【推しの子】第17話 感想[この一分だけは]世界一厳しい観客の前で 2期 ネタバレ

2024年8月15日

【推しの子】第17話「成長」感想

公式あらすじより引用

優秀な『東京ブレイド』出演陣に囲まれて、メルトは無力な自分に苦しんでいた。『今日あま』での後悔をバネに地道な努力を続けてきたメルトに、アクアが授けた秘策とは──!?

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開幕、感情演技とはどういうものか。メルト回!!

推しの子 第17話 感想

勝ち得たのは「演技って楽しい」という気持ち

メルトくん大勝利だった!!

たった一分の演技に一か月を費やしたメルト

この一分だけは誰にも負けない

メルトも熱いし、その気持ちを作画で表現してみせたのも素晴らしかった!!

一分にかける情熱を感じるとんでもない作画!!

ラストは情熱一転、穏やかな笑顔

やりきったかい?

舞台ならではの驚き

また今回、インカムや吊り下げを描写

あくまでギミックで演技してる

そう描写した上だからこそ、ギミックなしで「原作再現」したシーンも熱かった!!

原作者でさえファンタジーと思ってた場面を現実にしてみせたのか

またそれもあくまで「導入」

あれで目を引き、最大の演技をぶつけてみせた

隙を生じぬ二段構えじゃった!!

「エンタメ」の面白さ

アクア『その下手さをうまく活用すればいいって言ってるんだ

略『完全に下手だと舐めてた役者が

 ……いきなりめちゃくちゃすごいこと始めたら……、

『激アツだろ?

またそこまでのシーンでは、あくまで下手な役者でしかなかった

だからこそギャップが燃える!!

そのエンタメ性も面白い

というかそういうの、みんな好きでしょ?と言ってのけるアクアと鏑木Pも面白い

あの二人、考え方そっくりでしたわ

アクア、プロデューサー向きなのかね

メルトが費やした一分間の“感情演技”

メルト『ああ…、そうか

『強ぇと思ってた自分が、本当は全然弱ぇことに気付いて、情けなくて……、みっともなくて……

 ……悔しいのか……………

『……それなら、すげえよく解かるよ……

またメルトが頑張れたのは、感情移入・理解・再現しやすいキャラだった事

同じように悔しい思いをしたキャラ

だから気持ちを理解・再現できた

ディスイズ感情演技!!

今日あま以来心底悔しかった、その気持ちを武器にしてみせたんですね

アクアも同じ事をしようとしてるのか

メルト回でありアクア回・前章

かな『良くやったわ! 後は私たちに任せなさいッ!!

直後のかなの台詞がまんまリンクしてるのも面白い

メルトはまさに「よくやった」

やりきったよ!!

本来辛い感情を、武器にしてメルトは成功

アクアも同じ事をしようとしてるのね

アクアの場合、アイの死とゴローに追い立てられる負のフラッシュバック

オープニングにどう繋がるのかが楽しみ

メルト採用の理由、そして

鏑木P『(ほら…、僕の目に、間違いはなかった)』

またメルトの努力と、その末に勝ち取るものを鏑木Pは予感してたらしい

こういう子好きでしょ?と

これが後方プロデューサー面というものか

今日あまでは嫌な奴だったものの

これまたそのギャップが映える、今日あま編リベンジエピソードでしたわ

目の見える形の努力

その一つが、彼が使った練習

握りがボロボロ!!

血のにじむような努力そのものでしたわ

鏑木Pもめっちゃ目配りいいスね……

世界一厳しい観客

メルトのバロメータは吉祥寺先生

これまでも今日あま「戦犯」として、メルトを散々敵視する姿が描写

その彼女を、感動で泣かせたのが最高の余韻

遠い遠い着地点だった……

メルトが得たもの

メルト『……"まあ、テキトーにやっりゃあいいだろ"、……そんな風に思ってて

彼、イケメンだから苦労しなかったというストレートな経歴だったんですね

上手くいくからテキトーだった

でも本当は上手くいってなかった

そう自覚してからの苦悩が重いエピソード

自覚は大事

今までの成功体験さえひっくり返った

それでも頑張った事で、周囲の評価と「これって面白い」と思える気持ちを勝ち取った

面白いと思えたのが本当に素敵な着地

いい最終回だった……

なお顔がいいと自覚したのは

中学入学直後、三年女子に喰われた

やだ生々しい

特に作画担当、横槍メンゴ先生作品っぽいエピソードでしたわ

そらイケメンと自覚もするわね!!

それも「小学生男子」ならなおさら!!

数々の曇り顔も本当に良かったです

メルト君の曇り顔ホント好き

東京ブレイド開演

冒頭からしばらく、2期1話に続き「舞台・東京ブレイド」を観客視点で描写

なるほど舞台が動いたりと面白い

背景で動きに合わせて映像を流し、旅路を再現するなど凝ってますわ

また正直、やや退屈でした

でもそれはTVアニメでは、音響や空気を再現しようがないからなんでしょうね

実際に劇場で見れば別物なのでしょうな

物語の骨子などを説明

説明、そして退屈な序盤・終盤の盛り上がりを「ギャップ」にする構成か

観客の気持ちを感じる構成

終盤が熱かった!!

雷田プロデューサーの狙い

雷田P『既存のルールを守りつつ、壊しつつの塩梅を狙えたら、最高じゃないです?

『だからこそのララライなんだけど……

新規客を演劇ファンにしたいと解説

漫画原作から演劇ファンを増やす

その為の本格派劇団採用か

クオリティは大事!!

実際、アクアが現代演劇に触れて感動したのと同じ流れなんですね

今日あま編を良い意味で思い出しますな

何がしたいか明確なのは大事

普段は2.5次元と無縁な劇団

雷田P『やっぱり鴨志田くんはさすがという他ないね~

『彼の原作リスペクトは2.5界隈の中でも水準が高い!!

『2次元のキャラを現実に持ち上げるノウハウの塊だ

本格演劇のララライも、鏑木P手配の「2.5次役者」鴨志田からノウハウを吸収

見事に双方に利益が!!

雷田さん、先日は立場が弱いと言ってましたが

自分の範疇で無双してるんですな

一点突破で評判を覆したメルト

次は自称凡才・アクアの奮闘か

メルト同様は言い過ぎにしても、周囲が高水準・相対的な技量不足が否めないアクア

技量不足というか感情演技できない

アクア、“ゴロー”をどう使うつもりなのか

次回、第18話

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