Summer Pockets 第26話 感想【最終回】いつか出会うあなたの為に ネタバレ
Summer Pockets 第26話「ポケットをふくらませて【最終回】」感想
公式あらすじより引用
無数の七影蝶に包み込まれ、存在が消えていく中で、七海はうみへと戻った。
そこで17歳のしろはと再会し、すべてを成し遂げた達成感に包まれるうみ。
しかし、羽依里たちと過ごす夏の日々はもうやってこない。
おかーさんの子守歌を聴きながら、うみは安らかな眠りについて――繰り返される夏――祖母の遺品整理を手伝うため、鳥白島を訪れた鷹原羽依里は……。
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『Summer Pockets』最終話、いよいよ本日放送です。
この夏の物語も、ついにクライマックス。
今日の最終回の放送・配信の感想は、
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『Summer Pockets』最終話、いかがでしたか?
この夏の物語が、あなたの心に何を残したのか——
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また、いつでもこの夏に帰ってこられますように。… pic.twitter.com/o3QeJZvIxY— TVアニメ「Summer Pockets」毎週月曜日好評放送中! (@samapoke_anime) September 29, 2025
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繰り返す夏、終わりゆく夏休みの衝動
羽依里、夏休みの終わりと共に最終回
危惧通り羽依里としろはが結ばれない夏
誰もが幸せ、誰とも結ばれない夏か
鴎も紬も藍(蒼)も元気
でも鴎、紬と知り合いすらしない
皆元気で嬉しいし少し切ない
でもうみの縁がしろはと繋げてくれたか
ポケットの宝物が繋げた恋で幕
きっとまたいつか、二人の宝物だった羽未に出会えるんだろうと思える最終回
しろはとの恋は秋以降だ!!
うみの消失、うみのいない夏
うみが捨て身で過去視発現を阻止
しろはは過去視を持たず成長
後に、身籠ったしろはが「羽未が消える"未来"阻止に奔走して死ぬ」未来は消えた
また過去視が原因だった孤独も回避
皆と距離を置かず、ぼっちにならなかった
新しい夏はしろはが幸せな夏
羽依里と交際を示唆して大団円
後の炒飯婚である
これも七海が遺した絆だぜ!!
ポケットをふくらませて
誰しも幼い頃に宝物を見つけるもの
けど失くし、忘れてしまう
何か宝物を持ってたという記憶だけが残る
その象徴が宝を入れるポケットだと
うみの存在も忘れられた宝物
けれど、その"大切だった気がする"想いが羽依里としろはを結びつけた
ポケットの思い出が結び付けたのか
結ばれる未来へ踏み出す最終回
大団円でしたね!
けっきょく鏡子は思わせぶりなまま幕
時の編み人もあれきりか
ただ編み続けるだけとか言ってましたし
夏休みをテーマに見ごたえある物語でした
特に序盤は、妙に古めかしい家や童心に返るような冒険など「非日常」な感じがたっぷり
童心に返る夏休みって感じだった!!
やがてガチな非日常
鴎が故人と明かされた6話が衝撃
以降の広がりがまた面白かった
希望を感じる幕引きも素敵でしたわ
最終話、何故かABEMA配信が始まらず
何か手違いがあったんでしょうか
結局AmazonPrimeで視聴
ラストの笑顔が「次は何を見ますか?」で隠れてしまうのがちょっと無粋
数時間後にABEMA配信も始まった模様
冒頭 成し遂げた鷹原羽未
うみ『……時間だね?
きっと、私のやらなきゃいけない事が終わっちゃった』
しろはを助け、成し遂げたと寂しげなうみ
見上げる神木はもう花をつけていない
今年の七影蝶の終わり
もうここにはいられない証か
『お母さんに、また名前を呼んでもらえた』
『すごく、本当に、すごーく……
嬉しい……』
前回七海は幼いしろはを説得
過去視発現を阻止し、未来を変えた
際し自ら七影蝶を出した事で、その集合体「七海」を保てなくなってしまう
だが七影蝶が、幼いしろはを17歳の姿に
うみとしろはは束の間の再会へ
OP通り母が未来から現れた
父・羽依里は……?
