チ。第17話 感想[ドゥラカ]三つの魔法で生き延びろ ネタバレ ―地球の運動について―

2025年1月20日

チ。―地球の運動について― 第17話「この本で大稼ぎできる、かも」感想

公式あらすじより引用

移動民族の聡明な少女・ドゥラカ。彼女は父を貧しさのために喪ったことを悔い、富を得ることを人生の目的として生きてきた。
ある日、ドゥラカは廃墟の街でシュミットが秘匿していたある書物と出合う。それは「地動説」という、まさに驚天動地の内容。この情報で金儲けが出来るかもと考えるドゥラカだが、その場所には司教アントニとその一団も居合わせており――。

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ドゥラカ編開幕、タイトル回収!!

チ。―地球の運動について― 第17話 感想

拝金主義な司教と稼ぎたい女子が出会った!!

思えば意外に相性ピッタリ?

信念の為に死んだラファウ、オクジー達と壮絶なギャップのドゥラカ回

本作はオクジーが描いた物語のタイトルか!!

その“本"を売って稼ごうとする新章開幕

編集者さんかな?

共産主義に競争主義と生々しい

新主人公ドゥラカの信念は金を稼ぐ

もしうまくいけば、地動説が「娯楽」として広がるかもとワクワクしますね!!

実際オクジーを救った概念ですものな

ドゥルーヴの三つの魔法

神はいない、考える、そしたら信念が生まれるの三つを考えを受けたドゥラカ

周囲の「それが神の教えだから」という思考停止から脱する魔法

当世では画期的な思想

実際おかげでたくさん稼げ

ですがもうこれ以上は稼ぎを増やせない

次のステップが必要なんですね

前回、アントニ司教が捕らえた人物は

ドゥラカの叔父であるドゥルーヴ

信念は何をしても生き延びる

生きる為、ドゥラカを瞬時に売り飛ばす判断力

長年可愛がってきたし、迷惑もかけてきた

それでも瞬時に売れる胆力

ここまで行くと「信念」ですわ

アントニとドゥルーヴ

アントニが廃村を訪ねたのは、ドゥルーヴが貯蔵してた酒を部下が発見した為

ドゥルーヴは問答無用でアントニに捕縛

逃れるためにドゥラカを売る事に

人でなしのコラボや!!

これ逃れられるんですか……?

ただ「運命が変わる」のは本当

ドゥラカはあの村では未来がない

ですが村を真剣に考え見捨てない

命乞い、いちかばちか「外の世界」に目を向けさせるために売ったという可能性も?

彼女の能力ならきっと大丈夫だと?

さすがにそれは考えすぎか?

オクジーの本、発見へ

たまたま手に取ったドゥラカは、これを量産して売れば金になると想像

具体化しうる知性がある女性

グーテンベルクの活版印刷も15世紀

EDの印刷機はそういう……?

或いは全て計算された事?

アントニに見つかったドゥルーヴは動揺

ならアントニとシュミットがかち合い、地動説本が渡ったのは偶然であるはず

事前に手を回したというのは無理

地動説本を置いて行ったのも偶然のはず

どこまでが偶然でどこからが必然か

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冒頭 ドゥラカの動機

ドゥラカ『足りない……

『こんな程度じゃ、死ぬ不安は拭えない!!

冒頭、貯金の海にダイブするドゥラカ

だが足りない

不安を拭う為に稼ぐ

こういう子なんだとインパクト抜群のスタート

おめぇ女の子だったのか!!

血まみれのお金

女『持って帰ってこられたのはそれだけで……

回想・幼少期、父が命と引き換えに残した硬貨を受け取ったドゥラカ

やはりOPは命の代価

そして夜が明けた

前後しますが、実はドゥラカの父は略奪にいって殺された

まさかの自業自得な末路

ですがそういう村、時代なのね

ドゥラカの日常

ドゥラカ『仕事をしたら、話を聞いていただける約束ですっ

ドゥラカは抜群の記憶力があり、廃村の地図を描いて“移動村"に貢献しています

そしてその対価

村長に自分の考えを披露するのが日課

だいぶ変わったギブアンドテイク

意見させてもらえる権利!

