甘神さんちの縁結び第22話感想[UNDER and OVER]そういう所が好きだけどネタバレ

2025年3月12日

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甘神さんちの縁結び第22話「白日の逃げ水～想～」感想

公式あらすじより引用

三姉妹から『知らない人』『不審者』と怯えた目を向けられ、呆然自失の瓜生。
そんな瓜生を白日は優しく慰め『自分と瓜生は恋人同士だ』と微笑む。
どうやら瓜生は別の世界に移動してしまったらしい。
白日と恋人であるこの世界では、瓜生はきせき園を出ておらず、白日と共に穏やかで幸せな高校生活を送っているようだ。
安心できる家、安定した将来、そして可愛い恋人……。
何不自由ない世界で、瓜生が思うことは……？

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白日編II、異世界瓜生と三姉妹

前半、瓜生とケンカし和解して寄り添った白日

ラストで病みきって抱き着いた白日

前半後半の温度差が壮絶

瓜生の幸せが白日の絶望と直結しすぎてる…

三姉妹編のイチャイチャした空気と別物か

白日との絆が地獄絵図だぜ!!

前回、三姉妹に拒絶された瓜生　

瓜生君、僅か一話足らずで三姉妹と和解とは踏み込みが足りすぎてる!!

三姉妹は自分をそもそも知らない

そう理解した上で立ち向かう胆力

舞昼さんが言った通り自分の力で成し遂げる

白日はそんな瓜生の在り方に惚れた

なのにその在り方に阻まれるとはド皮肉

世界が白日に厳しすぎる

夕奈編と相通じる流れ

夕奈編で、入れ替わりに「京都だからそんなこともある」とあっさり納得した一件

なので異世界話も納得できるのか

ウソだろ夕奈さん!?

何より幼い日、瓜生と夜重と出会ってた事

歴史を変える前に出会ってた

これが夜重との絆だぜ!!

距離の縮まり方がエグかった!!

三姉妹編を経た今だからこそ

瓜生くんは三姉妹、それぞれの悩みを知った

だから支えたいと強く思うのね

恋愛感情もですが、家族想いな世話焼きオカン体質に火がついたのも一因らしい

シリーズ当初、あんなに迷惑がってた瓜生君

今は自分から支えたいと熱弁

本当、人は変われば変わるものズラ……

白日の記憶は？

白日が前世界の記憶を持ってるかは不明

でも病み方からして確実に持ってるか

そもそも改変を望んだのは白日

これまで同様、彼女を納得させるかが鍵？

前回と別の意味で胸が痛いんだぜ!!

今回は「神」違い

これまでは、三姉妹大好きな義母・千陽が神

千陽が姉妹の為に事件を起こした

対し今回の神は暗神さん

都市伝説・猿の手的な事件なのかね

願いは叶える、けど思った形とは違うもの？

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冒頭パラレルワールドの瓜生

夜重『オタクの妄想みたいな設定だね～？ﾌﾟｰｸｽｸｽ』

瓜生によるこれまでのあらすじ!!

しかし並行世界の三姉妹、なんてキモいオタクの妄想だとばっさり

それを言っちゃあおしまいだよ!!

当人にはかえがえない記憶だろうとも

今の三姉妹は赤の他人

ましてや、他人の妄想に自分が含まれているなんて気持ち悪いどころじゃない

むしろ温情あるバッサリ感……!!

最高に“都合がいい”世界

白日『ボクは瓜生のそういう不愛想なところも好きだよ？ ……なーんちゃって♪』

前回から三日

瓜生と白日はきせき園に残留し、生活費の苦労もなく出ていく必要がない

しかも瓜生は京大推薦をとり進路安定

もう三姉妹の世話をする必要も

勉強に焦る必要もない

第一話時点なら諸手で歓迎したんでしょうね

そこまでの瓜生しか知らない白日ならではか

白日と付き合っている世界

白日『それって遠回しにボクと別れたいって事ぉ!!』

瓜生『え!? あ、いやそういう訳じゃなくて……』

白日『瓜生のアホ！石頭!! 頑迷固陋!!』

頑迷固陋って日常生活で使う人初めてみた!!

瓜生、自分は異世界人だ戻りたいと素直に相談

素直すぎひん!?

それだけ信頼してるんでしょうね

結果白日は激怒

ないがしろにされた感じがすごい

たぶん白日が考えた、自分と瓜生に一番都合が良い世界だったんでしょうけれども

瓜生くんまるで納得しやしねえ!!

まあ仕方ないけど!!

瓜生にすれば“いつもの事態”

すっかりファンタジー慣れし、脱出できるはずだと奔走する瓜生君

前回あんだけ三姉妹に拒絶されたのに

全く怯まないのがタフ

周りの気持ちに鈍感だとも言われてますが

育ての親・舞昼の助言

舞昼『もう少し、白日の気持ちも考えてあげたら？』

昔から瓜生は、自分の気持ちをぶつけるばかりだと忠告する舞昼

朝姫編の失敗もそうでしたね

白日の気持ちも考えろと助言

おかげで白日と仲直り

彼女は瓜生の隣にいたい

それが出会って以来の特等席なんですな

瓜生と白日

舞昼『でも、白日は君のそういう所に惹かれたんだと思うわよ？』

『誰かに頼ることなく

　自分の力で成し遂げようとする姿勢に』

『あの日以来、白日は君を追いかけて努力してきたのよ

　ずっと瓜生、キミの隣にいる為に……』

白日も本来、瓜生同様「自力」なんだと

彼女は、瓜生が自力で何とかしようとする姿勢に惹かれたんだろうという舞昼

瓜生、幼い頃からそこは一貫してるんですな

今も自力で何とかしようと奔走

その事が白日を苦しめてるのが皮肉か

そういう瓜生だから好きになった

そういう瓜生だから恋が実らない

まして白日は、神頼みという「他力」でなんとかしてしまった

それだけ追いつめられてたんでしょうね

この世界に安住も考えた瓜生

瓜生『アイツら……、ちゃんとメシ食ってるかな……』

彼の足を止めたのは通りすがりの親子

親が我が子を心配するように

瓜生、三姉妹が上手くやれているか心配でいてもたってもいられなくなりました

完全に親目線

悪役令嬢転生おじさんと繋がった!!

