来世は他人がいい 第11話 感想[付き合う理由は]だから始末に負えない!! ネタバレ

来世は他人がいい 第11話「成長したら飼えない獣」感想

公式あらすじより引用

染井家の墓参りを終え、霧島は染井組に招かれ和やかな時間を過ごす。皆でバーベキューを囲み、霧島とそっくりな若かりし頃の萼の話題に花を咲かせる。萼の数少ない友人である蓮二は懐かしい話を吉乃と霧島に話す。そんな中、仕事を終えた布袋が帰って来ると空気が張り詰める。蓮二から地下室に呼び出された霧島と翔真は、吉乃を巻き込み関西の地で行われた半グレ達との騒動について尋ねられる。

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大阪後日談、吉乃が霧島と付き合う訳

来世は他人がいい 11話 感想

サブタイ回収した椿、霧島は可愛げがあるのが手に負えないと評したものの

吉乃にも言える事だなあとしみじみ

例えば金属バットでカチこんだも

直後自滅してしまったり

つい可愛げがあるのが始末に負えない

彼女を振り回し、振り回される霧島と翔真

彼らもどうして苦労してますわ

霧島と翔真、地獄の頂上決戦

マジで殺りあう五秒前

ただ霧島、仕掛けた理由は「傷を隠す為」

翔真と殴り合うことで、染井組長(吉乃祖父)にやられた傷を隠したかった

吉乃を気遣ってだったのか

椿は気付いていたものの

これに限らず霧島は過保護

その典型が、先日由乃を守ろうとして出し抜かれた事件か

霧島は吉乃の護衛だからというのもあるも

あの過保護は本心からなんでしょうね

本当、きっと心から守りたい

だから壊したいのか

それが破滅癖ってものでしょうし

由乃が霧島と付き合う本当の理由

吉乃は翔真と付き合いが長い、霧島がそれを気にしているから

だからその差を埋めてやりたい

だから付き合うのだと

彼女得意の「筋」なんです

霧島にすれば、彼女が気にかけてくれる優しさ

そして同情めいたもの

彼女に気にかけてもらいたい霧島には、特に複雑なものなんでしょうね

嬉しくもあり不本意でもあり

吉乃と翔真

その由乃、翔真とならヤクザから足洗ってフツーに暮らしてもいいという

それ言っちゃう?

あくまでお互い、家族認識でしょうけれども

傍目には幼馴染カップルそのもの

ホントまあ椿風に言えば、"タチの悪い"可愛げって感じですわ

翔真、恋心を自認してない

或いは立場を気にしてるのか

傍目に惚れた弱みにしか見えないイイ男ですわ

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冒頭 墓参り

吉乃『ふぅん……、私もうすぐお父さんの歳越すやん

引き続き大阪、深山一家総出で墓参り

亡父はビビリで下戸だと昔話

毎度、吉乃を大事にしてる事が伝わります

それともこれもブラフなんですかね?

吉乃を囮にしてるのか?

もっともその場合も愛してそうですけど

翔真と椿

椿『ヤリチンに言われたァないんですけど? 大阪のオトコってホンマガラ悪いわァ~

翔真『やかましいヤリマンクソビッチ

墓参り後、若者四人で帰宅中

椿と翔真は犬猿の仲

椿は翔真に裸を見られ、そのとき彼が勃ってなかったのを根に持ってるとか

そこが大事なんだ……

めっちゃ自分磨きしてますもんね

余談ですが当時

回想・翔真『あン? 誰やお前、痴女か?

回想・椿『アァ? 見たんやったら勃てや?

