【推しの子】第3話 感想[実写化ドラマの舞台裏]ネタバレ
【推しの子】第3話「漫画原作ドラマ」感想
公式あらすじより引用
元天才子役・かなと再会したアクア。ドラマ出演の打診をすげなく断るが、プロデューサーの名前を聞くなり返事を翻す。その名はアイの携帯電話に残されたものと同じで…!?
ABEMA ANIME毎週水曜23時無料配信、配信後最新話一週間無料
🌟ご視聴ありがとうございました🌟
TVアニメ【#推しの子】
全局にて第三話『漫画原作ドラマ』
ご視聴いただいた皆様
誠にありがとうございました。感想は是非 #推しの子 をつけてご投稿下さい。 pic.twitter.com/ounbfsRVIH
— 『【推しの子】』TVアニメ公式 (@anime_oshinoko) April 26, 2023
アクア再起、実写!棒読み!! 漫画原作ドラマの舞台裏
地獄絵図じゃねーか!!
漫画をモデル販促としか考えずドラマ化する現場のお話
重曹ロリ先輩ことかなさんひたすら可愛い
が、それは彼女ももがいていたからか
ラブコメ的導入から業界裏話、かなの夢と「踏みにじられている」現実
どん底に叩き落すドラマチックな回でした
そんなかなの為、静かに怒ってたアクア
何やらかすか楽しみですね!!
彼自身も、口と裏腹に「芸」に真面目と描写
やはり俳優になるのが夢なのか
かなとアクアが夢を追う姿を感じる回ですね
かなちゃんも挫折中とは厳しい
事情を知らない元子役がグイグイくる
妙にアクアにグイグイきたかなさん
細かな動きがひたすら可愛かったですね!!
どうも共感ゆえなのか
彼女自身、挫折寸前であがいていた
だから同じように、しぶとく業界にいる仲間が嬉しかったのも一因なのね
あと動画工房社のアニメ制作力!!
っぱラブコメに強いですわ
子役では天才も、俳優としてはパッとせず
世間では終わった役者扱いが厳しい
ちゃんと努力してる
精神的にも別人なほど成長してました
現場に合わせようとし、良い作品を作ろうと「夢を見て」いる頑張っている様子
それだけにしんどいラストでした
ですが、コミュ力ゆえ「周りに尻尾振ってる」と軽く扱われてる面もあるんでしょうか
本当どんなことも一長一短なのが残酷
努力も想いも届かない
そんなかなの為、コミュ力特化型俳優アクアは何をやらかすんでしょうか
第二話の破天荒さからも楽しみ
アクアの復讐、鏑木プロデューサー編
アイの携帯から候補を見つけ捜索中
その一人が、たまたまかな主演ドラマのプロデューサーだったと判明
アクア、DNA鑑定へ接触を図る回
モデル人脈に強いプロデューサー
父ではないとしても、手掛かりとなる人物か
実父はモデルなんですかね?
顔がいいでしょうし
OP主題歌「アイドル」
アイドルチックなのに不穏なのが最高ですね!
あとオタの合いの手!
ファンの一体感を感じるいい主題歌ですわ
ルビーの「嘘くささ」も母譲り
Aパート 第二のあだ名
アクア『前回のあらすじ。芸能科高校を受けたら、天才子役と再会した』
有馬かな『入るの!? ウチの芸能科っ』
アクア『いや…、一般科受けた』
かな『なんでよ?!』
もう一度ツッコミ頂きました!!
アクアくんあらすじ雑くない!?
ミヤコさんの母性、地下アイドルとは何だったのか
ららちゃんの存在が跡形もない!?
