薬屋のひとりごと 2期 第48話 感想【最終回】誰も知らない物語 ネタバレ

2025年7月6日

薬屋のひとりごと 第2期 第48話「はじまり【最終回】」感想

公式あらすじより引用

子の一族の鎮圧が終わった夜明け頃、砦から運び出された子どもたちと一緒に眠る猫猫の元へ、壬氏がやってきた。互いの傷を心配し合いながらも、楼蘭が命を懸けて守ったもの、託されたものについてそれぞれ考え始める。

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2期24話、子の一族反乱・後日談

薬屋のひとりごと2期 第48話 最終回 感想

薬屋のひとりごと2期 48話 最終回 感想

かんざしがなければ即死だった

第1期以来の黒幕だった、子一族騒動に幕

子翠改め玉藻の物語のはじまり

日本に渡ってやらかして、討伐されてこっちに帰って来るフラグじゃん!?

第1期1話以来の数多くの事件が決着

しかし猫猫、恋は始まってすらいねえよ!!

すっかり心許し、乱される壬氏様が微笑ましい

猫(猫)の膝に甘える壬氏様

普通、猫は膝に乗せる方では?

あの猫猫が金もとらず膝に甘えさせるとは……

子の一族の終わりと始まり

子の一族は大半が処刑

しかし、子翠がよみがえりの薬を飲ませた五人の子供は壬氏との約束により助命

四人が翠苓ともども元妃・阿多の下へ

あの人、たまに息子(壬氏)の替え玉等々

また出番増えそうですな

唯一、響迂だけは記憶喪失に

響迂は趙迂と改名、花街預かり

実質猫猫預かりですな

確かあの薬、元は奴隷調達用でもあったらしい

つまり一時的に仮死状態すれば攫いやすく、記憶を失わせれば脱走防止にもなる

趙迂はその作用、記憶喪失が強く出たケースか

子翠と再会できれば記憶復活するんかね?

猫猫と壬氏様

薬屋のひとりごと 2期 第48話 最終回 感想

猫猫は自由になり、花街の薬屋に復帰

壬氏様は正式に皇弟

ただ東宮=次期皇帝は、玉葉妃が現帝の子を産んだのでそっちに移ったとの事

ある面気楽な立場は続行か

なお仕事は死ぬほど多い模様

やはり猫猫という薬が必要なのか……?

だいぶ劇薬だけど……?

玉藻のはじまり

弾痕ができたかんざしを売る子翠で幕

子翠は生き延び、玉藻と名を変えて海を渡ることにしたようです

後の玉藻前(鳥羽上皇の寵姫)である?

このまま再会せずじまいか?

それとも……?

狐っ娘から九尾の狐の化身

向こうでも討伐されそうな名を名乗っとる!!

第一期一話以来の事件に幕

第一話は後宮で流行り病、梨花妃の子が死んだ

その原因は、先帝のお手付きになって苦しんだ老女官・深緑が暗躍した為でした

他にも彼女と繋がる先帝の孫・翠苓が、神美の指令で数々の暗躍

その元凶・神美、深緑が去った

また梨花・里樹妃の下で、二人を苦しめていた侍女長たちも去った

後宮を騒がせていた楼蘭妃も去った

後宮も少しはマトモになりますかね

もっとも多くの事件、元凶は女性の心そのもの

まだまだ火種は尽きないか

子翠の予測もあるし第3期が楽しみですね

続編制作発表!

公式Twitterで続編制作が発表

子翠が、命乞いに使うつもりだったと言ってた「この国のこれから」か

ひとまず国内はまとまったものの

まず外、西方の問題

また壬氏様が実は帝の実子な事

下手すると両者が交わり、壬氏vs.玉葉妃の子による外交含めた政争となるんでしょうか

玉葉様の実家も西方と縁が深いんですし

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オープニング「クスシキ」

終わってみるとまた印象深い映像

仮面は子一族の祭り、また「本心・正体を隠してる」本作にぴったり

また色んなキャラの視点となる

見える景色、受け取り方が違う事

子翠が実は色盲で、見える景色が物理的に違ってたことも連想

ラストはアイス

猫猫・子翠・小蘭の想い出の食べ物

また三人で食べたいもの

その願いは叶うのでしょうか

冒頭 壬氏の傷

壬氏『たいした事ない、かすり傷だ!

