わたしの幸せな結婚 2期第25話感想[甘水決着]未来視の先にあるものネタバレ

2025年4月1日

Table of Contents

わたしの幸せな結婚第2期第25話「夢の先にある想い」感想

公式あらすじより引用

薄刃家が頂点に立つ理想の世界を築くため、愛した人の忘れ形見であり「夢見の力」を持つ美世を手中に収めようとする甘水は、五感さえも支配する恐ろしい幻覚で清霞を蹂躙していく。清霞のもとへ駆け寄ろうとする美世だったが、新に銃口に向けられ阻止されてしまう。

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2期12話甘水戦決着、夢見の更なる力

やはり甘水直を説得、“否定”できたのは死んだ母・澄美だけだったか

ですが澄美も甘水を含めた家族の為に死んだ

甘水、せめて共に逝けて良かった…

甘水は死に、新は生存で大団円

ですが美世にとって、もう助けたい人でしかなかった甘水の死も辛い

決して大団円とは言えないのも美世らしい

ひたすら強かった男・瓜生　

結局最後まで清霞を翻弄し続けた!!

でも強かっただけに、それでも救えなかった「無力」に苦しんだ人物でもあったのか

それに力による解決がいかに醜いかも体現

美世も力に二代続けて翻弄

そうした現状「元凶」の一つが今上帝

次回、一期以来の帝問題に決着？

二期かけた結婚エンドに辿り着くのか？

次回、最終回は4月9日(水)21時25分

前回24話遅延により最終話は4月に持ち越し

また月曜でなく水曜との事

放送時間もちょっぴり早いのね

未来視の異能、その先

美世、甘水と新が相討ちになる未来を予知

そして未来を直接改変する能力を獲得へ

確かに最強の異能ですわ

ただ美世は、甘水の事も助けたかった

その点まだ未完成、発展の余地があるのかね

薄刃新、その本心は

土壇場で甘水直を殺すべく発砲

思い直したのか

それとも最初からそのつもりで、寝返ったふりをしてたのかは明言せず

彼が敵に寝返ったおかげで助かったのかも

だって甘水は美世を諦めない

そこで新は二人を襲う役を引き受ける事で、二人を守ったのかもしれないなと

次回で真意が語られるんでしょうか

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冒頭甘水、美世を引き入れる手段

甘水『……まだ反省していないのか』

美世に眠る力を目覚めさせ、その上で異能心教のトップに据えるつもりだった甘水

どうやって味方にするか？

美世自身が反省すると思ってた様子

それであっさり応じたのか

美世も力が重要だと、世界を変えるべきだと思うはずだと信じていたんですね

それで無力さに苦しむよう仕向けたか

甘水による美世“反省”の手段

甘水『この場でなぶり殺してあげようじゃないか？』

『君の大切な久堂清霞を……』

彼を痛めつけ、美世を言いなりにする!!

だから生かしていたと

特に術で洗脳するとかじゃない

それほど清霞に対しては勝つ自信があった

薄刃家の真骨頂か

清霞vs甘水直

甘水『僕の異能は、君のあらゆる感覚を操作する……』

略『狂わされた五感によって具現化した傷は

　やがて君の心をも蝕む』

直接戦闘では清霞がほぼ完敗

甘水は幻術使いかつ白兵戦で桁外れに強い

短い匕首一本で、おそらく刃がない装飾の長剣を使う清霞を圧倒してしまいます

リーチのハンデをものともしない!!

左右どっちに短刀を持つか幻術で隠蔽

また斬れずとも、斬れたと思い込ませ怯ませる

甘水、昔からケンカが強かったそうですが

幻術併用すると手に負えませんね

清霞、捨て身の猛反撃

甘水『無駄な事を……』

『!?』

清霞唯一の武器、長剣をかわし勝ち誇る甘水

しかし清霞は、油断した隙を突き素手で小刀を受け止めて逆襲

甘水に必殺の火球が直撃!!

骨まで燃えません!?

かなり殺る気だったので驚いた!?

