ダンジョン飯 第23話 感想[求めよ さらば牙を剥く]センシ過去編 ネタバレ

2024年6月22日

ダンジョン飯 第23話「グリフィンのスープ/ダンプリング1」感想

公式あらすじより引用

センシはなぜ迷宮で暮らし、魔物食を研究しているのか――。その過去が明らかになる。かつて坑夫団に所属していた若かりし日のセンシ。遺跡を探索中に迷宮を発見した坑夫団は、迷宮の深部に迷い込んでしまう。食糧も尽き、さまよう一行は巨大な鳥の化け物に襲われ、ひとり、またひとりと魔物に殺されていく。

ABEMA ANIMEで木曜22時30分配信、配信後最新話一週間無料

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センシがセンシとなった理由、思いもよらない"餃子"事件!!

ダンジョン飯 第23話 感想

凄惨で温かい涙を感じる回想と「決着」からイケメンで終わったセンシ回!!

最終回直前でえらいことになった!?

全員「種族」が変化

思うよう戦えない、深層なのに最悪!?

モンスターだけじゃない、ライオス達も各種族の特性を活かして戦えていたんですね

また迷宮が「望みに応える」性質も判明

望んだ途端に牙を剥く性質があるのだと

実際ライオス達の願いが何故か叶い、代わりに戻れなくなってしまいました

またカブルー曰く迷宮にとって人はエサ

訪れたものの願いを叶え、もっと欲しいと思わせて奥へと引っ張り込む性質なのか

まるで巨大なミミックですな

センシ回想、仲間達の最期

仲間、特にリーダーはセンシを生かそうと死亡

若者、次世代を生かさねば先がないぞと

そして当時ひどく空腹だった

センシの食事への強迫観念は、仲間から受け継いだものだったんですね

最期には装備品など全て託して全滅した

センシは"フルアーマー"なのね……

センシが長年食べたかったスープ

仲間が最期に振舞ったグリフィンのスープ

あれは人肉だったのでは?と

そこでグリフィンを実食

味が違った時の絶望たるや……

回想を聞き、じゃあ食べよう!と言ったライオスへの「コイツ頭おかしいだろ」感たるや…

イヅツミはとても素直な子ですね……

喰いしんぼう探偵ライオスの迷推理

ところが、この迷宮にグリフィンはいないという前回の台詞が前振りでした

実はセンシはヒポグリフを誤認してた

人違いならぬモンスター違い!!

果たして推理は正しかった

ヒポグリフのスープを食べると味が一致!!

素直に仲間に感謝出来た、センシの十年に渡る十字架が解けて本当に良かった……

モンスターオタクのライオスだから解った

まさにモンスターストライク

じゃあヒポグリフを食べよう!!

実行できたのは、実はグリフィンがヒポグリフだったから

いわゆるチェンジリング現象で変貌してたと

本当にグリフィンはいなかったのね

ヒポグリフが変貌しただけだった

そこでグリフィン肉をサークルに入れると、無事ヒポグリフ肉に変化

センシに実食確認をさせる事が出来ました

変化を「戻せる」証なのか

チェンジリング現象とは

子どもが別種族に入れ替わる伝承

北欧辺りの伝承でフェアリーリングとも

ですがその実態は、特殊なキノコの輪に入ると胞子で種族変化するというもの

つまり過去、森に行って「怪物」になって帰ってきた子供たちは本物

親は怪物だと思って本物を…………?

嫌な事件だったね…

ライオス一行(チェンジリング)

ライオス…、トールマン⇒ドワーフ

マルシル…、エルフ⇒ハーフフット

チルチャック…、ハーフフット⇒トールマン

センシ…、ドワーフ⇒美しいエルフ

イヅツミ…、獣混ざり人⇒ネコミミコボルド

イヅツミ属性多くない?!

迷宮「最下層」の先へ

現在、冒険者が到達している最深に到達

幸いケンスケが扉を開けてくれました

なんでさ!!