もう叶わない
しろは『私はただ、あなたに幸せになって欲しかっただけなのに……
ただ、それだけなのに……』
『うみちゃんの、お母さんなのに……』
元々、うみは幾度も過去に戻り消耗しきってた
重ねて遥か遠い過去に飛び限界
涙ながらに抱き、やりたかった事を語るしろは
もっとやりたいことばかりだと
本作、うみが「母と過ごしたい」と過去に戻った事で始まった物語
でも母も娘と過ごしたかった
想いは一緒であるだけに切ない
写真を撮り、振り返りたかった
しろは『頑張ったのに、褒めてあげられない……!!』
略『いや……!!』
『夏だけじゃない! 一年中ずっと一緒にいたいよ!!』
うみは彼女自身を犠牲にしてしまった
だから褒められないのか
そんなことより楽しい時間を過ごしたかった
楽しい事をしてそれが思い出になり、振り返れるまで一緒にいたかったと
その当たり前が難しいが悲しい
レトロな写ルンですを使うのが本作らしい
近年、人気再燃もしてるとか
しろはの涙に触発、本音を溢れださせたうみ
母を悲しませたくない
そんな「大人」をかなぐり捨てた
悲しいけどきっと良かった
終わりなら出し惜しみなんてするもんじゃない
子守歌の思い出
うみ『(物心がつく前に
誰かの腕の中で優しく抱かれていた……)』
略『(かすかに覚えている
眩しさの中で……
その人は笑いながら私を抱いていた……)』
『(それで、歌ってくれていた)』
母しろはが夭折、共に過ごした記憶がないうみ
しかし子守唄だけは記憶にあった
お腹の中にいた頃、生まれた直後に聴いた
母との記憶もちゃんとあった
これまでは「誰か」程度
直接会えたので母と解かったのか
うみが見つけたもの
うみ『(私は、幾つもの夏を旅した、そして、見つけた)』
『(ああ……、やっと解かった)』
『(これは、失うって事なんだ) 』
『(過去を失うんだ……、存在を失うってことなんだ……
全部、無かった事になって
私は生まれなくて……
二度と会えないんだ……)』
『(お父さんにも、お母さんにも)』
笑顔で最期を迎えていくうみ
うみが「直接見た」過去では、しろはが過去視を発現するイレギュラーが発生
しろは未来視と誤解しうみの為に奔走
消耗し出産直後に亡くなったらしい
でも「最初のしろは」は確かに抱いてたのね
うみ、長い長い旅の終わり
『(でもいいんだ
それでも私は私がしたかった事をした)』
『(お母さんに会って、お母さんといっぱい楽しい夏を過ごして
それで、最期に、会えた)』
『おかあさん……、ばいばい』
母が夭折、仕事に没頭する父に育てられたうみ
やがて島で過去転移が偶発的に発現
うみは両親が出会った夏へ戻ってしまった
幾度も夏を繰り返した
父が鴎・紬・蒼と結ばれ、母と結ばれない夏
ようやく両親が結ばれた夏
そして二人と過ごした夏
最後は更に過去の夏で、母の未来を変えた
本当たくさんの夏を繰り返してた
やりきったかい……?
やりきったうみ、七影蝶へ
しろは『いっぱい……、いっぱい夏を楽しめたんだね……』
『一生分の夏休みを楽しんで
それを全部
私に教えてくれた……』
『夏の思い出があんなに眩しいものだって、教えてくれた……!!』
最期、うみは無数の七影蝶となり霧散
17歳しろはの慟哭で幕
束の間の再会が救い
うみがやりきったことを褒め、何故そんなことをしたのかと叱ってやる時間を持てた
うみは母との記憶を思い出せた
しかし消えゆく事は変えようがなかったか
『あの夏休みは
私にとって一番楽しい夏休みだったんだよ』
『うみちゃんが、私を「お母さん」にしてくれたんだよ?』
『全部、覚えてる……!!
忘れたくない……!!』
『うみちゃぁん!!』
この夏休みとは、七海と過ごした夏休みか
うみは七海として夏の楽しさを伝えた
おかげで過去を振り切れた
また17歳のしろはも、うみと過ごし楽しかった
うみは「母」を慕うけど、そういう人にしてくれたのはうみ自身だったんだと
うみが好きな母は、うみのおかげで形作られた
二人は伝え合う関係だったのね
今のしろはは七影蝶による一時的な状態
解けた後はまた幼女に……?
