妻、小学生になる。第5話 感想[その子は私の]来るべき修羅場の先へ ネタバレ

妻、小学生になる。 第5話「母と、家族。」感想

公式あらすじより引用

貴恵は、母・千嘉の再婚のために引っ越すことになる。そのせいで圭介たちと離れてしまうことを心配する貴恵だが、圭介たちは「一生会えなくなるわけではない」と心配する様子はない。育児放棄をする千嘉ではあるが、彼女の幸せも願う貴恵は再婚を前向きにとらえ、千嘉の再婚相手とも仲良くしたいと思う。

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母、再婚の行方。来るべき時の到来

妻、小学生になる。5話 感想

遂に母・千嘉に、目撃されてしまった新島一家

約束されたカタストロフが始まった!!

おまけに再婚相手広樹さん、まさかの妻子持ち

良い人そうだと描いただけに意外

意外ですがそういうもの

また千嘉、そのまた母がクズだと描写

前回曰く父はギャンブル狂だし……

貴恵のオムライスに涙し、同僚に励まされ、からの地獄の修羅場で温度差が凄い

母がこうなったのも理解できる

圭介、果たして止められるのか……?

冒頭 母の再婚・圭介の答え

貴恵『(ママ、私の事も少しは考えて再婚しようとしてくれてるのかしら?)』

『(……あの性格だし、自分の事しか考えてないか……)』

貴恵の転生先の母親、千嘉に再婚が決まった

結婚相手・広樹についていき、埼玉に引っ越すことを受け入れた貴恵

貴恵、やはり「母の幸せ」を優先した

圭介たちに事情を説明

案外圭介は平然

何か変なものでも食べたのか…?

圭介『会えるだけ全然いい』

『死に別れることに比べたらっ

さすが死別の経験者、比べる重みが違った

同じ経験をした娘・麻衣が、困惑するほど「納得」してくれた圭介

その差がなのでしょうね

なんだかんだで娘より悟りが深い

さぞや名のある沙羅双樹の下で眠ったに違いない

貴恵『こ、これは花粉症なのよー!!』

家族、圭介の愛に思わず涙してしまう貴恵

うーんかわいい

しかし転生といっても、十年生きて来た本来の人格があるタイプ

その「彼女」はホントどうなんでしょう

十年振りのクリスマスだ!!

ところが貴恵、母と義父で遊園地に行くんだとノーセンキュー

途端に泣き崩れる圭介。

すまんな、もうクリスマスに会えない

麻衣も恋人が出来たから…?

しかし麻衣も、蓮司は前々から友達と旅行に行く約束があると断られた

やはり付き合ってるって程じゃない

とはいえここから

つーか、これからっしょ

しかし広樹、不穏な雰囲気に

千嘉『イブだけは空けといてよ?

広樹曰く仕事が忙しい

ですがオフィスの転居、納得できる話

しかしそれほど忙しいなら、クリスマスも土壇場に断られるんじゃ……

とは思ったものの

思った以上に生々しい展開でしたわ

クリスマス当日

千嘉『これ、買ったから使いな

貴恵にマフラーを買ってやる千嘉

優しさが…、芽生えた…?

が、いつまでも来ない広樹

ああやっぱりかとは思わされました

ただいつもの流れだと、千嘉が怒って台無しになるのかなと

千嘉、色々やりすぎでしたから

千嘉『なんかさ…、ごめんね、今まで』

『……別に許さなくてもいいから

今回、千嘉が悪いと思っている事が強調

救いがあるなと感じます

もちろん良くないけれど

でも悪いと後悔し、許されないまでと解っているならまだ立ち直れる

良心を感じられた言葉でした

蓮司から麻衣への電話

曰く明日、会いたい

この後どうなったかは不明

そこは不明なんだ……

ですが逆転ホームランでしたね麻衣殿!

再婚騒動の結末、広樹の理由

千嘉『……たまには高級なモンでも買って、ウチで食べようっ

結局、土壇場で広樹から断りの連絡

正直あまりに遅い

てっきり千嘉がキレ、破談になるか

ですが千嘉は飲み込んだ、さっき謝ったように「変わろう」としているからでしょうか

どころか娘と一緒に気晴らししようとした

確かな変化でした

破談は思わぬ方向からだった!!

広樹“夫妻”を目撃する千嘉

広樹『今年のクリスマスは、旨いもんいっぱいだなっ

実は浮気だと判明し破談

あんまりだ!!

そして連絡が遅れたのは、家族の前では難しかったのかとは納得出来ましたわ

前回、めんどくさい千嘉にも暖かく接する良識を見せた広樹

いつもいつもキレてる千嘉

ですが広樹が裏切っていたのか

広樹『悪かった!許してくれ!! 本当に!!』

最悪、ご兄弟ってオチかなと思いましたわ

広樹が即座に認めて謝罪

ほうれい線くっきりの醜い姿

確かに、破談した方が物語的には上手くまわるのは間違いないですけれども

こんな手酷い裏切りとは

実は妻子持ちだった

千嘉『絶対に許さない!!

