ロックは淑女の嗜みでして 第5話 感想[響け!]インポは許せぬ性分でして ネタバレ
ロックは淑女の嗜みでして 第5話「ドキドキしますわね♡/こっちは出してんだ、テメーも出してみろ!!!」感想
公式あらすじより引用
吹奏楽団「レッドファミリア」のヘルプメンバーとして町の演奏会に参加することになったりりさと音羽。
嫌味なプロシンガー・石谷ジュンから歌のない吹奏楽を見下された二人は、打倒・石谷に闘志を燃やす。メンバーを巻き込み、観客を熱狂させるりりさと音羽だったが、偶然会場に居合わせた愛莉珠に目撃され――。
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初めての合奏、この先待ち受けるもの
リリーさんマジカッケー!
これは義妹が撃ち抜かれるのもやむない
吹奏楽でギターとは恐れ入る
忘れていた“全力を出す楽しさ"、エンジョイ勢を巻き込むロックな合奏が最高だった!!
なるほど、チンポも音楽も他人を気持ち良くしようとするのは一緒
自己満足の音楽じゃオナニーだと
人に中指を立てていく人生だった!!
りりさが鈴ノ宮家の人間と力説する母
思うに冷遇されるあまり、自分は鈴ノ宮家だと思い込もうとして壊れたと?
治療はりりさによる地位改善が鍵なのね
こんなに壊れちまったらなあ……
このさき二人を待ち受けるもの
初合奏は大成功も、ボーカルなしのインストバンドは一般受けが悪いと再確認
今回は祭り、聴いてくれる舞台があった
しかし普通は聴いてくれないのか
何かヒキになるものが必要なんですかね
とりあえず濃いファンは誕生しましたけども
第一話から僅か二週間、初めて人前で交わって見せつけて音羽も大満足
言い方が完全に露出プレイ
彼女はもっと交わりたい
それは彼女の孤独さの表れでもあるらしい
今回、りりさ母の闇が深かったものの
音羽の家族は相当淡白、無関心なんですかね?
冒頭 エンジョイ勢
りりさ『(お通夜かよォ~!?)』
『(みんな失敗ビビりすぎて縮こまって
テンポやリズムに微妙な変化をつけるどころか
楽譜通りにすら弾けてない~!?)』
いつ音羽がキレて暴れだすかとヒヤヒヤする構図
意外に最後まで静かでしたね
前回、街の吹奏楽団レッドファミリアの助っ人に入ったりりさと音羽
二人の初舞台は下町・祭りのステージ
しかし楽団、演奏がヌルすぎる
つくづく趣味
奏でなきゃ生きていけないりりさ達とは温度差がありすぎるのか
何事もガチ勢とエンジョイ勢の溝は深い
深い、深すぎる!!
プロ歌手・石谷ジュン『所詮B・G・M!
俺たち歌手を盛り上げる為の
わき役でしかねェんだ~』
また同じく参加するプロ歌手は、ボーカルがいない音楽なんてと軽蔑
歌手が主役!演奏などわき役だ!!
という思想
りりさ達はこれからも「この偏見」に立ち向かわねばならないのか
他人との演奏、インストへの偏見
そして知り合いの前での演奏
今後の課題を煮詰めた回なんですね
グッツグツだぜ!!
りりさ『(インストロックバンドの私たちは、これからコレと戦っていくんだ……!!)』
りりさたちは籠の鳥
その籠から出ても、更に茨が待ち受けている隙を生じぬ二段構え
ガンダム風に言えば茨の園ですね
りりさは何年も待ったのだ!!
りりさ『オト?』
音羽『はい、リリー♡』
りりさ『アイツをブッ殺す!!』
音羽『はい♡』
音羽さんが楽しそうで何より
音楽であいつをブッ殺すと夜叉の顔
これまでは音羽が挑発し、りりさが乗っかるケースが多かったものの
基本りりさこそケンカっぱやい
江戸っ子かな?
火事と喧嘩とロックは江戸の華かな?
愛莉珠と音楽
ひより『私の家庭教師の先生の、双子のお姉さんが出演なさるんですって~♪』
遠い遠い縁が遠い!!
他方義妹・愛莉珠が訪れたのは、"親友"姫島ひよりに誘われた為でした
しかし内心、庶民の音楽だと愛莉珠は軽蔑
そういやロックも見下してましたな
ただひよりも見たままなのか?