三姉妹との“縁”

朝姫『（あの人……、本当にウチの事を心配してくれてました）』

『（気持ち悪いけど悪い人ではないのかも）』

たまたま練習中の朝姫と衝突、落とした「母の紐」を返そうと追う事に

ちょっと母神様、導いてませんでした？

第一話を彷彿とさせますね

状況だけとるとだいぶキモさもある!!

瓜生の変化、変わらない瓜生

瓜生『怖がらせてしまって済まない……』

夕奈『どうしてそこまで私たちに付きまとう？

　一体お前は何者なんだ』

瓜生『信じてもらえないかもしれないが……』

『俺はこことは違う甘神神社で

　お前たちと暮らしていたんだ』

瓜生はなりふり構わず、甘神三姉妹の力になりたいと正直に告白

別の世界で一緒に過ごしていた

自分とっては家族なんだと

その言葉の一つ一つが三姉妹編を経たもの

理解者としての言葉でしたわ

無論、それだけでは却下されてしまったも

あれほど迷惑がってた男が、お前たちを支えたいんだと頭まで下げた

第一話からすると驚くべき変化でしたね

第一話と変わらず、彼らしい行為でもある

瓜生『ここは俺を家族として迎え入れてくれた、大切な居場所なんだ』

かつて母の為に必死に千羽鶴を折ったように

今きせき園の為に医師を目指すように

家族の為に生きようとすること

それは第一話から変わってないのね

白日も家族なのでしょうけど

切られていなかった「縁」

夜重『私のこと……、覚えてる!?』

転機は、幼い頃から瓜生を好きだった夜重

暗神さんはここ五年の歴史を変化

でも瓜生は、小学生時代に夜重の人生を変えた

構図が12話と逆なのが素敵

当時は瓜生が夜重の手を、今は夜重が瓜生の手を引いてくれるんですね

とんだ抜け穴だった!!

はたまた暗神さんの計算通りなのか

朝姫『なんか距離縮まりすぎてません……？』

まったくだよ!!!!!!!!

でも夜重にすれば、それこそ白馬の王子さまみたいな存在なんですものね

ホワイトホースプリンス

さすが巫女さん!!

朝姫『本当に、別の世界でウチらと一緒に生活してたって事なんですね!?』

瓜生『さすが巫女さんだ、呑み込みが早くて助かる』

常識的に考えて並行世界なんてありえない

しかし夕奈も朝姫も、担当章でファンタジー事件を現実だと受け容れた「前科」が

京都ならこんなこともあるかもと

今回もそう思ってくれたんですな

ホント怖いな京都!!

セールスマン瓜生

瓜生『もっとわがまま・・・・に、他人を頼ってもいいと思うけどな？』

瓜生は共に家事し、役立つとアピール

なんだか二話を彷彿

でもあの頃と違い、姉妹の考え方も得手不得手もよく解ってる訳で

以降びっくりするほどすんなり進行

三姉妹編が活きてるのね

三姉妹編はハッピーエンドでしたが……？

三姉妹、瓜生を拒否

夕奈『ここはお前がいて良い場所じゃない』

瓜生『……!! …そ、そうか…………』

辛そうでしたが瓜生君は自分を納得

やりきったからには悔いはないか

やりきったかい？

やはり彼は異物

目の前の三姉妹に記憶はないのですから

夕奈『……だから!!』

『お前が元の世界に戻れるように、私たちも協力しよう！』

瓜生『!?』

落として上げた!!

彼がこれほど思ってるのは、自分達であって自分達ではないんだって事か

三姉妹、妥協しない最善を目指して瓜生に協力

三姉妹編と逆に“彼を支える”

困った時に支え合うのが素敵

人という字は明らかに左の奴が楽をしてる!!

感極まった瓜生

瓜生『ありがとうな……、本当お前ら三人とも愛してるぜ！』

三姉妹『『『!?』』』

夕奈『少し優しくしたからって!!』

『調子に乗るな!! この変態おせっかいナルシスト異世界人めぇぇぇぇ!!』

言い方ァ!!

もちろんめちゃくちゃ塩を喰らった

久々の清めの塩

関係がリセットされたんだと実感しますね

仲の良さと塩の量が反比例

この後スタッフが美味しくいただきました!!

意気揚々と帰途につく瓜生

白日『どうもすいませ～ん……』

『ボクの彼氏が・・・・・・お邪魔してしまって』

言って瓜生を抱き寄せる白日で幕

明らかに記憶を持ってる……

前半、仲良く寄り添ったのと対照的

瓜生を無視した一方的な独占欲

これまで三姉妹編は双方向、瓜生と担当ヒロインと結ばれていくシリーズ

対し蚊帳の外すぎてちょっと辛いですね……

次回、第23話「白日の逃げ水～結～」

毎回シリーズ全三話で完結

白日編に幕……？

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