転生したら第七王子 2期 第22話 感想[優しい魔人]さようならグリ太郎こんにちは竜生 だったので、気ままに魔術を極めますネタバレ

2025年10月1日

転生したら第七王子だったので、気ままに魔術を極めます 第2期 第22話「黒竜」感想

公式あらすじより引用

街の至る所で戦いが繰り広げられるなか、クロウ達の前には巨大なキメラ・黒竜が迫っていた。逃げ遅れた人々を救うために、自らの限界を超えてもなお力を使うクロウ。その目からは次第に光が失われていく。そんな彼を必死に守ろうとする神官・バッツの想いが届いたのか、シルファやタオ、そしてグリモ達が駆けつける。

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2期10話 クロウの生き様、竜の生き様

転生したら第七王子だったので、気ままに魔術を極めます 第2期 第22話 感想

かつて強者ギザルムに屈した黒竜は、死を恐れず強者グリモに立ち向かい初めて“竜"の誇りを得たか

全て持っていったグリ太郎の男前っぷりよ!!

第1話の姑息さと見違える器のデカさ

そして黒竜が完全に主人公

黒竜の竜生を踏み躙り、犬扱いしたギザルム

生き方を探す身体をくれたギタン

同じ魔界の者として、竜としての誇りを「生まれ直させて」くれたグリモ

三者を経た黒竜は、誇りと友情を選んだのか

序盤の下衆さを忘れる男前さ

グリモ、なんて器のデカいショタだぜ!!

冒険者「グリ太郎」誕生

第七王子2期 第22話 感想

周囲にキメラと誤解されない為の変身

なんと黒竜を圧倒

元々グリモは、全10級中「3級魔人」で上から数えた方が早い上位者

なお“魔族"は1級100人を圧倒する規格外

依然ギザルムとの差はデカいか

成長を重ねていくグリモ

廃人化した8級魔人パズズから魔力を譲渡

今回も黒竜から吸収

単に力だけでなく「彼らを引き継ぎ、連れていく」心意気の表れでもあるらしい

徐々に奇妙に強くなっているんですな

クロウとバッツ、漢の友情

無言実行を貫き人々を守ったクロウ

彼に「無言」の美学を学んだバッツ

言葉を交わさずとももはや親友

正直戦闘面ではいいとこなしだった二人

だがそこがいい

今回一番泣かせた男たちだったアルよ!!

ギザルムの遺産、黒竜

実は黒竜、ギザルムが「移動手段」として生まれた時から使役していた魔界竜だった

しかしギザルム、"転移"を習得

不要となり切り刻まれ廃棄

死してなお下衆さに磨きがかかりおった!?

否、魔族は「悪」ではない

魔とは純粋なだけだと評したギタン

彼が考える正義、悪の定義について考えさせてくれる男だったんですね

ギザルムすら悪ではないと断じた

彼の天秤は果たしてどこに落ち着くのか

教皇派幹部戦、決着

残るは教皇ギタンとロイドの決戦

ただその前に、ギタンの過去を知るダンディなダンテの出番でしょうか

ギタンの教皇就任にハラハラしてた男

彼が知るギタンの惨劇とは……?

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冒頭 シンタロー走る

サリア『ありがとうシンタロー

シロ『わん!

なにその鉄腕DASHスタッフに混ざってた的な

前回、ギタンに「声」を届けると示唆されたイーシャ&サリアの聖歌隊コンビ

屋上に事前に設置してたオルガンをスタンバイ

事前に!?

彼女達もいざという時に備えていたのか

二人の歌

ギタンが戦ってるのは遥か上空

ただ二人の演奏は、次元すら隔てた「天界」まで届くレベル

あれは単にジリエルが回線をつないでただけ?

それとも二人の歌なら可能なのか?

捨て身のクロウ、涙のバッツ

バッツ『シカトするんじゃねェぞ……、クロウ!

他方、SS級キメラ黒竜に躍りかかった二人

まさかの戦いにすらなってなかった

クロウは避難民を逃がす為に奮戦

質量差がありすぎ「呪言」反動が致命傷に

ここ最近男前がすぎるぜクロウ……

やりきったかい?

