薬屋のひとりごと 2期 第41話 感想[翠]湯治の里の響迂たち ネタバレ

薬屋のひとりごと 第2期 第41話「狐の里」感想

公式あらすじより引用

猫猫が後宮から突然姿を消した。翡翠宮にも手がかりはなく、壬氏は医局で猫猫の直前の行動を尋ねると、猫の毛毛もいなくなっていることに気づく。壬氏たちの話を聞いていた羅門は、毛毛を探せば猫猫の行方を探す手がかりとなるかもしれないと、猫猫が直前に手にしていた生薬を手に後宮内を探索し始める。一方、翠苓に囚われた猫猫と子翠は、後宮からどこかへと連れていかれる。目的のわからない翠苓の行動から、猫猫はとあることに気づき…。

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2期17話 猫猫誘拐、子翠と翠苓の里

薬屋のひとりごと 2期 41話 感想

この忙しい時に、玉葉様の出産まで!?

実は子翠、翠苓の"翠"二人は身内

前回、子昌に王母の血が濃いと判明

また先帝以来、王母の血は薄い

翠苓が血が薄い壬氏を排除し、"子翠たち"楼蘭妃が王母血統を復活させる狙い?

薄くなった王母の血を復活させる計画?

翠繋がりは偶然じゃなかったのね

次回、楼蘭妃に凄む壬氏様

深緑には泣かれる壬氏様!!

彼は自認の上では先帝の息子

先帝を恨む深緑に泣かれ、"先帝が認知しなかった子"の逸話と繋がるのか

先帝被害者の会、いよいよ本格始動ですね……

そも下女未登録だった子翠

子翠は後宮の外に繋がる通路を確保、毛毛はそこから迷い込んだ猫だったのか

そも毛毛を追い回していた子翠

通路を案じての事だったのね

猫猫は「湯治場」へ

北とのことなので、おそらく「狩り」と同じ子の一族の領地に連れていかれたらしい

そこには西方特使の姿も

西方・最新式拳銃の出どころか

また特使はかつて抜け出していた

あの姉妹云々の話は、特使がこっそり子昌と会談してた的な話だったんでしょうか

しかし西方に何の利得が……?

そこで「王母」の話?

王母は国外から訪れ、国を乗っ取った一族

子昌にはその血が濃く流れている

王母の出身国が、特使を通じて「子昌の国取り」に協力しているんですかね?

現代で再び国の乗っ取りをやる肚?

その為の楼蘭妃なのか?

いよいよ話が繋がりに繋がってきた!!

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冒頭 猫猫、誘拐

玉葉妃『その様子だと、あなたが勝手に連れ出したわけではないようね……

壬氏『そんな事はしません

猫猫が姿を消してほぼ丸一日後、玉葉に呼び出され愕然とする壬氏

玉葉たちも当初いつもの奇行と思った様子

日頃の行いは口ほどに物を言う

高順『道連れも作らず、小猫が簡単に倒されるとは思えません……』

いやそういう話じゃ……

と思ったら深く頷く玉葉と紅娘

どこか緊張感に欠けるのは、やはり猫猫がそう簡単にやられるタマじゃないからか

信頼が厚いですね生命力への

杖探偵・羅門

高順『毛毛~、どこにゃ~!! にゃーん!!

壬氏『聞かなかった事にしよう……

ニャアン!!

羅門の助言で、まず猫から探すことにした壬氏たち

高順、いい声でアンタって人は……

とまれ医局に向かった壬氏、いよいよ焦る!!

しかし養父・羅門は落ち着いたもの

壬氏、猫猫に似てると感じずにはいられません

さすが親父殿、猫猫が丸一年行方不明だった経験を持つのは伊達じゃない

若い頃はむしろ行動力ある方だったようですが

過酷な経験で得た知見でしょうか

鍵はマタタビ

壬氏『(確信が得られるまでは語らない……、猫猫は養父に似たという訳か)』

幸い猫猫の置手紙が発見

やはり前回、猫猫が持ち出したのはマタタビ

あれを使い毛毛をおびき寄せた

そして消毒用アルコールをインク代わりに、炙りだしでヒントを残していたと

アルコールも炙りだしに使えるんだ……

知識は力ですねえ

自分のやれることをする

壬氏『心配ではないのか?

