薬屋のひとりごと 2期 42話 感想[楼蘭妃のかくしごと]壬氏が宦官を名乗る理由 ネタバレ
薬屋のひとりごと 第2期 第42話「鬼灯」感想
公式あらすじより引用
猫猫の行方がわからないまま、十日が過ぎた。玉葉妃が産気づき、羅門はつきっきりで世話をすることに。一方、壬氏は猫猫と同時に姿を消した宦官が北側の墓所で手を合わせていたと聞く。そこは先帝のお手付きとなり、後宮で最期を迎えた者たちの墓であった。猫猫への手がかりを求めて向かうと、墓前に女官の姿があった。さらに彼女から猫猫が持っていたのと同じ酒精の香りを感じ取った壬氏は、さらに情報を聞き出そうとするが……。
ABEMA ANIMEにて毎週金曜24時00分、同作品個別配信ページはこちら
2期18話 壬氏が信じていた"噂"
壬氏様も羅漢様も激怒に次ぐ激怒回!!
が、激怒の代価を払いに来た養子の人にはちょっと気の毒でしたねえ!
偽楼蘭妃の人も不憫
壬氏様の有能さも際立つ回でしたわ
壬氏は、自分が母の浮気での子供と信じていた
皇弟=東宮=次期皇帝に相応しくない
それで宦官のフリしてたらしい
また美形なので、女避けの為の宦官?
加えて、自分みたいな被害者を出すまいと後宮管理に携わってたんですかね?
後宮=宦官なのも偽装にピッタリ
ですが視聴者視点では先帝そっくりだし、阿多妃の件もあって「不義」以前の問題でした
でも壬氏様はそんなの知る由もない
頭がいい彼は噂こそ真実だと思ったんですね
楼蘭妃「入れ替わり」問題
化粧のせいで、毎回別人に思えるという楼蘭妃
やはり化粧を利用して入れ替わってた
ただその理由は、本物=おそらく子翠が抜け出す為の手段だったらしい
全ては今回、二度と戻らぬ覚悟で抜け出す策
戦争直前に逃げ出す為の策?
楼蘭妃の父・子昌は、"王母"の血が濃い
対し先帝以降は薄くなってる
子昌が自分こそ正統と思っても不思議がない
なので王位簒奪計画かと思ったんですが…?
戦争、外国と組むつもりなのかね?
翠苓は「先帝の孫」らしい?
かつて先帝が認知せず、不義の子とされた子
翠苓はその娘、先帝の孫か
そして生んだ元侍女・大宝、怪談回の「先ごろ亡くなった老女官」だと
大宝が仕えてた妃は、子昌に下げ渡された
元・先帝の妃が子昌の妻
その元妃にすれば、自分が妃になると意気込み「侍女に抜け駆け」された格好なんですな
それで翠苓は冷遇されてるのかね?
後の壬氏さまの義兄…ってコト!?
壬氏陣営に、羅漢の養子・羅半が参戦
帳簿を読み、いわゆる金の流れを掴むのが抜群に上手いという眼鏡男
あと抜群にうさんくさい
羅漢の養子は伊達じゃないですな
予告のケモミミは新キャラだったの!?
冒頭 猫猫失踪から十日
猫猫が消えて以来、華瑞月としての仕事すらほっぽりだして捜索する壬氏
しかし玉葉妃が産気づいてはそうもいかない!!
ただ懸念されてた逆子は解消
当初、その対策に羅門が招集されたものの
悪く言えば取り越し苦労で済んだか
あまりにテンパってる姿が、かえって壬氏を落ち着かせるという意味で寄与
本作の癒し要素ですね
彼を押し付けられた毛毛こそいい迷惑!
宦官となっていた翠苓について調査する家臣団
しかし実は女とさえ突き止められず
どんだけ潜入作戦に強いのか
生まれからすると奇妙なまでの能力
それほど「使い潰されて」きたのか?
先帝の遺した無縁仏たち
翠苓は、先帝のお手付きたちの墓を訪れていた
帝のお手付きは死ぬまで後宮から出られない
どころ死後も出られない
あまつさえ記録にも残らないとの事
そりゃ深緑たちが恨むわけですわ……
帝のお手付きになるには「覚悟」が必要
覚悟だ!! 覚悟が幸福なんだッ!!