かな『キッモ!!』
のっけからキレッキレですね二人共
いい顔で客観的すぎる妹
毎回キモい言ってる気がする
アクアはルビーを心配し、東京国立医大経験級の学力をフイにした
これだから転生系主人公は
当人を目の前にして陰口をたたく星野兄妹
一周回って表口まである
いやあ唇尖らすかなちゃんさん最高でしたね
ここ表情最高でした
ロリパイセン『イビるぞマジで!?』
イビれよマジで
結局、先輩になるなら仕方ないとルビーは妥協
なんて堂々とした妥協
アクアはそれをしり目に監督邸へ
かなは慌てて追いました
まあ表情コロコロ変わってお可愛い事!!
表情サイコロみたいですね
私の家とか
ひたすらカラんでくるかなちゃん
ひたすら無視するアクア
ルビーはかなを好きじゃないも、かなもアクアしか目に入ってないですね
いやもう動き可愛すぎますわ
さすが動画工房
『アンタどこ中?!』
アクア『ヤンキー女子?』
ヤンキーゴーホーム!
ですがツッコませたが勝ち、根負けしてアクアは色々話してくれました
案外押しに弱いのかもしれませんね
推しに弱いですし
これに尽きる
幼い頃、天才子役として天狗になっていたかなの鼻っ柱を轟音を立ててへし折ったアクア
その「今」が気になってるのか
男を勘違いさせる女よ…
かな『え…、そう……、なんだ………』
これで終わり…、かと思いきや
まだ食い下がる有馬かな
当時まだ二、三才くらいでしたでしょうに食い下がりますね
やはり顔…? 顔がいいから…?
アクア『行かねーよっ』
かな『えっ…? じゃあ………』
『私のウチとか…?』
アクア『距離の詰め方ヤバくない?』
元天才子役がママになっちゃう話?
でなく曰く芸能人だから
プロ意識なんですね
下手に喫茶店などにはいると、"仕事"に影響が出かねない
だから個室がないとダメなのだと
やっぱり詰め方ヤバない?
てなワケで、五反田監督の実家兼スタジオへ
さすがアクアさん理解が正確
邪推しない
あくまでプロ意識だと「理解」してくれた
中学生離れしてますわ
監督の家とか
しかし定型句が致命傷になるかな
大丈夫致命傷だ
芸能人にとってしばらく見ないは禁句
言っちゃダメな奴なのね
必死に言葉の致命傷に耐えるかな
割と気にしてない監督
かなちゃんさんの「動き」最高ですね
かな『そうなんだ? でも嬉しい』
『まだ…、この業界にいたんだね……』
やっぱり俳優志望なんだろと言うかな
が、アクアはバッサリ
ばっさりでしたがかなちゃん嬉しそう
この業界、続ける難しさをよく解っているから
まして挫折後も関わろうとするなど
後ろの監督も味わい深いですね
何を想ってるんでしょ
元天才子役・有馬かなの現在
前回に続き圧が強い!
曰くかなさん、糖質抜いてるんだそうな
節制してらっしゃる
可愛さをちゃんと作ってるんだ…
『アンタ食べなっ』
おあがりよ!とスムーズに監督側へ
母がよそいだ茶碗は漢メシ仕様の山盛りごはん
さすが四十男の世話をしてきた女だ
盛り構えが違う
『監督、親元で寄生虫してたんだ』
二話連続でいじられる名監督
かなちゃんホント口悪いな!!
毒舌ロリいいよね…
こうしてみんなで食べるのは久々との事
その点アクアは恵まれてますね
かなは今は寮暮らし
ウーバー注文一人飯、孤独のグルメ中だそうな
執筆時の時代だなぁ…
かな『あははは大丈夫っ、貯金だけは子役時代の稼ぎで死ぬ程あるから~♪』
殴りたいこの重曹ロリ
アイドルは薄給と思えば格差がひどい
芸能界は格差社会
また普通に暮らそうと思えば支障はない
あくまで夢を追っている
夢地獄なんですね
アクア『見せんなっ』
曰く才能あると勘違い、ひどい目みた作品だと
黒歴史として絶賛封印中
そんなターンXみたいな
一体どんな演技をやったのか
ネット配信ドラマ「今日は甘口で」
『まだ役者決まってない役があるんだぁ』
『偉い人にかけあってみようか~?』
アクア『やらん』
かな『えぇ!?』
そんなガチで驚かんでも
くすぶってるのは役が回ってこないだけだと?