貴重な、入れ墨を入れる前の翔真

見た目に今とあまり変わらない

ここ数年でモンモン入れたのね

モンモンモンですわ

霧島、例によって由乃に過保護も

椿『あらあら、お大人気ないわァ~

無言で吉乃をかっさらう翔真

いいよね……

ちなみにこれを見て、椿は「主に霧島が大人げない」と一言

霧島が見せつけた件ですかね

翔真がキレるくらい見せつけた大人げなさか

もっとも霧島も無自覚らしい

染井組・夏のバーベキュー

霧島『俺が一番由乃さんのこと愛してる自信あるんで!』

夜、組員で庭に集まりバーベキュー

アットホームなヤクザです

これを瞬時に凍らせた霧島

ヒャダルコだってここまで凍らねえよ

染井組長、深山総長の昔話

染井組長『素手のケンカステゴロもバクチも、アホみたいに強かったからなァ~

染井組長、霧島は祖父そっくりだと昔話

同じように考えが読めず、いつも笑顔からの急転直下暴力だったそうな

話のオチがいつも血祭りではと思わせる軽さ

うんうんそれは染井現組長が悪いね

なお霧島、深山の養子という関係

一般家庭で育ち、組の庇護を求めヤクザに

というのが表向きの立場

似すぎてるのは隠し子フラグなのかね

ほぼほぼクローンですわ

なお前回のじゃんけんについては

実は深山もジャンケン鬼強だった

前回、霧島はじゃんけんと言われ「勝った!」と確信していたらしい

それで変な反応してたのか……

君らどういう生命体?

もっとも提案したのは由乃

まさに飛んで火にいる夏の虫

大坂夏の陣じゃけえ

会後、組長に呼び出された霧島

染井組長『はン…、トラブルの多いガキやなぁ……

音が外に漏れない地下室、何も起こらないはずがなく

もちろん前回の件でボコボコ

霧島、予期して何も食っていなかったとも

食えないガキですわ

組長、笑顔のままボコるのが怖い……

染井組長『キョウスケが殺された時はどうにか抑えたけど……』

『そろそろオレも抑えきれん

 この際もう、お前でええ

『吉乃のこと、頼んだぞ

どうも染井組長、事件の本丸は理解

かつて東京の連中に由乃父を殺害?

以来組を抑えてきたが、もう部下を抑えきれないという事でしょうか

親友・秋目が黒幕と気付いてる?

抗争まったなしだと?

霧島との婚約もそれが理由?

第一話時点で一年以内に抗争だと想定?

戦場になる大阪から遠ざける為、東京に預けた形なんですかね

次回そこまで明かして幕?

成長したら飼えない獣

椿『霧島くんは気付かぬうちにゆっくり絞め殺してくるタイプっていうか……

他方、霧島には注意しろという椿

何せ恋愛経験値が違う

違いすぎる

ククク由乃は四天王最弱……

また吉乃は、性欲なら他に女がいるから大丈夫だろうと踏んでいるものの

あの気持ち、まさしく愛だ!!

それでも上には逆らえない気がしますが

椿『ほんまに、欲望に忠実に生きてるオトコやなぁ思って』

『そのくせ可愛げある一番最悪なタイプ……

『可愛いからって飼てたら、成長しきったときに食い殺されんで?

その点、吉乃も考えがあるとは言うも

サブタイは椿の霧島評

なまじ可愛げがあるので、好き勝手しても許したくなるのがクソだって事か

そして最初から好き勝手する気しかない

いつか酷い目に遭うぞ

ヒグマみたいなものか

絶対しつけ出来ないのに、幼い頃は可愛いから飼いたくなってしまう獣と一緒

本作メインキャラだいたいそうな気も

霧島と翔真、地獄の頂上決戦

翔真のタバコを貰った霧島『胸糞悪い味だな?

霧島が翔真を挑発、そのまま殺し合い

要点の一つがライター

翔真愛用のライターは、タバコやめろと由乃が刻んで贈ったものだそうな

ライターなら彼が喜ぶから贈った

吸うたび目につくところに書いた

変なところで合理的

翔真を心底大切にしてるんだなって感じる贈り物ですわ

それで吸ったらそら霧島ムナクソ悪いわァ…

霧島『どうして必死になって染井組長が由乃を守ってるのか気になりません?』

翔真『ならん

どうも東京、秋目は抗争の口実を狙ってるのか

挑発目的で息子キョウスケが殺された

次は由乃だと?

