逃げ上手の若君 第4話 感想[千里眼鬼・貞宗]あの人は決して逃げない ネタバレ

2024年8月4日

逃げ上手の若君 第4回「貞宗登場!」感想

公式あらすじより引用時行は鎌倉奪還のため、日々剣術の稽古に励む。
しかしその太刀筋は、誰もが驚くひ弱さであった――!
そんな時行が唯一得意とする武器は「弓」。
「逃げ」と「弓」の二つを活かした戦術に頭を悩ませる頼重のもとに、突如来客の知らせが入る。
諏訪大社を訪れたのは、新たに信濃守護に任じられた武将・小笠原貞宗。
挨拶がわりと天下無双の弓技を見せつけた貞宗の姿に、頼重は妙案を思いつく。
鎌倉幕府滅亡を機に動き出した各地の勢力図。
諏訪の運命は、時行に託される――。

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信濃国守護・貞宗の圧、時行が学ぶべき「師」とは

逃げ上手の若君 4話 感想

たとえ嫌な奴だろうが凄い事は凄いと求める

心に決めた大事な事からは逃げない

そして窮地にこそ胸躍る変態が時行様!!

時行さまの心が映える回だった!!

「長寿丸」vs貞宗!!

第二話の通り、彼は臆病なのでなく「逃げる」こと自体が快感

命の危機に快感スイッチが入っちまった!!

また、時行は諏訪大社に匿われています

ですが諏訪家自体が窮地

そもそも「逆賊」となった北条に肩入れした時点で政治的にヤバいんですね

対しさっさと主君・北条を裏切った貞宗は「守護」に出世

いやはや乱世乱世

その貞宗もえらくキャラが濃いスね!?

冒頭 足利「尊」氏・誕生

後醍醐天皇『これで天下は朕の下に戻ってきたッ!!

これまで主君・北条「高」時に準え、高氏と名乗っていたものの

後醍醐天皇に準え尊氏に改名

いやマジ乱世乱世

鞍替えがスムーズすぎる

ですが天皇陛下に名をいただいたのは、歴史的に見ても彼一人くらいなのだそうな

改めて大英雄ですね尊氏

もっともある時代は超冷遇

この後、尊氏は歴史の授業で語られている通りの事をしました

結果、特に明治以降はガチ不人気だったとか

彼の菩提寺・墓所である等持院は現存

等持院は昭和頃とんだ貧乏寺だったとの事

鬼ごっこの「鬼」である尊氏

足利尊氏『頼んだぞ……、皆で帝をお支えするのだっ

尊氏も実は人間ではない様子

いや怖い怖い

尊氏複眼疑惑……?

歴史の教科書で英雄と教わる人物が、鬼そのものとはチャレンジングですな

神がいるなら鬼もいる!!

時行、唯一得意な「武器」

亜也子『藁束に歯が立たない人はじめて見た……

剣術はからっきしの三級品

ですが父・高時が好きだったので弓矢が得意

ホント孝行息子だこと

しかし弓を引くって、けっこう力とパワーが必要なんですよね

ああ見えて結構キン肉があるのか

いいね!

その弓術を学ぶ格好の「師」

頼重『奴の弓を観察するのです!! あの眼とあの弓から逃げ切る「かくれ鬼」っ!!

また新しいあそびが始まっちまったな!!

頼重が目を付けたのは敵・小笠原貞宗

なんと現代まで伝わる武術の祖

彼は北条の残党を探しに諏訪に押し入るも、頼重はそれを利用して鍛えようとするのでした

時行の弓術が飛躍的に向上…?

やはり何事も身体で覚えるのが一番なんですね

まあいやらしい!!

信濃国守護・小笠原貞宗

貞宗『北条残党を探し出す良い策がなァ……

とかく眼球が大きく湿度が高い粘着質な武将

下手に眼球に触ると張り付きそう

弓術に特化、異様な眼球と観察力が特徴

武士の風上にも置けない下衆

そも主君をあっさり裏切ってますし

しかし時行様、貞宗を見て

彼の弓術は奇麗だと絶賛

たとえ敵だろうと、良いものは良いといえる素直さ

これは現代にも通じる器ですね

上に立つ者として必要な素質ですわ

時行さま 長寿丸と名乗り堂々表舞台に

舞台は「犬追物」

時行『弓手と違い、馬手は体をひねるから当て辛いのに!?

諏訪の犬追物に小笠原貞宗が乱入

諏訪家を差し置き無双する大騒ぎに

性格はともかく実力がスゴい

犬追物とはその名の通り犬を放ち、馬上から刃のない矢を当てるという競技

前回で言ってた通り狩りの神様ならでは

仮にも神さまにしてはアレですが

余談・長寿丸

最初てっきり「逃若丸」かと思いましたが「長寿丸」だそうな

ジャじゃなくてジュじゃ!!

果たして彼は長寿となれるのか

なお当の神さまは

頼重『違うのです! 未来では動物虐待で確定でしょうが!?

このアニメが、動物虐待だと追い回されないか心配でならない様子

大丈夫ですよ時代物ですし!!

大丈夫だよね?

雫『じゃあ…、兄さまで』

今週ぶっちぎりに可愛かった(時行さまを除く)のが雫

時行を表向きは兄と呼ぶことに

血の繋がらない妹系巫女執事

要素が多いしかわいい

時行vs貞宗、犬追物対決!!

頼重『あなた如き、こんな稚児で十分でしょうっ

頼重、貞宗に時行をぶつけて彼を翻弄

彼の策で九分九厘勝利したも

最後の最後で宗貞が覆し、時行は1対5の大量リードを許してしまうのでした

さすが「武将」は伊達じゃなかった!!

弓だけでなく馬術も達人なんですな

逃げ上手の若君なれども

亜也子『不思議な人だよね~……

 いつも逃げてばかりなのに

 ここ一番の難敵からは逃げ出さない

雫『私にも未来がはっきり見えた

『あの人はこの先もずっと……、心に決めた大事なことからは、決して逃げない

先日、伯父を殺す為に戦った時も

そもそもお家再興を目指す事も

普通は怖くてできない

普通は逃げる

そこで逃げないのが時行さまの強さか

英雄の資質ですね

次回、リードを覆せるか?

時行『(本物の矢なら死んでた…………)

貞宗『(なぜ逃げる…?)』

『(恐れか……? 足掻きか……?)』

時行『(楽しい!!)』

若様の逃げ顔いただきました!!

幸いなのは貞宗が時行を狙った事で、彼の“生存本能”に火が入ったこと

死の間際こそ面白い!!

時行は生存本能の怪物ですものね

また実際敗北すれば、諏訪家はイチャモンつけられ難しい立場になりかねない

これまで時行は匿われてきたものの

彼が諏訪家の為に一肌脱ぐ時か

まあ脱ぐだなんていやらしい!!

次回、第5話「決着!犬追物、そして…」

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