あるあるすぎて生々しい

にしても、妻の死後十年も喪に服してた新島家を思うと複雑ですね

新島家こそ特殊なケースだろうとはいえ

家庭の形は様々なのだわ

千嘉『あたしが消えるのが一番いいんだろう……?』

再び「解っている」千嘉

垣間見えるまともな部分

正直、育児放棄し虐待まがいの毒親ですけれど

やり直そうと思った矢先に……

今、貴恵に出来る事は

貴恵『(“新島貴恵”として、何もしないしないなんて出来ない!)』

『(一緒に遊園地に連れて行ってくれたのは

 これから、三人で家族として生きていこうとしたからだよね)』

事件後、二学期が終業

貴恵は母に料理を作ることに

出来るのはこれだけだと

正直、荒れ放題の千嘉に向かっていこうというだけで勇気がすごい……

足りない分は勇気で補っている!!

千嘉、オムライスを前に

千嘉『何、アンタ……、私を慰めようとか思ったワケ……?

『逆に惨めになるわ

もちろん怒ってはねつけた

その後ひっそり一口

やがて涙しながら、無言で平らげてしまいます

何が去就したのでしょうか……

見ていてこっちも泣ける涙でした

オムライスと涙

悲しみ荒んですきっ腹、どれだけ美味かったかと思うだけで泣ける

それに思いやりでしょうか

貴恵は人間不信

どうも皆、自分を裏切ると苦しんでる

一方で自分が悪いんだとも理解

そんな自分に、心を尽くしてくれる人がいるんだという嬉しさだったのか?

以降も態度は変わらなかったみたいですが

ですが「復讐」はやめた?

これが事件から数日の出来事

この時まで、千嘉は慰謝料請求しようなど物騒なことを考えていたものの

以降、少なくとも正月明けまで何もしてません

癒されたって事でしょうか

再婚中止、新島家は

圭介『良しッ!! 疲れたこういうときは焼肉だなッ!!

喜べず複雑な気分

それからまた始業、事件から三週間ほども経ったらしい

くたびれた貴恵かわいい

地雷原の上で踊ってる気分だぜ!!

千嘉のちょっとした事件

同僚『一応、女一人で子供育てる大変さ、解ってるつもりだよ

突然、同僚にかりんとうを貰った千嘉

同僚曰く実はずっと気にかけてた

自分もシングルマザーに育てられて苦労し、先日亡くなったんだと

千嘉に共感していたのね

繰り返しますが千嘉は人間不信

でも見てくれている人もいる

彼女が変わるきっかけとなるんでしょうか

千嘉、実母からの電話

母『ママだよ? 悪いんだけどさあ、ちょっとでいいから金貸してくれない?

間髪入れぬクソ母案件

ウソだろベスさん!?

確か父がギャンブル狂で一家離散、なら母がシングルで育ててくれたんですっけ?

だからさっき、母との和解も頭をもたげたでしょうけれども

どっこい最悪のタイミング

こりゃ人間不信にもなるわ……

千嘉は見た、新島一家目撃へ

千嘉『あたしの前じゃ陰気なくせして! あいつらとは普通に話すのかよ!?

『お前まで私を……!!

目撃後、独りになったところで詰問

ですが叫びが物悲しい

千嘉視点では、“また”裏切られたという事

状況が悪かった状況が……

ましてやオムライスの件で、娘に心を開こうと考え始めてたかもしれませんし

あれから数週間経ってますけれども……

圭介『母親なら、そんな叱り方は間違ってる!!』

略『関係はある!

『私も、人の親だ!

『親が子を叱るのは、その子の成長を願うからだ!

 だがあなたの

 子が話さない理由も考えずに

 一方的にまくしたてるのは違う!

『まるで自分の苛立ちのはけ口にしているようじゃないか!

間が良いのか悪いのか圭介参戦

幸いまともに説教

お前は誰だと言われても、説教で返す胆力

意外過ぎるまでのまともな対応に、正直こっちがびっくりしてしまいました

父親としての積み重ねなんですね

圭介『その子は……、私のッ!!』

圭介が千嘉と対峙して

これまで数々の事案発言を連発してきた圭介

次回、うまく現実的に説得できるのか

それとも事案発言

手に汗握るいい〆でしたわ

圭介さん、前科十八犯の達人だからなあ……

次回、第6話

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妻、小学生になる。第4話 感想[三つの恋路]貴恵、岐路の行方は ネタバレ

妻、小学生になる。 感想

妻、小学生になる。第1話「家族、ふたたび。」
妻、小学生になる。第2話「だって、いまは。」
妻、小学生になる。第3話「一歩、ふみだして。」
妻、小学生になる。第4話「ふたりは、語らう。」
妻、小学生になる。第5話「母と、家族。」