わたしの幸せな結婚 2期 第21話 感想[清霞の願い]雪に乱れる雪見草が夜の帳を降ろす ネタバレ
わたしの幸せな結婚 第2期 第21話「夜の宴と遠望に映る雪」感想
公式あらすじより引用
異能心教に加担する何者かが国の中枢に入り込んでいることが確信される中、宮城で御前会議が開かれる。葉月は美世の心を軽くしようと「婦女子の会」を催すのだが、なんと堯人も参加していた。堯人は美世に自分と似た異能を持つ者と話ができた喜びを伝える。だがその言葉は〝良くない未来〟が訪れるであろうことが察せられるもので……。
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2期8話 美世と女子会（殿下付き）
くつろぐ堯人様がなんだか微笑ましい回
胸糞悪い御前会議の後でしたしね…
国家中枢が揃って糞なの？
また清霞、美世の想いをちゃんと知りたいと「変わった」事を自認
姉、葉月は想いを伝え続けなかった事を後悔
対しより深く、繋がり続けようとする清霞
奇しくも姉の後悔そのものか
清霞の生い立ち、他人に向き合えなかった後悔ゆえでもあるのでしょうね
また久堂家編では同衾から逃げた美世
今度は無事同衾!!
着実な前進も感じるエピソードでしたわ
堯人様の予言
今後、雪の日に何かが起こると示唆
ただ、未来が見えるならもっとハッキリ言ってくれてもよさそうに思うも
それも彼が言ってた「孤独」なのか
未来が見えるゆえの深謀遠慮？
つくづく苦労性なお方
父はだいぶアレな人っぽいのに……
ぶっちゃけ誰が内通しててもおかしくない
個人的には腹心・鷹倉が怪しげでしたが
今回モノローグで警戒してたしどうもシロっぽいですね
ポジションめっちゃ怪しいので意外
しかし大臣、腹芸できないクソ無能と描写
むしろ秘書が怪しく耳打ち
穿ってみれば新が内通し、その事をねぎらったように見える描写
新は無自覚に敵の手先になってるパターン？
物言いが甘水と一緒になってましたし
台詞がまんま一緒て
冒頭 内通者は誰だ
清霞『堯人様と我が隊を牽制する意図があるのは明白です！』
専門だからと対異部隊ばかり動いてる事への牽制か
いっちょ噛みしたいのは人の常
天皇陛下が誘拐され、堯人様と各大臣による御前会議開催が決定
清霞と大海渡少将は内通者を炙りだすチャンスと捉えます
堯人側近・鷹倉が見逃さないはずだと
正直、信頼されてる人間ほど怪しいものの
今回を見るにちゃんと味方らしい
陸軍大臣『異能の力など過去の遺物！』
具体策がある訳でもなく、お決まりの「過去の…」で牽制する陸軍大臣
科学と言いつつ精神論ですわ
文部・宮内・遁信・陸軍・海軍各大臣が招集
無益な無理解と罵り合いに終始
堯人様が作戦断行宣言へ
特に今回異形が可視化、異能の存在を隠せないという社会レベルの変革まで起きている
対応必須でしょうになんと能天気な
鷹倉『これでは異能心教の思うつぼだ……』
と口に出してしまい更に紛糾
鷹倉自身は若さゆえに侮られ発言力低め
時代的に仕方ない所か
にしても各大臣、次期天皇・堯人様の前なのに動物園状態とは
まだ継いでないので扱い軽いのか？
葉月主催・婦女子の会開催!!
堯人『存分に語り合うが良い、我の事は気軽に堯子と呼んでくれて良いぞ？』
土井たか子ちゃんみたいな自称であった
当然のようにいる堯子さんで草
当然の上座
そして主催の葉月、ゆり江
リモート参加の薫子
思った以上に美世とフランクな関係である
美世『相当、飲んでいらっしゃいましたから……』
堯人様が一番痛飲し真っ先にダウン
肩が凝る立場、おべっかに囲まれ苦労されてるみたいですし
楽しく飲めたなら良かった……
ここからが本当の女子会だ……
薫子もだいぶ酔ってます
この人ホントかわいいですな
葉月が気になる関係
薫子『五道さんはただの尊敬する先輩です！』
尊敬はしてるんだ……
葉月、薫子と五道との仲に期待も
失恋間もない薫子は拒否
見た感じはまんざらでもなさげ
略してまんざらげ
なにせ劇中は、美世に出会い「諦めて」から数か月が経過
だいぶ心の整理整頓美化運動が出来たか
恋が終わった薫子の所見
薫子『私……、もうしばらく恋はいいんです』
もう恋なんてしないなんて言わないよ絶対
薫子曰く恋は怖い
酒のように自分を見失うからだと
今まさに酒で自分を見失ってる薫子が言うと説得力が違います
でも示唆的でもありますね
美世『私も……、怖いんです』
今まさに恋してる美世、清霞
それに新
自分を見失うフラグなんでしょうか
特に新……？
甘水は、奪われ孕まされ殺されたも同然の想い人澄美への想いが動機
その影響にない「本来の彼」とは？
彼の心は救われるのでしょうか
美世『きっと、人を変えてしまうから……』
恋心、執着は怖いと
人を変えてしまうからだと
元々執着しないよう、諦めながら生きてきた美世らしいとも言えますね
それはそれで平穏なのは確か
葉月『"私はあなたが大切なんだ"って……、そんな簡単なことさえ言葉に出来ないまま……』
『取り返しがつかなくなってしまった……』
『馬鹿よねえ……』
『要はね？
“離れがたい人だ”と思うなら、愛を伝え合って、切れない絆を創っておくのが大事って事！』
略『怖いなんて言ってる場合じゃないんだからね？』
つまり絆だぜ!!