ドゥラカの主張、その限界

村長『お前ほど、この村の将来を考えている者はいない……

ドゥラカは、より効率よく稼ぐ手法を主張

要は「競争主義」の導入でした

しかし村長は却下

答えは実にシンプル

村長『ドゥラカ、儂は充分豊かになったと言ったんだ』

もうこれ以上必要だと思わない

だから却下

この村ではこれ以上稼げない

レベルがカンストしてしまったか

村長『利益は神からの贈り物なんだ……、平等に分け与えるのが当然』

『もっと"隣人を愛せ"

ドゥラカ『何故ですか……

村長『それが神の教えだから・・・・・・・・・・・

村人は聖書を基準に考えている

だから却下

前回、聖書を捨てろとやりあってましたが

その重さが改めて分かりますね

ヘヴィだ…、ヘヴィすぎるぞ!!

ドゥラカはここでは幸せになれない

ドゥラカ『このままじゃ足りない……

村長『ン? なんだ? 金が足らんのか?

村長は優しい人であり、金が足りないというドゥラカに金を貸そうとも言ってくれました

しかし彼らのささやかな手持ち相応の額

何より借金では意味がない

とても足りない

かといって稼ぎを増やすことも無理

八方が塞がってしまった……

もう「ここ」では幸せになれない……?

移動民族の村、ドゥラカの功績

村長『お前の提案だったな? おかげで危険な狩りや盗みをしなくて済む

村は盗み、狩りや略奪が生業

遊牧民ではない

おまわりさんこっちです!!

盗みや略奪に便利なので「移動」する村なのか

しかしドゥラカ台頭で一変

彼女が記憶力を武器に地図を描く事で、廃村からの廃品回収がぐっと効率的になった

しかも廃品の再商品化へ簡単な工業化

古着の再生などを始めた

おかげでもう十分儲かったのだと

記憶力抜群の効率厨

ドゥラカ『もっと個体差なく均一に生産できる技術と商品があるはず!

『私はそれ・・を見つけたい!!

T型フォード工場見せてやりてえな!!

どうもドゥラカ、何事ももっと効率よく出来るはずだと知恵を絞る人物らしい

いわゆる“カイゼン"の鬼

これメチャ重宝される能力では?

某司教とか特に?

共産と競争、ドゥラカの思想

ドゥラカ『今、私たちは集団で利益を分け合ってる

『すると怠ける人が出てくる

共産主義とは、財産を私有ではなく共同体による所有(社会的所有)とすることで貧富の差をなくすことをめざす思想・運動・体制

※wikiより

おお!共産社会が実現している!!

ですが怠ける奴が出るし、すると共同体の生産力自体が下がってしまう

もっと儲けたいドゥラカには不向きなのね

怠ける奴はシベリア送りだ!!

ドゥラカ『それを阻止する為に!!』

『もっと功労者に報酬を与えるべきだ! というか、独占したっていい!!

『分配を減らせば、危機感から競争が加速する!

『そうすれば集団としてより良い結果が……

競争原理とは(略)。

競争が行われ、その中で優位な者、生産性が高い者がその資源を獲得できる、とする考え方である。

この考えの下で社会が運営されれば、成功者が地位や財産を得られる。

これが資本主義の基本原理の一つでもある。

後の資本主義である

あまりに早すぎた

そして貧しすぎた

村は貧しすぎ、故にちょっとした安定収入だけで満足し向上を望まなくなった

そして「宗教」が成長にフタをした

聖書は絶対の価値観

競争主義にとっても「敵」なのか

ドゥラカが導入した効率化

ドゥラカ『一人ひとりが勝手に作業をするより

 役割を専門化させることで

 要領と品質を向上させる……

村は古着収拾、仕立て直しが収入源に

その要点は“分業"の導入

流れ作業、ライン生産方式に近いやり方

ヘンリー・フォードが、ベルトコンベアで車の量産体制を確立したような効率化

生まれる時代を間違えすぎている!!

否定され、行き詰るドゥラカ

彼女は正直、先がない

この村では、これ以上が望みにくかった

後から思えば“叔父のやり方"は、彼女を成功に導く劇薬だった可能性も……?

さすがにそれは考えすぎなのか?

叔父にして師、ドゥルーヴ

ドゥルーヴ『病に侵された身だ、もうすぐ旅立つのだ……

CV西村知道氏、フジ中将!フジ中将じゃないか!!

