Summer Pockets 22話 感想[行くべき原点]うみがいない夏休み ネタバレ
Summer Pockets 第22話「あの夏へ」感想
公式あらすじより引用
恋人として、『二人きり』の楽しい時間を過ごす羽依里としろはであったが――現像された写真や、チャーハン、見知らぬ紙飛行機などに触れ、なにか欠落したような思いに囚われてしまう。
そんな中、二人は何かに導かれるように夏祭り会場へ向かう。夜空を彩る花火を見上げる羽依里としろは。そこで二人の手をぎゅっと握る、小さな手が……。
その瞬間、羽依里としろははすべてを思い出して――
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劇場編集版 『Summer Pockets』空門蒼編、本日8月29日~9月4日(木)まで公開です🦋
ぜひ劇場まで足をお運び下さいませ🦋
上映館の詳細はこちら▶https://t.co/TDcHvwYeGO#サマポケ #SummerPockets #samapoke #サマポケアニメ pic.twitter.com/OU6hEk93ip— フィール(feel.) (@feel_feel) August 29, 2025
本日より『Summer Pockets』第22話「あの夏へ」が放送されますよ~。今回もお楽しみくださいませ~🦋
今回も #サマポケスタッフ に告知イラスト描いてもらいました~🌻🌻🌻#サマポケ #SummerPockets #samapoke #サマポケアニメ pic.twitter.com/ZjnZZ0uw74— フィール(feel.) (@feel_feel) September 1, 2025
うみ編に幕、本懐の先にあった結末
うみ編終点が、うみ誕生日に放送とは出来すぎじゃないか!!
極論しろはの死は、うみが現れた結果だったか
正すには“しろはの能力発現"を止めるしかない
いよいよ全ての原点へ
ですが向かうのは羽依里じゃなくうみ
そもそも全てを見てきたのもうみ、うみを軸にした物語でもあったんですね
父さんが残した熱い想い、じぃじ譲りの熱い拳
母さんがくれたあの眼差しって奴だ!!
うみは本懐を果たし、一度は切ない大団円
全エピソード振り返る総括回
しかしビターエンドのはずがバッドエンド
ならば変えられない悲劇を過程とし、先にあるハッピーエンドを求める旅だ!
まさに羽依里の言葉そのもの
向かうべき原点もまた「夏」なのか?
「母」しろはの死因
しろはは妊娠後、我が子=うみが無理して消える夏を"未来視"してしまった
うみが消えるのは、彼女の過去視の能力ゆえ
能力を消そうと必死に古文書漁り
無理して出産時に死亡
羽依里は島を離れ、ふさぎ込みがちに
娘・うみを孤独にしてしまった
寂しがったうみは、島を訪れて事故に遭い「過去に飛ぶ」事で物語がスタートしてしまう
本作はそんなループの産物だったんですね
実はしろは、未来じゃなく過去視と判明
またループが起こる以前は、うみが消える「過去」自体が存在しなかった
なら最初のしろはは何が原因で死んだ?
それは謎のままらしい
うみは「現実から逃げて」過去に飛ぶ過去視
母に会いたい一心で過去へ
過去視でなく丸ごと過去に飛んだ
結果ループしてしまい、繰り返すことで「すり減って」消えてしまうのか
彼女なりに消えるも満足の結末
だって母、両親とすごせたから
あれはうみが、生まれて初めて味わう「両親揃った時間」だったんですね
母のぬくもりを一切知らなかったのか……
しろは本当の能力、固定される未来
しろはの能力も実は過去視だった
彼女が見るのは過去
彼女はうみ出産の直前、"うみと出会った過去"を強制的に思い出すようになった
たとえうみと出会ってないループでも思い出す
ループが起きた事を引き継いでいるから
しろはは未来視と「誤解」
だから我が子、うみの未来を変えようと無理
必ず無理して死ぬ運命に固定
って感じでしょうか
どうもうみ、徐々に七影蝶化していたらしい
うみは「夏」に現れなくなった
でもしろはは、ループ前の過去を見てしまう
それが来るべき未来だと誤解
それで無理して死んじゃう感じですかね
しろはは過去視でうみを見て、無理して死ぬ
変えるため過去視を持たないようしたい
過去を見なければ問題ない
またしろはが持たねば、うみも引き継がないので「七影蝶化して消える」こともなくなる?
本当にそうなんでしょうか?
とまれやってみなけりゃ始まらないのね
うみは、しろはの過去視発現阻止に過去へ
しろはが幼い頃が焦点か
うみの想定では過去視は「不幸なとき、幸せだった過去に逃げたい」って気持ちの産物らしい
しろはの幸せが全てを左右するんでしょうか
肝は、以前しろはに憑依した時の海人
おのれうみんちゅ!
いよいよクライマックスですね!
冒頭 ふたりきりの夏休み
前回、完全に七影蝶となってしまったらしいうみ
羽依里たちに忘れられてしまいました
おそらく徐々に七影蝶になってた
七影蝶は記憶、記憶が抜けていき幼児退行にように見えていたんでしょうか?
また彼女は、元々この時代にはいなかった
彼女がいない本来の形となったのか?