正直、自分から親友とか言う奴は「そういう事にしたがっている」という印象
愛莉珠はチョロそうなので心配ですね
育ちがええ子どすから
『さすが……、マイナーとはいえ一応プロね……』
実際いい声してましたわ
それに小さなハコ、少ない観客の前でも自信満々なのが好感度高い
ちゃんと彼なりの本気って感じです
愛莉珠には完全否定されてましたが
音楽は淑女の嗜みでして
愛莉珠『(なんて薄っぺらい……、独りよがりな、レベルの低い音楽なの!!)』
『(庶民の音楽は、しょせんこの程度なのですね?)』
そこまで言う!?
でもりりさの評価とそっくり
レベルが低い庶民の音楽だと呆れる愛莉珠
そこまで思う……?
とはいえ、ヴァイオリンのように英才教育を受けているからこそか
レベルが違い過ぎるのだ……
愛莉珠『(どうして鈴ノ宮の者が……、こんな庶民のイベントにッ!?)』
りりさ登壇に驚き、かつ怒る愛莉珠
追い出す口実ゲットだぜ!!
にしてもベース演奏するだけで、我が家に相応しくないから出てけとは
それほどこだわりが強い
庶民音楽が嫌いなのはよーくわかった!!
指揮者・植草『(いくらタクトを振ってもリズムが、テンポが全く変化しない!?)』
『(ドラムとベースに引っ張られてるんだ!!)』
『(リズム体の二人にジャックされた!?
レッドファミリアが!? )』
しかし楽団を含めた誰もが予想もしない方向へ
りりさと音羽が演奏でペースを握った!!
第一話で音羽がやった奴か
音羽は、他人に自分のペースを強いる傲慢で女王様のような演奏
もちろんりりさも参加
今回ベースなのもぴったりだ!!
これを映像として表現したのもスゴい!!
二人の音
植草『(ドラムとベースが、パワフルな吸引力のリズムを生みだして……)』
『(力強い竜巻のように、リズムに乗せてくれる!?)』
皆つい二人のテンポについていきたくなり、空中分解しかけてしまうも
そんな時も二人の強い音が場を支配
皆失敗より奏で続ける事に集中
投げ出させないギリギリの見極めが小憎らしい
りりさもテンポを強いるのは得意ですものね
父の教えか、独学の賜物なのか
レッドファミリアの面々『(あの子たちのせいだけど……)』
『(あの子たちのおかげだ!!)』
『("失敗なんかビビってんじゃねえ!! 思いっきり攻めろ!!")』
『(まるで、そう言われてるみたい!!)』
略『(いつの間にか忘れていた……!!)』
『(全力が、こんなに楽しかったことをッ!!)』
エンジョイ勢の面々、いつしか必死で奏でる「楽しさ」を思い出し熱中
遂には立ち上がって奏で始めるのが熱い!!
オッサンたち無理すんな!!!
その大音響が祭りの客を引き寄せ加熱
やっぱり“聴こえる"のは強い!!
人通りが多い祭りならではでしたわ
後のキーボード担当が立ち聞き
これが縁になるんですな
しかし体格、なんか違いません?
りりさ『(もっと剥き出しでブッ飛べッ!!)』
遂にはベースを捨て、愛用のギターを引っ張り出して演奏し始めたりりさ
ムチャクチャでんがな!
異なる楽器がまた新鮮!!
プロ歌手・石谷ジュン『まるで……、ロックじゃねえか!!』
略・植草『(皆! 死ぬ気で吹くんだッ!!)』
本来、ベースの低音で支えるのがりりさの役割
しかし曲の主体となるギターへ
意識的に「主役」を奪いに来た為、他メンバーは負けじとさらに過熱していくのか
遂には大聴衆、愛莉珠を感動させ決着
バトル漫画みたいなノリだった!!
愛莉珠『(これが、母親の言いなりになっていたお義姉さまなの!?)』
いつしか「あの女」から「お義姉様」にクラスチェンジ
まあ解りやすい子!!
りりさは義母の言いなりだと蔑んでた愛莉珠
しかし今のは反逆・支配の旋律
その主体性の強さがギャップになった
曲は響け!ユーフォニアムでもお馴染みの宝島
見つけちまったな愛莉珠が宝を!!