猫猫『見せてくださいっ

寝ぼけてとはいえ、思いっきり壬氏の顔に顔を近づけてしまう猫猫

罪作りな冒頭ですぜ

前回、壬氏と二人きりで目を覚ました猫猫

真っ先に気にしたのは顔の怪我

猫猫らしい

傷の経緯、"下々"としてそういうのは困ると諫めた猫猫であるものの

壬氏様はとにかくクソ真面目

なんでも背負いこもうとするゆえの怪我

当初の印象と真逆に不器用ですわ

子翠と猫猫

壬氏『友人、だったのか

猫猫『よく、わかりません……

『(友人……

 少なくとも、私にとってはそれに近い関係だったと思う)』

楼蘭、子翠との関係を問われ「彼女がどう思ってるかは解らない」と結論する猫猫

猫猫もタイプの違う不器用

不器用✖不器用

猫猫は忙しい娼館で半ば育児放棄され育った

感情の機微に疎いんですよね

子翠の死を察する猫猫

猫猫『(私にできるのは、子翠に託された事を全うする……)』

子翠に託された子供たちを守る

使命を新たにする猫猫

子翠の父・子昌は、妻・神美の暴走と腐敗した一族にケリをつける為に暗躍

子翠は神美への引導と「親の犠牲となる子供」を守ろうと奔走していた

子翠も翠苓も親の犠牲となったからでしょうか

猫猫は彼女達に代わって助けるのね

猫猫『(……それだけだ)』

子翠としては、猫猫を連れだせば「禁軍」が動く火種になると踏んでのこと

その間、隠れ里で保護するつもりだった

しかし砦に連れて行く羽目に

でもおかげで響迂たちが助かったのね

壬氏の顔

壬氏『傷は残すな

猫猫『その言葉、そのままお返ししてもよろしいでしょうか?

略『傷一つで価値がなくなるようなら

 それまでの事です

壬氏『……なあ

 俺は、傷一つで価値がなくなるような男か?

『顔だけのハリボテか?

猫猫『…………

『むしろ、もう少し傷があってもいいかもしれません

結局「皇弟だ」と明かす機会を逸した壬氏様

ですが猫猫は正体を知った上で、顔に傷がつくことを肯定してくれたました

壬氏様は「自分は顔だけだ」と長年卑下

その顔に傷がついた

自分の価値が揺らぐと不安になってたのか

傷がついて表面化され、解決した

傷付いた事は無駄じゃなかったね……

変わり者・猫猫

猫猫『(壬氏様の本質は見た目ほど華美なものじゃない)』

『(もっと実直なものだ)』

『(それはたぶん見た目の美しさよりも、ずっと価値がある)』

当初壬氏にとって、猫猫は「顔が通じない・丸め込めない」のが厄介でもありました

猫猫は顔を気にせず、お世辞を言わない

でもだから信じることができた

今では恋さえしている

その猫猫が傷がある方が良いとさえ言うなら

きっと壬氏様も肯定できる

自分は顔だけじゃないと信じられるのか

壬氏様、限界突破

猫猫『前より男前になったではありませんか?

『!?

急に思い切り顔を挙げ、表情を隠した壬氏様

めっちゃ歯を食いしばってる!?

つい笑い、泣きそうになったのか?

隠したくて無理やり顔を上げ、顔に力を入れたんですかね?

なんなのその仕草!?

カエル騒動再び

猫猫『(この状況!?)壬氏様!お眠りになった方がよろしいのでは!?

壬氏『まだ大丈夫だ……

猫猫『では痛み止めを~!!

壬氏『あと三十分くらいなら我慢できる!

猫猫『何が三十分なのでしょうか!?

もちろんナニである

幸い命の危機、生殖本能も最高潮

感極まり、猫猫を押し倒そうとした壬氏様

うんうんこれは猫猫が悪いね

たっぷり間をかけてキス寸前

やっぱり物音が起こり、キス中断

お約束ゥ!!

はじまり

猫猫『(人を一度殺し、もう一度よみがえらせる……、黄泉がえりの薬!)』

略・壬氏『……狐につままれたようだっ

目覚めたのは死んだはずの子供たち

仮死状態にする薬の効果が解けた

やはり子翠が飲ませた「薬」とは、毒薬でなく黄泉がえりの薬でした

壬氏様、狐=子翠にさせられた約束の真意をようやく察した

一度死んだ彼らは見逃せと

妙に念押しした意味を理解

壬氏様の負け!