羽依里たちは、気付けば二人でお泊りしていて困惑
笑えるけど笑えない…
やがて蒼が届けた写真もうみが欠落
奇麗に不自然
やがて日常を過ごす中、二人は謎の喪失感に襲われ涙を流すのでした
飛行機の名前など些細な記憶すらそのまま
なのに一番大事な記憶が足りない
コメディな空気と落差が激しい……
写真からうみは消えましたが、絵本はそのまま
この絵本は「結末」を羽依里が改変
うみが考えた結末を、羽依里がハッピーエンドへと変えたらしい
彼が助けに来るのかと期待させますね
29日 約束の花火大会
花火大会、屋台にかじりつく天善たちはともかく
羽依里はしろはと、彼女とっておきの浜で見物
この夏の景色を振り返り涙
しろはと出会ったプール、皆のたまり場な駄菓子屋、ラジオ体操の鳴瀬神社、家族で過ごした居間
いよいよ夏の、夏休みの終わりなんですね
放送日とほぼ重なるのも素敵だ……
前回、うみと交わした約束を口にした羽依里
二人はうみを認識できるようになり涙
本当、認識前後の感情の差が辛い
忘れた事を忘れてしまう
忘れ、楽しく過ごせてしまう事もまた悲しい
前回幼児退行しきってたうみ
ですが完全に七影蝶に移行し、本来の知識・人格を取り戻せたようです
その方が悲しい面もあるかもしれませんが
うみと一緒に生きたい
後から思えば想像以上に切実
羽依里たちは知りませんが、親子で過ごす時間自体が「初めて」だったんですね
しろははうみと生きられなかった
夭折どころでなかったのか
うみの本懐
羽依里もまた続けようとうみに訴えました
うみの願いを叶え続けようと
思えばこれらも、うみが生まれて初めて味わう「父からの優しさ」そのものか
未来の羽依里はいっぱいいっぱいだから
このからっぽが大きすぎるのだ……
二人には理解困難な謝罪を告げるうみ
おそらくうみは、自分がしろはを死なせたと後悔
その自分が幸せになり、そして二人を残して消える
うみ主観では自分だけ貰ってばかりだと
両親に想われ心底嬉しい
同時に申し訳なくて仕方ないんですね
二人譲りの優しさ
二人譲りの「ぼっち」でした
改めてうみが加わった写真が背景へ
やがてうみ、再会を期し消滅
出会いは“なかった事"に戻った
ですが良くも悪くも言い知れぬ涙、悲しみを残してしまうのが悲しい
悲しかった理由すら忘れた悲しみが切ない
うみ、旅の終わり
七影蝶となったうみ、旅を総括
鴎編・紬編・蒼編・しろは編・うみ編
両親と過ごす夏、本懐を叶えた
もう消えていいと思ったのでしょうね
絵本に従うなら、うみ出現が各ループをハッピーエンドへと変えた原因
どれも最後「幸福」で終わっていました
やりきったかい……?
固定された未来、"母"しろはの死因
やがて翌年の夏、羽依里は再び来島
春の訪れと共に結婚へ
島四天王・玄武の小鳩がゴネたせいとか
かすがいだったひ孫もいないし!!
ただやはり、鴎や紬に静久・藍たちが見えないのがちょっと引っかかってしまいます
蒼が元気だし皆も幸福ならいいですね……
鏡子『ほら……、見えるヒトミ? しろはちゃん、お嫁さんだよ』
あの七影蝶、しろはの母ちゃんかい!!
OP変更した18話冒頭、鏡子と語らってた七影蝶ヒトミ
あれはしろはの母だった
その鏡子さん自身、半ば七影蝶らしい
本当何者なのか
そしてモブの和装少女(今回不在)は何なのか
やがてしろはは「これから生まれる娘うみが、あの夏で消える」光景を見てしまったらしい
羽未の漢字を知らないしろはは「うみ」命名を提案
以来、独り未来を変えようと奮戦
妊娠中必死に古文書を調査
あの「悲しい時の手紙」も書いた
やがて無理がたたり、うみ出産と共に死亡
これが"始まり"となってしまったのか
うみは、しろはが未来視能力と誤解し過去に転移
またループを再スタート
結果まったく想定外の展開を見る事に
またきっと「逃げ癖」は、羽依里譲りなのでしょうね
しろはも同じっちゃ同じですが
固定された未来
以降のループ、島にうみがいません
うみは両親が付き合わず、結果しろはも死なないと楽観視していました
しかし自分不在でも二人は交際
うみ妊娠まで同じルート
ただまあ当たり前っちゃ当たり前か
そもそもうみが介入する以前で、二人が付き合ったからうみが生まれているわけで
うみは二人が付き合う証拠みたいなもの
想定が甘かったぜ!!
やがて妊娠したしろはは、うみが消える未来を幻視
うみは母も同じ過去視だと確信へ
何故なら未来視ならありえはいはずだと
このループの夏、うみはいなかった
だからこの後生まれるうみは、過去の夏に転移していないはずなんです
なのにしろはは「うみが消える」様を目撃
しろはが見たのはうみがいた、もっと古いループの夏の記憶
過去視の能力だったのだろうと推測へ
全ての原因を変える最後の旅
うみ、しろはが過去視を得る前を目指し転移
過去視をなかった事にしたい
そうすれば母になったしろはが過去を見て悩み、無茶すること自体がなくなるはずだと
過去は消せない
でも過去を見れなくすればいい
それだけでハッピーエンドとなるのか
やるべきことが解かったならやり遂げる!
まるで羽依里みたいでしたわ
主役は羽依里から羽未へ
主役交代エピソードじゃったか!!
しろはは未来でなく、過去を見る能力だった
であれば「うみが消える過去」自体がない、最初の歴史の死因は何だったのか
いずれにせよ本来の歴史でも夭折
結果として物語が始まった
うみはそんな母、ひいては父を助けたいんですね
両親を救う旅もまた「ある夏」なのか?
次回、第23話
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Summer Pockets 第4話「ひと夏の宝物」
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Summer Pockets 第6話「七つの海を越えて」
Summer Pockets 第7話「灯台と歌と少女」
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