Summer Pockets 第10話 感想[紬の正体]夏休みは必ず来る ネタバレ

2025年6月17日

Summer Pockets 第10話「一生分の夏休み」感想

公式あらすじより引用

「あけましておめでとう、紬!」
紬と過ごす最後の一週間――羽依里の提案で、一年分のイベントが催されることとなる。
静久だけでなく、しろはや蒼たち少年団や、うみも協力してくれて――羽依里と紬はバレンタインにお花見、七夕、ハロウィンやクリスマスなどなど、季節外れのイベントを楽しんでいく。

そしてついに、紬が『帰って』しまう8月31日がやってくる。
紬の誕生日を祝うために羽依里が用意したサプライズとは……。

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紬編最終回、一生分の一週間

Summer Pockets 10話 感想

紬もまた、必ず再会できると描いて幕

そしてa year later、一年後再会

毎年来るの!?

当初、やりたい事を探してた紬

今はやりたいことだらけなのが切ない

切ないし、まだまだ楽しめる!!

うみは再び別世界線に飛んだも、この世界もまた続いていくんですね

また鴎の前例上、驚きは落ち着きました

その分しみじみ寂しいですね……

紬の正体は「ツムギのお友達」

やはり正体はクマのぬいぐるみ

数十年前、ツムギが消えた後「こんな子、見なかった?」と同じ姿で探してたのか

紬の自分探しとはそういう事!!

何よりツムギの姿を、みんなが忘れないようにと彼女の姿を真似ていた

しかしツムギを知る最後の人、羽依里の祖母がつい先日亡くなった

それで姿を維持できなくなった?

紬のやりたいこと

ツムギの友達だった羽依里祖母・加藤は、紬に「やりたいこと」をやるようにと諭した

でも紬はツムギの為に存在していた

やりたいことがなかった

だから探していたんですね

紬は「夏休み」そのもの

紬が消えた後、羽依里と静久は「紬は夏休みそのもの」だと感じた

そして夏休みは毎年来る

だから毎年会える

それに紬は、今ではまだやりたいことだらけだと言っていた

三人の夏は終わらないのね!!

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冒頭 ぎゅっと凝縮

羽依里『でも、俺達にとって紬は紬だ

『何があろうと、最後の最後まで一緒にいる……、それだけだ

静久『……そうねっ

前回、改めて結ばれた羽依里と紬

だいぶ寂しそうな静久!!!!!

しかし静久も、その間にツムギの日記を読み「紬」の正体に目途をつけていた

もつべきはおっぱい

もちろん羽依里も既にわかっていたらしい

聞こうとしませんでしたものね

一生ぶんの夏休み

羽依里『あけましておめでとう紬!

略『一年分のイベントをぎゅっと凝縮させるのはどうだろう?

羽依里は残り一週間で、一生分の思い出を作ろうと二人に相談

少年団も巻き込んで動き出すことに

一生をぎゅっと凝縮

むぎゅっと凝縮するんですね

今さらですがおっぱいみたいな響きですな

羽依里の提案、静久の計画

静久『うん、今度は私が思いついちゃった♡

羽依里が提案したように、最終日は静久がサプライズを考えることに

曰く最終日は誕生日にしようと

最終日は消える

そこを最終日にとは若干奇妙

役目を終えて消える日を、生まれ変わる日だと置き換える感じですかね

海を見下ろし笑い合う静久と羽依里

島の風景がとにかく美しい

作品テーマ上、この美しさも重要ですものね

瞬く間に過ぎていく「一生」

羽依里『この夏休みを、最高の思い出にする為に……!!』

あらゆる楽しさをこの一週間に凝縮!

釣り、バレンタイン、花見にケンカに花火にツーリングにハロウィンに七夕

七夕で紬は羽依里の名前を書いた

その筆跡は前振りか

あの日記の続きは紬なのね

クリスマスプレゼント

静久『紬がパイ里くんと付き合い始めて

 おっぱいになんらかの化学反応が起こると思ったのに~

紬『あはは♪ 静久のおっぱいより大きいなんて不可能です~♪

ええ!? 不可能を可能にする女ですって!?

紬からは二人へ灯台の合鍵

静久からは巨乳水着のトップ

妙にデカい贈り物と思ったら、別の意味でデカかったじゃねえか!

楽しい特別な日々

その楽しさがかえって辛いのか

楽しくなればなるほどに

静久『帰りたくないよ~!! 嫌だよぉ~~~~!!

帰りたくないと泣いてしまう紬

互いに大好きだと再確認

いよいよ最後の日

前回紬は、ツムギを寂しがらせたくないと言っていたのに……

ツムギに劣らぬ大切な関係となったのか

最終日、静久のサプライズ

静久『大好きよ、紬っ

紬『あたしもです、静久!

静久『泣いちゃダメ、約束よ?

最後は紬、羽依里と二人きり

先に帰ってしまう静久

際し一瞬、紬が消えた

もう存在を保てなくなっている証?

幸いすぐ戻ってきた

本当に消えるのか? もしかしたら? そんな希望を打ち砕いてしまった格好か

残された時間はもう本当に僅かだと

一生分のバースデイ

羽依里『お祝いしなくちゃ、一生分のバースデイケーキのロウソクを灯してさっ

やがて夜になり、紬を外へと連れ出した羽依里

道沿いびっしりロウソクが!!

バースデイケーキのロウソク一生分か!!

羽依里曰くぜんぶプリ…、パリングルスの空き容器を使って自作したんだそうな

てっきり島中かけまわって集めたのかと…

こんなとこまでパリングルス!!

