Unnamed Memory Act.2 第23話 感想[未来の為に]ヴァルト暗躍の真意 ネタバレ
Unnamed Memory Act.2 第23話「記憶の果て」感想
公式あらすじより引用
マグダルシアの軍勢がトゥルダールに押し寄せる。ティナーシャはルチアと直接対決するが、彼女の正体かと思われた本物のルクレツィアは、呪具「忘却の鏡」に閉じ込められていた。
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2期11話 エルテリア二つを欲する理由
ヴァルトは未来の為エルテリアを壊したい
ティナーシャは前の歴史より弱いから、壊せるかどうかを試す為に?
また彼女を脅し、言う事を聞かせられるかを探る為に?
それがこれまでの暗躍の真意だったと?
ヴァルト目的は多分ミラリス生存
その手段としてエルテリアを壊すと?
とまれようやくティナーシャも、オスカーを頼ろうと思えるようになったのか?
そして今、決断を迫られた
今こそ彼を頼る時なんですかね
ルチア=ルクレツィア騒動の正体
なんと実は身体を王様に奪われていた
幸い原因の呪具を破壊し救出
この件は、外部者の呪具をティナーシャなら壊せると描くテストケースだったのね
ルクレツィアのロマンス回だった!!
ティナーシャ、四百年の孤独
ルチア騒動は、ティナーシャの女王としての責任感も強調するものでした
彼女はその為に育てられた子ですものね
責任感ゆえ頼れない
作中、オスカーの王族としての責任感がたびたび強調されてきましたが
あれはそっくりティナーシャの責任感も同じだと描いてたのかね
しかし今度こそ彼を頼れるのか…?
協力しなければ、トゥルダール国を亡ぼすと術を使って脅してきたヴァルト
本来の歴史でとっくに滅んだはずの事も明言
ティナーシャは女王として要請を受諾
しかしエルテリアを壊してどうなる?
未来跳躍だとも言ってましたが
壊すのか使うのか
壊すことで発動するのか?
冒頭 ヴァルトの忠告
ヴァルト『あなたにとって彼女は無二の女性じゃありませんが
彼女にとっては
あなたしかいないんです』
略・オスカー『俺の女はあいつだけだ』
『それを証明してやる』
度々描かれてきたようにオスカーはモテる
その事をヴァルトは言ってるんでしょうか
オスカーに接触したヴァルトは、魔女ルクレツィア騒動の顛末について助言
またティナーシャを大事にしろと忠告へ
いちいち引っかかる言い方
ヴァルト自身はミラリスと添い遂げられない
だからこそ、恋人を軽視してるように見えるオスカーに苛立ってるんでしょうか
それともこれも策の一環なのかね
トゥルダールvsマグダルシア
ティナーシャ『たとえ相手が何者であっても、我らの国土を冒す事は出来ない!』
他方戦争勃発も、ティナーシャの魔法一発でほぼカタがついてしまいます
あっけなさ過ぎて罠を疑うレベル
これはティナーシャの示威行動だったらしい
ですがあちらにも魔女がついてる
なのにこうも易々と?
そこはそれ裏があったんですな
ティナーシャ『王とは国を円滑に動かす為の歯車です!
私情でそれを鈍らせることが
あってはなりません!』
幼い頃のティナーシャ『そう、だめよ』
『あなたに代われる人間なんて誰もいない、四百年前も一人でやってきたでしょ?』
旧ティナーシャとは違う「王の覚悟」か
直後オスカーが参戦しネタばらし、助力しようとするもティナーシャは拒絶
王として自分で責任を負うべきだ
そう幼い自分に諭されるティナーシャ
才能を買われ、物心以来国の為にと生きてきた今のティナーシャだからこそか
魔女になり自由になった前の彼女と違う
王として生きてきたのも「初」か
オスカー『後で悔やむくらいなら俺を頼れ』
『そうしたら、俺が一生一緒に背負ってやる』
『信じろ!』
幸いオスカーの説得に負け、力を合わせる事に
オスカーは魔女と激突
ティナーシャは解呪に動く事に
しかしマグダルシア国王、被害者だと思ったらとんだタヌキですわ
スヤスヤ寝てたのに悪党とは
ルクレツィア事件の顛末
オスカー『……泣き虫っ』
泣き虫『うるさいですよ!』
六十年前、外部者の呪具「忘却の鏡」に魔女ルクレツィアは魂を囚われた
封印した肉体を、先日ヴァルトが王に献上
王が自分の体として使っていたと
それで人間判定だったのかね
魂は人間だった訳ですから
ティナーシャ『大事なんですね?』
大精霊セン『へへっ……、まあ…、困った女だな?』
囚われた精霊セン、ルクレツィアは解放
またルクレツィアの魂は幼女
これまで大人びた、ティナーシャの姉貴分の印象が強かったも
中身は案外純粋、幼い人物だったのかね
魔女として人と離れて過ごしてきたからか
ルクレツィア『教えても名前は呼ばないか』
ティナーシャ『呼びますよっ』
※本作での魔女は畏怖され、名前を呼び合うような関係など望めない的な?
実は大精霊一柱センと親しいルクレツィア
ティナーシャは当初、女王として彼女の肉体を倒して戦を終わらせようとしました
でもオスカーに諭されセンの為に救った
それはティナーシャ個人の意志
オスカーはその点を重視してくれたんですね
ティナーシャが大事だからだと
オスカーの愛が深まるエピソード
ルクレツィア『ラヴィニアの!? それもファルサス直系!?』
オスカーの血筋やらに仰天するルクレツィア
なんだか物言いが幼いような?
