代から見れば古臭いものの

やはり鎧は強かった

いわゆる面・胴・籠手を、全て装甲しているので最小限の動きで耐えられる

実戦が洗練した合理性の塊!!

守らなくて良いぶん攻撃力が高いのか

亜也子の窮地にはヒヤヒヤしましたわ

奇妙に猫なで声になる瘴奸

瘴奸『おじさんは子供は殺さない

『歯と舌を優しく抜いて、右足の腱を優しく切って奴隷にするだけ♪

『それ以外は何もしないよ♪

最悪やないか!!

しかし「商品価値」が落ちそうなやり口も

枷をつけるより合理的なのか

また、一生逃げられない境遇に追い込むという彼自身の快楽があるからでしょうか

二人の役割は確認と誘導

時行がかわせるかどうか確認する事

万一を考えてか

実際尊氏という前例がいますし

そして「閉じ込める」事なのか

時行vs瘴奸、室内戦開幕!!

瘴奸『親を殺せばその一瞬が心地よく

 親を殺して子を売れば、その先までも心地良い……

『ああ…、あの子達はこの先ずっと生き地獄だ! 親と過ごした平和と自由は永遠に戻らない……、ああ…、可哀想…

『絶望の人生、可哀想!!

『……、そんな想いを巡らせながら、子を討ったおかげで酒を飲むとね?

『心がじんわり満たされて、心地よぉく酔えるんだ……

わりと人格者役が多いCV東地氏畢生

彼自身、よほど親と平和な日々を過ごしたからこそ楽しめるという事?

時行、対話にならないと再確認

次回、鬼心仏刀の真価へ続くと

敵もさるもので、元々「民家を襲う」事に慣れてるので室内戦でも思いのままらしい

その瘴奸に、見事に一撃を加えてみせた

彼の「常識」をどう上回ったのでしょうか

狐次郎、亜也子は更に幹部と激突

四人の主力の内、一人は奇襲で撃破

更に幹部・死蝋と激突へ

屍蝋現象を連想させる不吉な名

元々「四郎」だったのが、ハッタリで改名したみたいな人物なんでしょうか

吹雪は「腐乱」と激突

額に仏と書き、フランス国旗のペインティングをしている雑魚っぽい男

なるほどフランスで腐乱……

実はコイツが一番の使い手だと?

最強とは瘴奸も含めての事?

吹雪、一番強い奴は自分が請け負う前提で策を立てていたのか

軍師格なのに前線主義だこと!!

瘴奸『衝撃の事実を教えてあげよう!!』

仏様はねぇいないんだよぉ!!

前回、嘲り半分に南無阿弥陀仏と唱えた瘴奸

かつて彼も仏を信じてたんでしょうか

次回、その仏を冠する時行様の新技!!

優しいからこそ有効な技とは…?

次回、第9話「わたしの仏様」

マリア様がみてそうなサブタイ

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