アクアは俳優をやりたいはずだと
そう心から信じてるのね
悪魔のささやきを思わせる演出
かな、エサをたらしたら必ず食いついているはずだと思っている演出でした
ハズレだったけども!!
アクア『今日甘?』
略『演出かじってる人間で知らねーやつモグリだろ、ド名作じゃねーか』
いわゆる完結済み名作漫画ドラマ化
アクアホント博学ですな
さらっと言ってますが、そんな理由で昔の少女漫画まで抑えてるのが「当たり前」なのか
アクアの当たり前はアテにならんですが
いや動き可愛すぎでしょ!?
今回でトップクラスに可愛い!!
メタ的にややあざといですが、ミニスカートを強調する演出ですね
同年代の「生き残り」がそんなに嬉しいのか
『Pの鏑木さんには可愛がられてるから、私♪』
事情を知らない元天才子役がグイグイくる
距離感近すぎンでは
が、これが「スイッチ」なのね
アイの遺した手掛かり
実はアイの残した携帯に名前があった
早くも行き当たったか
無論、メタ的には初回でありアタリじゃあないにしても
プロデューサーなら情報ありそうですね
ねえプロデューサーさん!!
回想、アイはああ見えて用心深い性格だった
あの内面を思えば納得ですね
外面よりずっと考え、子供達を大事にしてた
転生から四年目にアイは死んだ
問題のは、妊娠前に使っていたというかなり古いガラケーだったとの事
なのでデータが残ってたのか
略『百通り探すのに半日かかった』
略『4万5千510通り目……』
『このパスワードに辿り着くまで、四年の月日がかかった』
げに恐るべきは執念
曰く失敗すると30秒操作負荷、ひたすら地道に探したとの事
それも他人には頼れないですし
その一人が鏑木プロデューサーだった
第一話産後復帰ライブシーン、アイが「本物の嘘つき」として描かれた場面
あそこにいたお偉いさんと似てます
瞳が違うから別人?
鮎川太郎って声優さんでは?
『相手の男も女のコみたいな顔しててさ? 可愛いんだよ~♪』
略『…? なんで急にやる気に…?』
アクア殿がホモだと誤解される流れ
誤解するかな殿かわいい
まあそれはそれとして
復讐のヒント、芸能界に関わるという手段は正しかったのか…?
その点かなも本作ピッタリなんですね
芸歴がとびきり長いですから
最後にさらっと問題に触れる扇動家の鑑
そこなんですよね問題は!!
また「ひたむきになった」アクアの横顔は大層イケメンでした
なんといっても顔がいい
にっこりするかなちゃん可愛い
ここの笑顔も素敵でした
ネットTV局 鏑木プロデューサー
鏑木プロ『はーい、じゃよろしく~』
略『……ま、別に誰でも構わないし……』
からの闇が深そうな場面転換
鏑木Pは現在、インターネットテレビ局「ドットTV!」所属
この業界に最低20年はいる人物か
それがネットテレビ
偉くなったのかどうなのか
ルビー『ママ、言ってたもんね』
『私は将来アイドルで、アクアは将来役者さんかな~って
あの言葉
忘れてなかったんだね……』
ミヤコさんがバラしルビーにも伝わった!!
アクアさん嫌そう
他方ルビー、アイの遺言がちゃんと聞こえていたという事なのか
しんみりと嬉しそう
アイの言葉なら全部暗記してそう……
『(そんな高尚な考えは持っていない……)』
感動する妹と闇の深い兄
あくまでDNAサンプル、毛根でも引っこ抜いてやりたいだけだと
俳優は目指さないと自認
果たして夢に向き合える日は来るのか
才能がないなら頭打ちですが…?
ドラマ化の何故?何?
