ロックは淑女の嗜みでして 第3話 感想[マジだから]ザッケンナコラー!! ネタバレ
ロックは淑女の嗜みでして 第3話「やりましょう!!! 気持ちいい事!!!/バンド組まない?」感想
公式あらすじより引用
音羽に煽られた勢いで、再びギターを手にしてしまったりりさ。もう二度とギターを弾かないと心に誓い、もう一度演奏しようと誘う音羽から必死で逃げ回るが、最後には音羽からの誘いに応じて2回目のセッションをすることに。自らの意志でギターと決別するために、音羽のドラムを叩きのめすことを決意する。
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音羽vs.リリサ!! セッションの行方
やっぱり罵倒合戦じゃないか!!
りりさは捨てようとしたロックを拾い、音羽は欲しかった仲間を得たのね
私生活でもロックでも目標重視のりりさ
音羽の刹那的・快楽主義とも好対照
さては音羽、マジで何も考えてないな?
しかしりりさ、義妹にとっては侵略者とは皮肉
りりさが居場所を得ようとする事は、愛莉珠にすれば侵略行為なのか
まあそのりりさも音羽に侵略
どこまでもロックな口喧嘩だった!!
バンド結成の行方
ロックの快感、これがなきゃ生きていけないと思い出す羽目になったりりさ
バンドを組み、夢はでっかくフジロック!!
かつノーブルメイデンも目指す
両方にガチなのがどこまでもカッコイイ
リアルガチでございます!!
歌に頼るなんて、お前ギターに自信がないのかとりりさを煽った音羽
ボーカルなしのインストバンドに
そういやオープニングも誰も歌ってないような
単にそういう性癖なのか
或いは音羽って音痴?
それかボーカル担当と揉めた事でもあるのかね?
冒頭 やりましょう!!! 気持ちいい事!!!
りりさ『(今の私にはギターいらないと、このセッションで証明してみせる!)』
『(まずは……、黒鉄音羽を叩きのめすッ!!)』
母の再婚で名家入り、母に居場所を作るべく「自分」を捨ててきたりりさ
音羽をねじ伏せる為だとセッションで対抗
行動すべてに理由がある
対し音羽、気持ち良いのが一番大事
なんとも対極的
対極的だし似た者同士か
『(ミュートや音の長さ音の長さをコントロールしながら、限界まで感情を暴走させるッ!!)』
演奏しつつ技術論を考えるりりさ
とかく理屈っぽい
この曲はバランスが大事
ですが、バランスを重視しつつ思い切りやらないといい演奏にならない!
矛盾が求められるとは美しいですわ
りりさにぴったりよ!!
りりさ『(プライドが許さない!! ギターを自分の意思で捨てる為にキッチリ負かすッ!!)』
ギターを己の意思で捨てる、その為に勝つ
りりさは誰かの言いなりが嫌
根っこがロックなんよ!!
全て目的がある、理屈があると頭で考える
でも理屈で考えてるつもりで、実際は感情に突き動かされてるようにしか見えない!
その感情暴走っぷりもロックだ!!
全てを捨ててきた
りりさ『(その為に私は捨てたんだ!!)』
『(音楽だけじゃなく、漫画もゲームも寄り道も買い食いもッ!!
"お嬢様"にいらないものは全部!!)』
略『(鈴ノ宮の連中に庶民の私たちを認めさせる為!!)』
鈴ノ宮家に居場所を作る為、母の為に必死だった日々を回想するりりさ
第一話、りりさが車窓から見ていた日常風景
買い食いや友達との談笑
あれは全て捨ててきたものか
焦がれる目線だったんですね……
りりさ『(ここの学園生は"私"を求めてくれる、お嬢様の私を……)』
昔は友達がいなかった
今は友達がいるしうまくいってる
幼児の頃からロックにのめり込み、同世代に友達が出来なかった
ロックのせいで暗い青春だった
現実的だし、創作的には珍しいパターン
それでも好きなんですね
『(やりましょう!!! 気持ちいい事!!!)』
りりさ『(プレイで私を誘ってやがる……!!)』
心の声、演奏に乗せた感情でサブタイ回収!!
音で解かりあってる……
とかくりりさは理屈っぽい
でもそれは全て、理屈より気持ちいいかが重要だろうがって帰結するのね!!
理屈が感情を引き立ててる!!
りりさの嘘
りりさ『(皆黙ってろ!!)』
『(きたコレ…、脳汁ドバドバ!!)』
『(人生で一番気持ちいい瞬間! 他のことなんて考えられない、ああクソ! 止まらねえ!!)』
『(あたしは嘘つきだ…!!)』
『(きっと、これ無しじゃ生きられないッ!!)』
曲のサビ、最も盛り上がる部分
一番気持ちいいところで、ロックが好きだと改めて思い知るりりさ
ロックなしでは生きられないのだと
音羽に、快感に思い知ったか
何度プラモ作りをやめても、また作りたくなるのと同じようなものか
楽しい事に休止はあっても卒業は無い!
感情を処理できん人類はゴミだと教えたはずだがな!!
思い知った後はただただ演奏
これが好きだと特筆大書する演出でしたわ
弾ける汗は放課後の夕陽で黄金色に
あまりの激しさに、最後は花瓶すら弾ける〆!!
何故弾けた!?
花瓶も弾けるロックだった!!
沈黙、そして
今度はりりさも壮絶に罵倒
どうも互いに思い切りが足りてないのだと
お互い「お前もっと燃える音だせよ、この不燃ゴミ」と罵倒しあうオチ
まだ足んねぇのかよ!!