うみの絵本、付け足された終わり
うみの絵本『昔々、世界には色がありませんでした』
『そんな世界に奇麗な羽根の蝶々がいました
羽根にはたくさんの色が付いています』
『蝶々は色々な場所を旅しています
旅先で蝶々はその奇麗な羽根の色を、出会う人々にあげていきました』
『気がつけば、奇麗だった羽根は真っ白になっていました』
『それでも蝶々は旅を続けます』
『羽根がぼろぼろになっても飛び続けました
もう誰も
奇麗だった蝶々だと気付きません』
おそらく第19話、うみ編の回想
鴎のアイデアで絵本をを作った
絵本はうみの言うキーワードから「蝶の長い長い旅」として完成
蝶が灰色の世界を変えていった物語
EDはコレなんですね
灰色の世界を変えた蝶
『でも世界には色が溢れ、世界はとても奇麗になりました』
蝶=うみが通り過ぎた幾つもの夏は、いずれもハッピーエンドとなっていました
世界が悲しみから笑顔になった
またうみにとって「世界」は悲しいもの
灰色に見えていたもの
しかし笑顔になれた
うみ自身、世界が楽しく色付くものに変わった
そんな象徴だったのでしょうか
絵本ラスト、蝶は力尽き死亡
うみ『みんな悲しみ、涙が雨になりました』
以上がうみが描いた絵本の〆
が、羽依里はそれじゃ悲しいと付け足した
絵本はうみ自身の生涯を描いたもの
力尽きる事を覚悟してた
幸い、しろはが特殊な力で見送ってやれた
対し羽依里は何の力もない
ないけど、してあげた事があったんですね
付け足された結末
うみ『雨が止むと、蝶々は大きな虹になっていました
世界を包むような
とてもきれいな架け橋です』
『皆が見上げて、ありがとうと言いました』
蝶は世界にかかる七色の虹となった
皆、ありがとうと見送った
死して形を残し、感謝をされた
死は変わらず、救いのある締めへと変えたのか
やがて蔵に光が流れ着いて幕
七影蝶ではない
後から思えばなるほどな描写
こうやって集まっていたのね
繰り返す夏、本作最後の夏
羽依里『手紙に同封されていた写真を見た時、不思議と懐かしかった』
写真とは島の風景でしょうか
再び、羽依里視点で始まった夏休み
なお羽依里、中二病台詞はなし
婆ちゃんも出現せず
なんでさ!?
毎回楽しみにしてたのによォ~!!!!
たぶん羽依里、傷付いてないから「傷付いた渡り鳥」じゃなくなったのか?
繰り返した夏が徐々にトラウマを軽くしてた
第1話の頃は水恐怖症レベル
水を被ったら邪視になってた
しかしループを重ねるごとに軽くなっていた
もう既に克服してるんでしょうね
うみがいない夏
羽依里『祖母の遺品整理ですか?』
ナチュラルに出てこないうみ
きっともう見守ってすらいない
うみ編ラスト、七海編直前と同じですね
当時、うみ不在でも羽依里としろはは結ばれた
しかし過去視が消えて……?
祖母の遺品、蔵は「ポケット」
羽依里『その人たちはまた、どうして預けていったんでしょう……?』
最終ループにして蔵についての説明が
誰もが忘れ、取りに来ない預かりもの
まるで洗濯屋みたいですな
忘れられた宝物のポケット
鏡子『子供の頃~、外で遊んでるとき何か見つけるじゃない?
それを大事にポケットにいれたりした事
ない?』
略『とても大事にしまったはずなのに
いつの間にか無くなってるの』
『でも、ふと思い出してポケットを探るとその欠片が残ったりするの』
略『でもそれが何なのか思い出せないの』
『この蔵は、そういう場所なのかもしれない
誰かの何かをそっとしまう場所
そうして忘れられた場所』
『ポケットみたいな場所、ですか?』
蔵をポケットにたとえて説明する鏡子
うーん文学(元)少女
さっきの「光」はそういう事
蔵にある預け物とは、羽依里にとっての「うみとの記憶」みたいなものだと
羽依里の、無かった事になった夏の記憶
鴎、紬、蒼との記憶も?