でも清々しい負けじゃんよ!!

おりしも夜が明ける、彼らの新しい人生が開けていく瞬間か

壬氏様もまた救われましたわ

翠苓の夜明け

壬氏『……子供たちがよみがえったぞ

翠苓『!?

猫猫は蘇生へ翠苓にも協力要請

前回、文字通り最期まで自分を庇ってくれた妹・子翠の姿に消沈していた翠苓も復活

翠苓、俄然元気となったようで何より

彼女にとってもはじまり

彼女も生き甲斐を得られたのでしょうか?

もう命令し、虐待する神美はいない

助けてくれる子翠もいない

協力してくれた深緑とも離別

子どもたちが翠苓の救いとなるのか

惨劇続きの夜の終わり

奇襲の為、夜行われた子一族討伐作戦

夜明けと共に

今回、部下の命を背負い戦った壬氏様

同時に子昌や子翠と接し、彼らの想いを汲めなかった自分を恥じていたかもしれません

子昌を反乱の頭目と決めつけ、子翠に言われるまで意図を理解できなかった

想い苦しむ事もまた多かったか

敵と味方両方の責任を背負いこんだ

それでも笑顔で終われて良かった……

新年、猫猫たちの新生活

梅梅『お妃さまも、猫猫が仕えてた玉葉妃で決まったそうだし……♪

もっとも玉葉と縁ある西方問題も残ったか

時は流れて新年、緑青館三姫と猫猫視点で述懐

梅梅、白鈴、女華

戦から時が流れ、赤子が「東宮」としてお披露目となる事

産んだ玉葉妃が皇后となること

猫猫の義父・羅門が正式に医局勤務となった事

ヤブ医者虞淵は今日も毛毛とご機嫌な事

壬氏様は後宮管理に加え、事後処理で書類仕事に追われ続けている事……

壬氏様だけ扱い酷くない?

安定のブラック官職やってない?

