【推しの子】第19話 感想[取るべき選択肢]アクアとかなと陰と陽 2期 ネタバレ
【推しの子】第19話「トリガー」感想
公式あらすじより引用
芸能界で生き残るため、使いやすい役者になることを選んだかな。だがアクアに背中を押され……!?一方、演技を楽しいと感じるとパニック障害を起こしてしまうアクアが選んだ、唯一の方法は──
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かなの演技・決着編、アクアが取るべき選択肢
異なる理由で同じように、演技を楽しんじゃ駄目だと自認していたアクアとかな
ですが太陽のかな、復讐のアクアに一転
最大限に楽しむかなの眩しさ、最大限に苦しむアクアの暗さが強烈な対比でした
アクアは楽しむほど“罪悪感”でパニックに
なら取るべきは苦しむ事か
芸の道で生きるなら苦しむしかない
それを我が子同然のアクアに言う監督も苦しい
アクアが担当した役が、“戦う動機だった人を守れなかった男”というのも因果ですね
彼もアクアもそれでも立ち上がるのか
冒頭 “感情”を乗せる
鴨志田『(なかなか動き良くなってきたじゃねェか~♪ 芝居はヘッタクソだけどよ!!)』
感情で役者としての質を引き上げたメルト
感情演技、効果絶大か
引き続き激突するメルトと鴨志田
依然メルトは下手であるも、心底「悔しい」本物の感情表現が観客を魅了
また彼は役者の楽しさを知った
対し、舞台を静かに下りていくかなが好対
演技を楽しんじゃ駄目だと自認している
その点、アクアと同じなんですね
舞台上のあかねを笑顔で見届けるかな
しかし鏡写しのかなは、苦しそうに目を背けていました
前者がかなの自認
後者が本心か
鏡に映る本心が切ない
姫川『エア眼鏡してる』
略・かな『(一流の人間って、総じてどこかしら変なのよね~)』
自分は二流だと任じるかな
充分アンタも変である
とまれかつて自分勝手に振舞い、周りに見放された過去がトラウマ
かつての五反田監督の助言に縛られてる
周りとうまくやれという事
実際おかげで役者生命が延びたものの
周りに埋没し目立たなくなった
何事も一長一短ですね……
天才役者・姫川とアクア
アクア『(悪いけど、役者として格上の相手と同じ土俵で戦うつもりはない)』
同じく凡人自認のアクア、天才・姫川と対峙
姫川は感情演技の権化
同じやり方をすれば、彼より下手だと観客に感じさせてしまうだけ
そこで徹底して感情を出さず演技
手法が違えば比べられない
さすがアクア、賢い
たとえば同じショートケーキの味比べでなく、ショートとチーズケーキを比べるような感じにしたのか
もっともそれでも対応しきれないらしい
さすが天才ずら!
かな『(って!? こっちに全振りかい!?)』
また姫川は、アドリブをやると宣言
その実態はかなに全振り!!!
無茶振りィ!!
でもかなが目立つよう図らってくれたのね
彼も本気を見たがっていたのか
アクア『(お前が調整役に回る必要はない……
裏方は俺に任せろ
どんなアドリブだろうと受けてやる)』
かなは引き立て役を自認しているも
アクアも今日あまからそうだった
当時アドリブを入れ、かなが本気でやれるように演技をしてくれた
当時敢えてキモく振舞い、メルトのイケメンさを際立たせる演技だってやっていた
アクアこそ引き立てのプロなんですね
凡人を自認する彼ならではか
かなの過去、演技する理由
かな『お母さんは「売れてる有馬かな」が好きだった』
そもそも母親が芸能人志望で、母が喜ぶから芸能人をやっていたとの事
母に見て欲しくてやってたのか
だが売れなくなり母が見てくれなくなった
彼女も動機を失ってたんですね
かな(つるぎ)『私を誰だと思ってるッ!!』
前回でかなが奮起するよう挑発したあかね
今回かなが目立つようアドリブを振った姫川
なによりかなが自認している、“舞台の引き立て役”をアクアが代わりに請負ってくれたこと
皆が「かなの本気の演技が見たい」と示してくれたからか
もちろんアクアが決定打だったものの
姫川さんのフォローが少し意外
さすが演技で理解する男!!