甘水、清霞を落とす決定打

甘水『「美世の死」の中で、お前の心も死んでいく』

『君にとっても本望だろう……』

無論健在、結界を張って無事だった甘水

そういう術も使えるのか

先の異能無効結界の応用技？

とまれ甘水は「延々と美世を目の前で殺され、救えない」幻術を清霞へ

ある意味甘水が味わった地獄そのものか

攻撃にも彼の人生を感じます

予知。美世。突然の昏睡状態

美世『（今のは……、未来!? だとしたら……、新さんは!?）』

薄刃新に止められ、割って入れない美世

そも美世は戦えず危険!!

際し美世、新と甘水が相討ちで死ぬ様を予知

寝ていなくても、起きてる時に予知夢を起こすケースもあるのか

ですが夢見の特性上強制で「寝る」

これは結構な弱点ですな

美世、夢見の異能の更なる先

美世『（もう……、誰かが傷付く姿は見たくない………）』

『（あんな未来は……、嫌!!）』

強い気持ちがトリガーになったか

美世の夢が拡大、その場の全員を彼女の夢へ

かくて清霞の幻覚も解除

また多分、この場で争う事は出来ないのか

ここは美世の世界ですから

これも夢見が最強と謳われる一因か

際し美世は巫女姿に

甘水『素晴らしい……、これが君の夢の中か』

以前出てきた夢見の巫女たちの姿と同じ

これが正装？

甘神さん家を思い出しますな

美世、甘水と和解すべく対話

甘水『美世、君は清霞その男を救うために、より強い力に頼ったね？』

美世『はい……？』

甘水『それは僕とどう違うんだい？』

しかし甘水側こそ、対話は絶好の機会か

今、美世は異能の力で助けた

力で解決するなら自分と君は一緒

力こそ必要だと

すると散々追い詰めたのも、力こそ必要だと美世に解らせる為だったんでしょうか

美世は力なんて望まない

封印されたとはいえ、美世自身が斎森家で散々酷い目に遭おうとも発現しなかった

そんな彼女を動かす為の騒動だったのかね

美世と甘水

甘水『今の自分が、誰一人傷つけてないとでも？』

美世『はい……、とは言えません』

『でも、私はこの力に誰かの人生を巻き込もうとも

　何かを奪おうともしません』

『あなたと違います』

甘水『……わからずやだな』

『久堂をもっと傷つけたら、その馬鹿げた考えも改まるかな？』

美世も甘水も力づくで目的を果たしたのは同じ

力の必要を説く甘水

しかし美世、他人を傷つける甘水のやり方に賛同できず物別れ

甘水は、澄美が自己犠牲した際も対話

澄美も説得出来なかった

改めて二人と価値観の溝が深刻

美世『異能心教という蟻地獄を作って、多くの人を傷つけています！』

『たくさんの人が悲しむ事が正しいとは

　とても思えません！』

甘水『ふっ……、奇麗ごとを言えば人を救えるとでも？』

オークの人を傷つけていると？

不貞腐れたように言う甘水、横っ面を張り飛ばす美世

でもこれも甘水の根幹か

美世は傷つけるなと言う

甘水はそれじゃ駄目だと身に染みてる

だって美世の母・澄美は、奇麗ごとを言って救われなかったから

何事も力で解決するのが一番だと

ただ母が望んだのは

美世『お母さまの想いが蔑ろにされるのは嫌です！

　だから私はここへ来たのです！』

『お母さまはあなたに、陽のあたる場所を歩いて欲しいと』

『幸せになって欲しいと！』

『出会った時からずっと、きっと今でも思っている……』

母は甘水に、明るい人生を歩んで欲しかった

自分に付き合って破滅しなくて良いのだと

美世はその気持ちが通じてないのが辛い

しかし甘水こそ、澄美が自分の幸せを望んだ事くらい誰より解っている

言われるまでもない事だ、それでもやっているんだとキレてしまった？

澄美が言った事は幾度も夢に見た

美世がその夢に迷い込むほどに

今さら言われるまでもないのか

甘水を「説得」しに現れたのは

澄美『美世ちゃん………』

略・甘水『世界を壊して、君と美世の為に世を作り直す！』

『見ててくれ！』

『きっと君は「これが本当の幸せだ」と気付くはずだから!!』

バエルの構えで澄美さんが!?