傍らの碁石

梅梅は、以前猫猫の母の禿をやってました

碁石がその象徴のようでしたわ

カムロと「姉」の絆は深い

第一期は芸妓が客の毒殺を図り、あどけなく見えたカムロがそのサポートをしてた事件が

梅梅と鳳仙の前振りでもあったんでしょうね

カムロ、振り向くなカムロ

子一族の子北洲は国直轄へ

猫猫『(私が後宮で用なしになったことを意味していた)』

豊かな州なので国の財政が潤うとの事

横領してた子一族は大半が処刑

国の財政問題も大きく改善

また猫猫、森林から紙を作って欲しいと希望

今後、壬氏様が後宮でやった教育制度・学校が広がるなら大きな助けになるんでしょうね

そうなれば学力、国力の底上げとなるのか

猫猫、花街の薬屋に復帰

猫猫『(花街のほうが忙しいんだよな~)』

第一話、攫われる前の立場に戻った格好か

ルォメンが去って必要とされますし

ただ彼女、書類上では壬氏さまがカネ積んで身請けしたまんまだったはずですが

そこはまあ彼の好意なんですかね

翠苓、子供たちのそれから

猫猫『(元上級妃の阿多様が、四人とも引き受けてくれたらしい)』

略『(翠苓だったが、情状酌量の余地ありと判断されたようだ

 何より先帝の血筋だ

 監視付きだが命までは取られまい)』

子どもと翠苓は、第一期の元上級妃・壬氏「実母(彼自身は知らない)」阿多氏の館に

彼女はもう子を産めず妃ではないものの

帝にとっては古い付き合いで親友

帝の保護下も同然か

実際は帝の「愛する人」でしょうし

唯一、響迂だけ副作用で障害が残った

猫猫『(ある意味ここが一番安全ってどういう理屈だよ!?)』

響迂は記憶を失い「趙迂」と改名

翠苓同様に左半身の軽い麻痺

幼いのに不憫な……

記憶喪失ゆえ他の子とは隔離になったらしい

見たとこ当人はいたって明るく、花街預かりとなって楽しくやっている様子

花街は猫猫がいるのでまとめて警備できますし

宮廷側からも扱いやすい場所な感じか

子一族の生き残り「趙迂」

猫猫『(本人が前の名前の響きを覚えてたから苦肉の策だけど)』

高官の子、子一族再興・復讐を掲げたいものが「神輿」にするには最適

その点危ない立場かもしれません

巻き込まれねばいいんですが

小蘭からの手紙

猫猫『(赤羽様は、小蘭がどう過ごしていたかを話してくれた)』

やがてマッサージで縁あった赤羽、"年季明け"した小蘭から手紙を預かってきました

小蘭、妃に気に入られ妹さんの侍女

元気にやってますが顔は描かれず

髪留めは2期26話「隊商」で猫猫が贈ったもの

あれ以来ずっとあの髪留め

猫猫との大切な縁になっているんですね

小蘭の願い、猫猫の願い

小蘭の手紙『本当はちゃんと話して伝えたかったな~

『いつかまた、猫猫と子翠に会いたいな

『また皆でアイス食べたいよ~

薬屋のひとりごと2期 最終回 感想

小蘭は猫猫、子翠が引き抜かれたと説明

二人に手紙を書き、また39話のように一緒にアイスを食べたいと願っていました

何も知らない願いが切ない

髪留めの変化、読み書きの習得

そして猫猫が涙するほど大切な友達たち

子翠も小蘭も大きく変わった

彼女ら自身も猫猫にとって

他人への情が薄いと自認する猫猫だとなおさら

なおさら大切な友達なのね

あの時間はもう二度と戻らない

便箋にしみてく猫猫の丸い涙

EDも連想させますね……

子翠への手紙は猫猫預かり

いつか響迂に見られたり、子翠に届いたりすることもあるんでしょうか?

小蘭たちの願いはこのまま叶わないのか……?

猫猫、鬱々とした冬の一人寝

猫猫『(子翠の死体なんて)見つからなければいい……

前は家に帰れば羅門がいた

後宮では皆がいた

花街でも三姫、趙迂たちがいるとはいえ

独り寝があまりに寂し気なワンシーンでした

再会、ちょっと待て

壬氏様『何をする気だ

暇にあかせて小指切断を図った猫猫

幸い壬氏様のツッコミで中断

何してんのホント!?

小指といえば赤子の頃、母が羅漢への手紙に使うべく切られた事が

その後無事生えてきたものの

それをヒントに何か思いついたんでしょうか

思ってやらねえよ・冬

猫猫と壬氏(新年)

やり手婆『ではごゆっくりッ!!

事件以来となる再会、訪ねてきた壬氏にホクホク顔だったのはやり手婆でした

子作りしてくれねえか期待してた様子

ないんですか催淫の香とか!!

焚いたら高順に真っ二つにされそうですが

あれから

壬氏『おい! 俺をいないように扱うな!?

壬氏様、顔の傷はルォメンが処置し奇麗に

奇麗に傷が残った様子

ただまあ猫猫から訪ねて来ない為か、だいぶキレ気味の来訪でしたね

会いに来ねー女!!!

いとも雑に扱われる壬氏様

猫猫『すみません、つい癖で

なくて七癖壬氏の扱い

やはり皇弟とバレても関係は変わらず

むしろ前以上に雑まである

関わり合いたくないと自認してるしね!!

壬氏『約束を果たして貰おうかッ!!』

それ言いに来たんかい!!

曰く第39話「氷菓」事件の約束

な…、なんだっけ!?

あの4月19日(土)放送、ロールアイスクリームファクトリーとコラボした事件か

ほぼ二カ月前の話ですよ壬氏様(視聴者)

氷菓事件、壬氏との約束

当時の壬氏『"話は最後まで聞け"

ただそれだけが条件

そのときかんざしを着けろと

要は皇弟だと明かしにきた

またかんざしは「お気に入り」の証

猫猫が着ければ、壬氏のお気に入りの証「男よけ」になると思ったんですかね

まあ失くしちゃったんですけど!!

かんざしの行方

猫猫『(かんざしは)あげちゃいました………

壬氏『は?

略『……そういう事か

当初、売ってしまったかとガチ心配した壬氏

さすが猫猫!信用がない!!

しかし子翠にあげた、彼女と生きて再会したいと願いを込めたと察した壬氏

ひとまずかんざしの件はチャラとなった様子

ホントにぃ?

猫猫『巡り巡ってどこかの露店にでも並ぶかも……』

実際そうなりそうなんですよね

そのとき猫猫はどんな顔を?