かなから見ればアクアこそ
かな『でも、好き勝手やったら周りの迷惑に………』
アクア『周りの奴らがそれを見たいと言ってるんだ』
かな『えっ……』
アクア『フォローは俺がする』
『俺も、有馬がやりたい芝居を見てみたい』
今日あま編も前回も、かなは皆が目立つよう“スポットライトを当てている”つもりだった
でもアクアが引きたててくれていた
今日あまがそう
アイドルにしたのもそう
人知れずぴえヨンになってた時もそう
すごい声だったのもそう
一期最終回、ステージで奮起させた「推しになってやる」事件が一番顕著
アクアは、いつも「全力でやれ」と推すスタンスが一貫してるのね
今回もまっことそうじゃった!!
そこからの爆発がホントすごかった!!
メルト、あかねに続く三連発
私を見ろという演技
また意外や一番理解してたのが鏑木P
かなが子役時代「ウケた」のは、その太陽の演技だったと表現
あかねは個人的な見方として「太陽」とかなを呼んだものの
視聴者にもそう見えてたのか!!
今回「商売人」の分析で裏付けたのが大きい
使い捨ててた人なのに意外でした
かな、“役者”として劇的再評価へ
鏑木P『(そうだったね……!!)』
『(商業的に解りやすい“泣き演技”がクローズアップされがちだったけど
有馬かなは
こういう演技で一世を風靡した!!)』
『(目を灼くほどに眩い、太陽のような)』
『(スターの演技!!)』
もう役者として枯れたと思ってたらしい
なのでかなの処世術「使い勝手の良さ」を重宝し、使い捨てていたものの
鏑木Pはかなを再評価
役者復帰の流れとなるのか
その点もアクアと一緒だと?
今期では、やはり「役者」なんだと再起
彼女自身、演技が好き
そして天才たちも高く評価
おまけにプロデューサーからも評価
今期はかなの復活劇でもあったのか
あかね『(有馬かな♪)』
略『(そういうかなちゃんが見たかったの……、そういうかなちゃんに勝ちたかった……)』
『(勝ちたかったなぁ……、私は)』
一番喜んだのはあかね!!!
あかねの推しが太陽!!
満足げに勝ちたかったと過去形で表現、今回は自分の負けだと認めたんでしょうか?
誰よりかなの魅力を推すあかねだからこそ?
誰より高く評価するから“勝てない”……?
オープニング大納得ですよ……
アクア、パニック障害のトリガー
五反田監督『だったら……、採るべき選択肢は一つだぞ。辛く、苦しい選択だ………』
かな復活後、アクアの症状へ回想
監督が「役者を事を楽しむ事、その罪悪感」がパニック障害のトリガーだと看破へ
トリガーは罪悪感
あかね曰くパニック障害は案外多い
そう言われると少し気が楽になりますね
あかねさん本当甲斐甲斐しい
怖さと甲斐甲斐しさ!!
アクアがアイの実子だと看破
それがトラウマの原因だと
そういや知らなかった(視聴者目線)
アクアはこれほど近しい人でも、アイとの関係について話してないんですね
彼の秘密主義も強く感じる事案でした
今期、あかねに続いての気付きか
五反田監督『お前は、もう……、…演技を楽しむな』
楽しめば罪悪感でパニックを起こす
だから苦しめという事か
それは対処法でもあり、また「楽しむ役者たち」へのカウンター演技でもあるのか
皆と「違う演技」をすれば、天才とも違う魅力を引き出せると?
アクアの怪演も鬼気迫る作画で表現
つくづくまともじゃない
その点がアクアらしい演出となっていましたわ
次回、観客の反応は……?
アクア『俺にとって!! 演じる事は!! 復讐だ…………!!』
婚約者にして主君・鞘姫の為に戦う無感情な男
鞘姫以外生きる理由がない
アクア、アイの関係まんまなのね
男・刀鬼も一度は動けなくなったも、それでも主人公・ブレイドに促され奮起
刀鬼はそれでも立ち上がれた
アクアと重なる役なんですね
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