ケンスケはいわばダンジョンの一部

有翼の獅子の端末って事?

なら有翼の獅子はダンジョンそのもの?

先に進むしかなくなった一行

この先はドワーフ遺産による機械エリア

扉は閉じて戻れない

結局無心でダンプリング、水餃子を包み続けて精神を落ち着けたものの

果たして後一話で奇麗に終われるのか?

どっちかというと小籠包なのか…?

次回、最終回

冒頭 イズガンダのセンシ

冒頭、OPにキャストテロップ

これは珍しい

EDがない

普通は最後に上からテロップを被せますが、それは惜しいと考えたんでしょうね

実際終盤は「絵」が楽しいパートでしたし

センシの昔話

なんと冒頭CMすらカットしてスタート!!

濃厚な回ですわ

センシの静かな語りが、まるで「まんが 日本むかしばなし」のようでした

だいたい十年前の事件ですけれども

鉱物発掘中、黄金迷宮に辿り着いた

掘り当ててはならないものを掘り当てた

指輪物語以来のドワーフ王道

これは滅びの物語だ……

皆、とりつかれたように迷宮へ

唯一センシだけがその熱病を免れた

これは仲間が「宝を求める気持ち」を強く持っていたからか

センシ曰く迷宮は欲望に応える

たとえば水が欲しいなら水場が現れる

のみならず、欲望を引き出すように「働きかける」力も持っているって事ですかね

センシは今も昔も無欲で助かったのか

転機は"グリフィン"出現

当初、仲間と六人+馬一頭で潜った一行

彼らはただの採掘屋でなく「宝探し」へ旅をしてきたパーティー

だから馬を連れてたらしい

それが良かったのか悪かったのか

グリフィンに襲われ仲間が一人、また一人

次々殺され、戻ろうと方針転換

しかし戻れなくなった

迷宮は欲望に応えるが、あくまで「人を帯び寄せる」為のエサみたいなものだって事か

だから「逃げたい」という願いは叶わなかった

カブルー曰く人が栄養源だそうですし

センシがセンシになった訳

センシが食を重んじるのは当時の空腹

きっと、食える時に食っておく大事さを学んだ

また若者に食わそうとするのは、当時リーダーがそうしてくれたからか

彼のすべての原動力が当時にあったんですね

そしてグリフィンに全滅させられたから

だから前回で震え出したのね

最後に残った仲間は二人だけで口論

やがて静かになった

戻ってきたリーダーは仲間がグリフィンに殺された、だが奴も俺が討伐したと説明

グリフィンのスープをふるまってくれました

やがてフラフラ出て行ってそれきり……

しばらくし、意を決して外に出ると

後に残ったのは仲間の装備だけ

奇麗に食べられてしまってた…

今のセンシは、仲間が遺した装備のフルアーマーなんですね

それで貴重品が多いのか

また兜はリーダーの遺品

口論になった仲間の物らしい鈍器の跡が

それがセンシの兜の傷跡か

やがて外に出られたものの

道中オークに捕まったも意気投合

やがて外に出られたも、故郷にも戻れず迷宮へ

そして五年前に地上への道が開通

デルガル王が外に出ようとして繋がった

そして今に至る訳か

心残りはグリフィンのスープ

いわゆるウミガメのスープを彷彿の難題!!

しかし前述通りライオスが解決

ありがとう喰いタン

またセンシはモンスターを食うも、その生態には割と疎いとこれまで描かれています

彼は現場で暮らして来た経験値がある

でも知識が足りない

だからグリフィンとヒポグリフを見間違ってしまったんですね

ヒポグリフだった"物証"

リーダーが、仲間のツルハシを喰らった跡だと思われた「グリフィンによる傷跡」

しかしツルハシにしては太すぎ

それにグリフィンなら爪のはず

ヒポグリフの後ろ脚馬蹄を喰らった痕

ライオスのモンスターオタク知識が十年の謎に光を当てていく…!!

