ダンまち5期第15話感想【最終回】英雄じゃないベルだけどネタバレダンジョンに出会いを求めるのは間違っているだろうかⅤ 豊穣の女神篇

2025年3月6日

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ダンジョンに出会いを求めるのは間違っているだろうかⅤ 豊穣の女神篇第15話「初恋（シル）【最終回】」感想

公式あらすじより引用

あらすじは後日公開

毎週木曜22時 ABEMAプレミアムで最新話有料先行、金曜24時30分 ABEMA ANIME無料配信

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本当のサブタイ、愛の女神の初恋に幕

恋と書いてシルとは素敵だ!!

結局フレイヤの恋は実らなかった

ベルに出来るのは恋を終わらせ寄り添う事だけ

偽れない愚直さがベルくんらしい

黄昏で決着、青空の下で泣き笑いして幕

皆がフレイヤの為に心を砕いた

つくづく愛されている女神様

なのに初恋は実らないのだから難しい

それでも雲で千々に乱れた青空が、笑顔の失恋にぴったりな奇麗な幕切れ

また今期、シルとリューの歪みが印象的も

奇麗に“対等”になるのが素敵

舅軍団もおっそろしいんだぜ!!

騎士の髪飾りとベル

ベルが渡したのは5期3話のもの

騎士フルランドのアクセサリ

本来一対だったもの

これからは騎士がシルの髪を飾るように

この髪飾りみたいに、あなたのそばにいますよというメッセージでしょうか

騎士という言い回しはそれ故かね

派閥大戦、計り知れない底力

結局ステイタス更新でも届かず

どころかレベル7が3人、6が1人でも届かず

オッタルはレベル8相当!?

コミカルなラストシーンにも登場せず

色んな意味で別格でしたわ

オッタルを打ち崩す転機は

マスター・ヘディンが与えた雷の加護

彼の第三の魔法

ベルが雷速となりだいぶ差が縮まった

今後再現は難しい新形態!!

また最後の決め手は、今期「修行」で学んだ事

今期集大成にぴったり

全てから学んでいく

ルーキー・ベル君らしい勝機でしたわ

最強と最速

続いて「最速」アレンに追い回される場面も

かくれんぼからの鬼ごっこ!!

幸いこれまた今期、溜め続けたフラストレーションをぶちかます一撃が転機に

アレンにヤられ続けたヴェルフが一矢

ベルの相棒は伊達じゃなかった!!

ベルにできること

結局ベルがフレイヤの花を狩り派閥大戦決着

資産没収、ギルド解体へ

フレイヤは誇り高く去ろうとしたも、リューとベル達が引き止め「シル」として留まる事に

ミアに言わせればシルの方が本質

もう肩ひじ張らなくて良くなった

色んな意味で大団円か

第1期1話以来の物語に幕

妙に最初から好感度高かったシル

早くからベルを見初めたフレイヤ

二話は彼女に煽られえらい事に

当時はうさんくさかったですが、フタを開けてみればお可愛い人

今回はひたすら涙だったも

元気になったらどう吹っ切れるのかも楽しみ

腹黒シルの活躍に期待だぜ!!

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冒頭ステイタス更新

ヘディン『オッタルきさまは失せろ!!』

強豪たちによるオッタルへの総口撃

際しヘスティア、春姫が到着

ベルのステイタス更新中、ヘディン、ミア、リューにレベルブースト発動

オラリオ最強格が、ベルの為に時間を稼ぐ

冒険者冥利に尽きる一幕ですね

“レベル7″たち

紐神様ヘスティア『行くんだろう？あの子の所へ!!』

三人がいかに強くなったか、これをあしらうオッタルがいかに規格外か!!

目を見張る戦闘作画

時に主観視点に切り替わるのも面白い

なんせオラリオ最強格同士

これくらいやらねばという気概を感じる！

なるほど放送休止したわけだ!!

リューの主観

刃に映った自身の顔に驚き軽く微笑んだリュー

疑似レベル7への驚き？

いや本来の金髪となった事にか

落魄して以来の、薄緑髪から元に戻した

色んな意味でかつての彼女へ

苦労し続けた経験も活きるってもの!!

これじゃ足りない

ヘスティア『負けるな……、勝つんだ！』

ベル『はい、神様!!』

更新とレベルブーストでベルも出陣

彼はレベル5+1

でも経験を反映しても足りない

それでもヘスティアは送り出した

あの英雄たちに肩を並べ、きっと勝てるとベルを送り出したヘスティア

その点彼女も大きく成長したんでしょうか

過保護気味だった彼女とは違う!!