彼女達はどうなっている?

猫猫の小指はその時ちゃんと無事なのか

猫猫『"話は最後まで聞け"でしたっけ?』

『それではどうぞ

そんな昔の歌謡番組みたいな

ちゃんと威儀を正し、話を聞く姿勢となる猫猫

それはそれで何を言うか悩む壬氏

今さら正体明かしてもなあと

いや今さら何悩んでるんですか壬氏様

よっぽど、今度こそ猫猫にかんざし着けてもらおうと執念燃やしてたのか

ただ会いたい一心だったか

ふたりごと

壬氏『……これで意味が解るか?

猫猫『人の唾液には毒がある場合がありますよ

違う、そうじゃない

首元にキスし甘い雰囲気になろうとした壬氏

まったく意味が通じない猫猫

こいつ直接伝えてるのに……!!

あまりに猫猫が猫猫なので

猫猫『!? 噛み殺す気ですか~!?

壬氏『……そうしたい気分にもなる

愛しさ余って噛みたさ百倍

首元に思い切り噛みついた壬氏

なんでさ!?

冒頭、この騒動=自分のせいで猫猫に傷が残らないかと悩んでいた壬氏様

自分で傷をつけていく最終回

ないのなら 自分でつけよう 猫猫の傷

改めて抱きしめた壬氏

猫猫『ちょっ……!?

壬氏様『まずは砦の続きからだ

猫猫『……あ

養父・羅門が縫った傷口に目を留める猫猫

猫猫『(やっぱり奇麗だな……)』

壬氏『……、お前も、毒を溜めているのか……?

猫猫曰く、人の唾液は毒がある事がある

なら猫猫の唾液にも、毒があるのか確かめてみようとばかりに迫った壬氏様

要は唾液の交換、キスをしようと

言い方がスマート

壬氏の顔が近づき、まっさきに「傷口」に目をとめた猫猫

彼女が「奇麗」と心奪われるのは顔ではない!!

奇麗な医術にこそ心を奪われる

互いに互いらしいキスシーン

響迂『ソバカスー!

無邪気な響迂の乱入により未遂

キス未遂今回二度目

これは壬氏様、愚痴っていい

猫猫、響迂にヤモリなど見つけたら捕ってきてほしいと頼んでたらしい

前に薬になると言ってましたものね

或いは蠱毒をやってみたいのか

月夜の晩の うしみつ時にヤモリとバラと ローソクを 焼いて つぶして 粉にしてスプーン一杯 なめるのか?

やり手婆『チッ!』

結局壬氏、キス未遂

やり手婆も何も起こらずガッカリ

高順様なんか言え!!

本来高順様は、壬氏様に「立場」に自覚的な行動をして欲しいと思っているものの

今回はさすがに不憫そうな

馬閃が来てたら趙迂はきっと真っ二つですよ

それからも二人は

壬氏『枕は猫猫の膝これを使う

猫猫『……壬氏様?

『狸寝入りですか壬氏様~

壬氏『……………

薬屋のひとりごと 2期 第48話 最終回 感想

猫猫『足がしびれるなあ……

壬氏は「だだ」をこね、猫猫の膝でぐっすり

猫猫もそれを許しつつ薬作り

まるで猫が膝で甘えるように、猫猫の膝に甘えるあどけない壬氏様で幕

前の猫猫なら、壬氏ならやらなかった

二人の今を象徴する終わり方でしたわ

壬氏の新しい一面

物語当初はとかく抜け目ない人物

それも幼い頃から、皇弟として厳しく教育されてきたからだと今期で強調

特に何も執着せぬよう徹底教育

結果、自他に厳しく公平で大人びた青年

しかし時には深く執着

また内心、甘えたがりな一面に

長く抑圧されている分、いざとなると歯止めが効かない子供っぽい性格になった

そんな彼らしさがあふれるシーンでしたわ

半ば育児放棄された猫猫

その猫猫が、母みたいに接してるのも因果

なんだかんだで身内を見捨てられない

情の深いところが強く出たクールか

玉藻のはじまり

“玉藻"『じゃあ、物々交換ならどう?

薬屋のひとりごと2期 48話 最終回 感想

大団円かと思いきや舞台は港町

聞き覚えのある声が、見覚えあるかんざしを露天商と物々交換してました

弾痕が出来たかんざし

かんざしで無事だったの!?