女なんだろう？ グズグズするなよ!!
躊躇う若者たちへ、葉月は執着の大切さを忠告
冒頭の大海渡少将と離婚
もっと“執着"しておけば良かったなと
周りの声に流されず二人で話し合い、向き合っておけばよかった
想いをしっかり伝えれば良かったと
結婚に限らない汎用的な想いか
関係なんて維持しようとしなければ失う
すっぱり切るのは潔いが、それで後悔するようなら元も子もない
堯人様も思うところあった様子
彼が見た未来に関わるのかね
堯人の予言、忠告
堯人『“天啓の異能”は恵みであり軛だ…
未来の一端が見えるからこそ
投じる一石は水の震えでしかなく
その波紋が何を描くのか理解する者は少ない』
『未来を知る者は、孤独と戦わねばならぬのだ』
未来を知る事はくびき、束縛であると？
微妙に解かり難い言い回し
思うに堯人自身は、未来が見えるから「様々な行動が起こす影響」まで見通せる
だから堯人自身は、迂闊に動けない？
何が未来を変えるかわからないから
たとえば今日コケて足を怪我し、それが原因で翌日つまずき車にはねられて死ぬ
今日の時点ではただの怪我
それが明日は致命的になる
そういう風に、小さな行動が大きな結果になる事が事前にわかっていたら
つい躊躇し動き辛くなるんでしょうか
でも普通は知らない
堯人は解かるからこそ孤独なんですかね
美世も同じ問題を抱えかねないのか
堯人は謎めいた予知
雪の日を警告
逸れ以上は伝え難いんですかね、伝えた結果どうなるかまで分らないから？
また類似した能力同士、助言をしてくれました
現在美世は能力を使いこなせてない
能力への恐れなのか？
力を持つ事を恐れてしまってるんでしょうか
清霞『今日は夕食を共に出来て良かったっ』
ただただ雪が降らないよう祈るばかり
なかなか清霞に伝えきれない美世
グイグイ来だした清霞と対照的ですね
まだまだ変われていないのか
相談に乗る新
新『君を困らせるものは、全部俺が壊します！』
美世の能力解放を共に探ってくれる新
ただやはり危うい
美世の手を取り励ますも、前回「過去夢」の甘水とそっくりな物言いでした
無論、彼は裏切るつもりはないでしょうが
我知らず甘水に利してしまうのか？
突然押し掛けた文部大臣
文部大臣『その力、私の為に使おうとは思わんかね？』
道に迷ったとバレバレな嘘で接触
個人的に薄刃を味方につけようと金を積みます
もちろん新は拒否
侮辱するなと
というか堯人が保護してる人間への接触、まして買収など正気の沙汰とは思えません
それもこれだけ堂々と接触
わずか数分でどれだけの無能ムーブを……!!
御前会議は甘水の脅威を情報共有したはず
でも文部大臣は「そんなに便利な力なら、金積んで犬にしよう」と思い立ったらしい
国政上の情報を速攻で私利私欲に利用
ちょっともう唖然ですね
新『これ以上、俺たちを侮辱するなら……!!』
異能持ちは常人より強い
対し薄刃は異能者に強い
薄刃家は、異能者たちが暴走した時に抑え込むことを使命としてきました
世の為、人の為を自負してきた一族
その彼に金を積むなど最悪手
そうでなくても侮辱ってものですし
文部大臣『人を惑わす化け物まがいの連中を宮中に招き入れるなどと!!』
怒った文部大臣、なんと二人を化け物呼ばわりして去っていきます
拒否されたあげく罵倒て
味方にしようとした人間をわざわざ敵に
交渉下手がすぎる……
別の意味で政府中枢に大問題でしたわ
秘書『お勤めご苦労様です』
新『!!』
秘書『では、また』
実は甘水だったんでしょうか？
穿ってみれば、同じ異能心教として「内通お疲れ様です」という挨拶ともとれる
ただ新が裏切るとは考えにくい
考えにくいけど今、揺らいでるんですよね
彼は薄刃当主として育てられた
その無意味さに苦しんでる
ましてや化け物扱いする奴がいる政府に、肩入れする義理があるでしょうか
今回各大臣は無能オーラ
無能だからこそ甘水に役立つのかね
堯人のいたずら
清霞『美世が布団を使わないのなら眠らないッ!!』
その後、美世と清霞が寝室へ
布団が一つ、枕が二つ
堯人様のいたずらですが、なんやかやで同衾する事になりました
今期前半、久堂家事件より一歩前進ですな
父さん!! 今度は同衾できたよ!!
清霞『美世、私はもはや以前とは違う、もっと多くを手にしたいと望んでいる……
出来るなら
もっと深みにはまっていきたいとすら願う……』
『他でもない、お前と』
もっとオークを手にしたいと……？
もっと美世の事を知りたいという清霞
美世が危惧した“執着"か
でもこれなら、葉月が苦しんだ「向き合えなかった後悔」にはならないのでしょうか
良いのか悪いのか……？
次回、第22話
わたしの幸せな結婚 第二期 感想
わたしの幸せな結婚 第2期 第14話「もう一つの久堂家」
わたしの幸せな結婚 第2期 第15話「新たな試練」
わたしの幸せな結婚 第2期 第16話「異能心教と鬼」
わたしの幸せな結婚 第2期 第17話「秋風が運んできたもの」
わたしの幸せな結婚 第2期 第18話「心の奥は」
わたしの幸せな結婚 第2期 第19話「甘水直という男」
わたしの幸せな結婚 第2期 第20話「年明け、ざわめき」
わたしの幸せな結婚 第2期 第21話「夜の宴と遠望に映る雪」