妻、小学生になる。第6話 感想[万理華]母・千嘉との結末 ネタバレ
妻、小学生になる。 第6話「想い、きしんで。」感想
公式あらすじより引用
娘である万理華(貴恵)が圭介たちと仲よさげにしているところを目撃した千嘉は、貴恵に詰め寄る。真実を話せない貴恵は黙るしかなく、それはますます千嘉を怒らせる。千嘉の激昂を目撃した圭介は、貴恵の複雑な家庭環境をはじめて知る。たとえ妻でも、いまは無関係の人間同士であることを痛感する圭介だが、貴恵を救いたいと願う。血のつながりよりも大切なものがあると信じて。
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🍱第6話「想い、きしんで。」
万理華(貴恵)が圭介たちと仲よさげにしているところを目撃した千嘉は…📢第6話放送11/10(日)
TOKYO MX 22:00~
BS11 23:30~
サンテレビ 24:30~
11/12(火)AT-X 21:00~公式HP👇https://t.co/UqCGDjEc1b#アニメ妻小 pic.twitter.com/ectgcit5tb
— 「妻、小学生になる。」TVアニメ公式 (@tsumasho_anime) November 6, 2024
千嘉の過去、母に目撃された末の決断
千嘉さんの第一声が救いでした
風邪をひいた貴恵を背負う圭介を見て、第一声で「早く家に!」なんて普通は言えない
彼女が娘想いだと、決定付ける一声でしたわ
前回、圭介が言った通り“母親失格”も
ですが生い立ちを聞けば納得
あまりに辛い生い立ち
何より立ち直ろうとする意志、娘「万理華」を確かに愛してた写真・過去があった
母親失格など一面にすぎないんですね
それを知らない奴がとやかく言っちゃ駄目!!
そんな母を救ったのは娘・万理華
貴恵が転生した少女、万理華が大切にしていた写真が千嘉さんを救ってくれた
温かい再出発でしたわ
冒頭 彼女は私の
麻衣『お父さん!!』
略『警察でも呼ばれた説明できないよ!! だって私たちとお母さんには、何も……』
激高し、千嘉にその子は自分の妻だと告白する寸前だった圭介
幸い麻衣が割って入り水入りに
麻衣さん名行司
このシーン、最高にイケメンでした
千嘉『あっちの連中とは話してたじゃん……、何でなにも言わないんだよ……?』
千嘉、自身が母から受けた暴力を思い出し冷静に
一転、すがるような言葉が悲しい
千嘉が怒った理由の一つは、万理華(貴恵)が圭介たちと朗らかに話していた事
自分には心を閉ざしているのに
赤の他人と家族のよう
それは数週間前、交際相手・広樹が妻子持ちだった件を彷彿とさせますし
また思うに、千嘉が目指す姿そのもの
千嘉は幸せな家庭が欲しい
その理想を見てしまったから、余計に怒ってしまったのかなとも思いました
ただの隠し事とは重みが違いすぎた……
母・千嘉の生い立ち、理想と現実
学生時代の千嘉『返せよアタシのバイト代!?』
母『はぁ? アンタをここまで育てるのに、こんなんじゃ全然足りないよっ』
四話曰く、千嘉は父がギャンブル狂で一家離散
五話で母にカネをせびられる場面も
今回は幼少期、そんな母に褒めてもらおうと頑張っていた姿が
そして母に散々に絶望させられた過去が
改めて過酷な生い立ち
攻撃的な性格も、母に立ち向かう為にこうならざるをえなかったんでしょうね
染みついてしまって直せないのか
千嘉『あんなクズみたいな母親みたいにならないって、何度も誓った……』
略『どうして……、こんなになっちゃったかなあ……』
しかし今、母と同じ事をしてたと気付けた
あれほど見下した母と同じ事を
本当そうだなというか
人間、気付けば変わってしまっていた悲しさには共感しかないですね……
誰でも憤り、より良くなろうとするはずなのに
貴恵が見つけた「たからもの」
貴恵『(どうして……、涙が止まらないの……?)』
貴恵、万理華としての記憶は曖昧
それでも泣けてしまうほど大切な思い出を見つけた
貴恵は万理華が隠していた宝物を発見
何かと思えば写真
両親の離婚前、幸せだった頃の写真か
貴恵になる前の本来の万理華
彼女もですが、千嘉の笑顔があまりに眩しい
このあと離婚で母が豹変
ですが千嘉は、目指した「良き母親」であった時も確かにあったんですね……
万理華が隠したのは母を逆上させないように?
或いは見ると辛くなるから?
その両方?
老婆心、貴恵への助言
阿部 順子『あなたはどうなの? 親になる(覚悟はした?)』
略『子供と向き合う前に、まずは自分と向き合ってみて?』
千嘉の転機は、また阿部さんに助言された事
彼女に打ち明け話をしたり
かなり心を許していたのも印象的
とまれパート同僚・阿部さんに、まず自分の心と向き合うよう助言を受けていた
散々生い立ちを振り返ったり
そうした蓄積が彼女を変えたのか
圭介の決断、貴恵の答え
貴恵『あなたに何が解かるって言うの! たった一回会っただけで、人の親を理解したつもり!?』
圭介『!? 俺はお前の為を想って……!?』
どんなことでも「お前の為」は不寛容への第一歩
結局圭介は、全て打ち明けて引き取ろうと行動
ですが止めたのは他ならぬ貴恵か!!
圭介は千嘉は母失格だとなじるも
万理華の想いを知った貴恵は、千嘉の事を知らないくせにと千嘉を庇うのでした
圭介の物言いも少し傲慢
ですがこの答えへの前振りだったのね
娘の想いが母を救ったのか
圭介『すまなかった! あなたはやはり母親だった……』
圭介は慌てて背負うも
その様を千嘉が目撃
最悪か!!
と思いきや、千嘉は「万理華は大丈夫か!? 家に!!」と第一声で心配
正直これは参った!!
この状況でただただ娘を気遣った
それは紛れもない母親だ!!
回想の万理華『ママ、だいすき!』
まだまだフラッシュバック程度も
貴恵との楽しい時間、前回で行こうとした遊園地での記憶がフラッシュバック
万理華復活の兆候……?
万理華は十年生き、ちゃんと人格がある
彼女の人生はどうなるのか
貴恵、結局すべて打ち明ける事に
貴恵『!? そんな妄想聞くためにあなた達を家に上げた訳じゃないの!!
馬鹿にするのもいいかげんにしてよ!!』
正直、裏付けが弱すぎる告白でした
万理華に記憶があるといっても、口裏を合わせれば偽装できるかもしれませんし
毒親に苦しむ万理華は、口裏合わせをする動機があるとも言えます
ですがオムライスの件などで千嘉は理解
最低限、かろうじて信じたようです
ここからどうなるかが楽しみ
『もう一度……、やり直したい……!!』
正直、貴恵を不気味がってもおかしくない
しかし千嘉自身が選んで幕
確かにここまで酷かった
ですが以前は違ったし、苦しみやり直そうとする明確な意思と愛がある
大団円となったか
にしてもこうなると、やはり貴恵人格は消えるのがハッピーエンドとも思えますね
万理華と人格統合エンド?
次回、第7話
妻、小学生になる。 感想
妻、小学生になる。第1話「家族、ふたたび。」
妻、小学生になる。第2話「だって、いまは。」
妻、小学生になる。第3話「一歩、ふみだして。」
妻、小学生になる。第4話「ふたりは、語らう。」
妻、小学生になる。第5話「母と、家族。」
妻、小学生になる。第6話「想い、きしんで。」
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