Unnamed Memory Act.2 第20話 感想[トラヴィスの恩]魔王と女王と横恋慕 ネタバレ
Unnamed Memory Act.2 第20話「永遠の半分」感想
公式あらすじより引用
オスカーの誕生日の式典に、後見人を務めるオーレリアと参列するトラヴィス。彼は自身に執着する魔族・ファイドラを避けるため、ティナーシャにオーレリアの身代わり役を頼む。
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2期8話 魔王トラヴィスと横恋慕
本作随一なバトル作画だったトラヴィス回!!
ティナーシャ、ショートも似合ってた!!
トラヴィスを愛し、置いてかれ続けた女魔王編
愛してるのに置いて行かれる
その点、ティナーシャも同じだったんですね
今のオスカーにも、いつか置いてかれるんじゃないかと不安だったのか
その想いを詳らかにした解決回
また自分を殺すのはオスカーだけだと言い切った
殺せ、と請う前振りなんでしょうか?
ヴァルト、不穏さを醸す黒幕の鑑
ティナーシャ、トラヴィスへの恩
前も言ってましたが、時を越えてオスカーを追いかけろとけしかけたのが彼だった!!
ティナーシャが思ってもなかった事だったと
本作の立役者やんけ!!
これはとばっちりもやむなしか
そのトラヴィスもオーレリアに首ったけか
彼女の為なら、ティナーシャの血統が続く限り国を守ってやるとまで言ったほど
ある面愛、愛、愛の回だった
誰だって恋し、その為なら命を懸けるという回
横恋慕様は残念でしたけれども……
魔王として罪を重ねてきたトラヴィス
その罪を、半分背負ってやるというオーレリアの愛が決め手なエピソード
彼女もまた深く愛してるんですね
相思相愛じゃないのはファイドラ殿だけか……
冒頭 ファルサス王誕生式典
ティナーシャ『これは魔法具です
石をズラすと一回限り
あなたを中心に一区画くらいは転移魔法が使えなくなります』
ティナーシャ、オスカーに指輪をプレゼント
転移を阻害する魔道具
前回、沈黙の魔女の攻撃も転移による武器投射だったらしい
ああいった状況を防ぐためのものか
反省を忘れない女王の鑑
オスカー『お前も転移できなくなるのか』
二人、どう見ても夫婦ないでたちなんですが
指環がないしまだ結婚してないのかね
この分だと最終回案件?
それとも結婚で幸せの絶頂の時、悲劇が訪れる感じなんですかね
いよいよヴァルドが動く時も近い様子
オーレリア『お初にお目にかかります両陛下っ』
式典はガンドナ王名代としてオーレリアが出席
ガンドナは第10話で登場した国
この歴史では初対面か
あの時は描写が少なかったですが…?
魔王トラヴィスの頼み事
トラヴィス『いったんお前を俺のオンナって事にしとく!』
ティナーシャ『ええ~、そんな身勝手な……』
俺様な男衆ばかりである
式典はガンドナ公爵としてトラヴィスも出席
ティナーシャに、しばしオーレリアの身代わりをするようにと頼みます
曰く同格の同族、魔王クラスの女に片想いされ困っていると
また初耳なエピソードが!?
その女が、納得するレベルのピンチヒッター
それがティアーシャだけだったのね
『ファルサスとトゥルダール
二国ともお前の血が続く限り不可侵って事にしてやってもいいぞ?』
軽いノリで提案も、結構な年数だったのでは
確か彼、自前の軍隊も持っていたはず
魔王軍としてガンドナと戦争中
その侵略がないのは大きなメリットですね
それともガンドナを指しての事か
あなたの子です
オスカー『“この赤ん坊は王の子です、どうかよろしく”……?』
『は? 俺じゃないぞ?』
側近ラザル『そ、そうですよ! 陛下はそんなヘマしませんってー!?』
信頼するポイントが違う!!
密かに女を抱きはするだろうが、孕ませるようなヘマはしないという篤い信頼
城内に唐突に捨て子が放置
結婚直前のお約束エピソードですね
元カノ怒りの鉄槌案件
でも色んな意味でツッコミどころが多い!!
そもそも、子供が作れるなら苦労してなかったというのが本作の肝
なお解呪からは二カ月との事
トラヴィス『アレを見るのは良くない』
他方なぜかティナーシャとリンクし、ラナクに殺されかかる悪夢を見たオーレリア
何らかのリンクが繋がった
どうもオーレリアの高い素質ならではらしい
問題はまだ悪夢を見ている事?
前回といい未だ殺されかけたのがトラウマ?
それともこの後が肝?
オスカーが消えた事がトラウマって事かね
決戦、魔王ファイドラ
魔族ターヴィティ『十二人の同族を使役しています』
トラヴィスは、自分に執着する高位魔族ファイドラを殺すべく襲撃
しかし腹心ターヴィティに阻まれ失敗
トラヴィスでもやすやすと討てぬとは
或いは時間の流れが違うんですかね
トラヴィス『これで終いだ……』
やがて瞬殺、余裕で出てきたと描写も
その頃には戦闘終了
いや遅い遅い
時間が歪んでたとかですかね
大精霊カル『昔っからトラヴィス様に執着しててさぁ~
わざわざ人間界に現出して
周りの人間を殺した事もあるんだよねっ』
トゥルダール、大精霊と歓談するティナーシャ
実は大精霊、魔族と同族らしい
単に呼び方の違い?
中でもファイドラの噂は最悪
ですが実力は飛び抜けていると
ティナーシャ『トラヴィスの莫迦……っ』
そうともバカだよトラヴィスだよ!!