ダンテとレン

レン『知ってますよ……、この暴動を引き起こした犯人は……!!

レン、顔に傷ある大神官ダンテをキメラと誤解

彼に挑発的な言葉をかけますが……?

ロリコン神官ヤタロウは戦闘不能中

ダンテはギタンの過去を知る男

おそらくギタンを危険視

彼が戦わないのは、ギタンを止めるべく力を温存しているんでしょうか?

或いは動けないほどビビってしまったのか?

ギタン、"神の御業"の光武

ロイド『(問題はその「浄化」の定義……)』

『(神が定めた悪が悪とは限らない)』

『(コイツが定めた悪が悪

 浄化の対象となる)』

神を疑う、その心が生んだ光武…ってコト?

ギタンの光武はやはり「特効」

恐るべきは神聖魔術特性

通常は魔を祓う特効が、ギタンの任意で「特効」対象を切り替えることができる

彼は何が「悪」か、任意で切り替えられる

その表れが紋様だったんですね

ロイド『(弱点も見えてきた……)』

特効対象の切り替えに、多少時間がかかる事

魔術そのものといった広い括りは不可

同時に対象にできるのは三つ程度など

ただこの場合、単に「そう思わせるミスリード」をされてるだけかもしれません

ギタンはできないのか?

出来ないと思わせる為やっていないだけでは?

後者を狙うミスリード戦術?

好奇心はロイドも殺す

ロイド『(この男は「神の定義」、神の術式すらいじっている!!)』

神聖魔術とは、本来神が悪と定めたものを祓う

そんな根本レベルから改変してるんですね

ギタンは「ロイド特効」も生成

ロイドを悪と認定し、祓う神聖魔術という形にもしています

ロイドの光武を破ったのはこれか

好奇心で受けかねないのが怖い!

彼の「好奇心」が弱点となりうるのが怖い

グレートプリーストバッツ 怒りの光武

バッツ『(嬉しそうだった……!!

 力を誰かの為に使える事が!!)』

大神官の常識、ノロワレ=悪の定義が壊れた

バッツはクロウと会話していない

しかし在り方から、人となりを心底理解

ガラが悪い大聖人だぜコノヤロー!!

クロウの献身に

彼の為、心底怒る熱すぎる大神官

大神官と書いてヤンキーだコラァ!!

笑う黒竜

バッツ『お前……、笑って……? 殺すぞてめえ!!

『(こいつ……、嗤ってたのか!!)』

『(腹ン中でクロウの頑張りを!

 クロウのこれまでのすべてを!!

しかしバッツ、気付

黒竜もクロウの自己犠牲に気付いていた

黒竜はバッツと同じものに気付き、見て、嘲笑い弄んでいるんだと

バッツは我を忘れて直撃を喰らい戦闘不能

心の清さが命取りだった

いい男すぎたんだバッツは……

バッツ『(そいつを見てるだけで、見えてくるモンなんてあるんだな……)』

つくづくバッツはこの戦いで学んだ

クロウも黒竜も喋らない

だからこそ学べたんですね

かつて、大神官たちが「儀式に耐えた」事実からギタンを見誤ってしまったのと逆

もっともバッツは黒竜を悪と憎んだ

後から思えばそれも不正解

彼からギタンの見識の深さも感じます

実は知性があった黒竜

『(今日会ったばかりで……、結局、全然喋れなかったけど……)』

『(もうすっかりマブダチ気分なんだ!!)』

黒竜は知性を持ちいたぶっていた

圧倒的下衆野郎

続いて「バッツの苦しみ」を観察

彼が一番苦しむよう、これみよがしにクロウから踏みつぶそうとする黒竜

これが魔界の常識なのか

応えてくれてた声

タオ『クロウはすごいアルな! こんな化け物相手に全員守り通したアル!

シルファ『彼は強者でした!

今期、クロウへの熱い爆上げが止まらない!

しかもお裁縫もできる!!

