【推しの子】第12話 感想[全部]門外漢な専門家 2期 ネタバレ
【推しの子】第12話「東京ブレイド」感想
公式あらすじより引用
『東京ブレイド』の舞台稽古が始まった。演技すらもアイの死の真相を追う手段として利用するアクア。だが劇団ララライの看板役者・姫川の存在が出演陣を強く刺激して──!?
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#推しの子 ご視聴ありがとうございました!本編とOPちょっとずつやってます pic.twitter.com/3oCsaSJCCY
— よこやま (@sachi__63) July 3, 2024
第2期開幕!! アクア・かな・あかねによる2,5次元舞台編
今期もいい引きから始まった!!
舞台化するには、原作から取捨選択する必要性があると描かれた2期1話
しかし原作者、非情の全リテイク要求
神は仰った!!
原作はかなり昔に描かれたものも
現実にセクシー田中さん問題、漫画と実写の違いによるトラブルが起きたいま放送とは因果
問題視したのは原作者、いわば専門家
しかし舞台については門外漢
役者のあかねと違い、舞台上の妥協に納得できないんですね
ルビーの出番の少なさ並みに納得できない!!
アクア、アイの仇探しに劇団へ
ルビー『本人曰く、"仕事だけの恋人"だそうです
クズ男!! 女の敵!!!
…って思います』
アクア、あかねを利用すべく恋人関係に
ルビーはん、そのクズは先生やで
アクアの目的は推しだったアイを死なせた元凶、実行犯に殺させた「父親」を探す事
遺伝子上の父親捜しがテーマ
今回は劇団ララライで犯人捜しへ
また唾液を収集しまくるのか
DNA調査もバカにならないでしょうに
ルビー『いつか、ママの立てなかったドームのステージに立つ日まで!!』
アイは絶頂期、念願のドームライブ目前に殺害
ルビーにとってもゴールとなったと
アクアはルビーを巻き込まないよう行動
ルビーは母のような、前世で目指した【アイドル】を目指して活動中
略してアイカツですね
初回はナレーションやOPEDで大活躍する事となりました
エンディングはルビーさん独壇場じゃん!!
でかした!!
役者として花開いていくかな
アクア『有馬は演技の話になると、熱がこもりすぎて怖いからな』
『出番ズレてる方が
グチグチ言われるタイミングも少なそうで助かる』
このクズ男!! 重曹の敵!!
今期、有馬かなは役者として華々しく活躍
ウソだろ先輩!?
というのも周囲にレベルを合わせる癖がある
今回、劇団エースが凄腕なので彼女も役者としてフルスロットルなんだそうな
また、前期「アクアの推しの子になる」と言い切った
魅せる演技に立ち戻ってきたらしい
もう重曹を舐める天才子役と呼べませんね
重曹を塊で持ってこなきゃ!!
幼い頃、唯我独尊すぎて周りが離れていった失敗がトラウマ
周りに合わせるようになった
今日あまでピリッとしなかったのも納得
周りの演技がド級の底辺でしたものね
今回も一人いますけど
今後克服すべき課題?
黒川あかね『(というか!!
原作とだいぶ違う!!
めちゃくちゃ"記号的なキャラ"にされてる!?)』
あかねは、人物分析・再現し「なりきる」ことで驚異的な演技をする天才
アイの再現はもはやイタコの域
推しのイタコ
しかし担当キャラが舞台で再設定
原作と性格が違う!!
飛影はそんなこと言わない!!
出番も少なく、どんな人柄なのか情報不足で演技に支障が出ているとの事
スペックを活かせない事に定評があるあかね
今から脚本全部書き直せバカと神は仰った
このキャラ変含め、舞台向けのアレンジが気に食わないという事でしょうか
原作そのままにやって欲しいと?
しかしとても尺が足りない…?
その点はアニメにとっても他人事じゃあないテーマですね
アニメが12話でやらなきゃいけないように
舞台は2時間に収める必要があるのか
それも原作1話からでなく「面白いエピソードだけ」抜き出し舞台化するらしい
アニメや実写ともまた違うスタイル
世の中色んなストロングスタイルがあるのね
冒頭 2.5次元舞台編
完成版、舞台・東京ブレイド冒頭そのまま描写
さてシナリオはどうなったのか?
