ユア・フォルマ 第4話 感想[握手]RFモデルの真実に幕 ネタバレ

ユア・フォルマ 第4話「後悔」感想

公式あらすじより引用

ファーマンの真の目的に気づいたエチカは、驚くべき真実を知る。それは、ハロルドに関する重大な秘密だった。

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RFモデルの真実、連続傷害事件に幕

ユア・フォルマ 4話 感想

考え方が違いすぎた博士たち、違いながらも歩み寄ろうとするエチカたち

ラスト、“歩み寄る"エチカが象徴的でした

二人の絆がまた結ばれ決着か

また事件を経てRFモデルはハロルド一体に

より特別な存在

真実を経て、改めて得体が知れなくもなった

ですが彼が対等であろうと、歩み寄ろうとするのであれば信頼できるのでしょうね

根柢の善意が大きな進展でしたわ

RFモデルの特殊性

RFモデルは人の脳を模した機械

神経模倣システム機だと判明

またつまるところ、敬愛規律とは「存在しない」まやかしのようなものだとも判明

ハロルドは、彼が思う以上に人に近い特別な機体だと判明した訳か

人工生命体と言いうるもの?

レクシーは謙遜してましたけれども

レクシー博士とファーマン

レクシーは神経模倣モデル開発が目的

ファーマンは制御不能となる事を恐れ、凍結とレクシーの失墜で葬り去ろうとしていた

目的はシステム自体を葬る事で、レクシー失墜は手段でしかなかったんですな

それら事実はエチカだけが知る事に

またレクシーも記憶消去というセリフが

本当に消去なら再製造不能?

ハロルドは唯一のシステム搭載機なのか

それが原因で追われることもあるのかね

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冒頭 学生時代の二人

学生時代のレクシー『この研究は私にとって特別だった

『だから最後の最後まで「特別なもの」だけを使いたい

『解かる?

『キミは私にとって一番特別なモノなんだってコト……

特別な機体を作る為に、特別な君の姿を使わせて欲しいと頼んだレクシー

彼が辿るよう頼んだ"古い記憶"

思った以上にイチャイチャしてましたな……

少なくとも傍目には恋人同士

しかし決定的に考え方が違っていた

エチカとハロルドにも相通じる関係だったのか

マーヴィンの真実

レクシー『だいぶ前に故障したマーヴィンを見つけたんだけど

 ブラックボックスに問題が起きていて

 私でも直せなかった……

『それでずっと、マーヴィンをあの別荘に隠してたんだ

略『凄いだろう?

『一か八かで幾つかのシステムコードに改造を加えてみたら、本当に動いたんだから

ハロルドは、あの辺にレクシーの別荘地があると気付いて向かったのか?

再び現在、RF三兄弟末弟マーヴィンは壊れていたところを博士が拾った

彼女にとって大切な機体なので"蘇生"敢行

その為に首を切断、リブの胴体と繋げた

まさかの蘇生目的だった!?

ファーマンも揶揄も、蘇生に必要だからやった

レクシーの考えは相当常識外れなのね

ファーマン監禁の真相

エチカ『マーヴィンにファーマンかれを攫わせ、監禁させて記憶を工作させようとした

レクシーは最初から、連続傷害の犯人がファーマンだと気付いて動いていた

前回も彼を監禁する為に逃がしたと

目的は彼の記憶改竄

本作ではすでに実用化されているのか

記憶をデータとして見れる訳ですしね

原因は「RFモデルの真実」

ファーマン『量産型アミクスとはそもそもの思考プロセスが異なる存在……

『人間の脳と類似した神経回路……

『"神経模倣システム"を併せ持つ全く新しい機械

 それが

エチカ『ロイヤル・ファミリー・RFモデル!?

エクシー『私は、誰にも作れなかったものを実現してみせたんだよ♡

ハロルドたちの正体は神経模倣システム

人の脳を再現した機体だと

学生時代に既に技術的に完成、RFモデルという名目で開発許可を取り付けた

単なる次世代機じゃなかった

根本的に別物だったと

博士は「作りたかった」から作った手合いか

ファーマンの動機

ファーマン『反対したんだ……!

『ブラックボックスの範囲があまりに大きすぎる!