略『アクアの役は最終話に出てくる悪役みたいよ』
明らかに演出がABEMATV だった!!
その縁でABEMA独占先行ってワケでもないでしょうけれども
ここの諸々も地雷臭プンプン
やれ規模が小さいだの星1評価だの
今日は甘口で 全6話で3話まで配信中
主人公は辛い過去を持ち、缶詰とサプリしか食べられない
そんな彼女にイケメンが…?と
偏食、病ヒロインは鉄板ですね
ルビー『あ、ロリ先輩っ』
その呼び方定着してるの!?
とまれシリアス、いい感じの出だしでした
人間嫌いゆえの偏食なのか
缶詰やサプリ、滅菌された食べ物しかダメ的な
が、イケメン勢で雰囲気が変化
最初はまだマシ
どんどん棒読みだらけになっていくいい演出でしたわ
どんどん違和感が増す演出!
棒読み祭り!!
そっ閉じする惨状…
またここが「下手」なところか
かなの演技もド下手
そのせいか育成失敗とか言われてるらしい
略『演出とかはしっかりしてるから見れないことはないけど~……』
実写あるある原作にいないオリキャラ
喰いタンとか極道主婦?
ミヤコさん曰く「少しでも俳優を多く出す為」なんだと
制作側の事情ですね
『どうしても物語をカットする必要が出てくるのよ…』
たった6話で原作14巻の狂気
アニメもあるある
原作一巻分を一話とかざらですもんね
原作では筋の通った行動も、なぜそうしたかの流れがカットされ理解しにくくなる的な
うーんジョジョ四部実写版…?
ルビー『なんていうか酷いね!?』
略『ていうかロリ先輩って…、もっと演技上手くなかった?』
少しは歯に衣着せましょうよ!?
総じてひどい
ですがそんな惨状にも、アクアだけは加わらず距離をとってました
俳優畑なりの見方があるのか
単にアクアだからか
アイドルなのでリアルCMやります
CMでは、ホットペッパービューティーをアクア・ルビー・ロリ先輩が宣伝
また案件やってる!!
この試みは正直いいですね
アニメを見てる客層に合わせたアプローチ
モーションアニメ手法?
しれっとCMでも可愛いロリ先輩
ホットペッパービューティーでは「推し髪でいこう」コラボ企画を実施
限定オリジナルイラストプレゼントとの事
全員サービスです
投票クリック&フォロー&リツィートするだけでOKな企画ですね
Bパート 実写化改変・棒読みの裏事情
かな『うっさいわねー!? そんなこと言ってたの!? 死ねよアイツー!?』
アクア『相変わらず口悪いなオマエ』
略・かな『……今回のドラマは』
『これから売りたいモデルを
とにかくいっぱい出して
イケメン好きな女性層にリーチする企画なのよ……』
『演技力は二の次』
後日、カラオケ店で業界話するふたり
あくまで最適化の結果だと
原作既読のルビーにウケが悪いのは訴求したい層じゃあないから
時間も予算も制約ありますしね…
おつらい
口が悪いのも可愛い
かなの役割は、作品の質を保つ事
みんな演技下手な分、かながカバーすると
第一話で監督が言った「演技派」か
立派にポジションを得たんですね
……と思ったものの…?
『周りの役者は揃いも揃って大根役者ばっかり!!』
略『メインキャストの中でまともに演技できるの私だけなのよ!!』
『こん中で私がバリバリやってみなさい…』
『他の役者の大根っぷりが浮き彫りになってブリ大根でしょ!?』
よくわからんがとにかくわかった!!