やがて帰ると、病気を理由に働かない叔父が

数年モノの仮病らしい

まさに共産主義のガン

しかも酒をせしめている

絵に描いたような社会の寄生虫

なるほど、恥を捨てるのが肝要なんだな……

先の理論を検証して貰うドゥラカ

ドゥルーヴ『だが私は反対だ

『神の教えに反するからじゃない、共同体が壊れてしまうからだ

『競争を刺激するには我々は人数が少なすぎる

 それに

 増えればいいってもんでもない

『人数が増える程、確かに競争は激化するがそのぶん格差もひどくなる

『そしてそれは争いを産む

『この発想には「弱者を救済する仕組み」がない、倫理を失った自由はただの混沌だ

滔々と論破され今度こそ断念

なんなの未来人?

まずこの村には不適切な事

のみならず、現代社会が行き詰っている理由を語るが如き視野でした

ただの飲んだくれじゃなかった

だから尊敬してるのか

ドゥラカの不安と「大丈夫」

ドゥルーヴ『いつかその信念がお前を導く、今はまだ時ではないのだ……

ドゥラカはこのままでいたくない

でも一生このままかもと不安

対しドゥルーヴは、信念があるから大丈夫だと諭します

人は信念に導かれる

果たして気休めか?

ですがドゥラカは、実際に信念に基づき「考え続けている」バデーニタイプの人物

ドゥルーヴもそうだったのか?

朝焼けで 手が染る頃には もう忘れてるんだ

回想・若き叔父ドゥルオーヴ『なぜ毎日朝が来ると泣く?

ドゥラカは朝焼けが苦手

その回想

というのも父の訃報を朝焼けで告げられ、朝焼けの度に思い返してしまうからだと

オクジーを思い出しますね

彼も夜空の星が怖くて見られなかった

ドゥラカも克服していくのか……?

回想 朝焼けに姿を消す理由

幼い日のドゥラカ『私が毎日泣いてたら、神さまの思し召しが嘘みたいになるじゃん!!

幼少期、ドゥラカが朝になると姿を消してしまう事にドゥルーヴが忠告しに行きました

要は彼女は、父の死が悲しくて泣いてた

そして周りに気を遣っていた

周りがそんな事すらわからないと絶望した為か

彼女は幼い頃から賢かった

周囲を見下していた

ですがドゥルーヴに諭され、また着想を議論し論破されることで成長した

彼のおかげで変われたのか

ドゥルーヴは恩人、師のようなもの

ドゥルーヴ『ではお前の悩みを解決する、三つの魔法を授けよう

彼と議論を繰り返すことで、自分は未熟だと思い上がりを叩き直されてきた

さながらバトル漫画の師匠と弟子

また彼女は周囲に気を遣うところもある

きっと村を見捨てられない

その意味でも「先がない」んですね

ドゥルーヴの三つの魔法

ドゥルーヴ『一つ目、神は存在しない

ドゥラカ『えっ……

ドゥルーヴ『実は神が存在する証拠はない

 ま、"真相を知れないからこそ信じる"という立場もあるが……

『神を信じていない方が、色々と選択肢が広がり有利だ

『とにかく、お前は今から神に遣わなくていい

 むしろ神に奪わせるな……

 感情の主導権も生きる意味も

『だからお前の痛みは世界の痛みに等しいと思って、明日から皆の前で遠慮せず気落ちしろ

あまりにブッ飛んだ教えだった

相当高位の神学者

彼はドゥラカの優秀さを見抜き、この子にはこれが最適だと教えたんですね

相当洞察力が高い

するとラストもやはり深謀遠慮なのか?

ドゥルーヴ『二つ目、"考えろ"』

『その為に文字を学べ、本を読め、物知りになる為じゃないぞ?

『"考える為"だ

『一見、無関係な情報と情報の間に関わりを見つけ出せ!

 ただの情報を

 使える知識に変えるんだ

『その過程に知性が宿る

略『知性それがあれば、留まる勇気と、踏み出す度胸が得られる!

勉強とは考える力を養う為のもの

ただの物知りでなく

知性、考え判断する能力を養うんだと

知性が判断力を生む

留まる事は勇気、踏み出す事は度胸

さっきドゥラカは、一生このままだったらと「留まる」事に怯えていた

対しドゥルーヴは腰を据えている

それは彼流の「勇気」

そう思ってるから精神的に幸福なのでしょうね

ドゥルーヴ『で、神なしの世界で考えてると』

『いつしか自然と三つ目の魔法が生まれる

『信念って奴だ

略『これがあれば不安に打ち勝ち、泣き止む事が出来る!

『たとえば私の信念は、"信念を捨ててでも生き残る"だ!!