それらは上書き、もしくは並行世界となった
そうした"宝物"が集う場所なのか
すれ違うだけの夏
鏡子『夜やってる店といえばそこくらいよ♪』
来島初めての夜、第1話では「まりん食堂」を教えられスクーターで向かった羽依里
当時と同じ、しかし違う店に向かう事に
しかしあいにく休業
しかも燃料切れでそのまま帰宅
羽依里『ウソだろ!?』
ウッソだろ!?
スクーター燃料切れにより島を回らなかった
灯台で紬が目撃する事件はカット
しろはと出会わず終い
もっともしろはも、過去視(未来視)がなく=その阻止にプールで練習する事もなくなった
出会いを阻止されてる感さえある
ディーフェンス!ディーフェンス!!
蒼『…………どうしたの?』
翌日、燃料を入れにスクーターを押す羽依里
蒼と談笑するしろはとすれ違い
しろはがぼっちじゃない世界
台詞で藍が元気だとも描写
藍が元気なら、蒼も七影蝶探しなんてやっていないのでしょうね
蒼が眠らない幸せな世界線か
ついでにイナリもいない…?
振り返るしろは
蒼『どうしたの? 知り合い?』
しろは『ううん、知らない
それより藍との約束の時間、急がないと拗ねるよ?』
悲しい事に蒼、羽依里に何も感じず
少年団の歓迎会もなかったらしい
来島者を歓迎する風習が……、消えた!?
羽依里のこれまでと違う夏
鏡子『テキトーにラベルを貼って、"あるべき場所"に並べていくの』
略『羽依里くんの直感でいいから♪』
任せてください、羽依里は人よりほんのちょっと勘がいい人間ですからね!
以降羽依里、蔵整理に没頭
整理だけで夏休み終了
蔵の整理は目印付けと、"羽依里が思う場所に"片付けてというファジーなもの
なんてうろんな指示でしょう
しかし羽依里自身不思議と的確に整理
想い出があるべき場所
その想いを感じ取れてるんでしょうか
中には視聴者に見慣れたものも
羽依里『(そうしているうちに
がらくたの、一つ一つの由来がぼんやりと見えてくるようで)』
『(いってみれば
それは
時の地図とも言えるものだ)』
後のサマポケⅦ エデンの戦士たちである
中には時折出てきてた古文書も
羽依里はその想いを感じ取って配置
ずらり並べた“がらくた"は、それぞれが思い出に導く道しるべみたいなもの
この蔵は、思い出への「地図」なんだと?
過去、未来の思い出に導く地図か
中二病台詞してもひとり
羽依里『ふぅ……、TIME MAP……♪』
TIME DIVERは名曲
お馴染み中二病発言する羽依里
しかし誰もツッコまない
婆ちゃんも子供も
大人も子供も、おねーさんも。ツッコまない
ある意味寂しい夏であった
鳴瀬食堂
羽依里『オススメとかありますか?』
親方!厨房から女の子が!!
やがてとある夜、今度こそ営業中の鳴瀬食堂に
鳴瀬食堂!?
しろはが一人で切り盛り
小鳩は!?
現しろはは七海編の延長
過去視を持たず祖父・小鳩が料理を始め、島四神と出会ったしろは
両親も当然いない
小鳩と共同でやっているんでしょうか
おすすめ料理は
しろは『あ、お店のオススメじゃなかった』
羽依里『? 何のオススメ?』
しろは『……私の、おすすめ……………』
まんま第1話の構図
店長は妙なおっさんでなくポニテの美少女
メニューも普通に食堂らしい
時の狭間に消えたのか、クリームパン定食は
教えてあげないよ♪(ジャン)
羽依里『あの!これ味付けとかどうやって作ってるの?』
しろは『え』
『……………ひみつ』
くそかわいい
しろはは両親伝来、七海直伝の炒飯をお勧め
いわゆるヤーハン
店では出していない
直感的に特別な人と感じたのか
しかしこれ以上、踏み込んだ関係にはならなかったらしい
踏み込みが足りん……!!
