Summer Pockets 6話 感想[カモメの真実]叶えた現実の先で ネタバレ

Summer Pockets 第6話「七つの海を越えて」感想

公式あらすじより引用

海賊船を発見した直後、鴎は羽依里の前から幻のように姿を消してしまった。
少年団に協力を求め、再び洞窟に入って鴎を探す羽依里。そこで、鴎のスーツケースだけが発見される。
スーツケースの中には『ひげ猫団の冒険』という、古びた一冊の児童書が入っていた。
それをきっかけに、すべてを思い出す羽依里。
鳥白島の離島に居を構える鴎の母の元を訪ねると、海賊船の船長室に入るよう言われる。
「あそこには、あの子の一番の宝物が隠されています」

羽依里と鴎を結ぶ、意外な過去とは――

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カモメ編に幕、彼女と"回想"の正体

Summer Pockets 6話 感想

いつか七つの海を越えてまた会う約束

ラストは再会のイメージ

出会い自体が奇跡なら、再会だってありえるかもしれないってね!!

現実になることを夢見る素敵な幕引き

思いもよらぬ種明かしも、Key作品らしい展開

何よりすべて辻褄が合うのがすっきり

やたら幾度も再出現してたし!!

彼女らしく元気で前向き、切ない〆でしたわ

てか海も不思議そっち側なの!?

ひげ猫団、羽依里回想の正体

実はひげ猫団云々は、全て小説の話

羽依里が度々回想したのは、小説の展開を思い出していたんですね

だから羽依里、当事者意識がなかった

前回のは小説の「タカ」の話

原羽依里とは完全に別人だったのか

そこはまさかの偶然!?

カモメの正体

鴎は冒険を夢見た病弱な少女

母曰くこの夏直前に病死……

自覚のない幽霊だったのか

長年眠ってる時間が多く、現実と空想の境目がつきにくくなっていた

まさに胡蝶の夢

病弱とか幽霊とかKey作品らしいと思えば納得

また幽霊と思えば辻褄も合う

でもまさかガチな幽霊騒動だったとは

鴎とカモメとひげ猫団

鴎が着想し、母が書いた小説がひげ猫団

海賊船はその再現へ購入したもの

鴎の病状悪化で頓挫、放置されていたんですね

少年団の皆で整備

当時のファンレターに羽依里が代筆返信し、当時の読者=仲間達を集めて大団円

鴎が“叶えた現実"なんですね

夢を現実

なんとも素敵な決着でした

やはり鴎の死は切ないも

劇中、死んだとは言ってないんですよね

だからきっとまた会える、七つの海の先でまた会おうと〆るの素敵でした

また、展開上しろはがメインヒロイン

なのにカモメ可愛すぎ問題!!

その点、暴論承知で言えば納得のオチ

そういう形で結ばれない子だったのか…

鏡子曰く、うみは帰った

そのうみが消え去って

プルータスお前もか

この調子で、様々な“ありえない出会い"を描いていく物語……ってコト!?

うみはどんなケースなんでしょ

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冒頭 カモメの海賊船

ホントに見つけた海賊船

しかし代わりにカモメが忽然と消滅

残ったのは第一話の光る蝶

さながら月光蝶

またそも、あらすじがネタバレ

そういう事だったのか……

スーツケース、そして

いったん戻った羽依里、少年団を頼って再挑戦

奇妙にも地下水脈は溺れようがないほど浅い

またスーツケース濡れずにそこに

何故か洞窟内に電灯完備

おまけに何故か暗視ゴーグルを持っていた

しかも卓球について一言も言わない

いったい何が起こっているんだ……

ケースの中身

あらすじ通り児童書・ひげ猫団の冒険

またフツーに下着など入ってました

いや入ってるの!?