かなが下手なのは周りに合わせた為
あくまで、作品トータルの質を上げる為に合わせているんですね
ていうかホントいいキャラしてますわ
演じさせるだけなんて勿体ない逸材
『でも上手い演技と良い作品作りは別…』
かつて演技をひけらかしてた頃とは別人ですね
ですが見てる層には伝わらない
だからルビーは下手だとガッカリしたのか
『作品として面白くなりようがないわ』
『一話の撮影で作者の先生が現場に来た時……』
『あの失望した顔はキツかったわ……』
そこまで言う?言われても仕方ない出来
とはいえ既に原作完結済み
原作の販促としては期待されていないタイプか
スタッフさんかわいい
略『せめて「見れる」作品にする』
『その為ならヘタクソな演技もする』
企画、制作コンセプトの時点で「作品として」は期待されていない
ミヤコさん曰くネットテレビで金がない
ですが現場レベルは頑張ってる
そんな現場の代表なのか
やれる中での「最善」なんですね
有馬かな、役者としてのスタンス
結果、視聴者には下手呼ばわりされる
そして出来上がった作品自体が「駄作」と言われようとも
より悪くなるのを食い止めたのか
アクア『!?』
かな『昔の私は自分の演技をひけらかして、確かに売れてたけど他人をないがしろにしてた』
『だから旬が過ぎれば、アッという間に仕事がなくなった……』
『あたしより演技が上手い子供がいて、それでもあたしを使う意味……』
その大事さに、後になって気付いた
第一話では学べなかった
あの後、自力で気付いたのか
第一話の監督の言葉と一緒ですが、かなは自力で気付いたんですね
気付いた時にはもう遅かったけれども
けれど実践しようとしてる
『"我を通さず、作品の品質貢献に努める使いやすい役者!"』
『鏑木Pも付き合いが長くてね~』
鏑木が演技力を買って呼んでくれたのだと
後から思えばひどく切ない自己分析
失敗から学び実践してる
その成果が、今回の主演なんだと「かなは思っている」んですね
上も解ってくれているんだと
アクア、20代で事故死し15歳になった
トータルアラフォー
言い方が良く言えば大人でした
なんといっても顔がいい(自賛)
呆れるアクアであった
だがアクアだって顔がいいんだぜ?
その顔で「アイを知る人」に近付くリスクはあるんだぜ?
かなちゃんドヤかわいい
かながアクアを誘った理由
『撮影は明日!来週オンエアだから撮影後即編集即納品!本読みスッ飛ばして即リハ!即撮影だからヨロ!』
アクア『スケジュールも終わってんな…』
いっそ清々しいまでの終わりっぷり
ですが元は違ってたらしい
本当はもっと余裕があった
本読みとは、事前にみんなで台本を読みながら行う稽古のこと
現場でリハーサルするのが精一杯
そのまま撮影よ!!
そんなスケジュールねーから!!
リスケ、リスケジュール
つまり計画見直しで、進行が行き詰った状態らしい
悪役だからやりたくなかったんでしょうか
顔がいい子だったでしょうし
美味しい役じゃあない
だから急場にねじこめた
またコネでねじこむのは第一話で監督がやり、かなが非難したやりくちでした
当人がやるはめになろうとは
略『…でも今なら監督の気持ちもわかる』
『アクアを誘った理由は、もう解ってくれたよね?
誰にボロクソ言われようとも
大根と言われてもいい…』
『お願い、私と一緒に良い作品を作って』
『あんたとなら出来ると思うの』
当時、監督もそう思って誘ったと解った
だからこんなに距離が近いのか
自分の栄光時代の記憶、学ぶべきだったものを持っていた少年
鮮烈に刻み込まれていたんですね
『話を聞いてから改めて見ると
脚本と演出は
役者に合わせているのが解る』
『ダメな演技でも見れる作品にするテクがそこらに使われてる事に気付く……』
『裏方は優秀』
『そしてヒロインはバリバリの実力派……』
『…なんかやりようはありそうだな』
主人公の笑顔じゃねえよ定期
黒い星が絶好調
まるで復讐を決めた時、監督曰く「絶対役者になる」って顔してたときみたいでした
なんだかんだで俳優気質ですわアクア
やる気もスタッフもいるならやりようがある
あるとないとじゃ大違いですもんね
しかも学べる現場なのか
「今日は甘口で 最終回」撮影現場
アクア『雑だなあ、ウチの監督でももうちょっと丁寧だぞ』
かな『予算も時間もないのよっ!!』
撮影当日は雨で室内セット
本来、数日かける内容を一日でやる!!
