SANDA 第9話 感想[生田目、狂気の原点]サンタとして初めてされた願い事 ネタバレ

2026年1月1日

SANDA 第9話「造花なのに根腐れ」感想

公式あらすじより引用

理事長の鉄留十予に、子どもと向き合う胆力が足りないと指摘されたサンタ。鉄留の協力で黒いサンタになれたものの、三田はこの力が自分の目指していた強い大人なのかと悩んでしまう。その後、生天目と再会した三田は、彼女の過去を聞くうちに、あらためて子どもとは戦わずに、殺戮にも耐えてみせると決意するのだった。

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大人になる苦しさ、向き合う辛さ

SANDA 9話 感想

大渋学園長、いつも最悪のタイミングだな!?

黒サンタ、汚い大人になる辛さを味わう三田

大人ゆえに苦しんだ母に歪められた生田目

大人の横暴で成長を強いられた甘矢

大人になった自分に振り回される小野

大人になった小野を拒絶した冬村

子供でいたい冬村

しかし冬村以下、みな否応なしに「大人になっていく」しかないのが辛いですね

誰もが子供ではいられない

皆納得した大人になれるのでしょうか

三田、原点回帰

冬村曰く野を取り返して欲しい

それは第一話と同じ願い事

サンタとして初めての願い再び

冬村は第一話の一か月前に戻りたいだけ

でも小野自身が変化、大人になっている以上ひどく難しい

元の子供になんて戻せない

原点回帰かつこれまでになく難しい

これが最終回案件?

生田目、大人殺しの理由

にしても公式あらすじは一貫し「生天目」も、キャスト欄は生田目なのよね

生田目は母が若さに執着し苦しんだ

母は大渋学園長同類

その母を殺し、他の大人も「苦しいならラクにしてやろう」と殺していたと

母、現代人が美容整形にハマるのと同じ

大人は「見た目」に苦しむ

対し付き合わされた子供の悲しさか

今も母を慕う生田目

枯れ木好きも、母の手のようで好きだと

また今回、三田がサンタと事実上目撃

それでも見なかった事にした

大舞台で殺す為なのか

どうも生田目、サンタへ恋が深まるばかり

殺しは愛情表現でもあるのかね

甘矢、撃たされる

三田、生田目たちに致命傷を浴びる覚悟

そこで甘矢に撃ち殺される特訓を敢行

甘矢に厳しくない!?

結果、甘矢が銃に慣れるという副産物が

子どもの成長って早ェなあ……

「サンタ」へ初めての願い

冬村の願いは「小野を取り返して」

冬村は、小野の変化を拒絶しパニックに

でももちろん戻せるはずもなく……?

どこへ着地するのでしょうか

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冒頭 理事長の教え

鉄留理事長『赤は情熱や正義の色と言ってね?

 押しつけがましくて下品で

 あたしは大嫌いな色でねえ……

異世界レッドのことかな?

結局理事長とは、肩を叩いて世間話する事しか出来ていなかった三田

しかし理事長、急に「もっと強く」と連呼

太鼓の如く叩きまくる三田

壊れるほど叩いても1/3も伝わってない!

枯葉だけど掴んでも千切れない!!

子供と向き合う胆力が足りない

サンタ『ぐわぁぁあ!?

鉄留『女子供に手加減すると痛い目に遭うんだよ、気を付けなはれ

略『痛みに弱いのは、戦う覚悟がない証拠だからね!

隙を突き、サンタの指をへし折る理事長

あの生田目がそうだったように

女子供も脅威だという証明

生田目が「学園長の手先」だと教えたかったと

サンタ相手じゃなきゃ重傷よ!?

三田は女子供を、老婆を生田目を殴れない

殴れねば死ぬぞという教え

言ってる事は間違っていないけれど……?

理事長のオーラ

サンダ 第9話 感想

鉄留『老人を老人扱いし、子供を子ども扱いする……

 そうやって年齢に囚われているうちは

 人と本気で向き合うことは出来ぬと言っているのだ!

言ってる事は解かるが容姿が解らない!?

一瞬だけ生命力を高めたのか、“若返った”姿を幻視させた理事長

まあ美人!