でも次回冒頭に入れた方が良かった気も
やや「誰これ?」感じがある
また視点が動かないから単調
アニメ2期の始まりとしてもどかしい
実際に、観客はこういう視点で見ているんだと感じさせてくれる演出
それは良いとしても、もどかしく感じました
早く本編を見たいと感じてもどかしい
そして、普通の舞台とも違う
大きいのは幕の使い方
幕がスクリーンになっていて、ときどき役者さんをアップで映してくれます
舞台らしく全景を見渡せる
時に加えて表情まではっきり見える
静止画のような使い方も
やたらキラキラした舞台といい面白いですね
これが現代の舞台というものか
あかね演じる鞘姫がミステリアス
原作者の要望が反映された?
唯一、彼女だけ演技が描かれたのはそういうフリだったんでしょうか
どう折り合いがついたか楽しみですね
OP主題歌「ファタール」
♪ 僕を 見ていてね 最愛のファタール
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実際、客席からアイが見ているのが秀逸!!
素晴らしいオープニングだった!!
もちろん前期YOASOBI「アイドル」が強すぎるものの
正直あれはもう越え様がない
今後も聴くのが楽しみなオープニングですわ
アクア『この物語はフィクションである』
どこか緊迫感ある稽古初日からスタート
主要キャラの担当する役・名前が描写
情報量が多い!!
アニメ一期から間が開いたので、まず推しの子の世界観を思い出す必要があるものの
そこに新情報まで一挙にきたのでやや重い
かなちゃん複雑そうだぜ!!
現在アクアとあかねは「恋人」同士
劇では許嫁らしい
アクアは、あかねが敵討ちに役立つと思い恋愛リアリティショーで告白
ビジネス恋人という間柄に
またあかねに対し「異性として見ていない」と本音を言わされてしまいました
こういうところ完全に手玉にとられてますね
あかねは本気
それはアクアも解っていますが…?
ルビー『お兄ちゃんの方は、口では役者にならないと言いつつ色々仕事を増やしていて
正直よくわかりません』
アイの墓に参りながら近況報告
あのライブからはや四ヶ月
亡き母の為にと強調する冒頭か
兄は敵討ち、妹はアイドルを継いだと
にしてもあの派手なアイが、普通に地味な墓に収まってると思うとちょっと不思議
仕切った社長たちはよくしてくれたのね…
原作は人気漫画・東京ブレイド
アクア『ニチームが戦う「渋谷抗争編」を柱に、シナリオが展開する』
原作は14巻まで刊行、5,000万部の人気作
いわゆる王道バトル
主人公陣営は新宿クラスタ、かな所属
アクアとあかねは敵・渋谷クラスタ
今日あまと違いバリバリの現役作品なのね
アクアは敵陣営・新宿の主要キャラ刀鬼
その刀鬼の許嫁が鞘姫
しかし刀鬼は、かな演じる「つるぎ」とのカップリングが人気に
鞘姫は人気、物語でも日陰者にと
あかね『いわゆる負けヒロインという奴だ』
そんなハッキリ言わんでも
鞘姫は敵陣営リーダー格で、本来は戦いを好まない優しい性格らしい
しかし立場上、皆を守る為に戦いを主導し葛藤
本心と立場の板挟みな子
しかし尺がないので、ただ戦いを煽り立てるクレイジーなキャラになってると
これは原作ファンがキレるやつ……
ですが原作でもやや人気がない負けヒロイン
そこも加味した変更なのかね
それゆえあかねは本領発揮できないと
原作ファンゆえに演じにくいのか
アクア『割と原作に準拠した脚本だと思うぞ?』
『俺が前に出たドラマの脚本に比べたら九十倍はマシ』
いやいや。いやいやいやいや。
あれはずっと昔終わった漫画
なので尺もとれず、ほんの数話に膨大な原作を圧縮する事になったというシロモノ
脚本家はむしろ頑張ったよ……
上の無茶振りなんや…
加えて商業上の趣旨は「イケメンを売り出す」顔面至上主義
いわばイケメンを売る素材に使われた
改 め て ひ ど い
劇団主催者『鏑木はヨソに人を送る時は、カタい人選をするからな』
なんとメルト君は演技力が大幅向上
ヒトリニサセネーヨ!!