これまで「甘水の夢」に出てきた追憶ではない

前々回、夢見覚醒で出てきてた澄美当人!?

甘水はここぞと高揚

彼女に解って貰うチャンスだとヒートアップ!!

しかし当の澄美はただ悲しげ

残酷なまでに対照的

さすが死んでも自分の道を曲げなかった人

それはそれで悲しい

澄美『私の家族を、あなたは傷つけた』

たった一つのシンプルな答えだ、テメーは俺の家族を傷つけた

これに尽きる

美世たちを傷つけた事

でも同じく家族だから憎みはしない

ただただ悲しかったんでしょうか

甘水の主張、澄美の答え

甘水『君が愛したのは家族だ』

『君は僕にとって特別だったけど、君にとって僕は家族の一人でしかなかった』

甘水自身、解っていたらしい

もっともこれも極論

そこまで卑下しなくても……

彼女とて、甘水を巻き込むまいとしたから彼の手を取らなかったわけで

裏に帝がいた最悪の案件だったのですから

甘水『斎森との結婚のどこに幸せがあった？』

『家族の為・・・・なんて奇麗ごとは、君・を救わなかったじゃないか』

『君は間違っていたんだよ！』

全ては不幸せな結婚が招いた悲劇の産物

なんてタイトル回収だ……

澄美は実家が傾き、身売り同然の政略結婚

彼女は“家族”の為にやった

奇麗ごとが澄美を不幸にしたんだと

だから甘水は、ことさら奇麗ごとを嫌うのか

美世とは水と油なんですね

澄美『私はそんなものは望んでいない』

『あなたを、守り刀の役目から解放します』

甘水『え……？』

澄美『逝きましょう、私と一緒に』

甘水、思ってもみなかった完全否定

以降対話放棄へ

解ってくれると信じていた

だって澄美は冷遇され死んだ、今度こそ悔いたはずだと思ったんでしょうか？

でも今、当人が完全否定

これで完全に吹っ切れてしまったらしい

対話の放棄、そして

澄美『美世……、新しい時の歯車が動き出した、もう大丈夫』

『よく頑張ったわね、美世』

甘水は自害、その痛みで強引に夢から脱出

際し夢が解け、澄美が美世に助言

お前は未来を変えたと

美世が未来を変えたいと願い、無事変えたと伝えてくれたのか

つくづく帝の力・未来視の上位互換

そら帝も焦りますわ

甘水の最期、謎の消失現象

甘水『……どうした……？』

強引な解除の負荷か、満身創痍の甘水

際し何故か能力が喪失

待ってましたとばかりに薄刃新が彼を狙撃

甘水も反撃し、“夢”通り相討ち

しかし夢と違って、新は致命傷とならず甘水だけが死んでしまいました

新はこれを待っていたのか？

この為に裏切ったふりを？

甘水『スミちゃん……』

今度こそ、澄美の幽霊が甘水の手を取った

甘水は満足顔で死亡

甘水は何度も、澄美を救おうと手を伸ばした

手を伸ばしては拒否された

でも澄美が拒否したのは、彼を巻き込まず「真っ当な道に」と願っていたから

互いに互いを助けたいだけだった

二人らしい最期だったか

混乱の種を撒き、甘水死す

澄美『さあ、行きましょう！』

黒幕が満足げに逝っちゃったよ!!

当初、粘着質で気持ち悪いとも思ったも

澄美も家族の為に冷遇に耐え、美世さえいればと死んでいったのは一途が過ぎた

あまりに自己犠牲すぎた澄美

揃って想いが強すぎたんでしょうか

美世の苦しみ

美世『異能ってなんなのでしょう……？』

『私にはわかりません』

『力を欲して争い

　人を傷つけ

　私の異能で未来は変えられても（甘水を救いたかった）お母さまの願いは……!!』

夢見の異能という最強の力を得た美世

それでも、力を求め争うなんてと苦悩

美世が優しすぎ、母同様に理不尽にも黙って耐えていく人だからなのか

とまれ力を求め争う者

その元凶の一つ・帝

メタ的に恐れ多いですが本作では黒幕

その因縁も一区切りとなるのか…？

次回、最終回

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