前回ラストの「光」

見張りが見つけた

カンザシだと思ったものの

実はかんざし(と子翠)を拾い、手当てしてくれたって流れだったんでしょうか?

ただ彼の姿は見えない様子

“玉藻"『奇麗~』

玉で出来たセミの置物を買った玉藻

名前と同じ玉だから気に入ったか

また玉は緑色

子翠は色盲で、赤と緑の見分けがつかない

このセミがどちらなのか分からない

わからない

そこが自分と同じだと思ったのか?

売り払われたかんざし

露天商『海の寵愛でも受けそうな名前だな?

新たな名を名乗り、海を渡った様子

結局46話で猫猫に言った通り、かんざしは「売り払って」しまいました

まあ猫猫、それでもいいと言ってましたが

ただ買ったのはセミの細工

思い出の品としてか

セミは脱皮する、長い長い年月を眠って短い生を謳歌し「子を残す」虫だから

自分と一緒だと見立てたのか?

太く短く生きてやろうと

そんな決意を込めてたんでしょうか

彼女の行方は誰も知らない

“玉藻"『……海の向こうとか面白そうだよねえ……?

薬屋のひとりごと2期 第48話 最終回 感想

じゃあ、ありがとうねえ!

ありがとう!ごめんねぇ!!

ラスト、玉藻が子翠だと明示して幕

彼女はきっと海を渡り消息不明へ

玉藻を名乗るのが因果

玉藻前、日本に渡って帝の妻になって好き放題するんでしょうか?

それもまた子翠らしいっちゃらしいわ!!

かんざしを"残していった"子翠

“玉藻"『ばいばーいっ!

思うにかんざしが猫猫に戻り、生き延びた証になるとちょっぴり期待してのこと?

何せ精巧、製作者が特定できる水準

依頼者までさかのぼれる代物

いつかきっと猫猫の手に戻る

そう信じ、この大陸に残そうと売り払って去っていったんでしょうか

また子翠、スズムシなど日本の話が多々

日本に渡る前振りだった?

彼女の自由に心躍るラスト

また日本でも悪女として討伐されそうな名前だけどなァ!!

さよならタマちゃん

幼い頃は母の道具に徹してきた

吹っ切れてからは母への復讐、姉・翠苓の為、父・子昌の反乱への協力などなど

子翠は家族とのかかわりで生きてきた

その点猫猫と対照的

そんな子翠が、本当の自由を得た

旅立ちが清々しい幕引き!!

きっと日本でも世紀の悪女になり、死んだ事になって戻って来るんじゃないか?

そんな再会を期待させる幕引きでしたわ

なんて悪女に縁がある子!!

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薬屋のひとりごと 第2期 47話 感想[世紀の悪女]もしもあの抜け道を越えて外へ抜け出していれば ネタバレ

薬屋のひとりごと 第2期 感想

薬屋のひとりごと 第25話「猫猫と毛毛」
薬屋のひとりごと 第26話「隊商」
薬屋のひとりごと 第27話「冬人夏草」
薬屋のひとりごと 第28話「鏡」
薬屋のひとりごと 第29話「月精」
薬屋のひとりごと 第30話「みたび、水晶宮へ」
薬屋のひとりごと 第31話「選択の廟」
薬屋のひとりごと 第32話「皇太后」
薬屋のひとりごと 第33話「先帝」
薬屋のひとりごと 第34話「怪談」
薬屋のひとりごと 第35話「狩り」
薬屋のひとりごと 第36話「華瑞月」
薬屋のひとりごと 第37話「湯殿」
薬屋のひとりごと 第38話「踊る幽霊」
薬屋のひとりごと 第39話「氷菓」
薬屋のひとりごと 第40話「巣食う悪意」
薬屋のひとりごと 第41話「狐の里」
薬屋のひとりごと 第42話「鬼灯」
薬屋のひとりごと 第43話「祭り」
薬屋のひとりごと 第44話「砦」
薬屋のひとりごと 第45話「蠆盆」
薬屋のひとりごと 第46話「禁軍」
薬屋のひとりごと 第47話「子の一族」
薬屋のひとりごと 第48話「はじまり【最終回】」

2025年7月6日薬屋のひとりごと 第2期2025年春アニメ,薬屋のひとりごと

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