羅門『心配ですよ?

『ですが

 私は、私に出来ることをするだけです

 気を揉んで

 他の仕事に差し支えがあってはいけません……

略・壬氏『(……貴人として振舞わねば)』

『(今は"宦官・壬氏"として、猫猫の行方を追う事だ!)』

肉刑、確か足の骨を摘出されまともに歩けない羅門

彼は捜査を託し自分の仕事

そのあり方は壬氏に影響

また壬氏は、それこそ「自分に出来ること」の範疇がとても特殊な人物です

実父・皇帝にも喜ばれそうな知見

メモは「祠」「翼」?

赤羽『えっと……、よく猫猫と一緒にいる下女の名前です

『子翠っていって……

実際翼に見えましたが

この場で唯一、子翠と交流がある赤羽が「翠」ではないかと気付いた

風呂騒動がここに繋がるのか!!

桜花も一応程度は交流があるものの

怪談での交流は皆無でしたもんな

翠は子翠だけじゃない

壬氏『(名前か……)』

『(名前なら、もう一人「翠」の字がつく人物がいた)』

しかし子翠を知らない壬氏は翠苓を連想

いよいよ動き出す壬氏

今日の壬氏様はハンパじゃあないぜ!!

またこの時の二人の気付きが、後の猫猫の前振りでもあったんですな

「翠」は「二人」いたッ!!

壬氏『子翠という下女を探せッ!!』

いつになく厳しい口調で命じる壬氏

さっそく「貴人・壬氏」の振る舞いが崩れてしまうほどに必死

本当、愛が深い

顛末、船上の猫猫

猫猫『……黄泉がえりの薬に釣られた訳じゃないっ

などと意味不明な供述をしており

他方猫猫、なんと船で移動中

まさかの国外……!?

まるで海外追放になる悪役令嬢物のよう

かと思ったらどうも川を北上

長江や黄河、中国の川はデカいですもんな

祠にあった後宮脱出用通路

猫猫『(かろうじて身に着けられたのは、壬氏様から貰ったかんざしだけ……)』

かんざし、レスラーのように凶器として役立てるのか

はたまた「壬氏から」が肝となるのか

壬氏は華瑞月なのですから

猫猫は通路を開ける隙に乗じ、手紙を残していた顛末を回想

前後しますが道は水路を利用

後宮正規のではなく勝手に作ったもの?

以前後宮中に水路が走っていると解説

あちこちに繋がってるのか?

子翠共々閉じ込められて移送

猫猫『(いつもは子供みたいに賑やかなのに……)』

際し子翠が手を握り、身を寄せてきた

子翠の手ってどうなのか?

たぶん下女の仕事をしておらず、奇麗なものなんじゃないですかね

単に良家ってだけじゃない

良家だろうが後宮で働くなら手は荒れるはず

本格的に奇妙だと気付く端緒に?

子翠と翠苓

猫猫『……子翠、子猫がいきなり隠し通路から出てきたときは驚いただろうね?

やがて陸路で移動中、猫猫は二人が前から知り合いだったろうと指摘

子翠は認め、その正体へ前進するのでした

また子翠は下女でさえない

対し翠苓は、ひたすら働かされてると愚痴

二人共同じ名を持つ割に、境遇がまるで違うのがちょっと気になりますね

名前的、身長など姉妹でもおかしくない

なのに境遇はまるで違うのか

猫猫『慌てて追いかけたあげく、人に見つかってしまうくらい』

どうも本来、下女の格好は「バレたら下女のフリをする」為の変装に過ぎない

たぶん、隠し通路で移動するときの変装か

他人とは出来るだけ接触しないのが鉄則

なのにそれを破って猫猫たちと接触し続けた

それだけ猫猫たちを気に入ったのね

陰謀もあるでしょうけれども

子翠の種明かし

子翠『はは、猫猫はするどいな~、それでカマをかけたんだ?