夏休みの終わり、そして
蔵で白昼、うみの後姿を目撃する羽依里
羽依里『あの子を、俺は忘れない……、だから……
だから……!!』
『うみー!!』
『いつか、遠い夏、ポケットの中に大事にしまっていた想い出……
いつの間にか
失くしてしまったとしても……』
『長い君の冒険を、決して忘れはしない』
いよいよ整理を終え、白昼夢を見た羽依里
あの鏡面の海で笑ううみ
羽依里が忘れてしまった宝物
この蔵に仕舞いこまれているんですね
蔵に飛び込んだ光は想い出か
我にかえる羽依里
鏡子『大丈夫? ぼーっとしてたけど』
我に返ると普通に蔵の中
虹色、うみの紙飛行機が片隅に
整理したばかりで落ちてるはずがないのに……
島を離れる最後のあいさつだったか
たぶん本来これでお別れ
二度と会う事はなかったのでしょうか
要はガラクタとは、羽依里にとっての「紙飛行機」みたいなのが並んでるのか
海賊旗やパリングルスの空き箱もあるかも
想い出に導く残滓
当人ですら宝物だと思い出せない残滓
それがずらり並んでるのね
夏休みの終わりに
羽依里『やっとお力になれてよかったですっ』
鏡子『? やっとって?』
羽依里『へ?』
略『なんででしょう
やっと手伝えたな~って感慨が』
全米もそうだそうだと言ってます
去り際、やっと手伝えたと口を突く羽依里
記憶が片隅に残ってる証か
本作のループはリセットでなく、うみが過去に戻るたび積み重ねた恰好
以前のしろはは見ることが出来た
羽依里は見る事さえ出来ない
できないけどそこにあるんでしょうね
鏡子と瞳
瞳『これで……、良かったんだよね? 瞳……』
羽依里と別れ、瞳に言葉をかける鏡子
第18話によれば、第1話直前に瞳が鏡子に知らせてくれていた
だから鏡子はうみ達を受け入れた
瞳はその為に七影蝶に?
……かは不明ですが、瞳が七影蝶になったおかげで「うみ」は楽しい夏休みを過ごせた
瞳は、うみがしろはを救うきっかけになった
改めて存在の大きさを感じます
鏡子は単に、文学好きの普通の人だったのかね
文学好きで胡蝶の夢にたとえただけ?
文学好きだから文献に詳しい?
また島御三家、蒼としろは以外にもう一家
その詳細はやはり謎
加藤家も御三家?
特殊な島だけに色々あるんでしょうね
ブランド名が鮮やかに描かれ終幕へ
明るく楽しくほろ苦い青春
本作も楽しかった!!
駄菓子屋と少年団、鴎と紬と
天善『なんだ、知り合いか?』
蒼『ううん、ちょっと見かけたくらい
夏休みのはじめくらいかな~?』
良一が脱がないので水鉄砲を使わない美希
略・良一『またな~!!』
駄菓子屋を通りかかり、少年団と雑談
彼らと一切交流せず夏休み終了
なんだか、しろはとくっつかないようにする強制力なのではとさえ感じてしまいますね
しかし良一、初対面の羽依里にまたなと
蒼も天善も美希も
彼ら生来の人懐っこさなんでしょうね
彼らとの楽しい時間はこれからだ!!
鴎とのすれ違い
鴎『来年はもっとクオリティを上げるの! すっごい驚かせて見せるんだからっ』
母と、海賊船ツアー整備の話をする鴎
ひげ猫団の冒険がまた始まる
トレードマーク、父のスーツケースはそのまま
しかしいかにも快活、元気そう
少なくとも幽霊ではない
あの洞窟にも一人でチェックに行けてるらしい
鴎が幸せそうで、寂しいけど良かった……
紬とのすれ違い
静久『そのぬいぐるみ、暑そうよ?』
紬『大丈夫ですよ♪ お友達ですからっ』
略『こちらこそ、声をかけてくれてありがとうございます♪』
どうも、紬と静久の出会いにすれ違う羽依里
紬はぬいぐるみを抱え灯台通い
本来あのぬいぐるみが紬
しかし今は、本当に「紬」という少女として実在してるのかなと感じさせました
或いはツムギ、記憶を失い戻ってこれたのか
もう消えゆく少女じゃない
おっぱいさんと楽しくやっていくのでしょうね
すれ違いは寂しいけど良かった…
夏休みの終わり、さよなら鳥白島
羽依里『……ン?』
羽依里、誰とも付き合わず離島エンド
ある面で蔵はその為のものか
島を訪れて以来、蔵整理だけの充実の夏休み
にしても誰かとくっついた場合、鴎たちとでも「うみ」が生まれていたんですかね?
