来世は他人がいい 第12話 感想[最終回]吉乃と霧島 三カ条の御誓文 ネタバレ
来世は他人がいい 第12話「彼女が翳ると闇夜が降りて雨がふる【最終回】」感想
公式あらすじより引用
波乱の帰省を終え、大阪から東京にある深山邸に帰り着いた吉乃と霧島。いつも通りの日常が始まるかと思っていたが、次の日から吉乃は霧島を無視し始める。登校する時も時間をずらされ、語りかけても無視をされ、料理を作ってあげても返事がない。珍しく取り乱す霧島は雨に打たれながら吉乃がいる離れの前に座り込んでいた。吉乃が霧島の事を無視し続ける理由とは…?
AmazonPrimeにて毎週月曜23時30分より配信
吉乃の“お仕置き”、動き出す組内紛
これにて今期最終回? 吉乃に無視され右往左往する霧島が妙に微笑ましい
第一話のやべえ奴とはもう別人
実はあれ以前から動いてたみたいですが
その辺の事情などは明言せずに幕か
散々霧島を凹ませつつ、彼氏彼女なんだからとときめかせる吉乃がいい女すぎてズルい
また後半、いよいよ内紛本格化
いつ撃たれるか?
後半ハラハラしっぱなしでしたわ
これだからヤクザは怖い!!
吉乃、霧島に「翔真と勝手に連絡取らない・ケンカ売らない・買わない」を約束
ケンカ売買禁止法
でも要は、あたし以外巻き込むなと
逆にいえば吉乃は巻き込んでいい
あたしだけ巻き込めと
吉乃にすれば、霧島から目を離さない為・その手綱を引く為なのでしょうけれども
そんなん惚れ直しますやん……
動き出した桐ヶ谷組内紛
第一話、第三話と直接繋がるエピソード
吉乃実家の上、桐ヶ谷組組長が逮捕
傘下の枝(下部組織)同士で内紛が始まり、吉乃実家でNo.3の染井組も標的に
しかし実際は、どうも染井組を狙ったもの?
黒幕は祖父の親友・秋目日司馬
どうも祖父はこれを予感し?
吉乃を守る為に「一年」東京に送ったっぽい
霧島、ラストで倒れた吉乃を見た衝撃と比べればどうという事もないか
本当心臓止まったでしょ霧島が
まあ寝てただけですけど
でも霧島、安堵はしても笑顔にはならない
ひたすら真顔で吉乃を見つめていた霧島
安堵にせよ、どんな心境で見つめてたんでしょ
つくづく霧島の考えは解らない
そこがミステリアスでしたわ
ラストの昼寝といい、心を搔き乱してくる吉乃も最後まで魅力的
ホント目を離せない
常識人かつ行動を読ませない
二人の魅力たっぷりな物語
全編CV石田彰さんなのも耳福でしたわ
冒頭 そんな事より今何時?
吉乃『ありがとう、ちょうどキリ良いわね……、よし!』
『じゃあ、また』
六話から丸々費やした大阪帰省から東京へ
以後吉乃、霧島を無視へ
大胆なシカトは吉乃の特権
なまじ、稲盛さんには愛想よく接するので温度差が南国と長野県
稲盛さんが殴られないかヒヤヒヤしますね
霧島『この一時間でインターホン百回くらい鳴らしたんですけど出てくれなくて……』
出るのは怒りだけである
霧島は椿に電話、翔真が怒られた時は丸一日口を聞かなかったと助言を受けます
前例助かる
なんだかんだで頼れますね椿姫
椿、吉乃の恋愛をはたから指さして楽しむポジションに収まったらしい
なお大好きな染井組長(吉乃祖父)と会食中
これはこれで意味深
また変な伏線になってそう
アマノイワト
霧島『すいません稲盛さん、ミロワール50gにカカオバターとカカオマス100g、あと大理石台とブリックス計とメッシュシート貸して貰えます?』
ケーキ焼く為にカカオマスから用意させる男
以後霧島は、怒濤の好物責め
中で吉乃がヨダレ拭いてそう
というか作る為、色々食材を用意させられる稲盛さんもいい迷惑でしたね
食材の準備を…、強いられているんだ!!
準備できないと指詰められそうですし
残った料理は極道が美味しくいただきました
霧島、お前もう料理屋開け
結局48時間連続無視
終わりが見えない為、ドマゾの霧島も気持ち良くなれたのは最初だけだったそうな
終わりのないDefenseでは駄目だった
吉乃が見つめ続けてくれないからね……
なおケーキは焼ける偏差値はあるものとする
霧島に泣きつかれ、辟易した橘さん
なんだかんだで面倒見いいですね
最後は灰皿で殴ってましたけど
灰皿はテキーラ入れて飲ませるものでは?
