妻、小学生になる。第9話 感想[小学生になった真相]貴恵は貴恵の居場所へ帰る…? ネタバレ

妻、小学生になる。第9話「伝えたい、この気持ち。」感想

公式あらすじより引用

貴恵は記憶を取り戻し、同時に自分が生まれ変わったわけではないことを知る。貴恵は千嘉に自分のことは『万理華』と呼んで欲しいと頼む。いつか万理華が戻ってきたときに困らないように、と。その話を聞いた圭介も、貴恵が生まれ変わりではないことを察する。だがそれは、圭介にとっては受け入れがたいものだった。

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圭介の理解、問題は貴恵がどう思うか

妻、小学生になる。9話 感想

貴恵が生まれ変わりじゃない事が確定

貴恵こそ一番「万理華を、あの家庭を元に戻したい」と願う側なのが切ない

圭介にそれが解かる事が辛い

残り三話、守屋くんも事情を知る側にか

貴恵は消えるしかないと思えるも、覆すウルトラCが用意されているのか?

万理華が「優しい」なら共存エンド?

その場合は対話が必須?

これが貴恵と万理華の対話の始まり…?

伝えたい、この気持ち

遂に守屋さんが圭介へ告白

亡き妻を想う一途さに惚れたのだと

ですが圭介は、そんなのは妻を苦しめてるだけなんだと言わざるをえなかった

誤解した彼女に、自分がいかに情けないか言わずにいられなかったか

守屋さんは圭介の懺悔相手に

互いに伝えるサブタイ回収か

無論、幻滅するとも思えないものの

このまま結ばれるのか…?

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冒頭 妻が小学生になった訳

事故死直後の貴恵『駄目!? 私が死んだら、圭介と麻衣は絶対立ち直れない!?

実は前回、貴恵に戻った際に「死後なにが起きたか」をすべて思い出していた

それで神妙だったのか

死後家族が不安で成仏できなかった

完全に地縛霊

万理華とは偶然の出会いだったのね

貴恵『帰らなきゃ…、帰らなきゃ……!!』

万理華『帰りたくない

貴恵、家族が心配なあまり地縛霊となり瞬く間に十年

文字通りの十年一日

貴恵は帰りたい、万理華は帰りたくない

万理華は母が豹変し苦しんでいたから

お互い無意識に「利害」が一致し、貴恵に身体を明け渡してしまっていたらしい

際し、万理華は車に引かれそうになっていた

貴恵は命の恩人なんですね

万理華が「帰ってきた」訳は

貴恵『(万理華あなたは戻ってきた……、それはママとの関係を取り戻したいからでしょ?)』

万理華当人は何も言わないのであくまで推測

ですがおそらく正しい見方

万理華は多分、家に帰りたいと思えるようになった

貴恵に身体を貸す理由がなくなった

でも今、また貸してくれている

万理華の優しさゆえなのか?

貴恵が帰ってきた訳は

貴恵『(圭介あなたがこのままだと独りになってしまう…

 その事に無意識に気付いた私は

 戻ってきてしまった)』

前回、貴恵の意識が蘇った理由

このままでは圭介が独りになる、と不安に駆られて戻ってきてしまったらしい

そして今も不安なまま

そのせいか貴恵人格が継続

万理華はどの程度意図的なんでしょ

万理華と呼んで

貴恵『ママ、私の事は万理華って呼んで?

 万理華が帰ってきたとき、困らないようにしてやりたいの

貴恵は、いつでも万理華に戻れるようにと意識して振舞うようになります

その最たるものが「万理華と呼んで」か

しかし学友から万理華の人柄が見えてこない

千嘉にも彼女の人柄を質問

曰く不器用で優しい子

転じ、荒んでた時はその優しさが鬱陶しかったんだと己を責める場面も

辛い時は全てにくたらしくなりますものね……

青い空も赤いポストも憎くなる

圭介を朝早くから呼び出す貴恵

圭介『貴恵!?

貴恵、決意を伝えるつもりだったらしい

もう自分は消えるのだと?

しかし察した圭介の、無言の必死な形相に何も言えなくなりそのまま幕

あんな顔されたら言えませんわ……

死刑執行にも等しい

消えるべきと決意はしている

それでも家族といたい

圭介といたい

貴恵は一貫してそう思ってきたし、どうしても変われないのでしょうね

まさに「愛には敵わない」

オープンニングがドンピシャですわ

圭介の想い、そして

圭介『解っていた……、貴恵が真実を知ったら、何を選択するかなんて

『でも、それはつまり……

翌日、圭介は独り「貴恵の気持ちを察していた」ことを胸中で吐露

貴恵を止めたいが止めるべきじゃない事も理解

せめぎ合いが切ない

そして悩んでいる圭介に、話しかけられずこれまた辛そうな守屋さん

切なさが連鎖している……

千嘉と圭介と

圭介『"万理華が戻ってきたとき困らないように"って……、これってどういう事?