あくまで幻、こんな便利な事は出来ないのか

三田が大人になれるなら

その逆、若返ることだってやってやれなくなさそうなんですが……

三田はある意味でやってますし

理事長の教訓、大人の苦さ

鉄留理事長『つまり誰も傷つけず、穢れを知らぬまま立派な大人になりたいと?

 このたわけ!

略『……まあ大人への第一歩ってところかねえ

理事長に挑発され、殴ってしまった三田は「黒サンタ」に変貌

汚いこともできるのが大人

手を汚した象徴が「黒サンタ」

何せ服がスーツ

サンタが社会に染まった姿とも言えるのか?

染まるもんなのか?

大人に向き合う辛さ

三田『(黒いサンタ状態で子供と接したらどうなっちゃうんだ……?)

結果三田、大人になるのが嫌になってきた

そんな汚いのは嫌だという潔癖さ

潔癖は子供の特権なのか?

また理事長は指を折って「殴る感触を麻痺、罪悪感を感じさせないように」仕向けていた

口では厳しくても内心で優しい

厳しさが全てじゃないとも感じさせますが

生田目、大人殺しの原点

生田目『(枯れた植物が)傍にあるとなんだか安心できて……

略『私は大人殺しの十組ですよ?

 きっとどこかおかしいんです

自分にとっての当たり前が「おかしい」

無理解だからこそ悲しいし怖い

校内で枯草を抱えた生田目と出会う三田

彼女を不意打ちしようと考え始めてしまいます

汚い考え方が根付いた

大人になり、一度変わったら戻ることはできない

小野と相通じる事か

生田目は枯れ草が好き

生田目『どうして枯れた植物が好きなのか

 よく考えた事なかったです、私…

『この水分の抜けた感触と、やせ細った葉脈や茎に触れていると……

 母の手を思い出すからかも

枯草の感触が、母の手のようで好きなんだと

回想での母は美人

しかし当然で、整形して20歳の若さを保ってた

大渋学園長の同類なのか

若さの執着が普通より過激な「おかしい」人

ですがTVも若さの維持を謳うCM

若さを求める事は「普通」な時代なんですね

母『皆やってる基本的な事よ、二海』

『虫歯が出来たら歯医者に、皺が出来たら美容外科に

 美しさと若さは

 この時代、大きな財産なの

言われてみると説得力を感じる言い回し

そのくらいフツーのことなんだと

誰だって汚したら治療する

老いを「治せる」なら治療するものか

生じるストレスが解消できるのですから

生田目は母が好きだった

生田目『母がかつての笑顔を忘れない為には

 母似の自分が笑い続ければいい

 私は作り笑いがどんどん上手くなった……

作り笑いだという自覚はあるのか

当初四人暮らし、四人揃った家族写真があった

しかしほったらかした観葉植物が浸食

やがて父、兄が家を出た

母の若さへの執着は異常

或いは大渋が極端なだけで、柳生田のように男はそこまで気にしていないんですかね?

そういや「おばさん」って全然見ませんな

母はどんどん軽くなっていった

母『この“手”が、もう耐えられなくなっちゃったの……

 二海ちゃんみたいな

 ピチピチの十歳にはわからないでしょう?

 この気持ち、ねえ……!!

やがて鉄留理事長同様、“老いて”軽くなり始めた母は決定的に気が狂ってしまった

老いた己の腕に我慢できず切断

娘の若さに嫉妬

殺されかけた生田目は、母を殺し

原点は正当防衛だった

ですがこれで生田目も気が狂ってしまったのか

本来、母を好きな優しい子だった

生田目『この国で歳を取ってくことがそんなに苦しいなら

 早くラクにさせたほうがいい……

 大人に対してそう思うようになってから

『気付いたら十組に

母に殺されかけておかしくなった

老いて苦しむ大人を、楽にする為に殺してきた

枯葉好きなのは母の手に似てるから

自身が愛せなかった部分を、生田目が愛しているとは因果なものですね

そこが母の「生身」だったからでしょうか

三田の衝動、生田目の答え

生田目『未成人式で会いましょうね? 楽しみにしています!

『(あなたを殺すのを……!!)