そもそも"グリフィンはいない"

今回、深層だからいた訳じゃない

あれはヒポグリフが、チェンジリングで化けたものだったとするとつじつまが合うんだと

まず十年前のはヒポグリフだった

馬を襲うのは「半分馬」のヒポグリフ

彼は馬を狙ってドワーフを襲ってた

だから彼らの死体を食わなかった

それに前回、センシを捕まえただけで食わなかったのも同じ理由

あれもヒポグリフの習性だったんですね

何より「味」が一致した

今回、過去最悪にドン引きされたライオス

しかし彼がいたからセンシは救われた

本作自体に共通する在り方ですね

この調子で迷宮自体も…?

センシがモンスター食になった訳は?

特に今回言及してない

十年前からダンジョンで過ごし、やがて五年前に地上に繋がったが戻る気がしなかった

そうなると食料に最適なのはモンスター

そうした経緯

また、空腹に苦しんだ経験上「美味いものを食べたい」と願った為かね

加えてライオス曰くドワーフは燃費が悪い

身体が小さいのに筋肉質だからか

いつも腹が減っている

それらの合わせ技だったんでしょうね

ダンジョンは「求めるもの」に牙を剥く

センシは異常に無欲

それは性格だけでなくダンジョンは欲望に応え、そして牙を剥く性質だからか

オークはただ住むだけ、宝物を求めたりしないから「無事」

センシも同じなのね

以前センシは、カブルー達の宝虫に紛れた「本物の宝石」を捨ててしまった事が

あの無欲さも迷宮で生きる知恵か

うっかりチェンジリングを踏んだ一行

翌日、目が覚めるとみな種族が変化していた

種族を変えるキノコチェンジリングのせい

昔は同じように怪物に変わった子供が、親に怪物と思われ殺される事件が多々あったとか……

なので現代ではほぼ駆逐されてるそうな

これだから迷宮はよォーッ!!

当初、ライオスは便利だと思ったも

やがてガーゴイルに遭遇し全滅危機

ライオスは持久力不足

マルシルは魔力不足

チルチャックは鈍重

センシは貧弱

それぞれ、得意の戦闘スタイルで戦えなくなってしまったのか

ライオスのモンスター知識と同じ

ライオスは多くの場合、各モンスターの種族特性を踏まえて戦って勝利してきました

同様に人、ドワーフも各々の特性を活かした戦いが染みついてる

特性を土台とした戦術に長ける

魔力豊富なエルフが魔法使いなように

それら根っこを崩された今、まともに戦えないんですね

つくづく種族って大事

結果「進む」しかなくなった

ガーゴイルを撒くには進む他なかった

特殊施錠された扉に入り帰還不能に

お母さんが言ってました!進めば戻れなくなるって!!

果たしてこの先にキノコはあるのか?

エルフが「技術封印」する理由

この先はドワーフの遺跡がベース

かつてドワーフとエルフが戦争した名残

当時ドワーフは科学、エルフは魔法研究を先鋭化し大惨事になったそうな

結果技術封印したのが今の社会

その「禁忌」が迷宮には残ってるのね

ドワーフ遺跡パート

王孫ヤアド曰く、元々千年前の王国には両種族の遺産があったんだそうな

ドワーフの技術はまるで現代文明

魔法と互角に戦争できたんですものね

兵器でも眠っているんでしょうか

ダンプリング1

パニックとなった一行は、無心で餃子を包み続ける事で平静を取り戻しました

餃子を崇めよ

劇中曰くダンプリング

あちこちにある料理の一名称だそうな

水餃子というか、中までスープたっぷりで小籠包っぽいですね

というかこんなカオスな絵面になって、次回最終回って大胆過ぎない!?

次回で戻る事は出来るのか……?

異例の唐突な幕切れ

普通は話の幕切れでCMもなく終了

本当時間めいっぱい使用

本来EDで流れるテロップは、OP側に入れる異例の処置となっていました

CMを削るなんて番組として大丈夫?

本来1時間SP向けに作った最終回を2回分に分け、区切りがいいよう調節したんですかね

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