ベルが加わってもなお届かず

神ヘルメス『深層も突破できる編成だ！』

際しオッタルが刃を噛み止める場面も

やはり王道ですな!!

Reゼロと繋がった!!

「王者」レベル8

ベート『あの猪ヤロー……、とっくにレベル8に届いてやがる!!』

こないだまでのリューさんの倍!?

事実上のLv7が3人、6が1人

ベルがLv5+1と格下

それでも削り切れない、"レベル差"の怖さを改めて痛感させられるワンシーン

加えて獣化による身体能力向上

最前線に立ち続けた戦闘勘

数値だけじゃなく全てが揃ったオッタルならではなのでしょうね

敵ながらまさに「最強」ですわ

どうしても届かない

ヘディン『馬鹿弟子きさま……、不愉快だぞ!! 私まで毒するとは!!』

それでも最も弱いベルが一番諦めなかった

その様がヘディンを感化

感化され腹立たしいのがヘディンさんらしい

また魔力もほぼ払底した様子

だからこそ叶う

ヘディン『（だからこそ彼女に気付かせる事が出来る！それが愛ではないと!!）』

めちゃくちゃ不穏な事を思うマスター

後から思えば納得

それは愛でなく恋なんだと

また直後、オッタルに直撃を受けてしまいます

反応からしておそらくヘディンも予想外

でもそれで踏ん切りがついたか

レベル8を打ち崩す為に

ヘディン『行け……、馬鹿弟子……!!』

ヘディン第三の魔法、雷の加護を与える術

ベルに加護を与えヘディン戦闘不能

要は雷速と回復を与える魔法、高速戦闘を得意とするベルと相性抜群か

ですがオッタルもさすが

すぐさま対応!!

この戦闘勘、能力を余さず使いきれるセンスが強みなんでしょうね

早送りみたいなスピードになってる!!

ベルが"慣れ親しんだ"感覚

ベル『この人を越えなきゃならない!!』

デカくて強くて負けられない獣じみた難敵

ミノタウロス、宿敵アステリオスを連想

メインヒロインじゃないか!!

オッタルはヒロインだった……？

ベルの謝罪

ベル『（これは僕だけの……、戦いじゃない!!）』

『（弱くてごめんなさい！）』

『（ひとりでは勝負にもならなくてごめんなさい!!）』

『（皆であなたを倒します！だから!!）』

オッタル『!! 十五年早い!!』

内心謝りながら戦い続けるベル

本来は対等、真っ向でありたい

ちょうベルが「振るしかないけど、フレイヤに会いに行く」のとも似ていますね

最善じゃないけど、他にやり方がわからない

やらずにはいられない

戦い方までもがベルらしい一幕

流れを変えた"経験値"

ヴァン先輩『あの野郎!!』

ベルは動きに癖がある

動きを読まれてしまいやすい

ですが敢えて癖を残し、そこから変化させるフェイントによって剣を突破

今期、ヴァン先輩に学んだことを活かした

いい後輩してるじゃないの!!

王者陥落

ベル『ファイア、ボルト!!』

ベルが剣をはじき、ミアがダメ押しの物理・リューさんが魔法攻撃の連続砲火

仕上げはアルゴノゥトによるファイアボルト

さながらパンチ版聖火の英斬アルゴ・ウェスタ

ここまでやってようやくの沈黙

沈黙すれど気絶はしない

本来この程度では倒れないと言わんばかり

勝ちを「譲ってくれた」感ある決着

オッタル『お前に……、解き放てるか？』

王者に委ねられ大団円

オッタルも彼では救えない

かといって自分を突破できない奴に任せたくもなかったか

彼もまたひたすら一途

最後の壁

ベル『（あそこに……、シルさんがいる!!）』

唯一健在なレベル6「最速」アレンが追ってくる絶望的な状況に

かくれんぼの次は鬼ごっこ

捕まった奴は首と胴体がお別れだ!!

