逃げ上手の若君 第11話 感想[将の逃げ様]逃げるが勝ちvs逃がせば敗け!! ネタバレ
逃げ上手の若君 第11話「死にたがりと逃げ上手」感想
公式あらすじより引用
朝廷より新たに任じられた信濃国司・清原信濃守。
その男は権勢を振るい、領民たちを苦しめる悪徳国司であった。
いよいよ圧政に耐えかねた諏訪神党の一人・保科弥三郎は国司を討つため兵を挙げる。
しかし諏訪は朝廷との対立を避けるため、救援を出すことができない。
頼重の頼みを受け、保科党の反乱をとめるため、北信濃・川中島へ説得に向かうこととなった時行と逃若党。
「誇りのために死ぬ」覚悟に燃える武士たちに、時行は「逃げて生きる」覚悟を示せるか――。
Amazon Prime 毎週土曜 24:00 配信
放送開始まであと3時間 🏃♂️💨
本日23時30分から
第十一回「死にたがりと逃げ上手」が放送🔥#逃げ上手の若君 pic.twitter.com/MZYBnyVrYE— TVアニメ『逃げ上手の若君』 (@nigewaka_anime) September 21, 2024
悪徳国司・清原の攻勢、保科郎党撤退戦・前編!!
和製狂戦士と名高い鎌倉武士回!!
いやもうアレ別の何かでは?
潔い良く死にたい鎌倉武士・保科党
潔く死ぬも歴史に埋もれた北条の子
北条家があそこまで潔く散ったなど本作で初めて知りました
執権・北条の散り様は、潔く死のうとも語り継がれることなどない実例でもあるのか
いや語り継がれる例もない訳ではないとはいえ
ここで保科党が死んでも多分……
己に酔った彼らに酔って説教とは因果
大丈夫!飲んだじゃないから!! 被っちゃっただけだから!!
だから許してBPO!!
課題は「将」としての逃げ
保科『では予定通り死ぬぞー!!』
いけない、話が通じない!! 尻で叩くしかない!!
たぶん日本アニメ史上に残るほど「死ぬ」と連呼した回
作戦目的「死にたがりを逃がせ!!」
これまで個人としての逃げ
逃げながら戦う技を鍛錬
そして決起が迫った今、軍全体を逃がす「将」としての逃げが求められてるのか
いよいよ将として成長し始めた時行さま
実にいい尻だった……
北条時行『戦を止めてください保科殿……、私はあなたの死に様に、なんの興味もありません』
転機となったのは、大事な郎党・狐次郎の頑張りを誤解された為
郎党大事な若さまですわ
説得なんて無理だと散々逃げ回ったも
大事な郎党の為なら向き合う
尽くしがいのある主君ですな
国司・清原『この戦、逃がせば敗けじゃ!!』
問題は敵将・国司の清原が、軍事でも政治でもド素人である事
加減を知らず殲滅戦を要求
本来なら終わるはずの戦いが続行へ
与しやすいタイプではあるものの
素人ゆえの過激さが厄介ですね
冒頭 二毛作
米丸『二毛作狩りじゃああ!!』
当時、米の後に麦を植える二毛作が普及
麦は年貢として取らないと約束していた
が、新任の国司が容赦なく強奪
新しい時代の農業二毛作
新しい時代の圧政で対応へ
そんなことまで時代に対応しなくても…
今まさに世紀末だよ定期
後醍醐天皇が朝廷復権を図り、公家を国司として派遣し貴族の勢力を強めた
あの小笠原貞宗もペコペコせねばならない程
そら尊氏の乱を招くわ
とかく御醍醐帝は貴族社会復活をさせたかった
しかし理想を重んじ、現実に即せてない感じですね
綸旨、領地問題の一括管理失敗といい
諏訪頼重『この反乱、保科には一切勝ち目がない』
圧政に保科家が立ち上がったも勝ち目がない
圧政は朝廷の権力が背景
さすがに地方武士では……
諏訪家も、朝廷に楯突くわけにはいかず支援できない
瘴奸事件の際に、諏訪家との戦いを避けて小笠原貞宗が撤退したのと似た形ですな
本格的に事を構える訳にはいかない
そこで「逃がす」のがテーマな訳か
うまい具合に若と繋がる訳ですな
しかし保科家、死にたがり
これが和製バーサーカーと謳われた鎌倉武士…
語彙が死ぬしかなくなってる……
なかでも一番おかしいのがコイツ
ついでにキャスト欄表記もおかしい
こいつのが化け物では?
その後も、戦場で生肉腹いっぱい食べたり敵の尻から臓物を喰い破ると宣言したり
君、マジモンのバーサーカーじゃない?
狼の皮とか被ってない?
と穏やかなのは盟友・四宮氏
彼が居なければ時行さまとっくに逃げてましたよね!
話が通じるってこんなにありがたいのか…
激突 国司軍vs保科党
保科『一人でも多く道連れにしてやるわ!!』
軍の数は、保科159騎に国司580騎と圧倒的
本来なら即日全滅するところも
吹雪の策、狐次郎奮戦で延命
何より保科の戦いが抜群で、彼を逃がせれば大きな力になると確信させるものでした
四宮会長の言う事は正しかった…
『奇妙な子よ』
幸い、若の説得と尻により保科は翻意
逃げ筋を活かしたヒップアタック!!
新しい逃げ技の誕生じゃのう!!
また何より、ここで死ねば国司から民を守る者がいなくなるという説得が肝要
生きてこそなせるものがある
保科の言いようからすれば、生き恥そのものである時行さまらしい「利」でしたわ
ただ逃げる訳じゃない
逃げて成し遂げる
今回、保科に逃げずに立ち向かった事といい
大事な事からは逃げない
時行さまらしい流れとなりましたわ
次回、第12話「がんばれ時行、鎌倉奪還のその日まで」
解かりやすく次回最終回ー!!
逃げ上手の若君 感想
舞台は1333年
逃げ上手の若君 第1話「5月22日」
逃げ上手の若君 第2話「やさしいおじさん」
逃げ上手の若君 第3話「神の住む森」
逃げ上手の若君 第4回「貞宗登場!」
逃げ上手の若君 第5話「決着!犬追物、そして…」
逃げ上手の若君 第6話「盗め綸旨、小笠原舘の夜」
舞台は1334年
逃げ上手の若君 第7話「冬の子供たち」
逃げ上手の若君 第8話「かくれんぼ戦争」
逃げ上手の若君 第9話「わたしの仏様」
逃げ上手の若君 第10話「変態稚児と神力騒動」
逃げ上手の若君 第11話「死にたがりと逃げ上手」
逃げ上手の若君 第12話「がんばれ時行、鎌倉奪還のその日まで【最終回】」
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