ロックは淑女の嗜みでして 13話 感想【最終回】変えた彼女を変えたもの ネタバレ

ロックは淑女の嗜みでして 第13話「ロックレディ【最終回】」感想

公式あらすじより引用

バッカスファンが詰めかけるアウェイな状況のなか、りりさ達の演奏が始まる。気合十分で臨むりりさに対して、音羽は観客を意識した選曲やパフォーマンスに、ひとり辟易していたーー。りりさの魂剥き出しのプレイは、この状況を打破することができるのか……!

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バッカス対バン、りりさ達のバンド名

ロックは淑女の嗜みでして最終回 感想

目指すは「祭り」フジロック!!

祭りの象徴、花火で〆とは粋ですね

今回、勝つ為「迎合」したりりさ達

結果として見事音羽をも変えた

バッカスやファン以上に大きな収穫でした

しかしそう主張したりりさこそ、迎合しつつ「観客どもを変える」と意気込んでた

自分が気持ちよくなる為だとブレてなかった

そう第一話で変えたのが音羽だと

りりさは皆を変えるけど、変えたのは音羽

その音羽も、初めて「りりさ」と呼び捨て

互いに変えながら進んでいく

実に「カッコイイ」最終回だった!!

Rock Ladyとバッカス

バンド勝負は無論Rock Lady圧勝

彼らが、りりさ達の思う「カッコ悪さ」を象徴していたとはむしろ気の毒……

生き甲斐がない、リスペクトがない、途中で止める、独りよがりって「カッコ悪い」

四者四様になじられるとはいっそ不憫

司さんもカッコ良かった!!

りりさに認識されてなかったの!?

庶民とお嬢様

ラスト、買い食いで打ち上げへ誘ったりりさ

彼女にとってはなじみのこと

彼女が一話で我慢してた

買い食いに浮かれる面々もかわいい

第一話、我慢してた事を思い切りやれてるりりさが清々しい最終回でしたわ

しかし音羽さんの作画がえっちだ……

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冒頭 バンド名は

意見百出から愛莉珠がバンド名を提案したと回想

岡目八目、傍目の方が的確なもの

しかし何と命名かはお預けか

開幕焦らしプレイですねえ!

店長『(インストバンドの強み、それは……)』

『(プレイヤー全員が主役って事だ!)

ライブ開演、四人は打って変わって客を魅了

肝は解かり易い選曲とパフォーマンス

ただそれだけで大きく変わったか

元々技術、魅力が桁外れですものね

また前に問題だったりりさも、最初から吹っ切れてるから迫力が違う

問題を引きずらないバンドの鑑!

メンバー自体も客を魅了

客は元々バッカスに魅了され、彼らのやる事なら何でも肯定する女性ファンたち

対しりりさ達も元々顔が良い

女を魅了する事にかけてはプロ!

第一話以来の魅了っぷりがここで活きるのか

抵抗しているファンの人頑張れ!

やればやるほど空しくなる音羽

無事インストで観客を魅了

問題はそういう「他人受け」を、何より嫌う音羽の性癖でした

聴かせる事を意識する全てがわずらしくなる音羽

徹頭徹尾自分の為に演奏したい

内心バンド脱退すら決意

世にも珍しい目が死んだ音羽さんだ……

流れをブチ壊したのはりりさ

むしろここからがりりさの狙い

客を十分引きつけた時点で、自分たち本来の演奏に戻す肚だったと

客はバッカスの演奏なら何でも良い

今やりりさ達の演奏なら何で良い

後はやりたいようにやる

その為に好感度貯金を貯めつづけたのか

りりさがやりたかった事

やがて音羽、客を乗せる楽しさを理解

音羽は他人を自分の音に乗せれば、自分が気持ちよくなれると初めて知った

自分の為だけやってきたから知らなかった

なんて学ぶ順番がちぐはぐな人!!

音羽が気持ちよくなるほど演奏も劇的

観客もますます過熱

過熱が音羽を燃やす無限機関か

フルカネルリもびっくりだよ!!

りりさの教えてくれた快感

第一話を音羽視点から見つめ直す述懐

あのときりりさが現れて全てを変え、白矢とティナをも変えてみせた

その彼女が、皆を最高だと証明できず悔しがっていた

証明出来たらこんなにも気持ちいい

りりさは音羽が知らない快感を知っている

りりさへ信頼を深める結末となったか

割れんばかりの拍手で演奏終了

りりさ『…………Rock Ladyでした!

〆、最高のタイミングでバンド名公開

いい最終回だった……

からの盛り上がるドラムと観客

ライブ感たっぷりの〆だった!!

バッカスは何も知らない

バッカス意気揚々と登壇も、強火の一人を除いて誰も反応すらしなかった

歌い始めても誰も見向きすらしない

Rock Ladyでもちきり

遂には癇癪を起し、マイクを叩きつけてりりさ達の楽屋に突っ込んでしまいます

先日、どんなに無様でも演奏し続けていたりりさ達との対比か

ティナ君にまで冷たい目で見られとる…

りりさ、言いたい放題

勝利BGMに流れるオープニング!!

乗り込んだ結果、演奏後で興奮しているりりさ達に散々っぱら罵倒

りりさくんたちが「他人」を罵倒した!?

思い出しますね吹奏楽騒動

普段身内同士で罵倒しあうRock Lady

その罵倒がまんまバッカスへ

やっぱり彼らは酒神バッカスというよりバカの集団バッカスだったというのか?