ある意味セーフティ
とはいえ帝に望まれたら抵抗は不可能か
診療所・深緑の衝撃
折よく深緑がお参り中
しかしつい声をかけると、想定以上に怯えられてしまったのが転機となりました
壬氏は努めて「宦官・壬氏モード」へ
意外やそれがいけなかった
激高よりよほど怖かったらしい
壬氏が先帝そっくりだった事、その彼がなぜ「宦官」にと深緑は仰天
隙を突き服毒自殺まで図ってしまいます
深緑は若い頃の先帝に抱かれた人
先帝と壬氏がそっくりだと、今も知っている数少ない人間だったんですね
あの張り紙同様、継承されなかった知識
視聴者は回想で確認済み
深緑の驚きも思えば納得ですわ
壬氏、長年の悩みが解決へ
自分は、母が不倫し出来た子だと信じてたのか
先帝とと似てると言われ衝撃
父が老いた後の子で、若い頃を知らない
ですが母、兄に似てないのは理解
何より父がロリコンで、母の年齢を考えると辻褄が合わないウワサが決定打
猫猫もそっちで邪推していた噂
説得力がダンチだったのか
先帝は正確には女性恐怖症
ですが幼女は例外だったので抱いていた
三十三話曰く、母=現皇太后は先帝を憎むあまり、彼を襲って強引に搾り取ったらしい
女が怖いと承知してた故に犯した
壬氏の想像とは別の意味で業が深い……
壬氏が偽宦官となった訳
壬氏『(血のつながりがないという噂を信じ、“東宮"の地位から逃れようとした……)』
『(帝である兄に頼み込み)』
『(宦官の名を得て女の園にいるのは何の為か?)』
『(滑稽という他ない……)』
自分が先帝の子でないという自認
それが偽宦官の道を選ばせた
しかし先帝の子と確信した今は、なんてバカなことをやってるんだと自嘲
宦官なら女に迫られずに済むから?
子供を残さず済むから?
実際東宮・華瑞月として「遠征」した時は、精力剤もどきの料理を盛られる等々
東宮だと結婚を強いられてしまう
そこから逃れる為の宦官なのね
実は本物の皇弟、華瑞月は既に死亡
彼は現皇帝と阿多妃の実子であり、皇太后の子・華瑞月と取り換えられ育てられた
公表されたら本格的に次期皇帝な身の上
皇太后も事実を把握してるようですが…?
鬼灯、翠苓の出自
大宝、その容姿は34話回想で描写
翠苓は、怪談好きだった女官「大宝」の墓に季節外れの鬼灯を供えていた
壬氏はピンときて楼蘭妃に接触
大宝は先帝の時、赤子を生んだ侍女
しかし先帝は認知しなかった
女の赤子は、"医官との密通による不義の子"として後宮を追放されました
以降の消息は不明
翠苓は、年齢的に「赤子の子」であり大宝の孫
だから医官仕込みの医術なのか
おそらく赤子は先帝の子?
どことなく翠苓は壬氏に似てる気がしますし
また先帝は幼子ばかり抱いた
なら大宝も当時は幼かったはずで、間男の医官まで幼女趣味って事になる
でも他に被害者がいた話がないんですよね
大宝の仕えていた妃は、後に子昌の妃へ
そして楼蘭妃を生んだ
そのツテを頼って、壬氏は楼蘭に接触
前回の関係も納得か
おそらく子翠、正体は楼蘭妃
子翠は子昌の子か
そして翠苓は、"大宝の娘"が誰かと結ばれて産んだ子供らしい
同じ翠で、子翠は翠苓を「姉」と慕う
すると翠苓の父親とは?
まさか「子昌」その人が父親なのか?
子昌の子ならおかしな話
ただ子昌の正妻は、元々「大宝の主」であり先帝に見向きもされなかったらしい
対し大宝は先帝に抱かれた可能性がある
その恨みなんでしょうか?
大宝は元侍女
その“大宝の主だった妃"は、子北州の主・子昌に下賜されて楼蘭を産んだ
つまり先帝は抱かなかったらしい
OPでシルエットの女性か
また壬氏は知りませんが、翠苓は子北州の出身
医官と娘は北州に逃れたのか?
壬氏豹変、楼蘭妃の"入れ替わり"
楼蘭を訪ねた壬氏は、侍女の一人が彼女にすり替わってると気付いて激怒
問い詰めて偽楼蘭を泣かせてしまいます
美形怖い!
前々から、楼蘭妃はいつも別人のようと言われてました
やはり入れ替わりフラグだったのか
いやいやどんな記憶力ですか壬氏様!
もちろん「ほくろがある」程度であるものの
それでも異常な記憶力
壬氏は、自分は顔だけだと自嘲する事があるも
天 才 じ ゃ っ た か !!
しかし本物の楼蘭妃は二度と戻らないと伝言
壬氏はこの時の為の策かと推測
いつか後宮を脱出するとき、いつでも入れ替われるようにする為の策だったと
でも本当にそうだったんですかね?
割と頻繁に入れ替わってた?
楼蘭妃=子翠
子翠が楼蘭妃でほぼ確定か
そして彼女、たびたび入れ替わって遊んでいた
元々脱出の為のプランで、それを子翠が悪用して遊びに使ってたんですかね?
珍しい虫がたっぷりだったから?
入れ替わりは楼蘭妃脱出の手段
妃とは貴族が皇帝に差し出す人質
妃として、身内を"帝の鳥かご"に差し出す
だから貴族は帝都を攻められない
しかし子昌、いま我が子を帝都から脱出させた
帝都がこれから戦火に?
