薬屋のひとりごと 2期 第43話 感想[神美]虫は冬を越えない ネタバレ
薬屋のひとりごと 第2期 第43話「祭り」感想
公式あらすじより引用
後宮から連れ去られた猫猫が辿りついた先は、森の奥に隠された里だった。里では丁度祭りが開かれ、猫猫は子翠と共に狐の面をつけて参加することに。社に向かう途中、子翠からこの地の伝承、狐の面の意味を聞く。祭りから戻ってからも拘束もされることない自分の状況、そして翠苓と子翠の行動に違和感を覚えながら、猫猫は翠苓にあることを問い詰める。
ABEMA ANIMEにて毎週金曜24時00分、同作品個別配信ページはこちら
TVアニメ『#薬屋のひとりごと』
明日5月23日(金)23:45~
第43話「祭り」放送🦊後宮から連れ去られた猫猫が辿りついた先は、森の奥に隠された里だった。里で行われる祭りに、狐の面を付けて参加するが……https://t.co/0GXUG6l6Hx
ただならぬ雰囲気を纏う冷酷な女・神美役に #深見梨加 さんが決定👀 pic.twitter.com/BNTRgoUf4r— 『薬屋のひとりごと』原作公式 (@kusuriya_OA) May 22, 2025
2期19話 子一族、隠れ里の所以と祭り
噂の元先帝妃・神美様の降臨回
悪魔みてえな母親だ!!
おそらく楼蘭妃である子翠が、下女を名乗れるほどあれこれ長けている理由
母である神美に奴隷扱いだったから?
子翠曰く虫は冬を越せない
彼女は自身を、虫に重ねてたんですね
虫が越冬できず子だけ残すように、神美に子を産む道具扱いされてきた?
堕胎剤らしき鬼灯は母への反抗?
対し猫猫は"誰かに好かれてる証"を持ってた
それが羨ましかったんですかね……
子の一族も"西の難民"末裔
実は王母同様、西の難民を祖に持つ民
難民は高い技術を持っていた
子一族の繁栄はその技術と、王母に近い血あってこそだったのかね?
彼らは利用されるのを恐れ隠れ里に
それで今も西域と強い関係
例の使者アイラとの交流、鉄砲も自前製造
やはり狙いはクーデターなのか?
てっきり神美の息子かと思ったも
母と引き離され恋しがってる様子
すると例の「先帝が認知しなかった子供」の末裔のほうなんでしょうか
少なくとも翠苓はそうみたいですが
猫猫、ようやく"黄泉がえりの薬"に
どうも例の薬、本来は奴隷を作る薬とか
つまり人間を昏睡させてラクラクと連れ去り、奴隷にする為の薬か!
言われてみると納得
その技術を完成させ、皇弟・壬氏を傀儡にでもしようってんでしょうか?
武力で皇帝を討ち、傀儡政権を築く?
子翠は翠苓を姉と呼ぶ
子翠は神美と子昌の子
すると“先帝の子"は、子昌と結婚して翠苓を生んだんでしょうか?
その後神美が子昌に下げ渡され、子翠を生んだ?
異母姉妹なんですかね?
冒頭 かんざし
猫猫『(まるで虫の音みたいだ……)』
子翠のかんざしが鳴らす音が、虫の声のようだと
次回、彼女だと気付く流れか
先週は放送休止でしたし久々猫猫!!
子翠と翠苓に攫われ隠し里に
おそらく子の一族隠れ里
子翠『あたしのかんざし貸してあげる! 蜘蛛の巣の形の奴♪ 可愛いんだよ♪』
子一族の上級妃=楼蘭は、いざとなれば帝都を脱出する手筈になっていました
その為に侍女を替え玉にしていたと判明
族長・子昌も出奔
そこまでリスクを負う計画とは?
子翠、割とガチめな要求
猫猫『(このかんざし)貰い物だけどね~』
子翠『ねえ』
『これちょうだいって言ったら、くれる?』
猫猫のかんざしを、本気で欲しそうだった子翠
もちろん猫猫は断った
ですが何故ここまで欲しがったか
皇弟である壬氏のものと気付いたから?
それともよりシンプルに、誰かに愛されてる証が欲しかったんでしょうか
かんざしに愛を感じたんですかね
幼い妃・里樹の侍女長が、彼女宛てのかんざしを奪ったことがありました
そのくらい価値があるという事?
子翠も侍女長と似た思いだった?
