SHY 第20話 感想[曖昧の先]忍びと”黒球”の正体 2期 東京奪還編 ネタバレ
SHY 東京奪還編 第20話「優しい男」感想
公式あらすじより引用
黒球内部で激しいバトルが繰り広げられる中、黒球の外ではスティグマとスターダストが対峙していた。スティグマの命令でスターダストと戦い始めるアマラリルクの一員・クァバラ。あっさり倒されたかのように見えたが、クァバラはスターダストにとり憑くことで、その本領を発揮する。
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世界一優しくなろうとするヒーロー、スターダスト奮戦!!
第一期でシャイと戦い、幼いころの原点を思い出したスターダストさん強い!!
また優しさゆえ手加減し殺さなかった
後々和解に繋がるのか？
また曖昧という名は、曖昧だった境が消えて一つになる前振りだったのね
多分そこがスティグマとの共通項
以前ツィベタと彼の願いが被ってたように
どちらも子供でいたかったように
願いが被ってる部分なんですね
ですが願うのが最大、最小なのが対照的
本作もまた忍者は非情だった……
黒球の真相、スティグマの狙い
スティグマ『世界中の誰もが、アマラリルクになれるんだよ』
『僕の心と一つになって……
争う事も、比べる事もない……』
狙いは、世界中の心と一つになる事
黒球はその手段か
スティグマの言葉通りなら、世界中の心が彼と一つになってしまうらしい
シンプルな支配欲とも評せるものの
それは彼も自認してるらしい
徹底し「わがままな子供」なのね
昧、曖への願い
ウツロ『『曖昧やった、私らの境は、今消え去り……、一つに……!!』』
『ようやく…、あの時の夢が叶ったなあ』
姉の曖と、心が一つになる事だった
ある意味スティグマと一緒
彼が世界と一つになりたいように
彼女は、ただ一人の姉と一つになりたかった
曖昧は物理的にも一つになりましたが、スティグマもそうなるんでしょうか？
彼の言いようでは、心が殻＝肉体を破って飛び出すとも発言
確かにそりゃ「争いはなくなる」のかも
ちょっと人類補完計画っぽい
忍者の里、妹・昧の真実
昧『いまだに私が、忍びが、清いだけのものやってキラキラ信じとる曖姉が羨ましい……』
心を重んじ、昔から世の中を守ってきた影のヒーローというのが本作の忍者
どうもその為に殺人も犯してきた
天才・昧も実働部隊だったと
天才だからこそ幼い頃から実戦参加してたのか
姉の曖さんは修行中ゆえ知らなかった
そら里は滅ぶべきとか言う訳ですわ
冒頭 スターダストさんvsクァバラ
クァバラ『うらめしや！』
スターダストさんは、流されない心により「周囲の流れを支配する」能力
要は攻撃を全てそらす無敵の能力
しかしクァバラの怨念能力に苦戦
憑依しダメージを共有する力か
怨霊系として割とオーソドックスですね
世界の頼みの綱、スターダスト敗北で「恐怖」を世界に広める事
最も有名な彼だから効くのね
まんまと誘い込まれた訳か
優しい男 スターダスト
スターダスト『思い出したからなぁ!!』
『僕は……、世界で一番優しい男に……、なりたかったのさ！』
共感性が欠如している為、他人を容赦なくブン殴れる最強ヒーローなのがスターダスト
優しさを欠く異質なヒーロー
でもだから皆を守れるシャイと対極な人
なんという冷静で的確な判断力なんだ!!
しかしもう一つの根本として、優しくないから「優しくなろうとする男」なんですよね
意識的にそうあろうとする人
本物以上の偽物ってやつですわ
一期のシャイとの模擬戦で、他人に優しくある大切さを改めて思い出した
彼が心の弱さと思っている部分の強さを知った
劇的ビフォーアフター回!!
その優しさゆえ、クァバラを殺すには至らなかったものの
和解の可能性が芽生えたんでしょうか？
激痛を無視して、殴りまくって勝利
圧倒的パワープレイ！
アメリカかな？
※イギリスです
黒球が破れたとき起こる事
スティグマ『この黒球という殻が破れたとき、膨大な量の恐怖が流れだす……』
略『恐怖の種を、芽吹かせる』
黒球内の人たちが蓄積した恐怖が、世界中に広がってしまうとのこと
もちろん世界全体に対しては少なすぎる
ですが呼び水となるのか
そのとき世界中の心が恐怖で一つになる
スティグマと一体化すると
今回、同じ気持ちになった曖と昧が一つになったのと相通じる事か
黒球は破ってはいけない
なら、どないせよというんでしょうか
スティグマは撤退、突入チームへの連絡役に朱鷺丸が現れて場面転換
彼もまた優しい男ですわ
曖さんの為なら死ねる男よ！
曖が知らなかった妹・昧の真実
昧『殺したよ？
何人も………、正義の名の下に薄汚く』
『何人も何人も何人も何人も……、あたしの手ェは血まみれやった………』
忍者は正義の為に人殺しも厭わない
昧は天才ゆえ、幼いころから実働部隊として「悪人の殺害」をしてきたらしい
優しいから悪を殺す使命を負ったのか
それが皆の為だと思うから
昧は心があるから苦しんだ
多分、その葛藤が「心なんていらない」という今のウツロに繋がったんですね
葛藤してしまう優しい子なんですね
おそらく忍者は、犠牲を小さくする為に人を殺す事があった
まんまトロッコ問題
あれは前振りでもあったんですね
昧はその葛藤に苦しみ抜いたらしい
もう一つは忍びたち自身の為
忍者は公平である為、人里から距離を置く原則
誰にも肩入れすべきでないから
誰とも交わらない原則か
ですが朱鷺丸の故郷は、人里から離れてるため大火事を鎮火できず壊滅してしまいました
忍びだから犠牲が広がった
そうした悲劇を避けたいらしい
ホント優しい子なのね
昧の願い、一つになった心
曖『正義の為に刃を持つ者
刃に心を乗せ、悪を断ち切るは忍びの使命……!!』
今回、曖さんは皆の為に妹を殺すと決意
それが忍びの使命だから
おそらく昧はずっと、そういう想いで「忍者としての殺人」をやり続けてきた
同じ想いとなった
そうやって心が一つになったんですね
物理的にも一つになった!!
ウツロ『『ようやく……、あの頃の夢が叶ったなあ……、曖姉？』』
九尾ならぬ二尾の狐らしい姿に変貌
心を司る無垢と虚無の二刀流に
本作版・忍びの完成形なのか
物理的に一つにならんでも!!
次回、第21話
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