トゥルダール旧王都跡に転移、精霊たちに余波のブロックを頼み単身激突
ファイドラは、愛するトラヴィスの想い人を殺そうと猛攻
ティナーシャと五分の戦いに
にしてもファルサスの魔法士、シルヴィアにどこか似たキャラデザですね
もちろん関係などはないでしょうが
ティナーシャは剣を併用し戦闘
魔法の要を斬ったり、応用が利くのか
魔王級vs.魔女殺しの女王
上位魔族ファイドラ『全く、脆い体だこと……』
ティナーシャ、一歩及ばずがれきの下敷きに
激突作画は本アニメシリーズでトップクラス!!
角川傘下ENGI社入魂でしたわ
なんせ今回、敵が強者かつ容赦がない
前回の沈黙の魔女のような、殺す気のない攻撃とはモノが違ったらしい
劇中最強クラスの激突か
二期は要所でスゴい作画が飛び出しますな
ティナーシャ『私を殺せる権利を持つのは、ただ一人だけなんですっ』
オスカーに殺せと請うフラグ……?
ティナーシャ、髪だけ下敷きにして死んだふりする古典的な手で陽動
後ろから剣で刺し貫き呆気ない結末へ
これも剣のメリット?
魔法的な兆候がない為、隙を突けたのか
ショートのティナーシャも可愛い
ショートも可愛い!!!!
オスカー、“赤子”の正体
オスカー『(シミラは)セザルが持ち出した禁呪だ
確か人の負の感情を核として
別異界から力を汲みだしていたとか』
他方オスカー、砦視察中に「赤子」が付いてきていたホラーな状況
実は第18話で戦った邪神シミラの残滓
幸いオーレリアが分析
どうも彼女、東の母国に送る道中でもあったか
専門家がいると助かりますな
オスカー『(ティナーシャが駆けつけて来ない、って事は
どうせ動けない状況なんだろう
急がないとな!!)』
今回は最後まで別々に戦った二人
真っ先に察する辺り解ってらっしゃる
オスカーへの刺客に、シミラの残滓を未加工で取りつかせていたらしい
未加工ゆえ魔法探知の対象外か
シミラ信徒の残党?
またヴァルトに誘導されたのかね
オスカー『戯言を囁くな! お前たちと俺は違う!!』
オスカー、危うく取り込まれるところ
大量の負の感情に飲まれかけたも
きっぱり否定、対魔剣で切り抜け脱出
赤子も剣で祓って無事
赤子、このまま預けられフェーズアウトか
或いはしばしオスカー達で育てるのかね
二人の子育て編?
揺り戻し、ティナーシャ暴走
トラヴィス『“最上位”が急に空いて、異界の均衡が崩れた』
『元に戻ろうと揺り返しが働いてる』
略・オスカー『野放しに出来るか!! 俺の女だ!!』
やがて全員合流もティナーシャが暴走
高位魔族が欠けたことで、“その代わり”とすべく魔力が流れ込み制御不能に
世界自体が持つ作用なんでしょうか
これもある種の辻褄合わせか
止めるべく全員がかりで乱闘
トラヴィスは早々に「諦めろ」と促し、彼らしい割り切り方をしたものの
やはりオスカーが粘って奪還成功
意外や一話で決着か
ティナーシャ『嫌い……、嘘つきめ、だいきらい!!』
略『だって手に入らないのに……』
『置いていくのに……』
オスカー『置いて行かない、お前のものだ』
ティナーシャは一時的に、死んだファイドラの残滓が流れ込み同調
好きな人に去られる恐怖
現オスカーも、いつか消えるのではと怯えてた
おかげで隠してた本音が炙りだされた
二人は今度こそ和解
ファイドラと出会ったおかげなんですね
人生万事塞翁が馬
オーレリア『悪い事はやめなさいよ!
そうしたらその途方もない罪の半分は背負ってあげるっ』
ようやく肩が軽くなったトラヴィスは、オーレリアと愛を再確認
彼女は彼の罪を半分背負うと
愛ですねえ
どうもトラヴィスはとぼけてただけで、ただ彼女への愛で戦ってたらしい
寿命の違う者同士の愛か
ティナーシャ『生きる時代が違いましたし、確証もなかった……』
『けどトラヴィスが』
『“腐ってないで追え”って言ってくれたんですよね』
これまで散々愉快犯のようだったトラヴィス
でもなんだかんだで恩人か
他方ティナーシャ、“時を超えた”のはトラヴィスの助言だと明らかに
彼女自身は諦めるつもりだったらしい
二期が始まったのは彼のおかげ!!
トラヴィス自身、前々から人間界に現れる程「人」と関わってきた変わり者
それゆえの経験の助言でしょうか
ティナーシャ『私、あなたのこと好きですよ、嫌いなんて嘘ですっ』
オスカー『知ってるっ』
オスカーとティナーシャは改めてキスして幕
ラストの表情も艶っぽい
ホント作画がいい回でした
ヴァルト『種は密やかに撒かれる
全ては夢の中のようにおぼろげに
そして緩やかに進んでいく』
『そうして咲く花の鮮やかさを目の当たりにした時
初めて人は手遅れに気付く』
『それが最後の変革の始まりだ』
これが人類の変革の始まり
最大限のハッピーエンドをバッドエンドの前振りに変える黒幕の鑑
これまでの事件が種?
それらが意外な形で芽吹くのか?
様々な事件がどう繋がる?
知るのはヴァルトばかりなりか
次回、第21話「過去の矜持」
魂剣 誇り 渦巻く大空に掲げてだと?
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