幸いシルファ、タオが乱入

大神官アカアオも参戦

シルファきたこれで勝つる!!

まさに勝ったなガハハ

思わず風呂入ってきたくなりますね!

いたぶる黒竜

シルファ『なんて事を…、なんて場所でこの竜はッ!!

ここで、黒竜は温存していたブレスを発動

シルファ達は町を守るべく吶喊

吶喊せざるをえなかった

疲弊してる上に更に消耗を強いられた

難敵相手に縛りプレイとは

バッツ、気付く

バッツ『(気付いてしまった……)』

略『(魔竜はもう……、止められない)』

しかしバッツ、強者乱入にかえって「この黒竜には絶対勝てない」と絶望

シルファ達は圧倒的に強い

二人ですら手に負えない

怒りから絶望

バッツのグレートな感情が起伏している…

犬として生まれた黒竜

黒竜『俺は生まれてすぐに理解した、己が奴隷であると

略『犬のように従順に

代わって黒竜がいい声で回想

CVはベテラン楠 大典

なんと元ギザルムの使役

かつて卵の時点で彼に「所有」され、従う犬として生きることを強いられた

犬として生きることを…、強いられてるんだ!!

ギザルムの移動手段として長年使役

彼に乗って渡ってきていたのか

が、"用なし"となって殺処分

ギザルム『いらないなあ……、もう

ギザルムはジェイドの肉体ごと「転移」魔術を習得して黒竜が不要に

黒竜、惨死

折よく力を感知したギタンが偵察

その遺体を回収し改修

肉体の魂がそのまま定着してるのか

ギタンの魔族評

ギタン『彼は(神聖魔術でも)改心などしません

 というか"汚れていない"のです

『魔物の心はどこまでも純粋です

『悪気なんてないのです 

 人を殺める事も、壊すことも、仲間を見捨てることも……

ギタンはギザルムに手を出さなかった

ギザルムも気付いてはいた

しかしギタンに言わせれば、魔の悪辣さなど「己に素直なだけ」だと?

彼らを悪だと思うのは人の価値観に過ぎない

彼らを悪とする神の価値観の過ち

ギザルムに敵意は持たずそのまま去った

ギタンにすれば「人」の方が悪?

ギタンがくれた「指標」

ギタン『どうぞ自由にこのキメラの肉体を使ってください

『願わくば、あなたの本質を探す為に

ギタンは黒竜に力を与えた

生き方を模索できるようにという力か

ギタン自身「迷子」で、どう生きるべきか悩んでいるようですし

黒竜には同病相憐れむ思いだったんでしょうか

しかし黒竜には難しかった

ただ「主ギタンのため戦う」と決めた

主の為にしか生きる術を知らなかったから

ギタン『私にもアテなんてありませんけどね』 

『もうずっと迷子なのです……

黒竜『(見つかるといいな……)』

世間も天使もギタンを理想の聖職者と呼ぶ

しかしギタンは自分自身に疑問

もし神が罰してくれたら、神聖魔術が「ギタンは悪」と定義してくれたらどれだけ救われたか

それすらなかった事に苦しみ続けているのね

絶望は喜び

黒竜『(解かりかけてきた……、

 "俺"の事が!!)

略『(お前らのその顔が!)』

略『(その悲鳴が教えてくれた……)』

略『(俺が強い事を

 そして、残虐である事を!!)』

強者に犬扱いされ「自分」が解らなかった

他人の評価に振り回されていた

ギタンも同じ事なのか?

再び現在、みな黒竜により戦闘不能

誰も黒竜による虐殺を止められない

バッツたちの主観では絶望

これを眺めた黒竜は、これが自分の生き方だと初めて生の実感を持ったのか

死して初めて生を感じたとは皮肉

ギタンは彼に「生きる喜び」をくれたんですね

敵か味方かグリ太郎

グリモ『……調子こいてんじゃねえぞ!!

第七王子2期 第22話 感想

かくて最高に熱い場面でグリモ参戦!

自称・冒険者 グリ太郎

キメラ扱いを避ける「変装」

ロイドの影響でショタに目覚めた訳ではなく!!