対しファーマンは、行動を予測できない危険な機体だと考えレクシーに反対

いずれ人間社会を脅かす、その前に葬り去る為に事件を起こしたと

研究者引退も完成妨害の

そして「長兄」の事件で危険だと確信

自分がRFになりすまし、こんなに危険な機体だと喧伝するために事件を起こした

実際ハロルドは運用停止寸前ですもんね

目的はシステムを葬る事

レクシー失墜はあくまでその手段か

その真相は二人しか知らない

エクシー『国際倫理委員会なんて私から見れば無知な人間の集まりさ

AI委員会には偽の書類を提出して隠蔽

開発メンバーも、ダミーで誤魔化した

あくまで通常のアミクス、その進化型に留まると誤認させているんですね

どんだけズバ抜けた天才

それとも周囲も騙されたフリしてるのかね

ファーマン最大の動機、"後悔"とは

ファーマン『僕はずっと後悔していた……

 いずれ人間社会を脅かすかもしれないアミクスを世に出してしまったことを

『何より彼女を止められなかった事を

『レクシーに倫理を冒させてしまった事を!!

彼女の真意に気付けず止められず、倫理を冒させたこと自体への罪悪感

彼女への好意というべきか

二人はすれ違った

そして互いに歩み寄るつもりがないんですね

互いに自分の正しさを信じている

失望と好意と

レクシー『エイダン、昔はキミも私と同じだと思っていたけど

『特別に生まれついたのは私だけだったらしい

『私は

『自ら思考する事の出来る全く新しい存在を作り出したんだ……

レクシーと解かりあいたいファーマン

自分は特別だと強い自負を持つレクシー博士

或いは孤独感か?

だからこそ優秀なファーマンに惹かれ、彼の拒絶を今も引きずってるらしい

見下してるというには思い入れありすぎますわ

二人の譲れない一点

ファーマン『君とはやはり……、もう二度と解かりあえないらしい!

レクシーとファーマンはハロルドのコード解析結果を巡って物理的に激突

ファーマンは暴露し、RF型こと「神経模倣システム」を抹消したい

その解析機器がある大学で激突へ

やはり最後に物を言うのは拳だ!!

思わぬ形で選択をゆだねられたエチカ

レクシー『エチカキミだって、ハロルドが停止されたら困るだろう!!

データが入った端末は運悪くエチカの足元へ

ハロルドを守る為に見逃すか

社会の為に暴露して抹消か

どちらを選んでも正解とは言えない選択

これはあまりに難しい

ファーマンによる強烈な否定

ファーマン『エチカキミは何もわかっていない

ハロルドアレは確かに思考している

『だがその思考は、計算は、底知れない闇だ!

 到底人間ぼくたちに理解できるものではない!!

エチカ自身そうだったように、アミクスの「非人間的な思考」に恐怖を抱くファーマン

彼らの思考は人と違う、闇だと断言

しかしかえってエチカを後押しか

エチカはハロルドの悲しげな顔を連想

警察として預かると宣言

でも本音はハロルドを守りたいが為か

ファーマン『嘘はもっとそれらしくつくものだ!』

結局ファーマン、力ずくでコードを奪取

嘘とは“捜査の為の確保"という言い分か

エチカが捜査の為でなく、ハロルドの為に守ろうとしてると察したんですかね

なんとも圧のある言い方でしたわ

事件終結

レクシー『記憶を消した、RFモデルの秘密と今のやり取りの記憶をね

結局やり取りの隙に、レクシーが銃撃

ファーマンの該当記憶を削除

結局二人は解かりあえなかった

それとも衝突原因が消え、和解できるんですかね

マーヴィン「暴走」の理由

レクシー『マーヴィンに罪はない

 私に改造されて君やハロルドを襲っただけだ

『あれにはエイダンの監禁を邪魔するものを排除しろと教えたから……

『つまり……、スティーブとは違う

長兄スティーブの事件が残したしこりは大きい

劇中ではさらっと語られただけですが……?

前回、人に危害を加えまくったマーヴィン

あれはレクシーによる改造の結果

アミクスは技術さえあれば、殺人ロボットに出来ると確定したのは物騒ですな

レクシーは中でもズバ抜けてますけれども

人と"神経模倣システム"の違い

エチカ『個性があって成長するって、それはもう人間でしょう?

レクシー『人間じぶんを安く見るのはやめなよ?

 人間はそう簡単に作れないさ

エチカ『だったらルークラフト補助官は一体なんなんです!!