吉乃のタイムリミット
霧島『吉乃~…、大丈夫?』
幸い、雨が夜更け過ぎには雪になる事はなかったものの
霧島、濡れねずみで待ち続けました
さすがにひどい
いや出かけているパターンかと
どうも吉乃、気付かなかったらしい
霧島ずっと無言でしたものね……
霧島『かわいい……』
吉乃、丸3日目の19時になったら許すつもりが
霧島に気付き、数分前に外へ
その数分が優しい……
わずか数分だろうと、あの吉乃が筋を曲げたってのが優しい
にしても第一声が可愛いて
吉乃と霧島の契約
吉乃『これからは、私の許可なく翔真に連絡取らない・ケンカ売らない・ケンカ買わない!』
『解かった?』
後の三カ条の御誓文である
とかく大阪編、翔真を巻き込んだ事を怒っていた……
かと思いきや違うのね
その場合「翔真が大切なんだなあ」ですが
どうも違う、全く違う
略『誰も巻き込むなって言ってるのよ!』
『いい? これから先、何をやらかしても何が起きても、私とあんただけでどうにかするわよ!』
むしろ愛を感じる約束だった!!
吉乃的には“筋”か
翔真が聞いたら頭に拳当ててグリグリやってきそうですけど
吉乃は霧島がやらかすのは諦めた
せめて被害を減らしたい
こいつは私が見てなきゃ駄目だし、見てるからには私もやってやるって感じですかね
実際、大阪編はとんでもねえ機動力でした
吉乃、それは行動力の獣
歯の浮くような本音を語る霧島
彼に抱かれて物理的に浮く吉乃
結局シカト作戦は効果抜群も、ますます惚れ直す副作用を生んだらしい
もしもし翔真サン?
また副次的に、服の趣味を知ることに
どうも霧島「何が似合うか」基準でプレゼント
結果死蔵されてた……
というだけでもなかったんですな
今まで贈っても着なかった
割と霧島ショック
でも今、別の意味でショック
何回惚れ直させる気なの?
殺す気なの?
霧島の自己評価
霧島『(翔真は)まさにヤクザに向いてるよ』
吉乃曰く、あいつはうまくやってる
意外なのは霧島も、翔真を高く評価してた事
彼は誰にでも愛される
ヤクザ向きだと
大阪編はそういう在り方も描いてたのか
『信頼したことも、されたこともない
長い付き合いの人間もいないし
同性に可愛がられるようなタイプでもない』
『だからヤクザになるつもりもないし、なれもしないかな~』
驚くほど自己評価が低かった
吉乃、そこに絶句したんでしょうか?
そして実際、吉乃も彼を信じきれない
だから気休めも言えないのか
また彼の自己評価は、たぶん元カノ・菜緒が向けるものと一致してる気がします
たぶんそういう評価、悪意に敏感
逆に好意に疎い
今までと別の意味で危うい姿でした
また、上にいずれ使い捨てにされるとも思い決めている事も前回で示唆
深山総長めっちゃ可愛がってそうですけど……
霧島『(友達は)一度だけ作る努力はした、けっこう念入りに計画もしたかな……』
略『でも骨折り損だった』
これまで出てない誰かの事?
それとも吉乃のこと?
とまれ吉乃は、中学以降ロクに友達がいない事
霧島は共に過ごしたかった事を吐露
幼馴染になりたかったと
霧島、本気なんでしょね
当初はともかく、最近吉乃に語る言葉はどれも本気って感じしかしません
なんかもうひたすら大好きですやん……
吉乃『でも今アンタ、彼氏でしょっ』
霧島『……!!』
ネガティブになった空気を変えた一言
こういうとこ吉乃はズルい
霧島は思った以上に自己否定気味
その彼を一発でハジケさせてくれるんですから
生粋のハジケリストですわ
霧島『化膿して放置してたら、そのまま跡が残っただけっ』
互いにじっくり、手を確かめる二人
というか霧島の手を観察する吉乃
ホント生い立ちが壮絶
手は色んな意味でボロボロ、誰も彼に手を貸してくれなかった事がうかがえます
そりゃ好かれてないと思ってしまうか
吉乃『(手)荒れてて痛くないの?』
何故か歪んだ笑顔で、吉乃の手に真っ白なハンドクリームをつける霧島
いや何を想像してる何を
白いし、エヴァンゲリオン的なアレかい?
そうなのかいカヲルくん?
霧島『あんまり美味しいものじゃないね♪』
おもむろに舐めとって幕
それはもう吉乃、頭突きしたそうじゃ
ハンマーヘッド吉乃
霧島は生クリームを連想といったも、絶対性的な白濁液を連想したっぽいですし
だとしたら何故舐めたのかが謎
謎は深まるばかりである
グレートバリアリーフくらい謎
吉乃『何正直に言うとんねん!!!』
ED主題歌みたいなことを言う吉乃
とまれどっちらけで仲直り
吉乃、もう生クリームとか食べる気がしなくなったとの事
とんだとばっちりだよ!!
ああとばっちりさ!