或いは、シロがバズズからロイドへ主が変わって変貌したのと同じなのか?

すっかりショタの季節になっちゃって…

クロウ治療は天使ジリエルが担当

グリ太郎『その金髪、ジリ貧丸が治す!

ネーミングが気の毒すぎる

ここでジリエルは力を使い果たし戦線離脱

クロウ生還

バビロンといい苦労しましたね……

グリモ、圧倒

グリモ『……なら、暴れていいな

以降はグリモ無双のワンサイドゲーム

さすが国崩しと謳われた伝説の魔人

ランクも、先の八級パズズを大きく上回る三級

或いは今なら一級相当なのか?

同郷として

グリモ『不憫な野郎だ……

『って慰めてもらえるとでも思ったか?

『弱肉強食

 それは魔界のルールだ、お前はそれをこの人間界に持ち込んで

 俺のテリトリーを踏み荒らした

グリモ、同じ魔界の者として黒竜に教育的指導

魔界の在り方をこっちに持ちこむな

向こうに帰れ

否定はせず、場所が違うと諭した

戦いでの悪辣さは「そういう生き物」だからに過ぎない

ギタンのギザルム評と同じ事か

黒竜の生き様

黒竜『(ああ……、この魔人は

 なんて優しい!!)』

『(こんな俺に

 こんな姿になった俺に!

 まだ竜としての道を示してくれている!)』

『(未だ、逃げ去る猶予すら与えてくれている)』

『(ありがとう)』

『(だが逃げはしない!

 この噴き出した感情に俺は背を向けられない!)』

『(俺は「竜」として生き

 或いは死のう!!)』

黒竜は最期まで全力で戦い消滅

際しグリモに感謝

グリモのおかげで、自分は「黒竜として生きる」あり方を知る事が出来た

黒竜として生まれ直せた気がしたのか

犬じゃなくて竜になれたんだと

圧倒的「格上」への徹底抗戦

転生したら第七王子だったので、気ままに魔術を極めます 第2期 第22話 感想

黒竜『(愉悦でも恐怖でもない!!

 それは誇り!!)』

『(幾年月を越え、響く竜の咆哮!!)』

本来、生まれたとき叫ぶべきだった竜の咆哮

誕生の咆哮と共に戦死

生まれた時、強者ギザルムに心を折られた

犬として生きてきた

今度は同じく「強者」グリモに、死を覚悟して誇り高く立ち向かう事が出来た

これぞ黒竜という生き様

その生き様をくれたグリモへの感謝か

黒竜からギタンへ

回想のギタン『私たちはあなた達を利用しているだけですから

 仲間とは思ってませんよ

黒竜『(どうだか……)』

『(少なくとも俺は

 アンタと出会えたおかげで「竜」として終わる事が出来たよ)』

『(使わないよ、この珠は……)

『(ギタン、地獄で待つ)』

黒竜は散る際、ギタンに託された"浄化"で「天国に行く」事も出来た

シビル・ウォー達がそうだったように

しかし敢えて選ばなかった

ギタンを待つ為に、敢えて地獄行きを選んだ

ギタンとグリモへ感謝しての死

激渋な声に劣らぬ散り際でしたわ

旅は道連れ 魔は情け

グリモ『一緒に見ような、高みを!!

かつてパズズに力を託されたように

グリモは黒竜の力も吸収

共に行こうと

単に強くなる為の捕食ではない

彼なりの友情なんですね

見届け人、空へ

ジリエル『まあ私たちに出来る事といえば、口を出すくらいのものだろうがな?

グリモ『行くか、雲の上

『最終決戦に!!

無力、巻き添え覚悟でロイドの下へ

遂に教皇派幹部全滅

ジリエルもグリモもパワー切れ

それでも見届けるべく空へ

共に大した忠臣ですわ

第1期冒頭の魔人グリモ、2期冒頭の天使ジリエルが今や揃って忠臣となった

この調子だと3期頭の奴も…?

次回、第23話「天上決戦」

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