狐の里のお祭り
子翠『祭りは里の外にある社でやってるんだ♪』
堅固な里なのにわざわざ外なのね
皆、白い狐面に自分で色を塗って参加する奇祭
その意味は後で判明
子翠も色盲だったと判明
仮面は普通は赤く塗るも、たまに「間違って」緑で塗ってる人たちがいる
子翠たちは皆、先祖の血が濃い人達なのね
赤いきつねと緑のたぬき
セブンイレブンでもキャンペーンしてますな
『だから、今年の祭りは盛大にやらなきゃいけないんだって』
先祖である白人を白い狐、豊穣の神として祀る
彼らのおかげで実り豊かになったから
またバッタと中国といえば蝗害
その予兆ってことでしょうか
何故か鬼灯をかじる子翠
猫猫『鬼灯なんて美味しくないよ?』
子翠『知ってる』
猫猫『毒があるし、花街じゃ妓女が』
子翠『知ってるっ』
対し何か言いかけた猫猫
すると堕胎剤か?
子翠は、子を産まないことが「母への復讐」なんでしょうか?
きっと堕胎剤事件と繋がる部分か
子の一族の源流、狐祭りと隠れ里
子翠『知ってる?
ここに祀られてる神様が狐で
豊穣の神と呼ばれる理由♪』
略『"狐"は知識をもたらした西の民の事で、この村の先祖でもあるんだよ』
『ここの狐は白い狐なんだって』
お祭りは神である狐を祀るもの
猫猫は歴史の話だと直感
かつて王母のような「西の白人難民」が現れ、子の一族だけが受け容れた
子一族は彼らの技術で大きく発展
狐とはその神格化か
やがて彼らを巡る争いが起き、築いた隠し里がこの湯治場らしい
道理でバリバリに戦闘仕様なんですな
子翠『色を付けるのは、"定住してそこの色に染まる"ってことなんだって』
西の難民は白人だった
彼らが混血、染まっていった様を白い狐面を通して描いてるのか
その経緯は王母と皇帝一族そっくり
しかしこっちは静かな暮らしを望んだんですな
虫がうまい!!
猫猫『(カエルに……、イナゴか)』
略・子翠『この時期のイナゴはぷっくりして美味しいよ~♪』
猫猫は虫の串焼き屋台に辟易
素人目には見分けつかないが、虫は旨いのと不味いのと二種類いるらしい
見分けがつかない
そっくりだが片方は無価値
何だか楼蘭妃絡みっぽいですな
壬氏の股間を連想してノーセンキュー
カエルを食べる(意味深)
カエル自体は一部中国料理ではポピュラー
食用は鶏肉のようで旨いそうな
今回、やたら吐くのは何かのフラグかね
次回「薬を吐く」のか?
イナゴはぷっくりして旨い
しかしバッタは不味いと
違うのだ!!
やはり蝗害フラグ?
かのアバドン、神格化レベルの"災害"か
ちなみに蝗(イナゴ)と蝗害は無関係
子翠『良い思い出になるしね~……』
今年の代表は響迂
とても名誉なのだそうな
何人かで持ち回り
子翠、翠苓との想い出でもあるのか?
子供『あの人の田んぼ、育ちが悪いとこがあんだよな~』
祭りの縁起物・稲穂のデキが悪いと愚痴る子供
猫猫は取り替えてやります
里長のデキが悪い田んぼ
そう噂になるほど、いつもいつもデキが悪い畑がある
前々から事態が進められてた証か
響迂の願い、祭りクライマックス
響迂『母様、見てくれてたら良いのに』
略『去年も、丁寧に絵を描いて願い事書いたんだ!』
クライマックスでは去年の仮面を盛大に燃やす
ここでうまく燃え尽きると願いが叶う
響迂は願いがあるんですな
すると母に会いたい、引き離されているのか
おそらく彼は子昌の子
側室の息子?
翠苓と同じ親? 男の子は家を継ぎうるから大事にされてるパターンか?
少なくとも神美の子ではない様子
『恵みの糧になる』
構造上、仮面の大半は焼けずに途中で落ちる
だからこそ燃え尽きるのは貴重
願いが叶う象徴に
そして燃えなかった仮面は湖に沈み、"敵わぬ願い"の象徴となるんですね
世にごまんとある叶わぬ願い
子翠は自分はそっち側だと思ってるのか
『ただ、子を残すのみ……』
だから子翠は虫が好きなのか
自分は虫と一緒だから
いずれ春、幸せの時代が来る
しかし報われるのは子翠ではなく、自分が産むであろう子供の方なんだと
自分は、楼蘭は子を産む道具でしかない
そう親に扱われてきたのか
翠苓。猫猫の違和感
猫猫『そろそろ約束を果たして貰おうかと……』
立場上、下女・工作員扱いされている翠苓
だが神美の子・子翠は姉と慕う
翠苓は先帝の孫で、子昌の側室の子か?
