SHY 第22話 感想[心を一つに]空飛ぶ巨大熊作戦!! 2期 東京奪還編 ネタバレ
SHY 東京奪還編 第22話「伸ばした手」感想
公式あらすじより引用
シャイと無垢の力によって、ウツロの変化は解け、曖を助けることにも成功した。シャイはウツロの心も救おうと試みるが、追い詰められたウツロは、黒球を破壊して恐怖を世界中にばらまこうとする。しかし、それも駆け付けたスピリッツ、レディ・ブラック、ミェンロンによって防がれてしまう。
dアニメストア(同Amazon支店)毎週火曜 昼12:00 配信
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流れを変えた朱鷺丸、曖昧の確執に幕
曖さんが伸ばした手を昧がとった和解回!!
前回、姉と強引に心も体も一つにして敗れた昧
今回、心を一つにして戦う様と好対照
笑顔溢れるいいラストだった!!
和解した直後、割り込んできたドキ達にも頭を抱えてしまったものの
あっちもあっちで合体攻撃とは面白い!!
EDも幸せそうで何より
ホントただ笑ってる間はいい子達なんですが…
あの子らも、戦わざるをえないほど「現状の社会」にひどい目にあったんでしょうか
昧もツィベタさんもそうでしたから
曖さんの傷、昧との和解
和解のきっかけは朱鷺丸が持ってた書類
曖さんによる昧の免罪嘆願書
昧に胸を刺され、里を滅ぼされた後もずっと彼女の免罪嘆願してたと判明
曖が虚弱になった原因である胸の傷
曖から見れば、姉・昧は忍者になる夢を奪われ憎んでいても良いはずなのに
それでも愛し続けてた証なんですね
昧が曖につけた傷、明言はされてませんが
姉・曖を忍者にさせない為?
自分を憎んで貰うためか
昧は、これ以上「自分みたいに不幸なものを出さない」為に戦っていた
姉の事を真っ先に救っていたんですね
当初、和解寸前にドキ達が現れた
結果、昧は己の罪を自覚
ですがたぶん自覚したからこそ、ドキ達を止める為に手を貸して戦ってくれる事に
幼い頃は姉たちに隠し事があり心苦しかった
忍者の任務では私心を殺していた
今は打ち明け、受け入れて貰った
文字通り身も心も軽く、舞うように戦う姿が美しい幕引きでしたわ
次回いよいよ決着か
今回も外注回かJUVENAGE社が明記
他所も総集編がやたら多いですし、クール終盤でリソース不足を感じますね
というか九話辺りはどこもほぼ総集編
コロナ再流行とも聞きますが
スタッフの奪い合いなんでしょうか
冒頭 だからきっと分かり合える
シャイ『あなたは本当は寂しくて! だけども好きな人に声もかけられない!! 私と同じタイプのおバカさんだからッ!!』
完全に自虐じゃないですか!!
前回、転心輪の応用で昧の心を知ったシャイ
本作ヒーローは、心を具現化して変身
いわば自分の心をさらけ出した姿がヒーロー
その逆、他人の心に繋がることによって昧の気持ちを理解できたんですね
ブッ殺されたいのかな?
またシャイは、1期1話でイコさんを助けられずにトラウマを負ってしまっています
テレビやネットでも非難の的
罪を犯した辛さ
罪を犯しても償ってやり直したい気持ち
痛いほど解かるんですね
二人で罪の深さは違うとはいえ
しかし、自分に理解者がいると思えない昧はシャイを拒絶
何より自分で自分を否定してるからか
ましてや他人など信じられない
自己否定が強すぎて対話できない!
何故か口上を挙げて現れたペペシャさん達
間違いなくピルスさんの影響
あの子口上大好きですもんね
ミェンロンは今回もかわいい
昧の本音
昧『(どこまでいっても、ひとりぼっちや……)』
昧視点で、姉・曖を助けるためにたくさんの人たちが現れた事がショックへ
姉はみんなに好かれてる
自分は孤独
前回、姉・曖の心の美しさを感じとってはしゃいでいたように
曖へのコンプレックスが深い……
朱鷺丸『昧様が望むのであれば、ここにいる全員と何の迷いもなく戦いましょう』
こっちもこっちで愛が深い!!
朱鷺丸は、曖が昧の味方であり続けたと明かします
自分もそうだと
昧は独りぼっちじゃなかった
そう朱鷺丸が証明してくれたのが、和解へ大きく進めてくれたのか
一応防具は身に着けてたものの
驚いた昧は刀を引いた
その反応で確かめたのか
敢えて刀を受け、昧が優しいことを体を張って証明したのか
彼女が他人を傷つけたくないと証明
体張ってるぜ朱鷺丸!!