今日あまは鏑木プロデューサーの企画
自分の企画は好きにやる
しかし外部企画なら、ちゃんと「デキる人」を配してくれる人なんですな
改めて、ちゃんと見る目もあるのだ
さすが業界歴の長い人
なぜ原作と脚本が違うのか
脚本家・GOA『鞘姫の葛藤を、演劇というメディアに変換した時
出来ない事はないんだけど
やや「尺」をとりすぎてしまう』
略『シンプルに整理する必要がある』
略『全て原作通りにするなら脚本家という職業はいらない……
盛り上げるところをしっかりと定めて
要素を取捨選択していく』
第一に二時間という尺では足りない
またキャラが多すぎる分、性格をそれぞれシンプルにする必要がある
そこはリアル市庁舎としても納得
今回冒頭、キャラ多すぎと思ったのと同じか
たった二時間には多すぎる
だからシンプル化の必要があるのね
また舞台は、冒頭の通り「遠い」ところから常に同じ視点で見る事になる
だからテレビとさえ全然違う
最低限アップにはできる
でも心情を見せるには難しいんですね
舞台ならではの苦労か
また、原作と違うというクレームに対し
引き受けるのも脚本家の仕事
そう割り切ってるのが大人
これは敏腕ですわ
劇団ララライ代表『俺も原作は最初の何巻か読んだが』
あっダメなやつやこれ
とはいえ“リアル"
あくまで商業として割り切ってる
ただちゃんと理屈もある
彼は舞台のプロとして脚本に賛同
二時間の尺で本筋を解りやすく見せる
そこに鞘姫の葛藤まで入れると、話が複雑になってわかりにくくなる
避ける方が尺的に無難なんですな
原作者・アビ子先生 降臨
今日あまの吉祥寺先生『あっども……』
メルトくんに心が死んだ対応する吉祥寺先生
親の仇呼ばわりされる始末
どっちかというと子供の仇ですな
なんだか小動物的な可愛さの先生
なでくり回したい
曰く舞台初心者、何も知らない
また彼女は劇団自体は高評価
アビ子先生、可愛いし劇団に評価高いし良い雰囲気だと思ったものの
いやその可愛さが前振りだったのだ…
略『その…、全部』
神が死ねと仰った!!
急に声のトーンまで暗く沈んで幕
毎回ヒキが強いな!!
脚本全変更なら、これまでの準備全てが無駄になると言っても過言でない
というか脚本終わるまでほぼ何も出来なくなる
どうすんのこれ!?
脚本家含めファン皆、原作と違うと評価
またアビ子先生は門外漢
なのでここで脚本全変更、その重みも解ってないから言える事なんでしょうね
彼女は原作そのもの、演劇には門外漢
その両方だから出た言葉か
吉祥寺先生も本当は言いたかったろうな……
ED主題歌「Burning」
🌟ノンクレジットEDプレミア公開🌟
TVアニメ【#推しの子】第2期#羊文学 が歌う #Burning の
ノンクレジットED映像がプレミア公開が開始。
24時からはOP映像をプレミア公開!▼プレミア公開はこちら▼https://t.co/hI7WTKGGDl pic.twitter.com/v9JbhI6Hlz
— 『【推しの子】』TVアニメ公式 (@anime_oshinoko) July 3, 2024
第1期に続きイントロとラストと重ねる演出!!
これがまた良かった!!
ただ一期ほどインパクトは感じにくい気が
そこは重ねるごとに変わるのかね
映像はルビー主役で、本編に出番がないぶん出番爆発してましたね!
前期はアクア強めだったのと対照的
稽古順調、主演とかな
主役担当・姫川『有馬……だっけ?』
『遠慮しないでいいよ』
主役担当、エースである姫川が超人!!
普段は“冴えない男"そのもの
しかしいざ演技すれば、周囲に"情景そのものが"ダイレクトに浮かぶほど
バケモノめいた演技力か
彼に負けまいと全員奮起
バフをかける系エースなんですね
二人がペンキをまき散らすような演出
互いに演技という絵の具で、周囲を塗り替えるアーティストなんだと
そんなイメージなんでしょうか
イキイキ演技するかな
その独善的な演技は「アクアの推しの子になる」と言い切った前期を受けたもの
周囲に見せつける演技の復活だ!!
アクアは沈黙
口では「自分は勝てない」と言い切るも
どうも熱が入り始めた感じですね
やっぱ演劇の子だよ!!
イキイキぶつかる姫川とかな
陰々としたアクアとあかね
二人が好対照なスタートでしたわ
またあかね、今回ぷくーっとした顔がやたら可愛かったり
座り込む作画の丁寧さ
モノローグも担当
半分主役といっていい活躍!!
不遇ヒロインから勇躍できるのか!!
次回、第13話
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