セットを一日しか借りれないから!!
本来まず主演級だけでリハーサルなど行い、それを元にどう絵作りするか監督達が決めて…
それから撮影現場に移って数日かける
とじっくりやるものだと
それはまた次の機会で!!
あればね!!
主演・鳴島メルト『よろー』
態度悪ゥ!!
モデル、容姿がウケていま売り出し中
天狗なんですね
昔のかなちゃんみたいなものだと
昔の自分を説明してるようで自傷
オートダメージヒロイン
さすがに現場では大人しく、声のトーンも落ち着いてました
ツッコミ担当相ではないんですな
『教育かなりしっかりしてるから、礼儀正しいし現場の好感度も高くてハズレもなかったりする』
使われる事務所には理由があるってね
かなが目指す“呼ばれる"役者
それを事務所レベルでブランディングしてるところもあるんですな
私はジャニーズを連想しました
そんな時くだんのプロデューサーも登場
血縁上の実父かもしれない
実にスリル・サスペンスですね
『あの人の意見が
監督やディレクターを通して現場に伝わる』
『モデル事務所とのつながりが強い人で、今回のキャスティングは殆ど彼の仕事……』
『とにかく顔面至上主義の人でねえ~』
だからアクアをねじこめたとの事
芸能界の有力者か
もちろんメタ的には登場が早過ぎる、実父じゃあないはず
ただモデルとの繋がりはポイントですね
実父も「顔がいい」でしょうし
アクアは愛を知らないと自認してました
なので好きになったから、という理由で子供を作ったわけではないハズ
合意だったかは解らないですけども
『(アイを殺したストーカーを、俺が演じる事になるんだから)』
役は、一話のリョースケくんみたいですね
台本も付箋と書き込みの山
がっつり下準備してきた
アクアの台本ひとつで、彼の打ち込みっぷりを感じる演出でした
自分の演技へ全体を把握してるのか
ドライからランスルーまで
監督『よーい…、はいっ!!』
本来、演劇用語でドライとランスルーは別
ドライとは、カメラ無しで行うリハーサルの事
ランスルーは本番通りの通し稽古
それらを分けずに一気にやるんですね
今少し時間と予算を頂ければ…、…弁解は罪悪と知るべきなのか?
謎は深まるばかりである
通し稽古をし、雨漏りを踏まえた撮り方をしようと協議する監督
出来た監督さんですわ
彼が「デキる裏方」筆頭なんですね
『他の人の邪魔をしない程度に下手じゃないだけで』
『俺自身に何の魅力もない……』
アクア、かなが演技を褒めるも自虐
ただの売れない俳優だと
要は「現場に、君にやって欲しいと思ってもらえる役者」じゃあない
誰でもできるから誰にも必要とされない
客観視がアクアらしい
一歳児が流暢に喋れば天才
その異質感・長所は、成長した事で失われた
失望されて当然なのか
十で神童 十五で才子 二十過ぎれば只の人
『じゅーぶん…』
『アクアの演技、ずっと努力してきた人の演技って感じがして私は好き』
『細かいテクが親切で丁寧っていうか…』
『自分のエゴを殺して、物語に寄り添ってるっていうか…』
『もしかしてそれは
普通の人には解らなくて
長く役者やってる私達以外には、どうでもいいことなのかもしれないけど……』
アクアは気を遣うなといいかなも肯定
ですが紛れもない本音か
実際に演じ、今のアクアの事も認めてくれた
ある種のマニア受けかもしれません
ですが響く演技だったのね
今カナがやってるのと相通じる事
カナが質の為に己を殺すように
己の個性や都合を協力消し、作品のイメージを尊重し演じる的な
それでもダメなのは才能ゆえか
『そりゃ頑張るし!!』
アクア『確かに最近見ないし、まだ役者続けてたのかって思ったけど』
また重曹先輩が死んだ!