『家族を愛し

 大切な人を奪われたことを悲しんで……

 けれど機械の冷酷な面を持ち合わせている彼は……

レクシー『解らない!

エチカの質問に、レクシーは技術的にまだそんな完成度になってないと断言

人間とはそれほど高度な構造なんだと

アミクスは人に似せて作る

しかし思うようには出来ていない

有名な小説のフランケンシュタインが、人を作ろうとして失敗したのと同じだと

本作のアミクスはまさに「怪物」

人に似てるくせに人と違う思考を持つバケモノ

でも結果そうなっただけなのね

レクシー博士とエチカ

レクシー『キミならきっとハロルドを守ってくれると思った

レクシーは、エチカならハロルドを守ると信頼

もう悔いなしって感じですな

この後、彼女の記憶はどうなったのか

敬愛規律なんて存在しない

レクシー博士『量産型アミクスは思考をしているように見せかけているだけだ

『人を攻撃するという概念さえも知らない存在が

 どうやって敬愛規律を守るって言うんだ?

略『量産型アミクスは、人を攻撃するほど賢くなんかないのにね

ハロルドを託すべく重大な話

実は敬愛規律は暗示みたいものだと?

通常型アミクスは賢くない

だから敬愛規律も、本当は存在しないのか

極端な話、工場でハンドアーム動かすだけの作業用ロボと変わらないんですな

専門家からすれば反乱なんてとんでもない!!

世間が無知すぎるのか

レクシー『国際AI倫理委員会の審査基準は』

『敬愛規律を遵守できないシステム構造を、除外する事だ

『敬愛規律を搭載できないとは言っていない

『本当は敬愛規律なんて初めから存在しない……

また随分な爆弾発言

前回、規律に縛られ動けなかったハロルド

それも思い込みの産物だと?

通常型は人を攻撃する程賢くない

神経模倣型は思い込み、動けなくなるほど人に近いのか

そして順守しないだけの知性を、潜在的に持ち合わせた特殊なシステムなのだと?

また今回のファーマンは、あくまで他人を殺さない一線を引いてました

だからハロルドも自制できたんですかね

事件後、ハロルドの気付き

エチカ『知っていたんでしょう補助官? レクシーが怪しいって

事件後、ハロルドが気付いてたシーンを述懐

シーツの染みは循環液の痕、マーヴィンの首を切断した名残だったんですね

またファーマンのエチカ誘拐事件

実は現場にレクシー博士

ハロルドは彼女に驚き対応が遅れたのか

いなければ誘拐阻止できてたのかね

真実はエチカの小さな胸だけに

エチカ『(レクシー博士の)電索は出来ませんでした

 ファーマンの記憶が

 博士によって抹消されていた事はご存じだと思いますが

エチカ『博士も自分自身の記憶を消していた

事件後エチカはハロルドに真相を伏せて説明

その一週間後、AI委員会にも偽の報告

真相は彼女の胸三寸

たぶんハロルドは、エチカの癖から嘘と看破

上司アンガスも察してる様子

アンガスはハロルドの整備担当、技術的にもシステムに気付いてるんでしょうか

また彼はRFモデルの安全性を喧伝する立場

立場上から黙殺してるんですかね?

エチカの心を動かした言葉

ハロルド『私はあなたとこれからも一緒にやっていきたい!

『けれど、私のアミクスとしての考え方が

 それを妨げるかもしれません

事後、ハロルドは今度こそ謝罪を図ります

しかし言葉に出来ない

彼の謝罪を、エチカは静かに聞いてました

静かだけど想定内って感じ

ハロルド『教えて頂きたいのです』

『私はどうすれば、あなたの望む「対等」になれますか?

その一言と、困り果てた態度が決め手に?

また彼を信じようと思う事に

彼は対等になろうとする意志がある

たとえ今後また何かあっても、根底は「自分と同じ」だと知ったから?

たとえばまた囮にされても、別にエチカを軽んじてって訳じゃないと思える

その事が信頼に繋がったんでしょうか

二人の握手

これまで物理的に暗がりにいたエチカも、光の下へ進み出て握手へ

また彼を信じたいという気持ちの象徴か

彼女にとってハロルドは特別

事件を経て揺らいだも、解かりあおうとする意志をまた改めて持ったのか

相棒の出自を知り、疑問を抱いた第一章

信じようとする心で解決へ

いい最初の最終回だった……

次回、第5話

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