由乃婚約の発端らしき抗争は、ずっと前から燻り続けているんですね

その辺は主に第三話にて

霧島『いいように使われてるって気付いてます?』

霧島は、上に道具にされないよう注意してる

使い捨てられるのはごめんだ

しょせん利害関係にすぎないと

合理的な霧島らしい感性

ただ上も見抜いてそうではある

翔真『俺もウチも奴らもやらされてやっとるんちゃう』

『したいから勝手にしとるだけや

対し染井組は昔かたぎのヤクザ

利害であるも人情でもある

ちゃんと信頼しあってるんでしょうな

霧島には理解できない関係か

翔真『いいように使われとるのはお前だけやねん、クソガキ』

賢い霧島は、面従腹背であるも

でも咎められない程度、上には従わざるをえないわけですから

上は理解して使ってるだけだと

頭いい奴は御しやすい

合理的だから考えが読みやすいのでしょうね

霧島『彼女に選ばれたのは俺だ、あなたじゃない』

俺が勝った・・・・・

なおも舌戦も、そのまま殺し合い

最終的に霧島が包丁を提供

あくまで条件対等

後から“茶番"と明かされるも、どう見てもガチな殺し合いでした

たとえ頭では茶番と思っていようとも

互いに完全に殺す気だった!!

翔真『気付いとらんのか!』

『お前のこと好きになる奴なんかこの世におらんねん!

霧島『構わない、俺には由乃がいればそれでいい!

霧島、百も承知そう

由乃に好かれなくてもいいのだと

好かれなくても一緒に居られる手段を、あれこれ模索できるのが霧島という男

もっとも吉乃も只者じゃない

あの女なら好きになるよ!

確実にだ!

由乃『何やっとんねん!!

二人の殺し合いは殺す気の由乃で終了

金属バット全力スイング

常人なら死ぬ

まあ二人なら無事そうだし、このくらいやらないと止まらないですもね

実際止まった!

由乃『し、死ぬ~……』

しかし由乃転倒

足をねじってしまい、結果的にケンカを終了へ

この可愛げがズルい

由乃もやりたいようにやって自重しないし、変に可愛げがあって許せてしまうタイプ

その点、霧島と同じなのでは?

恋愛はともかく行動力は

由乃、こういう時は

由乃『制服どっか破れたら、相手の家行ってお互いに服縫わせてた

吉乃は、かつて翔真を「しつけた」時の両成敗テクによりケンカを仲裁

ケンカしたら相手と互いに服を修繕させる

翔真はそれが嫌でケンカやめてた

翔真、それはしつけができる獣

そして今回、霧島へ"しつけ"は

霧島『俺なら由乃のこと小突いたりしないっ

吉乃は翔真にデコピンするよう命令

以降霧島が説明を渋るたび、吉乃は自分がデコピンされるぞと脅します

由乃に甘い霧島専用の罰

アタマ張ってんなあ!!

霧島、ケンカした理由は

翔真が由乃の扱いが雑だと

大切に庇う霧島

ある程度放任、信頼する翔真か

またたとえば大阪編初期、吉乃の服を誉めなかったよね的な

確かに翔真は扱い雑ですけども

由乃、霧島と付き合う本当の理由は

由乃『あんたに

 わざわざ"カレシって枠"やったのに

 また性懲りもなく翔真にケンカ売りやがって

『アンタ、翔真のおかげで私のカレシになれたんやから

『そこ、はき違えンなよ?

対し由乃、いずれ付き合うつもりだったと告白

吉乃は翔真と付き合いが長い

その事に霧島は悩んでる

だから解消させる為に、配慮として付き合うくらいは考えていたそうな

霧島は、吉乃が俺を選んだと誇ったも

実は翔真と配慮してだった

さすがにこれはショックなのでは……

霧島、ケンカした本当の理由は

椿『他人ヒトの恋愛って楽しい♪

また帰り道、霧島は椿を送らされた

椿は霧島が「吉乃祖父からボコられた痕跡を、由乃に隠したかった」と看破

知れば吉乃が悲しむからか

本当「甘い」

とまれ椿、普通のカレカノやってみろと提案

彼女霧島を嫌ってたはずですが

多少は上方修正したのかね

その後の由乃と翔真

翔真『確かこの前別れた、ような? 気がする……?

なお翔真も彼女はいる、いた

椿曰くヤリチン

彼は由乃を女と見てないと明言

でもこのタイプ、まだ恋だと気付いてないだけって感じなんですかね

すんごく夫婦漫才してるんですが

由乃『アンタと一生一緒に暮らすんも、別にええかもな?』

やがて由乃、普通の生活してみないかと

足を洗って同居しようぜと提案

翔真も乗り気

互いにありえないと思ってるから、つい夢見てしまうパターンなのかもですが

こういうとこ熟年コンビですね……

そら霧島が嫉妬するわけですわ

次回、第12話

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