また猫猫は何故か客人待遇
思うにホントにただ救いたかったから?
猫猫『(形としては人質だが、拘束もないし扱いはだいぶユルい)』
『(逃げても無駄だと思っているのか?)』
『(他に理由があるのか?)』
楼蘭は、いずれ帝都を脱出できるよう最初から侍女をコーディネートされていた
すると帝都は危険らしい
たぶん子翠は、猫猫を救いたいのか?
それで一緒に連れ出してきた?
親バカ片眼鏡の子、人質になると「口実」で?
黄泉がえりの薬
猫猫『曼荼羅華とフグですか!?』
猫猫、翠苓へ黄泉がえりの薬の質問攻め
あの翠苓が冷や汗かいとる!!
令和版キシリア様が!!
ただやはり話が合う、同類っぽいんですよね
ただ翠苓は"望んではいない"のか
人体実験
翠苓『曼荼羅華はいらないと思う……』
まんだらけはいらないですって!?
薬の人体実験、被験体でもあった翠苓
ぜひ被験体したい猫猫
あの翠苓がドン引きしとる!!
翠苓は知識も被験体も、必要だからやってきたことなんですかね
望んでやってる猫猫との温度差か
翠苓『異国のレシピには書いてあったが
昏睡を長引かせるもので
人を奴隷にする際
意識を失わせる為に入れたのだろう』
『元はそういう薬だった』
略『失敗すれば記憶を失う』
記憶を消す副作用まであるのか
つまり奴隷にしたい人間を昏睡させ、攫いやすくする為の薬だったらしい
なんて悪辣な薬でしょう
そして彼らは、その「再現」を図ってる
並行しクーデターも準備?
ただ武力で倒すだけが狙いじゃない?
翠苓『人体で試すには、まだまだ改良の余地ありだ』
帝都を襲撃し、皇帝を殺すのが狙い?
際し皇弟・壬氏、娘・鈴麗を攫う?
そして子一族と結婚させ、傀儡として実権を奪うのが狙いなんでしょうか?
響迂と鈴麗は年齢近いですし
『お姉ちゃんもお猫猫も、お友達少ないもんね?』
猫猫『うるさい』
翠苓『黙って』
仲良しやん!!
やっぱ猫猫を救うために攫ったのかね
多分後宮は一網打尽にされる
水路が完備され、毒や襲撃にもってこい
皆殺しにする肚なのか?
猫猫、ここにきて軟禁へ
猫猫『(彼女達は何者なのか)』
出歩かないよう薬草の本を置いていく翠苓
完璧な策だなプレジデント!
おそらく神美と鉢合わせないようにか
今回ラストはめちゃ不味い状況らしい
だってよ神美なんだぜ?
響迂への特殊な教育
子翠『盛者必衰、ずっと名家のぼっちゃんでいられるかはわからないでしょ?』
響迂、名家子弟なのに家事するよう教育
いつどうなるか解らないから
おそらく側室の子だから?
もし子昌に、より血筋の良い男子が生まれたら廃嫡となるからかね?
或いは現状「予備」扱い?
他に嫡男がいて、その予備なのかね
医療に難のある時代ですから
子翠『職人のワザって感じ、見る人がみれば誰の注文で作らせたか解かると思うよ?』
神美に気付かれるのかね?
本を読み始め、自力生活する気が皆無になった猫猫
子翠が甲斐甲斐しく世話焼いてくれます
かわいいかよ!!
自分のかんざしを譲ってくれますが……?
また例のかんざしをためつすがめつ
すると子翠、壬氏(皇弟)のかんざしとまでは知らないっぽいですね
単に愛情の証として羨んだのかね
子翠は「母・神美」の奴隷
子翠『マッサージもうまくできないと熱いお湯をかけられるの
だから必死で覚えたんだっ』
略『お母さまなんだ、それ』
何故子翠が、侍女ばりに仕事できるか
それは母・神美の奴隷同然だから
ひでえ毒親
おそらく神美は猜疑心が強く、信用できる人間が少ないからなんですかね?