神々の神頼み

ロキ『正義の女神アストレアでも戦いの女神アテナでもいい!! どうかベル君を逃がしてやってくれ!!』

浪速の神ロキ『好みが委員長属性に偏り過ぎやろ～』

ロキ、ゼウスを尊敬するヘルメスをからかうも

どうせヤジ飛ばすだけだろうというヘルメス

さすが神柄を熟知

本作でも人間くさい神様か

ていうかベルを育て、第一期ナレーションに出てたのがゼウスなんでしょうか

その辺に原点回帰する前振りなのかね

逃げ上手のベル君ぎみ

ヴェルフ『負け犬はすっこんでろ、なあ!!』

結末は伏兵、ヴェルフによる魔法暴発で大逆転

鍛冶屋大金星!!

フレイヤ直衛に残っていた二人

彼らが魔法使いだったのが逆転に繋がった!!

何よりヴェルフはアレンに散々罵倒

そのリベンジで大逆転か

まさにマッスル・リベンジャー!!

リリの呼び声に応えたヴェルフ

イブリ・アチャー『でかしたァ!! 鍛冶師ィ～!!』

ここにきて初期メンバーの絆で逆転

懐かしいですね三人組時代

ヴェルフとリリスケは本当仲良しだ…

告白、派閥大戦決着

フレイヤ『私はどうしたらいいの!?』

『私は愛の女神なのに、あなただけは愛したくないって胸の奥がずっとそう言ってる!!』

『好きなの……、ベル……!!』

ベルにより花が散り、大戦決着へ

シルでダメだったからフレイヤとして臨んだ

それでも駄目だった

今度こそ躊躇なく魅了を使ったのが象徴的

なりふり構わずやりきった

恋愛はルール無用

ルール無用の1クール15本勝負決着……!!

フレイヤ、渾身の告白

フレイヤ『あなたが好き……、ベル…!!』

姿も言葉も違えど五期四話のシル告白そっくり

小細工を捨てた想いの告白

二人はやはり同一人物

また当時のシルはヘルンが変身した姿

その再現がいかに深かったか

体験したヘルンがどれだけ苦しかったか

総決算といえる告白か

ベルの答え

ベル『あなたにものにはならない』

『僕はあなたの伴侶オーズにはなれない』

『僕には、あなたの恋を終わらせる事しかできない!!』

ベルとて心動いたでしょうけれども

一途さは彼と不可分か

最強ファミリアの暴力、魅了を持つ愛の女神でも屈させる事は叶わず幕

前期は背中を預ける相棒リュー

今期は最強の敵、無力な少女だったフレイヤ

ヒロインの形も様々か

後日談・忠告

フレイヤ『（恋した相手はたった一つ……、私の思うままにはならなかった）』

『（皮肉なものね）』

略・シル『……後悔だけは、しないようにね？』

独り街をそぞろ歩くフレイヤ

愛に疲れていたこと

恋が叶わなかった事

物思いを終えようとしたも、シルが後悔しないようにと忠告

自分自身に励まされたのか

ただこの後のフレイヤも、まだ取り繕ってたように感じた気がします

それだけ演じる事に慣れてしまったのか

母と女神

ミア『ヘスティアどっかのチビ女神は、街娘の一人くらいなら見逃すって言ったらしいよ』

フレイヤ『駄目よ』

『そんなの惨めだもの』

やがて現れたフレイヤに、ミアかーちゃんは「タカりにきたか」と辛辣

金がないならウチで働けと

優しい

ですがフレイヤは拒否

誇りが彼女のトレードマークか

フレイヤ・ファミリアは解体

フレイヤ『さよなら、ミア……』

財産没収、でも天界送還しないだけ温情処置だと振り返るミア

ギャン泣きして見送る一党

愛されてるゥ!!

特にヘイズ、ヴァン先輩の泣きっぷりかわいい

先日あんなに怖かったのにね!!

なおオッタルは姿を見せず

今回、放出された戦力にギルドも困り果てているんだそうな

特にオッタルは困るどころでは……

しばし姿を消す感じかね

皿洗いとして混ざったりしないよね？

ウェイトレスにならないよね？

ベルと女神フレイヤ

フレイヤ『あなたが恋を終わらせてくれたおかげで、私は救われた……』

『あなたが未練を断ち切ってくれた』

『ありがとう、ベル』

ベル、トゲたっぷりなフレイヤにたじたじ

しかし未練を断ってくれありがとうと

これが女神フレイヤとして言える、最大限の「本当」だったんでしょうか

店の前、お馴染みの構図も距離が遠い

リューからシルへ

リュー『私を生かしたのはあなただ！』

『私がここにいる責任をとれ!!』

『辱めてやる!! 報いを受けさせてやる!!』

話を切り上げようとした「シル」を制止

そのまま横っ面を張り飛ばすリューさん

自分を生かした責任をとれと

今期のリューは、救われた「恩」とシルの威圧感に委縮した場面が印象的だったも

逆に責任とれとズカズカ踏み込んだ!!