二人の代わりにギターが叫ぶ!
ドラムが叫ぶ!!
ギターがしゃべった!?
演出もやかましいなオイ!!
『『私たち……、バンド組まない?』』
という訳でバンドを組んだのでしたと
何故そうなる!!
罵り合えてこそ「仲間」か
背中合わせに指を、花を絡ませての告白
セックス後のピロートークのよう
セックスもセッションも似たようなものなのか
第一話冒頭の、止まった時計を再強調
ただ自分の為にドラムを叩いてた音羽
親の為にギターを捨てたりりさ
足踏みしていた、止まっていた二人の時間が動き出す的な演出でしょうか
これから時間、人生が激変していくんですね
りりさの線引き
りりさ『昨日の帰り際、なんと言ったか覚えていますか?』
『"放課後以外はお互い干渉しない"、です』
翌日、合同体育で朗らかに話しかけてきた音羽を柔軟体操にかけつけて折檻するりりさ
音羽、リードの切れた大型犬みたいな朗らかさ
ですがあくまでバンドだけの関係
友達じゃないと線引き
まるで肉体関係だけの間柄のよう
にしても音羽がえっち
さすが青年誌掲載だけはある
音羽『もちろん……、それで結構ですっ』
身体が固くてヘロヘロな音羽
完璧お嬢様な音羽
そして口汚いドラマーな音羽
なんとも顔の多いお嬢
なんといっても顔がいい
りりさトップギア
りりさ『(またやっちまったー!?)』
問題はりりさ、何をやってもロックでピカソ
体育も英語も美術もロック!!
ギアがトップスピードじゃねえか!!
身体が闘争を求めすぎている!!
幸い全て周囲が誤解しお嬢様評価がプラス
無菌培養はこれだから怖い
りりさ『(アイツとのセッションの影響だわ!!)』
産地偽装お嬢様する固い決意
重くないですかその猫
とはいえ自分の為以上に、母の為という動機があるから難しいですね
家族の為だから重い……!!
音羽『大丈夫ですわ、両親はまったく気にしませんから♡』
音羽の自由さは親が止めないから
無関心な親に反感を持ってる……?
とまれ旧校舎は黒鉄家が関与して建て直すので、それまで自由にと許可済み
山場で取り上げられるパターンですわ
今、音羽の親は不干渉
動きだしたらヤバいんでしょうね
何せ音羽の親ですから
方向性・目標・ルール
りりさ『言っとくけど』
『あたし、やるからにはマジだからね!』
音羽『……はいっ』
放課後、バンドの方向性・目標・ルールを決めておこうというりりさ
何ごともきっちりするタイプ
感覚的な音羽と対照的
音羽が感覚で本質を掴み、りりさが具体的に形にしていく的な
いいコンビしてますわ
音羽『オフボーカルでやれば……?
もしかして、りりささん自分のギターに自信がないとか……?』
音羽、さては音痴なのでは?
なんと歌なし、演奏一本槍という珍しい形態
音羽の強烈な挑発で決定
ボーカルと揉めた事でもあるんですかね
音羽『私とりりささんの激しい交わりを、皆様に見せつけたいですわ~♡』
だから言い方ァ!!
意外や目標はりりさが提示
音羽は、ただバンドやって見せつけたいという割とささやかなもの
元より孤独にやってた彼女らしい
ただ「できる」だけで尊い的な
りりさ『足んないわね!』
略『最終目標は日本最大の野外フェス、フジロック!』
りりさ曰く、目標はフジロックフェス!!
集客六万のデカいハコ
大言壮語もいいとこも、庶民にして学園一の淑女を目指すりりさらしい
結果は目的の後についてくるもんだ!!
ルール決め
りりさ『セッション終了後ッ、互いに罵り合うことを禁ずる!!』
略『ギターもガチだけど"お嬢様"も捨てるつもりは一切ないッ!!』
憲法みたいなノリで決めた!!
しかしこれも“ガチ”
お嬢様、ノーブルメイデンと両立してみせるという「覚悟」の表れなんですね
りりさのガチさが言わせた提案だった!!
目的を共有した二人
というか改めて惚れ直した感ある音羽
りりさの漢気溢れる決意でした
自分が好きなロック、母の為にお嬢様である事
目標を高く持つ姿が気高い!!
りりさ&音羽『『ザッケンナー!!』』
ニンジャスレイヤーかな?
やっぱり罵り合って幕
これだからロックンローラーはよォ!!
不満をぶつけてこそロック
ゆるふわお嬢様ロックなんて戯言やったんや!!
見事に萎れた薔薇と百合で幕
花が体現しすぎなんだよ!!
Cパート 義妹生活
愛莉珠『(あの人は、あたしとお父様の家に突然入り込んできた侵入者だ……!!)』
侵入者だったか……
放課後、りりさの義妹愛莉珠の主観
りりさを褒めちぎる同級生に、ヤツの本性を知らぬからだと憤る愛莉珠
この顔芸、さぞ名のあるお嬢様に違いない
りりさは本気で家族のため頑張ってる
その事が、"家族"の危機になっているとは皮肉
ここまでは視聴者に、名家に入った庶民の苦労という共感しやすいテーマだったも
それも視点を変えれば迷惑なんだと
視点ってホント面白いですな
次回、第4話
ロックは淑女の嗜みでして 感想 2025年4月
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