でも思えば、カモメは自分が普通じゃない事をギリギリまで忘れていました

なら荷物も入ってなきゃおかしいか

児童書・ひげ猫団の冒険

実はカモメの語った過去、羽依里が前回など回想していた過去は全て「小説」

あれは全て、物語だったんですね

タカは物語の人物だった

羽依里は忘れたのでなく別人で、物語のことが回想に浮かんできていたのか

タカにツバメ、ハヤト、スズメ

仲間達は全て小説

個性も鳥縛りの名前も創作だから

なまじ本作なら居そうなのがミスリードだった

誰も来なかったわけだよ!!

カモメの家

羽依里は家に電話後、小説に従いカモメの家へ

まさかの小島を私有地にしていた!!

でもこれも後から思えば納得

そのくらい金持ちだって話ね!!

鴎は二年前からフィンランドに

母・久島 鷺が言うには二年前から渡フェン

つまり島に現れた鴎は……?!

後に鷺が語るには病気療養で渡芬したとの事

いや生きてるの!?

と驚く視聴者をよそに顛末を説明

するとカモメ、今回ここには来てない

ただ帰宅時は港にいってたので、自認上は船でこの自宅に帰ってたんでしょうか

しかしまさか島を個人所有とは

それで皆、鴎を知らなかったのね

海賊船の正体、小説・ひげ猫団

改めて、病弱な事以外すべて「小説」の出来事

鴎が地図を発案、母が小説にしたと

なんと船も母が取り寄せたもの

とんでもねえブルジョア

島を私有地にしてるだけはありますわ

幼い鴎の"壮大な計画"

つまり鴎は、本の冒険を再現したがっていた

その為の船だったんですね

道理で帆船があった訳だ!!

なおアーチに引っかかり、入江から出せないように見えるのは気のせいらしい

特に言及されてませんでしたから

或いはその方が安全だから?

高さ的に無理なのは気のせいだったのか…

通れるんだアレ……

船長室、鴎の一番の宝物

母・鷺に促され、今度こそ船長室

あったのはファンレターの

中には羽依里の

本当に友達がいなかったし、“唯一の夏休みの想い出"すらなかった

自分をモデルにした物語へのファンレター

カモメと友達になりたいという手紙

友達のいない彼女の宝物だったと

羽依里『母さん……、ありがとう』

確認後、再び実家に発送を頼んだ羽依里

際し思い出したように感謝

単に鷺を見て、親の温かさを思ったか

或いは部活で傷付いた自分を、島に行かせてくれた親の気遣いに感謝したのか

たぶん後者だったのでしょうね

十年後、再会する約束

鴎が言っていた十年後、再会する約束

あれは当時、鴎がファンレターへの返信に書いていた文書だった

そして約束を果たす仕掛けを構想

しかし倒れて頓挫した

それがあの放置された帆船だったのか

前回、約束に胸を膨らませていた鴎

どうも再会の約束は、小説でなくファンレター

具体的にどこで会うかは未記載

しかしたまたま、当時の読者・羽依里が訪れたことで話が膨らんだんですね

鷺さんが言うには島を訪れた際、スーツケースが消えてしまった

それを羽依里が持ってきたので信じた

下着、母さんのだったの……?

鴎の計画を「完成」させる為に

羽依里は少年団を船に招き、頼み事

その詳細はまた後で

頼れすぎるぞ少年団!

むごっほ、鴎が語る真相

その夜、"お別れ"を言うべく鴎が再び実体化

鴎は病気で寝たきりだった

いつしか現実と夢が曖昧に、小説の「カモメ」は自分だと思うようになったと

それが前回までのカモメだったんですね

夢か現実か解らなくなった少女

まさに胡蝶の夢か

羽依里『外国にいるはずなんだよ? そこに帰るのか?』

鴎『ううん……、…もっと、遠い処……

明言はしていないもやっぱり……

これまで普通に「生きて」いた

痛みに苦しみ、汗ばんで水浴びをしたりすることもありました

それだけに意外な答え合わせでした

鴎『羽依里、ありがとう』

『私の夢を叶えてくれて

『それに……、友達になってくれて!