植草『石谷……?』
石谷『……良かったよっ』
渋い、いい男でしたわ
学生時代からマウントをとってた歌手と、引け目を感じてた指揮者の植草さん
しかし歌手、石谷は植草を賞賛
数十年越しの和解……
奇麗に丸く収まるシーンでした
丸く収まる訳がなかった……
りりさ達をBGMにと誘うプロ歌手
りりさ『あぁ? バックバンドの演奏だぁ?
テメーの声なんて掻き消えちまうぞ』
『テメエのハンパな歌なんか!聴く価値もねえんだよ!!』
『この不燃ゴミがァ!!』
一同『『『『!?』』』』
りりさ『気持ち悪ィんだよオナニー野郎!!』
略『ボーカルだろうとギターだろうとフルートだろうと!!
全力でさらけ出したモンが
最強なんだよ!!』
略『こっちはチンポ出してんだ!!』
『テメーも出してみろフニャチン野郎!!』
略・音羽『つまりリリーが言いたかったのは
あなたの歌はBGM以下……
という事なんですの』
一同『『『え』』』
音羽『ご理解いただけましたか?
このインポ野郎が』
例え方ァ!!
歌もギターも自分の音楽
すなわちチンポだと
自分をさらけ、他人を気持ち良くするという意味ではチンポも音楽も一緒なのね
対しプロ石谷の歌は自己満足=オナニー
彼には、他人に挿れて気持ちよくさせようっていう意識が足りていない
そんなの勃起不全と一緒
音楽もチンポも人を気持ちよくさせるのは一緒
自己満足に使う奴とは付き合えない!!
ただ「ピー」音の後、たとえば「イン…!?」とか返すので「インポにゃ!」と推測可能
なんて優秀なセリフ回しでしょうか
もちろんバッタリ愛莉珠と遭遇
りりさ『どう……? 燃えたでしょ』
『ママには内緒だぞ?』
恋に叩き落とす音がした!!
りりささんかっけー!!
りりさ⊿!
窮余の台詞でしたが、無事消えない性癖を叩き込んで愛莉珠と関係激変へ
元々愛莉珠は、母に言いなりの情けない女と蔑んでた事もあり
ギャップで爆燃えだったようです
よく燃える妹だぜ!!
特に響いたのはここ
やや流されがちな愛莉珠には、特に燃えるポイントだったらしい
そも愛莉珠、二人を追い出せてない
学友にも正体を言い出せない
なにかと黙りがち、流されがちなんですね
だからこそ余計に響いたか
鈴ノ宮 有花『何言ってるの? あの子はず~っと鈴ノ宮の子供でしょ』
『以前なんて、ないわよ?』
呼び名が激変、義姉りりさにベタ惚れに
りりさ代名詞、百合を部屋に飾る程
しかしかえって「りりさが従う義母のヤバさ」を肌身で感じてしまう事に
母、もしかしなくても壊れかけ?
誰も認めてくれないから?
針の筵だから?
りりさは壊れた母を治す為に、原因である冷遇を改善すべく頑張ってるのか?
冷遇改善で昔の母に戻ると信じて……?
音羽『熱くリリーと交わる日々……』
『今日は初めて人前で見せつける事も出来て、本当に楽しかった……』
『きっと……、この先も……!!』
電車が走り抜け、その先は聞こえず
音羽『……ね、リリー?』
りりさ『ン……?』
音羽『私、早くメンバー増やしたいです♡』
りりさ『のんきか!? こっちはそれどころじゃねェんだよ~!?』
音羽『ああ~、いけず~♡』
音羽さんがホント楽しそうで何より
彼女の言葉をりりさは聞いてなかった、でもそんなりりさだから良いんでしょうか?
何やら頷き、いつも通りを装い直すのが素敵
りりさがいつも懸命なのが好きなのかね?
他方りりさ、やらかしたと後悔
や り す ぎ で あ る
しかし悩むあまり、音羽が心底感動している事に気付けないまま幕
ますますりりさに入れ込んでいく音羽
まさに生涯のパートナー
物語一区切り、"最終回"なエピソードでしたわ
次は心機一転、メンバー追加編?
キーボードの子なのか?
次回、第6話
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