三田は衝動的にサンタとなり手を握ってやった

彼女が好きな「老いた手」で握った

すると生田目、見なかった事に

ここじゃなく未成人式で殺す為、敢えてこの場は見なかった事にしてくれました

彼女はサンタを好き

でも殺したいことは変わらない

彼に母を重ねているのでしょうけれど……?

生田目はサンタを殺したい

三田/サンタ『『(子供の要求には全力で応えると決めた!)』

『『(子供とは戦わない

 俺はもう黒いサンタになりたくない!

 ならば!)』

『『(子供の殺戮に耐え抜いてみせる!!)』

生田目曰く、サンタは唯一向き合ってくれた

自分を命懸けで庇ってくれたから好き

思えば母と正反対なのか

彼女の母は娘が「若い」という一点、生田目じゃなくて良い部分を憎んで殺そうとした

庇うどころか自分の為に殺そうとした

正反対なんですな

また生田目の母への想いは一方通行に終わった

今回も一方通行ですが……?

三田の決意、甘矢の災難

三田『ということで

 俺を撃ってくれ!!

 甘矢ァ!!

略・甘矢『ちょっと待った!? いったん落ち着こうよ!?

そうだそうだと全米も言っています

三田は生田目の生い立ちを知り、理事長の教えに反して「殺戮に耐えよう」と決心

彼女と戦わず、一方的に殺される覚悟

必要なのは死の痛みに耐える覚悟

そこで甘矢に撃ち殺して貰おうと思ったのか

甘矢とばっちりじゃナァイ!?

甘矢にしか頼めない

甘矢『こういうのはド根性ある冬村にやらせては……

略・柳生田『カネにならねえ残業はごめんなんだよ!

 さっさと撃てッ!!

ブラック労働回避の為ブラックを強いる男

三田は子供に殺され、反撃せず耐える決意

そこで子供の甘矢に撃たれる訓練

撃っていいのは撃ち殺せと頼まれた者だけだ!!

しかも柳生田がノリノリなんですよね

ノリノリです柳生田

めちゃくちゃ丁寧に撃ち方教えてやがる!!

傷付く三田、心傷付く甘矢

三田『俺は大渋に勝って取り戻さなくちゃならないんだ!

 冬村が小野とフツーに暮らせる日常を……!!

甘矢『やっぱり……

『大人ってクソだな……!!

三田『よし、しっかり頼むぞ!!

甘矢『(ごめんとか、ありがとうだろうがまず!)

甘矢も三田の想いに応えずにはいられなかった

そうやって追い込む大人ってクソ!!

いやホントそう

三田は純粋に善意ですが、それが他人を振り回すことへの罪悪感が希薄

善意が周りを巻き込む事に鈍感

ホントそういう大人って糞

かくて一晩撃たれまくり、“特訓”した三田

その成果はともかく

少なくとも甘矢はすっかり銃が、それも「人の致命傷に向かって」撃つのが得意に

とんでもスキルを習得しとる!?

こういうの、的に当てる訓練は普通のこと

でも人に撃つのは抵抗感がある

甘矢は一足飛びに人を撃てる男に……?

散々文句タレた甘矢だが

三田『(子供は一晩で成長して強くなる……

 子供というものはやっぱり手ごわい)

『(生田目二海、それでも俺は絶対にお前に殺されない!)

本気で向き合い、本気で凄さを思い知る

事後、二人とも柳生田が奢ったラーメンを完食

散々殺し、殺され

それでも物を食べられるメンタリティ

彼らの成長というべきか

子どもはタフだなというべきか

甘矢『僕には今の三田は』

『強いサンタというより、強い男になりたいだけに見えるよ

サンタとは子供を幸せにする存在

その手段として、痛みに耐える訓練をした三田

\痛みに耐えてよく頑張った感動した/

しかしサンタ修行としてはやはりズレている

サンタとして軸がブレている

果たして軌道修正は叶うのか?

ふたりとマニキュア

冬村『……好きだからだよ、冬村さんのこと

深夜、小野にマニキュアを塗っていた冬村

上手く塗れない

でも小野はむしろ嬉しそう

からの唐突な告白となりました

もう想いが届かない、失恋すると理解した上での告白か

それもまた「大人」ですね……

小野『私と冬村さんの“好き”は全然違うと思う』

LOVEとLIKEの自覚がない

だから理解してもらおうという事件か

確認作業の全裸

小野の告白

小野『冬村さんはさ? 私の裸を見てどう思う……?