うみは未来から来たしろはとの子供
設定上は不変のもの
でも他ヒロイン編、妙に彼女らに似てましたが
I Can Fly
出港直後、港のしろはを目撃する羽依里
羽依里『(それは言葉に出来ないけれど
胸を締め付ける
不思議な気持ちで……!!)』
略『(過去を懐かしむように、まだ見ぬ未来を懐かしんでいた)』
『(何かを思い出せなくてこの島に来た、それが何なのか……
自分でもわからなかった)』
『(だけど、俺は誰かにそれを話した事がある
どこかで)』
『(ここで立ち止まったままじゃいけない!)』
『(あの子に! あの子と話をしないといけないんだ!!)』
しかし船が動き出した直後、港で「(蝶の)虹色の紙飛行機を飛ばす」しろはを目撃
羽依里、衝動的に動き出すことに
船に乗ってる場合じゃねえ!!
また過去、しろははいつも港で海を見ていた
きっと母を待ってたのか
それも七海が変えたんですね
船になんぞ乗ってんじゃねえ!!
羽依里『すみません!降ります!!』
船員『ちょっとお客さん!?』
やめるのだ羽依里!そこは降りる場所じゃないのだ!!
羽依里、船からジャンプし海へダイブ
濡れ鼠となって島に帰還へ
良かった泳げた!!
完全にトラウマ払拭してますわ
大丈夫?海中で小鳩と出会わなかった?
羽依里の第一声、そして
羽依里『……俺!』
しろは『…………………』
羽依里『炒飯、美味しかった!』
しろは『あっ……、……うん』
羽依里『だから!』
『……………やっぱり、作り方教えて!』
しろは『え?』
羽依里『……………!!』
しろは『……ぷっ、…………あの……』
『いいよっ♪』
懸命に言葉を探していた羽依里
第一声はまさかの炒飯
しろはがひとしきり笑って幕
夏の終わり、交際の始まり
後の炒飯婚である
しろはが無自覚にきっかけを作り、羽依里が行動した事で関係が始まった
きっと本来なら別れて終わりだった
しろは編と似てますね
しろは編は偶然、トラブルで船が戻って交際に
偶然に助けられた
今回は羽依里自身が戻ると決めた
その変化も快い終わりでした
運命じゃない、自力で変えたと思わせる結末
そんな行動力が快いラスト
きっとまた結ばれる
きっとまた宝物、うみに出会う事が出来るのでしょうね
幸せで快いラストだった!!
お幸せになるがいいさ!!
Summer Pockets 感想 2025年4月
Summer Pockets 第1話「鳥白島へようこそ」
Summer Pockets 第2話「夏休みの過ごし方」
Summer Pockets 第3話「海賊船と少女」
Summer Pockets 第4話「ひと夏の宝物」
Summer Pockets 第5話「ひげ猫団の冒険」
Summer Pockets 第6話「七つの海を越えて」
Summer Pockets 第7話「灯台と歌と少女」
Summer Pockets 第8話「やりたいこと探し」
Summer Pockets 第9話「紬とツムギ」
Summer Pockets 第10話「一生分の夏休み」
Summer Pockets 第11話「夏の蝶と夜の少女」
Summer Pockets 第12話「空門の巫女」
Summer Pockets 第13話「比翼の蝶たち」
Summer Pockets 第14話「夜明けの記憶」
Summer Pockets 第15話「夏休みを忘れた少女」
Summer Pockets 第16話「デートじゃないし」
Summer Pockets 第17話「夏鳥の儀」
Summer Pockets 第18話「夏休みをもう一度」
Summer Pockets 第19話「まほうのえにっき」
Summer Pockets 第20話「結婚」
Summer Pockets 第21話「波間の足跡」
Summer Pockets 第22話「あの夏へ」
Summer Pockets 第23話「七海」
Summer Pockets 第24話「おひさまのある場所」
Summer Pockets 第25話「未来の思い出」
Summer Pockets 第26話「ポケットをふくらませて【最終回】」
















ディスカッション
コメント一覧
この作品ホント難しかった。
アニメ勢は何度も見て解釈を深めないと謎が多いまま
結局は一束というかいくつかの世界線しか救えなかったわけで。
しかも過去視してるしろはお母さんに見つかって頼んでもいない親不孝をもろにかましてしまったという。
うみちゃんの未熟さが生んだ悲劇だった。