これはディオニュソスも苦笑い

本当にやりたい事

特にりりさ、彼らに「しょせん遊び」と嘲笑したあのノーブルメイデンがダブってしまった

彼女への分まで怒りをぶちまけ中指〆

言えたじゃあねえか……

ここ三話分溜め込んだファック!

頑張ってファックするティナくん可愛い!!

バッカス、怒りの鉄拳制裁

怒って殴りかかるリーダー・ナオト

が、音羽側近・司紗緒に投げ飛ばされ鎮圧

物理には物理だった!!

普段ほぼ喋らない、というか作中初めて名前を呼ばれたのがコレ

何このひとカッコ良すぎる

やはり力には技、技には魔法、魔法には力だ!!

目の前で「ネット晒し」を図るバッカス

そのクズっぷりに、盲信していた青年・樹は失望

目の前でSDカードを割り縁切り宣言

またも物理

なんていい笑顔で愛想尽かしやがるんだ青年!!

愛莉珠のいった通りだと笑顔

バッカス、自分で自分の首を絞めたのが本当に「ダサい」幕引きでした

負けた時にこそ本性が出たか

いや普段からだいぶ本性でしたが…

トドメに店長からも罵倒、そして

客席はもうナオト達でなく、ただRock Ladyのアンコールを求めていた

求められるバンドになった

何より音羽を認めさせ

後ろ仲間納得させ大団円

コードを使った演出もカッコ良かった!

タイトル挿入からのED

ED代わりにインストを流しつつまとめのパート

タイトル挿入がこれまたカッコいい

勝利BGMにOPを流すのもまるでロボアニメ

実際、ガンダムビルドシリーズ監督経験者である綿田監督らしい演出でしたね

いや他の方が演出したパートかもですが

ティナと白矢のりりさ観

〆にティナがりりさを絶賛

白矢もまんざらでない様子

転じ、りりさが言う「私たちは最高だ」に心から共感へ

自己評価の低いティナが言った

毒舌でドMな白矢が認めるなら相当

実に主人公ってカンジでしたが……

音羽の疑問、りりさの疑問

音羽は今回、客前で演奏する楽しさを知った

でもだからこそ「なら、ボーカルを入れるともっと良いのでは?」と疑問に

知らなかった「良さ」を素直に求めた

であれば?と深掘りする

音羽さんの美徳ですね

りりさ『勝つ為にこっちが音楽変えてどうするのよ』

略『インストロックが超気持ちいいからよ!!

音羽『(確かに!)』

こだわりそこ!?

りりさはブレていなかった

前ライブで聴いてもらえず、聴いてもらう為の工夫こそこらしたものの

聴いてもらえればこっちのものだ

むしろ好きにさせてやる

そう企んで構成していた

悪だくみ大好きなりりさらしい指針ですね

いっつも悪い顔してるもんな!!

りりさ『聴いた奴を変える力がある!』

『少なくとも私はそう信じてる!! だって…………、私が変わったから

『あんたが私を変えたんでしょ?

音羽『……私が……?

りりさ『おかげで私はもう、インストじゃなきゃダメなカラダなの!

 あんたはどうなの?

 インスト以外でもイケる訳?

ロックは淑女の嗜みでして第13話 最終回 感想

音羽『……そんな安いカラダじゃありませんわ♡

言い方ァ!!

声も作画もだ!!

最後までどこか淫靡さが付きまとう音羽

単にそういうキャラなのか

或いはそこに至る何かがあったのか

掲載誌のせいなのか!!

りりさ『最後までとことん付き合いなさいよね!』

パートナー・・・・!!

音羽『はい、りりさ・・・

りりさ『へ?

直後、ティナと白矢が混ざり会話は中断

でもこれが初めてなのか

普段偽名としての愛称かさん付け

これまでさん付けで、他人行儀さを捨てなかった「お嬢様」音羽が呼び捨てた

内心、一度本気で脱退さえ考えていた

その音羽が呼び捨てた

心からの親しみ、明確な変化なんですね

買い食いと聞いて盛り上がるティナ

つくづくティナさん、フツーにお嬢様してて可愛い

一番お嬢様っぽい

見た目王子様なのでギャップですね

白矢もめっちゃお嬢ですけども

ちょうど今日は祭り、鳴り始める花火

りりさ『皆!

音羽・ティナ・白矢『『『?』』』

ロックは淑女の嗜みでして最終回 感想

りりさ『行くわよ、フジロック!

四者四様の笑顔

からの折りよくあがる四色の花火

りりさは花火=祭りを見て、ロックフェス・フジロックを連想したのか

目指す夢へと引っ張っていく

りりさと花火が絵になる幕切れでした

いい最終回だった……

美しくてド汚いガールズバンドに幕

インスト、罵倒が個性的

ロックといえば罵倒

罵倒と縁遠い淑女がやるから面白い

またお嬢様学校に紛れた庶民、猫かぶりの努力家庶民とガチお嬢も鉄板テーマ

鉄板と変化球が入り混じる面白さでしたわ

綿田監督いい仕事

前回の京極監督演出も素晴らしかった!!

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ロックは淑女の嗜みでして 第12話 感想[バッカス]前と後ろを納得させろ ネタバレ

ロックは淑女の嗜みでして 感想 2025年4月

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ロックは淑女の嗜みでして 第5話「ドキドキしますわね♡/こっちは出してんだ、テメーも出してみろ!!!」
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ロックは淑女の嗜みでして 第13話「ロックレディ【最終回】」