話や立場上から実母っぽいですし
おそらく帝都から救うためにさらった
しかし里には神美がいる
だから鉢合わせないよう軟禁か
しかし気遣い叶わず……?
神美に会いにいかされたのか?
彼女は楼蘭、子を産む道具
これまでは皇帝の子を産む道具
しかし最悪、もしや「今から一族の男と子供を作れ」とでも?
鬼灯はやはり堕胎の薬なのかね
猫猫、里長の"実験棟"へ
響迂『教えてやるよ! 俺が勉強から抜け出すために使ってる抜け道をなッ!!』
見なよ…、オレの抜け道を
やがて猫猫、ふと窓を開き田んぼに注目
悪ガキの響迂を恃んで里長の倉庫へ
響迂の脱出路を利用
予告はそんなワルガキっぷりを描いてたのね
猫猫馴染んどるやん!!
猫猫『昼夜ずっと明るい光を浴びると、育ちが狂う事がある』
響迂『はぇ~~』
倉庫傍らの田んぼが生育が悪く、連夜密かに使われていると気付いたのか
夜、窓から明かりが漏れていた証
明るさが生育を乱した
第一期で促成栽培したシャロンの「青い薔薇」と繋がるのか
あの時と逆に遅延してるんですな
猫猫『(くぅ~! これ全部もっていきたいっ!!)』
穀倉地帯でありネズミが多い
実験動物に最適だと
なんて先進的な考え方でしょうか
史実上、モルモットを初の実験動物にしたのはフランスのアントワーヌ・ラヴォアジエ
フランス革命で因縁つけられ処刑
裁判長曰く「共和国に科学者は不要である」だと
猫猫『(これじゃまるで、飛発の工房じゃないか!?)』
ところが飛発、フェイファ生産所とも判明
おそらく量産体制か
ただ規模が小さい為ここは試作場?
とまれ先の壬氏暗殺未遂、拳銃の出所がここだと気付いてしまった猫猫
まだ子一族の領地とは確信はしてないのかね
北だから察してるでしょうが
最悪のタイミング、最悪の女
響迂『やべえ……、神美様だ!?』
折あしく、西岐の特使アイラを連れた神美が来訪
予告通り剣を突き付けられた猫猫
また響迂の怖がり方、嫌い方から実母でない
彼は母を慕ってるようですし
なら響迂は側室の子なんですかね
先帝の妃にして子昌の正室・神美
神美『いいえアイラ様、なんでもありません』
やり手ババア同様、若い頃は相当な美人か
先帝の妃となるも相手にされず子昌の妻に
そもそも先帝は、彼女のような女性は最初から怖くてたまらない人だった
また彼女の侍女が、先帝のお手付きとなって子を孕む事になった
もっとも認知されなかった
そしてその侍女の孫、先帝の孫が翠苓か
神美『汚いネズミが二匹、入り込んでいたようだけど?』
響迂『しぇ、神美様……』
翠苓の年齢上、側室の方が先に子昌と結婚
その後神美がねじこまれたらしい
永遠の厄介者かな?
しかし我が子まで虐待
オールレンジ虐待とは歪んでますな……
次回、楼蘭妃の正体確定か
また神美、猫猫に激高
そして猫猫監禁
ラカンは走るか?壬氏様も走る!
薬屋のひとりごと 第2期 感想
薬屋のひとりごと 第25話「猫猫と毛毛」
薬屋のひとりごと 第26話「隊商」
薬屋のひとりごと 第27話「冬人夏草」
薬屋のひとりごと 第28話「鏡」
薬屋のひとりごと 第29話「月精」
薬屋のひとりごと 第30話「みたび、水晶宮へ」
薬屋のひとりごと 第31話「選択の廟」
薬屋のひとりごと 第32話「皇太后」
薬屋のひとりごと 第33話「先帝」
薬屋のひとりごと 第34話「怪談」
薬屋のひとりごと 第35話「狩り」
薬屋のひとりごと 第36話「華瑞月」
薬屋のひとりごと 第37話「湯殿」
薬屋のひとりごと 第38話「踊る幽霊」
薬屋のひとりごと 第39話「氷菓」
薬屋のひとりごと 第40話「巣食う悪意」
薬屋のひとりごと 第41話「狐の里」
薬屋のひとりごと 第42話「鬼灯」
薬屋のひとりごと 第43話「祭り」
ディスカッション
コメント一覧
まだ、コメントがありません