『でもやめてよね?

姉様・・は蛇が大嫌いなんだよっ

幸い、以降で人柄がガラッと変わったりはしませんでした

子翠は子翠のままだった

そこは嬉しい

とまれ猫猫と毛毛、子翠が初めて出会った時

あれは毛毛が例の通路で後宮に入り、通路の露見を恐れて捕まえようとしてた為

後宮北側にいたのも翠苓と接触する為だと

猫猫はそれ以上も気付いてる様子

にしても翠苓、蛇がそんなに?

アナフィラキシー・ショックの危険があるんですかね

蜂に限らず蛇なんかも該当するそうですが

猫猫『(翠苓と子翠)』

『(字が読めない者は気にしなかったんだろう)』

多くの者にはシスイ、スイレイとしか認識されてない

子翠・翠苓と認識する者は稀だと

ここで、後宮の識字率の低さが繋がるんですな

やはり「知。」は大切なのだ……

そして怪獣になるんだ…

善意も感じる種明かし

先日、氷菓の件でひょっこり現れた子翠

おそらくですが「楼蘭妃に届けられる氷を、小蘭という下女が割った」と聞いて駆け付けたのか

たぶん心底小蘭を心配してのこと

ええ子や!!

湯治場の里の響迂

猫猫『湯治場?

子翠『うん、でなきゃこんなとこに村なんて作らないよねっ

猫猫『道理で湿気が多くて温かいはずだ~

先の里樹妃、幽霊事件と繋がる台詞

おそらく水路は、後宮と同じ技術で作られたものか?

あの整備は皇太后が関わってたはずですが……?

猫猫たちは北上し、温かい温泉地

先の狩り同様、子一族の領地?

風呂回はここへの布石だったか

奇妙なのは、温泉地なのに堀と塀で囲まれちょっとした要塞となっている事

合図しないと跳ね橋を降ろして貰えず入れない

それほど厄介な外敵がいるのか?

国境沿いの街………ってコト!?

なんと「特使」の姿まで

猫猫『(月の精のときの特使!?)』

何やら含むものがあった特使達

子昌と繋がってたのか?

あの最新式ピストルの出所も彼女達?

そうなると、子昌が「外国から来た王母」の血を濃く継いでるのが意味深ですね

またも王朝を乗っ取る計画なのか?

悪ガキ・響迂

響迂『どこ見てんだよ!! ボサッと突っ立ってんじゃねえ!!

猫猫『あ?

響迂『!?

スリかと思ったらむしろ貴人、マジでよそ見してぶつかっただけらしい

猫猫にぶつかってきた生意気な少年響迂

実は子翠と親しい

しかも相当なおぼっちゃんでした

すると子一族の直系?

いかにも悪ガキ、甘やかされ育ったからなのか

ただ素直な面もあるのが好印象ですね

狐の里、鬼灯と仮面

子翠『よくできました~♡

猫猫『(少しは素直なところがあるじゃないか

 クソガキから

 ただのガキにしてやろうっ)』

やがて響迂が祭りの仮面を用意させ、子翠に諭され用意した者に礼を言う場面が

ええ子や!!

オープニングの仮面、狐とはこの事か

仮面をして祭りをする風習

ハロウィンですかね

同じように死者にちなむ祭りだったりする?

存在しない女

宦官『壬氏様!ぎょ、玉葉妃が!?

この忙しい時に!?

他方帝都では、子翠という下女は登録されていないと高順が報告

下女姿は変装って事?

おそらく楼蘭妃の一人

彼女は殆ど喋らず化粧により毎回別人に見える

実際複数人いるとして、妊娠確率を高める子昌の策なんでしょうか?

より多くの女を抱かせ、確率を上げる的な?

子翠の巨乳は皇帝好みという事……?

単なる権力闘争かと思われたも

現在の皇帝は王母の血が薄くなってます

あの選択の廟も事実上廃止

それに反発し、王母系の血統に再建するためのプランなんでしょうか

だから西方の特使が手を貸してるとか?

次回、第42話「鬼灯」

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