曖『ごめんなあ、昧…………』
また曖は、一度は昧を殺そうとした
皆の為に妹を殺そうとした
ですが一度合体した時、妹の記憶を見てしまったことで彼女と和解へ
むしろ何も知らなかった事を謝罪
姉なのに知らなくてごめんと
幼いころは、出来た妹・昧にコンプレックスを抱いていた曖さんでしたが
こういう心根はホントお姉ちゃんでしたわ
それでも昧の足を止めたのは
さんざん殺めてきた罪悪感か
ドクロに足止めされる昧
自分は不幸になるべきだという自己否定
どこまでも生真面目な子ですわ
だからこそ世の為、人の為に「悪人殺し」の命令に従ったのでしょうけれども
でも「だから」良かったんでしょうか
ようやく姉、曖の手をとれた昧
その転機となったのはドキ
彼が黒球を割ろうとしはじめた、それを見ていられずに止めようと動き出す事に
いきなりドキたちが乱入し、和解失敗かと思ったものの
むしろドキ達を止めるため手を組んだ
彼らのおかげで和解が進んだのか
彼らが現れた為、昧は「いま自分が世界を滅ぼそうとしてる」事を自覚した
罪を自覚し、姉の手を取れませんでした
ですが改めて手をとった
この罪を償わねばと思ったのか
良くも悪くもドキ達乱入が転機でしたわ
黒球が壊れた時
黒球崩壊は、中に蔓延した恐怖心を拡散
引き金となって世界中を怪物化させる
例の指輪と同じ作用を起こすのか
それも指輪なら剥せば良いも
このケース、治療方法は?
この場は事態収拾で回復するパターンですかね
昧『この世界に対する憎しみは、今も変わらず残っとる』
『けれど、気付いたんや……、私の夢は、世界を壊す事よりも、ほんのちっぽけな……』
『自分の中に、ずっとあったと!!』
それが何かは、ここでは明言されず
思うに孤独でなくなる事か
幼いころ、姉たちと過ごしながら「自分は罪人だ」とずっと苦しんできた
孤立感を味わってきた
しかし姉たちは、自分が彼女らを傷つけても
今回で犯した罪を知っても
なお一緒にいてくれると言ってくれた
もう自分は独りじゃない、そう思えた事で昧=ウツロは心底救われたんでしょうか
世界を壊す事よりずっと救われた
こっちが本当の願いだと気付かされたのか
『お前だけは俺と……、同類だと思ってたのに』
『俺の勘違いだった……!!』
ドキは、自分を否定する世界を壊したい
それはウツロも一緒だと思ってた
それは世界を変えたかったツィベタとも、クフフさんやイノリとも違う
ウツロにだけ共感してたんですね
可愛さ余って憎さ百倍だよ!!
ウツロは愛されてた、罪を知っても手を差し伸べてくれる家族がいた
その点ドキは孤独なんでしょうか
世界を壊したいと思うくらいに
ドキが逆上した為、昧を庇う形で曖さんも参戦
姉妹完全和解
これでは道化だよ!!
ドキさんマジキューピッド!!
ドキとクフフさん
ドキ『何やってんだクフフ! あれ出せって言ってんだよ!? 』
『聞いてんのかクフフ!? おいこらクフフ!!』
『くっ……、クフフさん!!』
クフフさん『なに?』
そのこだわりなんなの!?
ドキがくっころ的なアレに……
今回とことんピエロだったドキさんかわいい
とまれここから逆転劇
ドキ・クフフさん・イノリの合体技!
そういうのもあるのか!!
ドキ『俺が戦う武器を与えて!!』
クフフ『クフフさんが大きくする♪』
ドキ『これぞ名付けて空飛ぶ巨大熊作戦!!』
バカじゃないかな?!
バカなんじゃないかな?!
クフフさんのぬいぐるみを軸に、イノリが意思を与え、ドキが戦闘力を付与する合体技
そういうのもあるんだ……
君らめっちゃ仲良しじゃん……
昧『(なんて居心地がええんやろう)』
『(自分の心にまっすぐでいられる………)』
『(ずうっと苦しかった)』
『(罪深き自分の、生きる意味が見つからなかった
だからせめて
誰の目にも触れずに消えたかった……)』
しかし巨大熊を曖昧姉妹が連携して翻弄
ドキさんとことん他人の見せ場になる男……
また昧は、幼いころ姉に隠し事をしていた
自分が殺人者である事、姉が誇りとする忍者がときに殺人任務を負う事を隠していた
これまで素直でいられず苦しかったのか
今、心が軽くなったんですね
昧『風舞う方へ……♪』
まさに身も心も軽く、敵を翻弄する姉妹
次回決着へ?
また昧は忍者の里は解散すべきと考え、師匠に進言し断られていた
やがて任務同様に「皆を守る為」に、友達である熊を殺す羽目になり心が壊れてしまった
結果、里を物理的に滅ぼし逃走したも
逃げた本当に理由は、ただひっそりと死にたかっただけなのか
結局アマラリルクとなって生きてきたものの
どうも里を滅ぼした時点でアマラリルク化
ツィベタさんの場合、とうに死亡していたため助からなかったものの
ウツロこと昧の場合は……?
次回、第23話
SHY 感想
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SHY 第15話「心の刃」
SHY 第16話「クラウド・イン・ザ・ダーク」
SHY 第17話「突入」
SHY 第18話「諸行無常」
SHY 第19話「愛ゆえに」
SHY 第20話「優しい男」
SHY 第21話「曖昧」
SHY 第22話「伸ばした手」
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SHY 第24話「どうか元気で【最終回】」
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