心に土足で踏み込んだ!!

女神の横っ面を…ひっぱたくんだよおっ!!

リュー『だから一生……、私たちのそばに居なさい!!』

リューはかつて大切な友達を失った

今またどんな形であれ

友達を失うなんてもうたくさんなんでしょうか

シルは誰より友達想いな子を拾った

傷付いて終われる訳なかった!!

同僚たち

アーニャ『シルと……、お別れしたくない……』

『行っちゃイヤにゃ～!!』

泣く子と地頭とクロワッサンには勝てない

駄目押しはクロエ、ルノアによる「神じゃなくて同僚」という仲間意識

泣きついたアーニャの涙

特にアーニャは複雑なのでしょうけど

同僚と思ったら元信仰対象

それでも「友達」の方が強いのね

出来ること、したいこと

ベル『僕はあなたの伴侶オーズにはなれない……

　英雄フルランドでもない

　だけど……』

『一緒に傷つきながら、あなたを守る騎士にはなれると思うから』

ベル、三話・騎士のアクセサリを渡し説得

モチーフは英雄フルランド

シルは英雄譚が好き

彼に“最後の英雄"となる事を求めていた

ベルはおとぎ話の英雄たちにはなれない、それでも傍にいる事は出来ると？

騎士のアクセサリがシルの髪を飾るように

自分も傍にいますよと？

片割れだけのアクセサリだって宝物になるのね

何故か恥ずかしがるベル

マスターヘディン『ふん！』

奴隷、弟子ベル『……いけない子猫ちゃんだ……

　もう悪さをしないようにずっと見張っててやる……』

『覚悟しな……!!』

なんということでしょう！

屋根の上にフレイヤ・ファミリア幹部勢が

告白やらなきゃ殺られる

ベルのこっぱずかしい告白が、見事シルの心を撃ち抜いて幕

さすがフレイヤマスターのヘディンさんだ

シルへの理解度が違う!!

シル『ベルさん……!!』

だいぶ「イブリ・あちゃー」な空気の中

シルだけは心からの涙

良かった……

ベルが恥ずか死んだのは無駄じゃなかった！

シル『私は、女神をやめたい』

一同『……!!』

シル『私は、ずっとここにいたい!! 皆の傍で、シルでいたい!!』

中盤でのフレイヤの告白を思わせる涙

あの黄昏でなく青空

約束通り本当の自分を伝え大団円へ

フレイヤにすれば、シルは息抜きとして演じているつもりでした

でもミアに言わせばシルこそ本質

普段のフレイヤこそ女神らしくという演技

これからは堅苦しい「自分」を脱ぎ捨てて、自由に生きる事が出来るのだと

思えばエンディングもそうなんですかね

もうヒールの高い靴もいらない

フレイヤはもう皆と自在に泳げるのだ

見守る幹部たち曰く

ヘディン『これが最上かはわからない』

『だが……、悪くない』

『及第点だ、馬鹿弟子』

やっぱ「マスター」呼びって元ネタはGガンダムなんですかね金色だったし

最後だけ優しく言い添えて去っていくヘディン

もっといい結末もあったかも

そう思うのも無理のない結末

でも大好きなひとが、幸せに暮らせるなら悪くないってところでしょうか

流れを変え、変えられた価値があった

この人たちも立派に勝利者でしたわ

ヘルン『本当に……、憎たらしい男』

『シルを……、私たちを救ってくれて、ありがとう……』

フレイヤの本心を体感し、救おうと動いていたヘルンの言葉で派閥大戦編完

抜けるような青空ではなく

雲と風が入り乱れた青空

奇麗だけど荒れた空が、ラストのシルによく合っていた気がします

隠されてたサブタイ「初恋（シル）」で幕

色を知る年か!!

愛の女神が初めて知った恋

初恋は実らない

名前にぴったりで、でも得たものも多い幸福な名前でしたわ

第一話以来の長いスパンの物語だった……

愛の女神の初恋に幕

誰にでも愛される女神

自分から恋をする事を知らなかった

初めての恋だから不器用

不器用に出来ること全てやって、多くを敵に回した女神さまの物語に幕か

リューさんも流れ弾で失恋

では来期は……？

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