紬の正体、自分探し

紬『ツムギちゃんはきっと帰ってきます

 それまで私が……、ツムギちゃんの代わりをしようと思いました

『"ツムギちゃんを忘れないでください"って

やがて紬は、ここに至った経緯を述懐

彼女はツムギの友達

遠回しにぬいぐるみだと明言へ

ツムギが消えた後、いつか帰って来る時まで「忘れさせない」為に姿を真似たのだと

あの日記の続きは彼女が書いたものか

だから筆跡が拙かった

そして自分=ツムギを探すべく奔走

皆に「私を知りませんか」と言い続けた

それが「自分探し」

しかしいつしか、オリジナルのツムギを知っている人は殆どいなくなった

あの駄菓子屋の婆ちゃんですら知らなかった

それほど遠い昔の話だったんですね

回想の中には

駄菓子屋の婆ちゃんの若い頃の姿も

当時からてぬぐいを被ってた

人の歴史ありですね

紬のやりたいこと探し

回想・羽依里の祖母『紬っ

紬『"これからは自分にやりたいことをやりなさい"って……、言ってくれました

羽依里『やりたいこと……

紬『でも、自分が何をやりたいか、わかりませんでした

『だから、とりあえず

 迷子になった紬ちゃんがいつ戻ってきても良いように

 お友達を作ろうと思いましたっ

『私がここからいなくなる前に

やがてツムギの友達・加藤さんも老い、紬に自由にするようにと促した

羽依里の婆ちゃんが紬を「紬」にしてくれた

当初は格好もツムギを真似ていたものの

以来服も独自のものに

本来紬はツムギ以外は何もなかった

やりたいことはなかった

だからやりたい事を探す必要があったのね

特に明言されていないも

消える原因は羽依里の婆ちゃんの死?

彼女が死に、オリジナルのツムギを知ってる人が誰もいなくなったから?

それで存在を保てなくなったのかね

紬『今はもう、やりたいことだらけです♪』

静久に、羽依里に出会ったおかげだと

もう出会った頃の彼女じゃない

でもだからこそ別れがたい

嬉しくもあり悲しくもあり

やりたいことは尽きない

紬『だから……、泣かないで

羽依里『ごめん……、でも、そこに君がいない……

やりたいことを並べていく紬

どれも他愛ないこと

でも羽依里は、現実になっても「そこに紬はいない」と泣いてしまいます

どんなに楽しい未来も無価値に思える

別れは本当に残酷ですね……

紬『羽依里さん、私、幸せです』

『皆さんと出会えて、静久と出会えて、……羽依里さんと出会えてっ

羽依里『……俺も幸せだ

紬『だから楽しく! ……ね?

前日は泣いてしまった紬だったものの

土壇場では涙一つ見せなかった

前日で二人に励まされたからか

しかしそんな繋がりも、これを最後に途絶えてしまう

そう思うとやっぱり悲しい

紬の歌

紬『♪ 私は歌います♪ 私を探して♪

 むぎゅぎゅぎゅぎゅ~ む ぎゅぎゅぎゅ むぎゅぎゅぎゅぎゅ~♪

最後は楽しく、紬が「歌」を歌い上げました

でも歌詞はほぼむぎゅぎゅ

まるで覚えてない歌詞をごまかすみたいに

完成させる時間が足りなかった?

一週間は短すぎた

でもどれだけ足りなくても精一杯やりきった

足りない分はむぎゅぎゅで補えばいい!!

楽しく元気に歌い切った紬

羽依里&静久『『誕生日、おめでとうっ……』』

やがて紬、元のクマの人形姿に

ここで正体が明示

静久も現れ、二人で見送って幕

歌では羽依里が鳥、静久が

いつも紬の寝床に飾られてたぬいぐるみか

また羽依里は自称カナリア、静久はおっぱいであり牛の着ぐるみだったからか

寝床のクマが直球で正体だったのね

特に「初めて消えた」とき明示

七話、紬編初回で「灯台の布団」が描写

当時クマのぬいぐるみがなかった

八話紬が消え、ぬいぐるみが出現

九話で紬が戻るとぬいぐるみが消えていた

今回十話も消えたまま

紬の出現と連動してたんですな

静久『私、思うの』

『紬って夏休みそのものだったなって』

羽依里『うん……

静久『知らない場所で 

 初めての人に出会って仲良くなって……

 いつまでも時間があるような感じがしてて……

『最後には時間がないことを嘆いて、友達とのお別れを惜しんで

『あの子は、夏休みだったの

羽依里『ああ、俺もそうだった!

やがて羽依里と静久は、紬は夏休みそのものだったと述懐

夏休みの持つイメージそのもの

夏休みは必ず終わる

別れもまた必然だったか

夏休みだからこそ

静久『……また、夏休みはやってくるものっ

羽依里『………またな、紬っ

しかし夏休みはまた訪れる

そう思い至ります

際し夏の入道雲が、紬の声で歌っていたかのような描写に

夏といえば入道雲

わたあめ好きはその象徴だったか

うみ、再転移

加藤うみ『さようなら、また、ね?

うみは紬編初回同様、あの花畑

ツムギが今も囚われた灯台に、紬のぬいぐるみを届けて去っていきました

この世界線も彼女が望んだ形ではなかったか

次回、また夏休み頭へ戻る……?

a year later

羽依里&静久『『ただいまっ』』

一年後、羽依里と静久は合鍵で灯台へ

変わらぬ紬が出迎えて幕

夏休みは必ず去る

しかしまた必ず訪れるということか

社会人だって!夏休みはある!!

紬は変わらぬ笑顔で出迎え

Summer Pockets 10話 感想

紬『おかえりなさいっ

対し羽依里、静久の顔は描写されず

二人は成長したから?

以降も変わらぬ紬と、一生分の夏を毎年送ることになるんでしょうか

鴎編同様「必ずまた出会える」

別れと出会いの物語なんですね

次回、第11話

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