子昌は内乱を決意したのか?
猫猫も壬氏に買われて帝都にいる立場
猫猫は、楼蘭脱出に乗じて「自分の意志で」後宮から逃げて行ったのではないか?
そう邪推してしまう壬氏
もちろんすぐ否定
でも壬氏さまは自信が持てないんですね……
羅漢、暴走する
羅漢『待ってろォ猫猫!! 今パパが助けるぞ~!!』
側近『ギャー!? 羅漢さまァ!?』
まさか名前通り暴走するとは
予告での爆発
あれは猫猫誘拐を知り、羅漢が後宮に突入をかけ失敗した光景だったらしい
何してんですか大尉!!
この時代にパパとはハイカラだなあ!!
馬閃『どこぞで(猫猫が誘拐されたと)外部に漏れたようです』
壬氏の胃が今にも爆裂四散しそう
色んな意味で猫猫が必要
ヘルプミー胃薬
余計な仕事が増えた瞬間であった
どんな秘密も必ず外部に流出する
その典型か
壬氏の正体もどこまで流出?
重鎮・子昌、失踪
楼蘭は脱走により大罪人へ
その父・子昌も逃亡
幸い深緑は無事で、共謀はもう他にいない
ですが「先帝のお手付き」集団、診療所が悪意の源だと壬氏様も把握する事に
本来、後宮みんなが頼る医療の場だった
そこが悪意の源とは……
まるでガンダムのハマーン・カーン
そういやあの人も姉がドズル・ザビ妾でしたな
ここで壬氏の執務室に来客が
馬閃がいるので外廷、普通の執務室か
にしても誰か?
このタイミングで外廷に来るものといえば……?
両眼鏡男『漢 羅半と申します』
いやホントに誰!?
彼は羅漢の養子
つまり猫猫の義兄か
羅漢は長年、愛する鳳仙が行方不明
しかし羅一族のトップに立った為、どうしても「子供」が必要だったんでしょうか?
羅漢の場合、隠し子の心配は皆無そう
先の鉄砲、飛発出所調査の副産物
いわく国内で、鉄・穀物の動きが不自然だと
曰く国内の穀物を高騰させ、高騰した差額をせしめている「誰か」が暗躍している
また鉄が流出して高騰
自分なら突き止めてみせると豪語します
羅の一族有能すぎない?
羅漢は人が能力に応じた駒に見える軍の天才
羅門は医学の天才で我欲がない
同様に数字に長けた変わり者なのか
羅の一族変わり者すぎない?
帝都に人質にとられていた楼蘭を脱出
彼が穀物相場で軍資金を確保?
おそらく西方に鉄を横流し、鉄砲など輸入?
血統も王母の血が濃い正統派
仮にそうなら動機・兵器・予算が揃う
クーデター狙いなのか?
羅半、情報を売り込む理由は
羅半『こちらの額、すこ~し勉強していただけないでしょうか!?』
壬氏『それは?』
羅半『ラカンが壊した後宮の門の修繕費です……』
まさかの羅漢のせい
猫猫が帰ったらモノクル割りそう
どうも後宮突入を試み、破城槌をぶち込んだ
何やってんだよ親父!!!!
修繕費を後宮管理・壬氏にまけてほしいと
まあおかげで、有能な官僚が壬氏の懐にローリング転がり込んできたという寸法か
それとも羅半には何か目的があるんかね?
何せ羅漢の養子
うさんくささが天元突破してますが……?
幾度か壬氏の想像としての台詞のみ
イマジナリー猫猫
そして当人、無言で狐面と共に
おそらく子北州の祭りで、狐面を被るらしい
楼蘭妃シリーズも狐風の化粧
狐と言えば化かし合いで…?
あっちでも楽しそうな猫猫、順応性高ェ!!
ですが響迂と凶刃に……?
どこでも命を狙われる女よ!!
薬屋のひとりごと 第2期 感想
薬屋のひとりごと 第25話「猫猫と毛毛」
薬屋のひとりごと 第26話「隊商」
薬屋のひとりごと 第27話「冬人夏草」
薬屋のひとりごと 第28話「鏡」
薬屋のひとりごと 第29話「月精」
薬屋のひとりごと 第30話「みたび、水晶宮へ」
薬屋のひとりごと 第31話「選択の廟」
薬屋のひとりごと 第32話「皇太后」
薬屋のひとりごと 第33話「先帝」
薬屋のひとりごと 第34話「怪談」
薬屋のひとりごと 第35話「狩り」
薬屋のひとりごと 第36話「華瑞月」
薬屋のひとりごと 第37話「湯殿」
薬屋のひとりごと 第38話「踊る幽霊」
薬屋のひとりごと 第39話「氷菓」
薬屋のひとりごと 第40話「巣食う悪意」
薬屋のひとりごと 第41話「狐の里」
薬屋のひとりごと 第42話「鬼灯」
ディスカッション
コメント一覧
まだ、コメントがありません