甘神さんちの縁結び 第20話 感想[最後のかくれんぼ]三姉妹恋路の文化祭 ネタバレ
甘神さんちの縁結び 第20話「撫子のかくれんぼ~惹~」感想
公式あらすじより引用
『夕奈の隠された想いは、直接彼女から聞く』そう瓜生が決意した瞬間、瓜生と夕奈の体は元に戻った。
そして瓜生に乞われた夕奈は、勇気を出して、自身の過去と夢を語る。
その夢は瓜生からしてみれば、とても夕奈に相応しいものに思えたが、彼女自身は自信が持てないようだ。
『夕奈はワガママを言って、誰かを不幸にしてしまうことを怯えている』と気が付いた瓜生は、
彼女の本当の気持ちを引っ張りだそうと考えるが……?
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夕奈編に幕、本当の夢と隠した理由は
隠してた夢も無自覚だった恋も露になる大団円
転じ、幼馴染・白日の恋心まで露とは因果
これだから距離が近すぎる関係は辛い…
朝姫編を経て宮司になると決意した瓜生
結果、夕奈は「宮司になりたい」夢を我慢してしまっていたんですね
また夜重、朝姫の想いも知ってるから
夕奈は恋心までも「我慢」
つくづく我慢、我儘になっていいエピソード
それは白日も一緒だと思いますけれども
夕奈の描く最高の夢
要は皆で甘神神社を盛り立てたい
ついでに猫好きなところまで盛り込んでた!!
自分の好きなものを、公私混同と言われようともまとめてブチこむ
とても“我がまま”で可愛い夢でしたわ
入れ替わりのおかげで互いの気持ちを知った
また瓜生君の「女慣れ」特訓回だったか
すぐ鼻血タラリのお兄さんだったからよー!!
夕奈も瓜生の体にすっかり慣れた
その夕奈が、いまさら瓜生に恥じらってしまうとはつまりだな……?
そうやって恋心を炙りだすエピソードなのね
さすが団子屋、炙るのはお手の物
冒頭 夕奈のやりたい事
おみっちゃん『乙女ゴコロ解ってへんなぁカミハッチは~』
『女の子が苦い話するときはなぁ
甘いものが必要不可欠やねん』
『だからご傷心の女の子には優しくしてあげなあかんで~?』
つくづく瓜生、女心を学ぶの巻だった夕奈編
その点は夜重、朝姫以上に複雑怪奇
西欧情勢より複雑怪奇
団子で一息入れ、夕奈の本音を御開帳
のっけから可愛いな!!
親友をダメにする魔性の団子やで
回想・夕奈『ならば!
おじいちゃんには今日でインタイして貰って明日から私がグウジになりますッ!!』
甘神千陽『まぁ!?』
夕奈『そして毎日お祭りをカイサイしますッ!!』
千陽『まぁ!? なんて可愛い我がまま!?』
母さん甘やかしすぎやで!!
夕奈の夢とは神社を継ぐこと
それも右肩下がりな甘神神社を、より賑わすと母と約束したのが原点
母、いわゆるゴッドとの約束
おみっちゃんと全く同じ夢だったんすね
フツーに夕奈らしい夢!!
当時は「我がままモード」だったそうな
元気いっぱいでとてもよろしい!!
夕奈『女性が宮司になる事自体、難しいコトなんだ……』
問題は宮司は男性社会だという事
巫女はともかく宮司は男が普通
瓜生もやる気になったので、彼に任せるべきだと「我慢」していたんですね
瓜生の決意がかえって夢を妨げていた
何事も万事良しとはいかない
おみっちゃん『心外やな~、友達を甘く見過ぎやで~』
後の心外革命である
夢を諦めたら、失望されると思ったからだと
もちろんそんなことはなく
そんな事ないもこれも“我慢”なんですね
ついつい言い出せないのが悪癖か
我慢しがちな夕奈の為に
瓜生『俺が宮司になった方がマシだな?』
略『まず甘神家の親族は全員解雇だな』
親族経営は過ちの始まりだぜ!!
夕奈は周りに気を遣い、自分の気持ちをひっこめてしまう
それが「かくれんぼ」だったんですね
瓜生は敢えて対立し、本音を引き出す事に
元々ケンカしがちだった
敢えて、出会った頃のように接した方が「本音」を引き出せるとは因果
優しくするだけじゃダメだと学べたのか
『(自己中でナルシストの俺だけだ!)』
敢えて自分のダメなところも武器にする
自分の欠点も使い方次第
持ち札全部使うのが好感でした
甘神夕奈『これが私の思い描く、最高の甘神神社なんだ!!』
略『甘神神社の宮司になるのはこの私だッ!!』
瓜生『……望むところだ、かかってこいよっ』
来いよ夕奈、団子なんか捨ててかかってこい!