演出にどことなく昔の、彼氏彼女の事情ってアニメを思い出しますね
とまれネットでの評価は散々
既に終わった役者扱い
そこに「下手な役者」と自ら上乗せしていくかなさん
ホント報われて欲しい…
『何の為に努力してるのかわからなくて……』
何度も引退を考えていた矢先なのだと
可愛くて演技出来て努力もしてる
でもそれだけじゃ駄目
第一話、監督が言ってた「看板役者」「演技派」どっちでもないんですね
どちらにもなれないまま新人役者を終えた
掃いて捨てるほどいる人間だと
『本当に、続けてきてよかったって思った♪』
今「実力派」として呼んでもらえた!
同年代で自分より演技できる奴はいない!
その自認が支えてるのね
ここからが勝負、ようやく「現場に評価され呼んでもらえる」役者になった
かなちゃんクラスでようやくなのか
『別にあんたがめちゃくちゃすごい演技しなくたって、この仕事を続けてるって解っただけで…』
『私、嬉しかった!』
『こんな…、前も後ろも真っ暗な世界で一緒にもがいてた奴がいたんだって解って…
それだけで充分…………』
再開以来、異常に距離感が近かったかな
仲間意識なんですね
この業界、続けてるだけで凄いと思ってるから
だから再会して惹かれた
そして実際に演技を見て、アクアも努力し続けていた事が解った
これで終わっても奇麗なエピソード
かなちゃんさん素敵でした
鏑木プロデューサーのかな評価
監督『キャスト陣は有馬さんが宥めてくれてるので……』
さっさと切り上げたい様が露骨な鏑木P
対し監督はかなを評価
たぶんこのままでも、監督・現場に好かれる俳優になれるかもしれません
ですが監督の人事権は基本的に小さい
第一話も言ってましたね
『誰にでもいいカンジに尻尾振ってくれるから、雑に据えとくにはちょうどいい』
聞き耳を立て目を見開くアクア
かなは現場に好かれようとした
俳優はコミュ力
ですがそれを、テキトーに使える駒だと思ってしまう「現場」もいるって話か
どんなことも一長一短で正解はない
今は事務所を抜けてタダ同然らしい
事務所も、旬を過ぎて距離を置いたのか
両親さえも?
扱いがラク、ネームバリューもあり賃金も安い
鏑木はそこしか評価してなかった
完全に空振りしてる…
『演技にうるさいのだけ面倒だけどな~』
『このドラマはあくまで宣伝材料、演技力なんて求められてないのに……』
『そこだけは解ってないみたいだけど~』
かなの解釈と真逆だった
かなは、演技力を買われてキャストされたと思ってた
これから俳優で売れる第一歩だと
ですが上はそう思ってない
しかも視聴者にも「下手と思われてもいい」芝居を見せてしまった
この先は考えたくないですね…
アクア『(……評価なんてされてねえじゃん)』
『(世の中、そんなもんだぞ有馬かな、適切な評価なんてされるほうが稀だ)』
『(採取も終わったし目的は果たした…)』
『(けど……)』
『せっかくだから…、めちゃくちゃやって帰るか』
目的は果たしたし、俳優に未練はない
だから無茶が出来るのか
当初、他人を邪魔しない控えめな演技をしてきたらしいアクア
どんなアドリブをかますのか?
それにこの現場は時間がない
撮り直しできない
だからこそ「無茶」が効果絶大…?
いいとこで終わった!
視聴の分水嶺、三話にして前後編なんですね
かなの頑張りをめいっぱい描写
その彼女が踏みにじられた
アクアが復讐以外で踏ん張るエピソードとはいいアクセルでしたわ
復讐鬼だけどそれだけじゃあないのね
重曹ロリ先輩かわいい!!
【推しの子】感想
【推しの子】第1話「Mother and Children」
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