もしや本来の歴史は、ティナーシャと出会って精神的に大人になったんですかね
歴史の違いで人柄自体が違ったのかしら
ルクレツィアの予言
ルクレツィア『あなたとあの子が結婚したら、世界も変えられるでしょうね?』
魔女の直系オスカーと、魔女並みの人間ティナーシャ
その子供はとてつもない素質を孕むと
また、今「世界」が問題なわけで
二人の子供が打開策となるんでしょうか?
オスカー『別に変える気はないけどな』
ミラリスはある時期以降、必ず死んでしまう
なのでヴァルトは歴史をリセット
歴史は毎回驚くほど違う
どんな歴史でも死んでしまう
とすると、彼もオスカー達の子供が生まれた世界はまだ見ていない可能性がある
彼にとって未知の未来に、救いがあるのかも
ただやはりその場合ミラリスは死ぬし……?
ルクレツィア『縁があったらまた会いましょう?』
ヴァルトに、魂が抜けた魔女の肉体を提供されヒャッハーしていた老王
しかし鏡・外部者の呪具が失われ元の体に
その後ルクレツィアに殺害か
ただでさえ老いると不調ばかりになる
そこに素晴らしい肉体の提供
王には束の間の春だったか
オスカー『お前を……、この時代に呼んだのは“俺”だ』
『絶対に幸せにしてやる』
略『ここから先は、無敗で行きたいな……』
改めて、ティナーシャが荒廃した時代の常識で生きている事の再確認
もうそんな時代じゃない
オスカーと愛を確かめ合う事に
最終回は結婚式か
全て片付け、大団円の式で幕を閉じる…?
譲位、そして始まりの場所へ
ヴァルト『最強と謳われる五番目の「青き月の魔女」
今のあなたよりさらに強く
冷酷だった……』
やがてレジスの王位継承、譲位の最中にヴァルトが接触しティナーシャは転移
場所は第一話、塔があった場所
この歴史では塔は存在しない
また改めて、旧ティナーシャは最強だと表現
やはり魔女だった方が強い
でも人間な事が大団円に繋がるのかね
『そして魔法の眠りについたと知って』
『僕は歓喜したんだよ』
魔女でない事が「目的」に必要?
人間的な弱さが必要だから?
ヴァルトの目的には強い魔女が、しかも脅せるだけの人間性が必要だから?
昔のティナーシャは脅す材料がなかった
今回その点が肝なんですかね
ティナーシャ『あなたが協力しなければ、トゥルダールは滅ぶよ』
残るもう一つのエルテリアが欲しい
駄目なら、四百年前にラナク王子が使った魔法でトゥルダールを滅ぼすと脅迫
あの魔法がここで活きるのか!!
本来の歴史ではあの時トゥルダールは滅んだ
本来存在しない国
だからヴァルトも容赦なく消せるんですね
ヴァルト『他の当主についての情報も、解かるのは過去未来の名前だけだ』
当時、一族当主がラナクに近しかったので禁呪の情報を得る事が出来た
また当主は常に一人
当主死亡ごとに力が次代に移譲、覚醒する
それで仲間がいないんですな
ミラリスも能力持ってないようですし
本来トゥルダールは滅亡していた
ヴァルト『あなたは絶対にトゥルダールを見捨てない……!!』
ティナーシャが救われた結果滅亡は回避された
でも世界には修復力があり、エルテリアで改竄後も「同じ流れ」になるよう動く
国一つ残った影響力は絶大なんですね
代わりにセザル国が衰退
だからトゥルダールを滅ぼせば「代わりに衰退する者たち」の救いになる
ヴァルトには大義もあるのか
ヴァルト『トゥルダールはね? あなたが腹を裂かれた時に滅んだんだ』
たぶん一番デカいのは魔法士差別
存続により歴史が激変した
魔法大国が残ったetcで、前の歴史みたいな差別は今回は見られません
それは魔法士全体の救い
でも彼らの不幸を糧に、良い結果を得たものたちには不幸なのでしょう
そうした「影響」がデカいんですな
ヴァルト『代わりに多くの人民が犠牲になったセザルを見て
何の心も痛まないのかい?』
オークの人民が犠牲に……
彼女の幸福も、ヴァルトがミラリスの死を回避する為改ざんし続けてる事も
どちらも歴史の改竄者同士か
オスカーはティナーシャの為歴史を変えた
ヴァルトはミラリスの為変え続けてる
そこに何の違いもありゃしねえのだ!!
ヴァルト『ぼくたちはどちらも罪人だ、世界を裏切り続けている』
『何かを選んで、何かを捨てた』
ティナーシャは国を守ると宣言
実際「今」生きてますものね
本来の歴史云々といっても、だからと今生きてる人間が死ぬいわれはない
かかってるものがデカすぎる
ヴァルトの目的
ヴァルト『僕が変えたいのは未来の方だ……』
ティナーシャ『未来跳躍、ですか?』
略ヴァルト『エルテリアの破壊、それが僕の目的だ!』
この先で死ぬミラリスを助けたい
その為のエルテリア破壊だと?
また前の歴史で、ヴァルトは見守ってただけ
なのに今回やたら干渉したのは「弱体化したティナーシャに、呪具が壊せるか」試す為
たぶん前の歴史もいずれ壊させようとしてた
彼女の力を良く知ってるから
でも今回は弱いから、だから試してたのか
強さがそのまま理由だったんですな
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