実際そうした痕が、左目の傷跡

以上で茶化して解散

とまれ生き残るのが最優先

だから働かなくても酒をくすねても、気に病んだりしないんですね

またフベルト、ラファウ、オクジー、バデーニ

オクジー達は神を信じてた

でも信念があったから、不安に打ち勝ち泣きわめきもせず自分の道を貫いた

本当、只者じゃないドゥルーヴ

どんな過去が形作ったのか

ドゥラカの信念

ドゥラカ『神は存在しない、考える、そしたら信念が生まれる……

ざっくり要約するドゥラカ

本当只者じゃない

だからここまで話したのか

ドゥラカ『そうだ……』

『金を稼がなきゃ、心から不安が消えるまで!

『これがお父さんの伝言だ

『これが私の信念だ!

『考え続けなきゃ……、稼ぐ方法を!

父は金を稼ぐために死んだ、稼がなきゃ生きていけないから、不安だから

だから稼がなきゃ

以上が“拝金主義者"となった顛末

幼い頃に生まれた信念

ただ思うに金は不安を消す「手段」

ですが今のドゥラカは、金を稼ぐ方法にばかり心を囚われている気がします

初期オクジーがアレだったように

彼女も変わっていくのか……?

そして前回ラストへ

ある夜、ドゥルーヴはそっと抜け出し廃村

思わせぶりに布をめくります

もしや彼も地動説……?

宗教……?

ではなく隠してあったのは酒

ドゥルーヴ『ふふふふ……、これぞ至福の時!

なんて知的なダメ親父!!!

まさに「読書」を「娯楽」としていた

いわばここは秘密基地

希少な酒と本の物資集積所

病気のフリをせず、思う存分に酒を飲み本を読み羽を伸ばす場所だったんですね

言い換えれば結構気を遣ってたのか

血ですかね

それが原因でアントニに捕縛

実はここはアントニ領、部下が見回り中に酒を見つけてアントニを案内したと

異端と全く関係なかった!!

ただのダメ親父だ!!

ドゥルーヴは酒を差し出し命乞い

アントニ『ふむ……、解かった頂こう

 連行しろ!

解かったの意味が違った!!

まあ既に貰ったも同然

譲歩する余地はない

にしてもそこまで立派な酒とは

村は略奪が家業だから良い酒も集まるし、学がないから価値がわからんのでしょうね

やはり「知」

ドゥルーヴの提案

ドゥルーヴ『代わりにもっと商品価値のあるモノを差し出します

『若い、女です……

というわけで「商談」がまとまった

それが前回ラストだったと

異端戦線無関係!

ただの偶然!

かつてピャスト伯が死ぬとき日記を落とし、結果バデーニが捕まったのと似たようなものか

これも神様って奴の仕業なんだ!!

若干不思議といえば不思議なのは

以降、若い女一人の為にアントニが動いた事

だって村ごと焼けばいいでしょうし

それこそウェルダン

村は犯罪者集団ですし、治安維持で焼いて潰して粉にした方が儲かるはず

なのに何故わざわざ交渉を?

スプーン一杯舐めるのさ?

前回ラストの真相

たまたま巡回が廃村に隠された酒を発見

アントニ司教を案内

際しドゥルーヴと遭遇

このとき、組織長の命令でシュミット隊がオクジー本を持ち込むも放棄

アントニはシュミットと知らず逃がした

以上の状況が偶然で……?

タイトル回収

ドゥルーヴ、ドゥラカに託す

ドゥルーヴ『だが一つ断言できるのは、"お前の運命を変えてしまうモノ"だ

こうして戻り、"託すものがある"と相談

ドゥラカを売り渡す事に

ただ実際、この後ドゥラカは運命を変える「オクジーの本」を手に入れてしまいます

それは偶然か必然

さすがに偶然ですかねタイミング上

チ。―地球の運動について― 第三章

ドゥラカ『主題の割に、書かれている事は単純というか……

『理論的なものってよりも

 地動説が及ぼす文化的影響の話……?

まんま本作の事じゃないですか!!

廃村を訪れた際、アントニが遅刻

近くの民家で待つ際、シュミット隊が隠した本を発見してしまいます

てか本作タイトルやないか!!

それも三章とはおあつらえ向き

なるほどオクジー当人が言ってた通りの内容

そして彼は地動説と文化、無関係そうなものを繋げて活かしたんですね

まさに「知性のある」人物でした

そして義理堅かったオクジー

ポトツキに利益を分配をと明記

ラファウの遺言を守った

ただ結果的に、異端扱いされ火あぶりになったのでは?と思ってしまいますね

ポトツキさんやっぱり亡くなったのか……?

