異世界失格 第3話 感想[冒険の終わり？]死にたい男と殺したい少女 ネタバレ

2024年9月25日

異世界失格 第3話「僕はいつでも死ぬ覚悟はできている」感想

公式あらすじより引用

この世界にある４つの聖堂を巡れば、センセーの探し人であるさっちゃんの情報が得られるだろう。そう考えたアネットは、手始めにツヴァイテン聖堂を目指す。

だが、その道中で、獰猛なドラゴンを連れた少女と遭遇。最初は親切に助言をくれた少女だったが……。

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第3話にして死す!! 謎の少女ウォーデリアとの邂逅

異世界失格 3話 感想

死んだ眼の男、死んだ眼の少女と出会うの巻

前回ラストでセンセー死す、……でなく「魔王」こそ死んでしまった!!

魔王あるある序盤で死にがち

結果、転移者たちが我がもの顔で暴走開始か

本作の「敵」は転移者たちだった…？

特に魔王を倒した男は意味深

彼がラスボス？ 先生と違うベクトルのクズ揃い

クズの博覧会や!!

センセーが"異世界失格"である理由？

実はセンセーが転移した日、魔王が倒された

彼は呼ばれる必要がない転移者だった

転移は、本当に第一話でアネットが言った通り"手違い"だったのか？

彼はチートスキルがありません

もしやそれは、魔王が倒され「必要ないから」与えられなかったんでしょうか？

今後に関わる前フリなんですかね

さっちゃん探し、今後の目的

タマ『アネット～、アンタってホント～にセンセーのこと好きなのね～？』

思えばこの台詞も前振りだったか

いわゆる転移神殿は世界に四つ

残り二つが当面の目的地に

ただ転移者が暴走した為、"転移者探し"は相当難しい事になりそうですね

痛くもない腹を探られるとはこの事

先生は腹をブチ抜かれましたが

センセー致命傷の訳、ウォーデリア

ウォーデリア『転移者は……、皆殺す!!』

転移者を憎む謎の少女ウォーデリアに致命傷

バトル漫画みたいにセンセーが貫かれた!!

どうも魔王の娘か

彼女は龍を従え、魔王の紋章が特徴

ですが人々は憎まず、父を殺した「転移者」全員を殺す事をライフワークにしてるらしい

魔王の娘なのになぜ人類に優しい？

また魔王を殺した者自体は城に留まってる？

仇を狙わず、他の転移者を狙う理由は？

致命傷を受けたものの

センセー『あの時の僕は激しい憎しみに正気を失っていた……、今も君もそうなのだろう？』

『何故なら君は、悲しい目をしている』

センセーに致命傷を与え、立ち去ろうとしたウォーデリアだったも

センセーに共感され困惑

また変に印象に残ることをしてる……

彼女、転移者殺しまくってレベル上げでもしたいんでしょうか？

仇を探してるにしては場当たり的というか

人探ししてる感じでもないのが妙

太宰先生のガチな事実

文豪・川端康成に「刺す」と手紙を送った事がある太宰治（実話）

なので憎しみに共感したらしい

史実がそこらのフィクションよりおかしい

明らかに致命傷を受けたセンセー

センセー『ふふっ……、回復しすぎて、調子が悪いものでねえ』

治癒魔法その他で回復

異世界すげえ!!

毒を飲みたがるくらいに回復しました

何故飲む

どうも体調が良すぎて、ちょっと悪くないとしっくりこない感じらしい

体調悪い人あるあるですね

調子良いって気色悪いよねー

センセー『お前の名は、メロスだ』

そして新たな旅の道連れ

神官アネットの使い魔が合流、メロスとセンセーが命名しました

それ太宰先生アンタの別名では

いたくセンセーに懐いたメロス

どうも変身能力持ち

赤毛の子、最後の仲間ってこの子なのかね？

センセーと別れろという神官イーシャ

イーシャ『あれは破滅型の人間だ』

いやまったくそのとおり

センセーを的確に評したのは、彼を治してくれた二つ目の神殿の神官

医者ならぬイーシャ、アネットの親友

曰く転移者はクズだから別れろと

しかし彼女の過保護さに、センセーは反発を覚えてしまった様子

さすが天邪鬼なオッサン

イーシャも別ベクトルで純粋なんですな

「クズ勇者」事件勃発

転移者スズキ『「大勇者時代」となる!!』

転移者による魔王討伐により、他の転移者が「勇者が世界を支配する」とイキりだして幕

チートを得たらこうなるという典型

誰だってそーする

たぶん

前世界の反動？

転移者は例外なく、元世界で不幸だった連中

虐げられていた人間たち

その反動が起きているんでしょうか

普通の人とは考え方自体がちょっと違うのかも

センセーは極端でしょうけれども

問題は転移者スズキの能力

スズキ『"いい子になれ"』

どうも洗脳スキル持ちか

場面暗転し町が炎上

彼に支配されたアネットが、町を焼き払ってしまった……？

にしても過保護な親友、洗脳スキルのクズ

何かとアネットの意志を無視し勝ち

前回のお姫様事件といい

本作は「自分の意志を強く持つ、貫く」ことがテーマでもあるんでしょうか？

意志を貫く為に心中したセンセーにぴったりのテーマ…？

センセーにとって大きな課題

センセー『ようやく……、傑作が書けそうな予感がしてねえ』

爆風スランプに陥った先生

しかしウォーデリアとの邂逅、町炎上で意欲

つまり破滅的な時こそ創作意欲が湧く？

彼が破滅的な状況を繰り返す、それ自体が本作での定番展開なんでしょうか

さすが太宰先生……

次回、第4話

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異世界失格 感想

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異世界失格 第2話「棺桶の寝心地を教えてあげようか？」
異世界失格 第3話「僕はいつでも死ぬ覚悟はできている」
異世界失格 第4話「自殺は、いけない」
異世界失格 第5話「僕は死にたい人であって、死人ではない」
異世界失格 第6話「食べられたき者、城下より来たり」
異世界失格 第7話「また死刑にでもするかね？」
異世界失格 第8話「あの穴はすごく、背徳の匂いがする」
異世界失格 第9話「僕を一塊の灰に変えるがいい」
異世界失格 第10話「きちんと僕の命を奪わなかったことは、本当に猛省したまえ」
異世界失格 第11話「君の物語を書き終えるまでは、死ぬわけにいかない」
異世界失格 第12話「今度こそ絶対死にたい【最終回】」

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