万理華の母・千嘉、モヤつく圭介を見て「付き合え」とバッティングセンターに

ストレスは発散するのが一番だと

ヤンキーみを感じるムーブ

姉御って感じですね

しかし圭介、断ってしまいます

振ってみればいいのに……

男は度胸!なんでも試してみるものさ

圭介『あなたの娘さんが私の妻の人格を持ってしまっているのはおそらく……』

新島 圭介じぶんのせいです

そこまで言ってしまうのか

憑依について懺悔する圭介

貴恵は圭介が心配で地縛霊となり、憑依して家に帰ってきた

つまり圭介のせいだと

こういうと万理華は巻き込まれ事故

ですが全てではない

万理華は貴恵がいなければ事故

何より貴恵が現れた事で、虐待といっていい状況に耐える事が出来た

和解する端緒となったのは事実

圭介、しょい込み過ぎですわ……

圭介、素直に「憑依」だと告白

千嘉『建前を聞かされるより……

 ずっといいわ

圭介『確かに二人でこんなに話すのは初めてでしたね……

圭介、自分は貴恵のままでいて欲しいと告白

勝手な物言いなのは間違いない

間違いないが「本音」

だからこそ疑心暗鬼にならずに済む、そう千嘉も受け止める事が出来たんでしょうか

また妙におかしいのは、圭介が敬語なこと

先日は終始タメ口

正直どうかと思ったも、あれは必死すぎて取り繕う余裕がなかった感じか

またそも、千嘉を「親失格」と断じていた為でしょうか

取り戻したよ敬意を!!

千嘉『ごめんなさいって、ずっと言ってた……』

『どっちに謝ってたのかしら?

 あたしか、万理華か

圭介、妻・貴恵の苦しみをハッキリ理解へ

彼女は家族の幸せを奪えない

新島家を想うのと同じくらい、白石家の幸せに寄り添える人だと

新島家が心配なあまり戻ったように

白石家の幸せの為に消える気か

正直、当初圭介たちが「万理華たちの人生」をまるで考えないのが違和感あったも

今こそ直視する時が来たのか

麻衣の挑戦、大惨事の新島家

麻衣『プロポーズ、されたの……

貴恵『……? エーッ!?』

まあ感情表現豊かなんですよね貴恵さん

こんな人を亡くしたらそりゃね……

とまれ麻衣、蓮司にプロポーズされ結婚秒読み

料理に挑戦もメチャクチャ

結局母に学ぶことに

これも憑依事件のおかげ、本来なら出来なかった願いが叶っているんだと思えるものの

麻衣の結婚は来年四月

軽く一年後となると無理すぎる……

圭介の決意、すれちがう家族

圭介『今度は俺が…、お前の苦しみを減らすんだ!!

略『今はがむしゃらに働いて、自分に自信をつけたいんです!

急に営業時代のツテで働き始めた圭介

もう妻を心配させない

独りで大丈夫だと見せたいのか

でも頑張るあまり、限られた「共に過ごせる時間」を浪費していくのが悲しい

しかし貴恵がいる今だからこそ、頑張る姿を見せて安心させる事が出来る

でもその頑張りが不安なんですよね……

麻衣の料理修行、そして

圭介『貴恵の味だ……!!

深夜帰宅した圭介、久々の"貴恵の味付け"の煮物に舌鼓

もう二度と食べられないはずだった

これからも食べられる

本当、報われているのは確かなんですが

ですが別れはやはり辛い……

伝えたい、この気持ち。

守屋『好きです! 新島さんの事が……、好きなんです!!

奮闘する圭介に守屋さんが告白

亡き妻に一途な姿に、初めて恋をしたのだと

それは矛盾だと自身でも理解

ただ伝えたかった

彼女もまた"愛には敵わなかった"

愛に背中を押されて、言わずにはいられなかったんですね

圭介は彼女と結ばれるのか?

しかし若すぎる気も……?

圭介もまた伝えたい

圭介『俺は、妻を苦しめているだけだ……、尊敬される人間じゃないんだよ………

しかし圭介、自分を卑下

自分は妻を苦しめているのだからと

そしてどういう意味か説明する為、守屋さんにも入れ替わりについて説明へ

まず間違いなく信じてくれるにせよ

そのまま貴恵消滅、守屋エンド?

それとも逆転があるのか……?

次回、第10話(全12話)

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妻、小学生になる。第8話 感想[生まれ変わりではない]三方一番辛い ネタバレ

妻、小学生になる。 感想

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妻、小学生になる。第3話「一歩、ふみだして。」
妻、小学生になる。第4話「ふたりは、語らう。」
妻、小学生になる。第5話「母と、家族。」
妻、小学生になる。第6話「想い、きしんで。」
妻、小学生になる。第7話「しあわせの、兆し。」
妻、小学生になる。第8話「あなた、誰?」
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