『私は冬村さんの裸を見たら

 きっとどきどきして……、嬉しくて……

 何も考えられなくなる

『でも、冬村さんはならないんでしょう?

冬村『ウソだ!

 小野はならないよ、私の裸なんか見てもきっと何も思わない!

小野『そんな事ないよ!

 試しに……、脱いでみて?

冬村『え……!? いいよ!!

SANDA 第9話 感想

略・小野『なんだか悪いことをしてる気分、大人が子供を無理やり脱がせた、みたいな……

売り全裸に買い全裸

なんと小野は裸になり、冬村も裸にと懇願

自分は冬村に欲情する

だが冬村はしないだろう?

冬村は三田に惹かれてるんだろうという話か

実際、以前小野は冬村に欲情した

欲情し大人になった

今は、全く欲情してないよう見えるのが寂しい

14歳の燃える欲情は消えてしまったのか?

大人になってしまった小野

小野『やっぱり今は、三田くんが好きなの?

冬村『さっきから何の話!?

『好きとか嫌いとか

 大人になるとそんなことばかり気になるの!?

略『大人とか子供とか男とか女とか、もううんざりだよ!

『こんなの……!!

続く言葉は「こんなの小野じゃない」か

やがて冬村、おかしいと激高

なんでなんでも恋愛沙汰で考えるんだと

大人が嫌になってしまった

前回あれほど「自分は子供だ」と苦しみ、早く大人になりたがっていた冬村

でも大人の醜さ、性欲に嫌になってしまったか

子どもの潔癖さ

冒頭での三田の苦悩と根は同じなんでしょうね

もううんざりだよ!

冬村は今まで楽しかった

だから今までどおりに戻りたい

しかし騒動で友達が増え、また「恋愛沙汰」を小野が持ち込んでしまった

本作、小野の成長はSFチックであるものの

状況自体はすごく普遍的か

恋愛が絡み今まで通りに戻れない

ただ楽しく過ごしたいだけなのにね……

初めて受け止めた子供の願い

冬村『私ね? 裸で逃げ出すようなの、どうしようもないくらいの子供なんだよ!

やがて冬村、脱走し三田達に抱きしめられた

自分は子供だと証明した格好か

大人なんて嫌だと?

そんな彼女を優しく抱きしめた三田

子ども同士だからこそ安らぐのか

冬村の願い

冬村『三田……、小野を取り返して………

 お願い……

三田『(サンタとして、初めてされた願い事……!!)

冬村『小野はどこに行ったの……? もう戻ってこないの……? 大人は子供に戻れないの?

サンタなら取り返してよ!

SANDA 9話 感想

『約束したじゃん……、ねえ……

その願いは、第一話と同じもの

しかし叶えるなど絶望的

最初の願いが最終回案件となるのか?

大人になった小野を、小野だと認められない

まさに「子供」

常識的には、大人も子供も同じ小野だと認めることが解決の糸口という気がしますが

本作ではどんな結論に至るのか

また前回「三田」は小野に冬村を託されていた

三田としてサンタとして

冬村を救いたい想いはどう着地するのか

忍び寄るド腐れ

大渋学園長『思いつめた表情が様になるのは大人われわれの特権と言える

『悩みを聞こうか……、大人同士

うんうんそれはサンタが悪いね

この厚顔無恥、まさに大人

他方、苦しむ小野に学園長が接触

急に仲間ヅラしだして幕

なんて都合のいい

これもまた「大人」らしい事件か

苦しむ小野に手術で痛みを取り除き、冬村を手に入れようとそそのかすのか?

冬村が欲しいならサンタと戦えと?

造花なのに根腐れ

造花とは人工物で、腐るはずがないもの

本作で人工物といえば大渋

大渋の腐ったやり方を揶揄する言葉なのかね?

或いは若さに執着し、腐って壊れた「母」を評した言葉だったんでしょうか

美しくあろうとするほど心が腐った

大渋も同様なんでしょうか

次回、第10話

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