瓜生に負けじと対案をひねり出す夕奈
お前には任せておけないと発奮
宮司を目指すと再起へ
また出てきたアイデアは、夕奈自身が好きなことを全部盛りしたもの
自分がやりたい事をやる
その“我がまま”が素敵なオチでしたわ
母神さまもにっこりだよ!!
『(付き合うとるカップルやんけ♪)』
親友公認カップル誕生であった
これまで夜重、朝姫の親友も認めているも
共にしぶしぶといった感
その点おみっちゃんは全面協力感がすごい!
夢も恋も応援する団子屋の鑑
文化祭・撫子祭当日
おみっちゃん『油断してると夕奈っちをとられてしまうで~?』
薄い本展開はNG
やはりというか来校者は男性ばかり
元々女子高だからでしょうか
加えてネットでバズった巫女もいますもんね
夜重との迷路デート
夜重『お願い、少しだけ……』
瓜生はたまたま夜重と出会って同行
夕奈編で、夜重が自分を好きだと聞いてしまいぎくしゃくしてしまいます
本当は隠すつもりなんですものね
夜重さん健気でかわいい
めっちゃ恋人繋ぎ!!
夜重『幸せだったな~、瓜生君とゴールできて~♪』
際し、迷路に入ったのが夜重らしい
夜重が迷っても大丈夫だと
それが彼女とのキーワードですものね
また夜重はやりたい事を見つけてない
何を見つけていくのやら
朝姫と青春シャウト
朝姫『こんな絶好のタイミングで電池切れってありえます~!?』
不器用さに定評のある朝姫
彼女、不器用ですから
朝姫はスマホの電源が切れ、企画「青春の叫び」に便乗して瓜生と合流へ
まあ瓜生くん大慌てだこと!!
彼は朝姫の為に頑張りすぎる
兄貴気質な為かね
朝姫の前だと空回りになりがちですな
朝姫『うち、瓜生さんと文化祭デートしたいです……』
朝姫は幼さ、姉妹に比べ女性的魅力に劣る自認がコンプレックス
でもその分、勇気を出して言葉にする!!
足りない分は勇気で補えばいい!!
踏み込みが満点!!
そも成長すれば年の差も事実上なくなる
その時を思うと恐ろしい
また、朝姫は在りたい自分を見つけたばかり
どんな進路で叶えていくんでしょうね
スピーカーかわいい
演劇 とりかへばや物語
夕奈『(私はただの“家族”だ、アイツが誰と結ばれようが関係ない!!)』
『(関係……、ないんだ)』
やがて夕奈の劇が開演
肝は恋愛ものではないこと
立場を入れ替え、互いの夢を知って「応援しあおう」と決めた男女の話
入れ替わり事件と重なってるのね
おまけに夕奈は、朝姫が告白した事を知った
夜重が瓜生を好きな事も知ってる
恋も「我慢」してしまうのか
回想・夕奈『私の弱い心が、神様に届いてしまったのかもしれないな……』
劇に際し、回想が描写
夕奈は自分も男なら、男社会の宮司にすんなりなれたかもと羨んだ
その弱さが入れ替わりの原因では?と
まんまとりかへばや物語か
大丈夫?おカミさんそこまで考えてた?
だいぶ楽しんでなかった?
改めて夕奈は「自分」を受け入れた
女である事もわがままも
そして瓜生も入れ替わることで、夕奈が頑張っている姿を知った
応援するよと劇にかこつけて激励へ
劇とシンクロ率高すぎる!!
おみっちゃん『夕奈っちの中にずっと隠れとった
どんなお団子より甘くて愛おしい………』
『恋、って奴や』
夕奈、ありのままの自分を受け入れた結果
瓜生への恋心も自覚
最後まで隠れてた恋心がコンチニワ!!
パンドラの箱かよ!!
夕奈は唯一やりたい事が明確
でも明確だからこそ、その難しさを実感し二の足を踏んでしまったんですね
姉妹それぞれ夢へ向き合ってた甘神家
三姉妹編はこれにて一段落か
白日、大団円はトラブルの種
夜重『ライバル、増えちゃったかなぁ……?』
観劇時、夜重は夕奈の恋心を認識
同じく白日も察した様子
続いて白日三部作?
残り一話は三姉妹、瓜生を描いて大団円……?
夜重『? 白日さん……?』
毎回ちょこちょこ登場する瓜生の幼馴染
恋心が特筆大書されてて可愛らしい
彼女にすれば、瓜生は第一話の「神頼み嫌いでぶっきらぼう」な少年だった訳で
安心してたらこのザマだったと……?
これまでタイムリープ、ループ、君の名は
次のすこしふしぎな現象は……?
次回、第21話「白日の逃げ水~異~」
逃げ水、近付くと遠ざかるもの
白日もそうなんでしょうか
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