桐ヶ谷組、内紛勃発
電話口の翔真『(桐ヶ谷組)トップが不在でゴタついてるんですよ……』
吉乃実家が属する桐ヶ谷組が内紛、その下っ端組織同士が小競り合いへ
桐ヶ谷組とは関西最大の暴力団
膨大な下部組織が存在
中でも吉乃実家・染井組は“直系”組織
直系とは、トップと杯を交わした直参の子分が率いる組織の事
つまり吉乃の祖父は「桐ヶ谷組組長・直接の子分」で、全体のNo.3に当たるとの事
トップの桐ヶ谷組長が逮捕されたんだそうな
桐ヶ谷組No.2 空木万作『ガキみたいなことで揉めよって……』
CV千葉繁さんやんけ!!
こりゃ大物ですわ
桐ヶ谷組のNo.2空木と、No.3である染井・吾妻の三人が会合へ
とまれ染井同格、No.3 吾妻の部下が原因
彼の枝、つまり下部組織が揉め始めた
遂にはダンプカー突っ込ませ、報道される始末
ロードローラーじゃない!!
トップが捕まり組織全体がガタガタ
No2の空木さんは胃が痛いか
空木『すまんなァ蓮二、くだらんことで気ィ揉まして~』
こうなると吾妻は面白くない
蓮二は人懐こく、吾妻ともダチだと公言はしているようです
しかし腹の内はわからんですよね
吾妻の企みはだいたい読んでそう
内紛の裏側、黒幕と薊
電話口の秋目『良かったじゃねェか? 心配すんな、俺の言う通りにしてりゃ問題はねえよ』
吾妻は蓮二を煙たがり、東京の秋目に連絡
秋目が吾妻を焚き付けた黒幕か
秋目は染井蓮二の親友ですが……?
どうも吾妻の野心を秋目が利用し、内紛を起こさせているって感じみたいですね
その秋目は、先のタコ男・薊の上司
勝手をした薊をボコったらしい
自らボコる上司の鑑
龍一『ま、カネはらってくれたら俺はどうでもいいけど』
龍一、傭兵みたいなポジションか
おしゃれパーマの龍一が情報収集
次は9/10、全国模試へ
薊は吉乃を追うも、霧島が吉乃の情報を秘匿してるので追いきれないらしい
そこで摸試を利用する肚か
個人情報の宝庫ですものね
秋目は吉乃を狙いたくないのか?
どうも吉乃の父キョウスケも殺され、その際は染井組長がなんとか組暴走を抑えた様子
薊も同じ目的で狙っているのか?
秋目は再発を防ぎたいのかね
秋目もまだ良識ある方なんでしょうか
Cパート 霧島、凍る
霧島『ただいま~、ケーキ買ってきたよ~♪』
ある日、ばっちり正装して花買ってお菓子買って帰ると吉乃が倒れていた
凍り付き無言で駆け寄った霧島
声なんて出さない
ですが驚くほど無防備に駆け寄った事に愛情を感じますね
これが罠なら霧島、死んでた
実はただ、寝てただけ
たやすく霧島の心臓を止める女
干して取り込んだ布団が気持ち良くて、そのまま寝っ転んでしまったらしい
なんとまあ無警戒な
水面下で抗争中なのに
万全期してか、あまりに静かに眠っていた為か
霧島そっと脈を確かめました
大丈夫生きてる
心臓止まってそうな静かな寝姿
止まりかけたのは霧島ですが
そのまま静かに添い寝
真顔で添い寝
決して目は閉じない
霧島、何を考えてたんでしょうね
こんな無警戒な、とチョッピリ憤ってたんでしょうか
ホント何考えてるのか分からない
そこが最後まで霧島でした
眠る二人、翔真からの電話
翔真『チッ』
吉乃が電話に出ないので舌打ちしてバイクへ
また東京へ……?
いやヒヤヒヤしましたわ
翔真って、いつ秋目の手の者に襲われても不思議じゃない立場でしょうから
狙えば吉乃、染井組長は間違いなく怒る
けど翔真の立場は下の下
染井組長は体面上、彼の為には動けないはず
だからこそ挑発に最適ですから
吉乃に触れつつ、じっと見つめて幕
この後むちゃくちゃ殴られそう
前回などの描写上霧島は、吉乃護衛を染井組長に任されメールでやりとりしてるらしい
おそらく婚約も本義は警護役か
だとすれば任せた深山総長の信頼も相当
内紛には霧島も関わってる
今回誰にも可愛がられてないと発言、前回言いように使われるなと翔真を罵倒など
利敵行為も平然とやってそう
秋目と繋がってる?
たぶん「吉乃を守る」を軸に、あらゆる行動をしているのでしょうけれども
第一話の内臓売りの少女から進展
実は売ってなかったとか、どうも霧島がずっと前から吉乃に関わってたとか
ホント謎尽くしの終着でしたわ
それもまた霧島らしいのか
それも秘密ですって最終回だった!!
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