以降しばしドゥルーヴは戻らず

あまりに戻らないのはわざとなのか?

ですが本が持ち込まれたタイミング上、作為を持ってたとは考えにくい

なら全てが偶然なのか?

この本で大稼ぎできる、かも

ドゥラカ『大稼ぎする為には、広く人に受け入れられる必要がある……

読み込んだドゥラカは、この本を複製して売り出せば大儲けできると考えます

教会の威信が低下した今ならばと

直球の金儲け!!

しかも15世紀といえば活版印刷

EDの映像に繋がるのか

この本は「神」のようにウケる

ドゥラカ『では「神」は何故こんなにもウケてる?

『それはきっと……、みんな不安だからだ

『将来や死後の事とか

 人は未知な事や不確かな事を恐れる

 その救済として、絶対的で揺るがない存在である「神」がいる……

略『今はただ、神以外の選択肢がないだけで

『もしかしたら、代わりになる不安の紛らわし方もあるんじゃ……?

略『もし読書が、その“娯楽”になれたなら?

『この本で大稼ぎできる、かも

ドゥラカは、神こそ一番ウケた概念だと推測

人はいつの時代も不安

心の安定に役立つからだと

不敬も極まった発想だった!!

でもそれなら「娯楽」もウケるはずだ、娯楽本としてオクジー本の販売を考えます

もっとも量産する手段がない等々

一時あっさり諦めた

この現実感も本作の魅力ですな

量産できる"記憶力"がある

ドゥラカは地図を描けるほど記憶力が高い

思えばあれはフリだったのか

今後もし本が焼かれても、彼女が覚えていれば再現できる

それもこの本ページ数が少ないですし

ドゥラカ、真相を知る

ドゥラカ『……運命を変えるってこういう事?

ドゥルーヴ『すまないな、私は"生き延びる為ならなんでもする"

阿吽の呼吸で解かりあって幕

人は解かりあえる生き物

殴り合うべき生き物

とまれ所見では、このジジイなんて事を!やはり人類は滅ぼすべき!と思ったものの

どこまでドゥルーヴは計算してるのか?

実際「幸運な出会い」なのか?

ドゥラカは村ではこれ以上稼げない

稼ぐのが目的なのが幸せになれない

対しアントニは拝金主義者

彼の拝金主義は宗教家として嫌われてるも、ドゥラカにはぴったりな人物?

まさか師匠に最適な人物なのか?

見よ!宗教家は赤く燃えている!!

何せアントニはここの領主

ドゥラカがその人柄を聞き知っていて、利用したというのもありそうな話

こいつならドゥラカをただ使い捨て、売り捨てるような真似はしないと?

そんな計算を利かせたのか?

オクジー編では腐れ拝金主義だったも

アントニはいつも効率、金、賢さを主張

どれもドゥラカとぴったり

前章ではクソと思った部分が、ドゥラカの運命を好転させる要素になるのか?

ただ前章では「女」を馬鹿にしていた

彼は妾の子だからでしょうか

ですがアントニも変わっていくのか……?

次回、第18話

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チ。第16話 感想[25年後]異端の中の異端たち ネタバレ ―地球の運動について―

チ。―地球の運動について― 感想

チ。―地球の運動について― 第1話「『地動説』、とでも呼ぼうか」
チ。―地球の運動について― 第2話「今から、地球を動かす」
チ。―地球の運動について― 第3話「僕は、地動説を信じてます」
チ。―地球の運動について― 第4話「この地球は、天国なんかよりも美しい」
チ。―地球の運動について― 第5話「私が死んでもこの世界は続く」
チ。―地球の運動について― 第6話「世界を、動かせ」
チ。―地球の運動について― 第7話「真理のためなら」
チ。―地球の運動について― 第8話「イカロスにならねば」
チ。―地球の運動について― 第9話「きっとそれが、何かを知るということだ」
チ。―地球の運動について― 第10話「知」
チ。―地球の運動について― 第11話「血」
チ。―地球の運動について― 第12話「俺は、地動説を信仰してる」
チ。―地球の運動について― 第13話「『自由』を」
チ。―地球の運動について― 第14話「今日のこの空は」
チ。―地球の運動について― 第15話「私の、番なのか?」
チ。―地球の運動について― 第16話「行動を開始する」
チ。―地球の運動について― 第17話「この本で大稼ぎできる、かも」