羽依里『うん……!!

『『……………』』

鴎『……むごっほの意味、わかった♪

羽依里『え

鴎『"むっちゃかわいい"って言いかけて、せき込んでいたんだね?

いや待ってそれどこまで本気なの!?

それは永遠の謎

鴎は今度こそ羽依里とキス

彼女のキス待ちに応えてとはいえ、今度は羽依里からキスする事に

とまれキスして夢から覚めた羽依里

鴎の計画遂行を改めて決意

こういう形で"結ばれない"子だったのか……

以降、羽依里はかかりっきりに

今回、たびたびうみに話しかけられるものの

何かと忙しくて構う事なく終了

後から思えば残念な事だったのか

鴎の真実、本当の行方

実は鴎、ひっこみ事案で内気な子だったらしい

大人しそうな見た目通りだったのか

だから「計画」は先送りにした

計画を思いついた頃は、カモメらしくなくて読者の皆をがっかりさせるかもしれないと

あの「漫画みたいな」行動力

小説のカモメになりきっていたのね

羽依里が隠していた事

鷺は鴎が夏を目前に死去した事を告白

あくまで明言こそしなかったものの

やはり幽霊

羽依里もカモメと過ごした冒険と、彼女を好きだった事を明かします

彼の中で消せない恋となったのか

しろはとはどうなるのかね

姿を消したうみ

鏡子『昨日、帰ったよ?

思わせぶりな態度は帰る直前だったからか

この時点では思ったものの

そういや家に帰ったとは言ってない

鏡子さんも事情を知ってるのかね

鴎が叶えた現実

羽依里『(もし、今も遠い国のどこかで眠りながらこの光景を見ているなら)』

『(これは夢じゃない、お前が叶えた現実だ!)』

『(本当の思い出だ!)』

後日、皆が海賊船を補修・しろはが海賊旗を描いて「鴎の計画」が実施へ

幼い鴎は船を購入、物語を追体験しようと考案

読者の皆を招く計画を立てていた

それが“十年後に会う"約束だったのね

来るか不安になるのも納得

今回、羽依里が改めて全員に返信

無事多くのファンが詰めかけ、島に新たな名物が誕生する事になったようです

空想を現実にした

なんて素敵にハッピーエンド!!

鴎『見てるよっ♪』

まさかの再登場した

いや別れじゃなかったんかい!!

この行動力がカモメらしい

しかしもう"死んでる"彼女は、冒険したかったなと悲しんでしまいます

ただあくまで死んだと明言はしない!!

七つの海を越えて 

羽依里『じゃあ、冒険しようぜ!』

鴎『え?

羽依里『約束だろ? 十年後に再会して、この船で次の冒険に出発するって!

鴎『……!! うん!

『私、旅に出るよ! この船に乗って海を越えて、それで!

羽依里『それで!いつか会おう!

鴎『うん!

羽依里『それじゃ、丁度良い風が吹いてるし号令だ!

鴎『私も?

羽依里『もちろん!リーダーだろっ!!

鴎『えへへ、そうだね♪

じゃあひげ猫団!しゅぱーっつ!!

羽依里宛てに届いていたエアメール

鴎『"七つの海を越えて、あなたに会いに行きます"

『"海賊ひげ猫団・久島 鴎"

Summer Pockets 6話 感想

鴎は死んじゃいない、眠りについただけ

ただ冒険に出ているだけなんだと

あくまで希望を掲げ、"またね"で終わるのがカモメらしい決着!

実際、ありえない出会い方をした二人

ならまた出会えて不思議はない

またスーツケースを押し、戻って来るだろうと

希望を感じる素敵なラストだった!!

他方、帰ったはずのうみ

うみ『また……、夏が終わるんだ

何故か海岸を独り歩いていたうみ

輝き消え去ってしまいます

もう驚かないぞ!!

鴎は“眠り人"、うみもまた特殊な何かだったか

果たして彼女はどんなケース?

次回、第7話

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