薬屋のひとりごと 2期 第44話 感想[子翠の正体]壬氏モラトリアムの終わり ネタバレ

薬屋のひとりごと 第2期 第44話「砦」感想

公式あらすじより引用

猫猫が響迂と共に侵入した倉庫は、狩りの場で壬氏も襲われた飛発(フェイファ)の工房だった。そこで2人は特使のひとり・姶良を連れて現れた冷酷な女・神美に見つかってしまう。なんとか折檻からは逃れられたが、猫猫は雪と堅牢な城壁に囲まれた“砦”へと囚われてしまう。堅牢な城壁、そして大量の飛発。猫猫は自身がこの国をも揺るがす一大事件へと巻き込まれたことに気づく。

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2期20話 壬氏、立つ。楼蘭妃の正体

薬屋のひとりごと 2期 44話 感想

次回、蠆盆

毒蛇やサソリの穴に落とす古代中国の残虐刑!?

いや単に「大罪」を意味する中国語?

封神演義ファンをざわめかすサブタイですね

とまれ子翠、楼蘭妃と確定

彼女なりに母を想った姿が「人形」だったのか

想っても想っても届かなかった

あまりに取り返しのつかない人柄だという事か

奴なら蠆盆をかましかねない…?

猫猫父・羅漢が促した決断

壬氏、皇弟・華瑞月として表に立つ事を決意

猫猫以前に表立つ事を決意したか

子一族の反乱事件は、彼を討つため皇族直轄軍=壬氏が動く流れだったんですね

同時に猫猫も彼が皇弟とほぼ確信

まあ大丈夫気付なかった事にした

猫猫救出がえらい流れになったなあ!!

子翠=楼蘭妃の正体

楼蘭妃が変装した姿が子翠

また子翠とは翠苓の本名なのか

父・子昌は、おそらく"先帝が認知しなかった子供"との間に「子翠」を産ませていた

そこに神美が下賜され、子翠を追い出した

名を取り上げ「翠苓」に改名させたと

楼蘭妃は変装時、好きな姉の名をとったのか

とかく家族想いなのですね楼蘭=子翠

実は立場が弱かった父・子昌

子昌は分家で、才能を買われ「本家」に抜擢

本家の神美は先帝に嫁ぐが、白い結婚に終わって実家を継いでた子昌に下賜された

神美こそ本家血統なので立場が強い

あの人そんなに形見狭かったのか……

子一族の反乱と「誘拐」

壬氏たちは子一族の武力蜂起と判断

そして楼蘭妃は、武力蜂起の前に秘密裏に逃がす為にいつでも入れ替われるようしていた

すると猫猫を連れだしたのは、むしろ彼女を守る為だったんでしょうか?

これから都は戦場になる

だから逃がそうと連れ出したのかね?

白い結婚と婚約者

子昌と神美の関係は、第一期・夢遊病騒動の御妃様と相通じてるんですね

あの時は故郷に婚約者がいたが、帝の妃になって引き離された

しかし帝と肉体関係にならず下賜

婚約者と結ばれた

その流れ自体は、神美と一緒なのか

まあ神美は子昌を好きじゃないんでしょうが

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冒頭 猫猫の処遇

神美『翠苓

『……ネズミくらいちゃんと管理しなさい

この際、ノータイムで横っ面を張り飛ばした神美

翠苓が一番の「虐待対象」らしい

あの気高い翠苓がか……

国の重鎮・子昌の妻、神美に見つかった猫猫

神美は猫猫を殺す気満々

際し「ネズミ」扱いとは気が利いていますね

ネズミを使った実験所ですから

神美『この子供は見たことあるわ』

響迂、重鎮の子だが子昌の子ではないのか

おかげで無事

翠苓を姉と呼ぶのは単に年齢からかね

飛発工房を見た以上は殺される

神美『楼蘭?

猫猫『(やっぱり……、そうだったのか)

楼蘭妃が現れ、すぐ子翠だと気付いた猫猫

前々から察していたのか

また都は、既に壬氏が飛発製造に気付いてる

気付いた原因は羅半というチート

子一族はまだ漏れてないと思ってるのか

であれば口封じは必須

もっとも神美は半ば趣味で殺すタイプ!!

楼蘭妃のとりなし

神美『そうねェ~、じゃあその娘を鞭打ちにしましょう?

殺る気だよこのオバハン!!

モノによりますが、数回でも一生消えないくらい深い傷になるのが鞭打ち

あっというまに背の肉が剥き出しになる

百回なんて完全に致死

ちょっとした娯楽で言うような数ではない

楼蘭、猫猫偽装問題

楼蘭『こう見えて齢三十を過ぎているのです

『日々己が薬を試すうちに、年を取らぬ身体になったと

楼蘭、猫猫は薬師で役立つと説明

薬師は恥じゃないし役に立つ

猫猫のセルフ人体実験癖を利用か

また神美は「こういう事」に慣れている

その彼女から見て、若いのに妙に動じないから信じる気になったのか?

なんてアドリブに強い子……

楼蘭『失敗したら、前の男のように死ぬだけです』

前の薬師は不老の薬開発で死亡

実際、たとえば始皇帝は水銀入りの薬を「不老不死」の処方と信じて五十歳で死んだ

不老不死を求めると割と死ぬ

神美『その薬師も一緒に連れて行きましょう』

『私たちの砦に

神美は設備があるとの口実で、猫猫を砦に連行

いや実際、研究設備はあったわけですが

間近において置きたかったのかね

新型拳銃は切り札

その情報が漏れるのは困る

これまたアドリブに強い母さんですわ

子翠は楼蘭妃

猫猫『うすうす感じてはいたが……

 虫好きでちょっと変わっていて、噂話に花を咲かせる普通の子……

『見事、子翠に化かされていたという訳か

猫猫は子翠が、楼蘭妃を知る人たちを避けていたと述懐

自身もうすうす気付いてた

しかし子翠を信頼し黙殺

結果まんまと騙された、と言わんばかりの結論

子翠に裏切られた

猫猫はその想いが強いのか

次回、思い込みは良い意味で裏切られる?

砦 子家の事情・翠苓の正体

猫猫『子翠とは……、異母姉妹、ですか?

翠苓『……私を姉として扱うのはアイツだけだよ

略『子昌は元々、子の一族の傍流にすぎなかったが

 才覚を見込まれて本家へ

 神美様の家に養子に入った

『そして子昌と言う名を貰い、二人は婚約した

『しかし先帝の代、神美様は後宮に召し上げられた

『時を経て下賜という形で戻ってきた時には

 父のそばには私の母と私がいた

神美こそ子一族、本当の支配者

実は子昌、入り婿だった

それも先に神美と婚約したのか

しかし神美は先帝妃となったので、フラれた子昌は他の女性と翠苓をもうけた

ところが下賜として戻ってきた

神美は立場上、子昌の妻

しかし子昌、本家直系の神美に頭が上がらない

それが子一族を歪ませてしまったのか

翠苓の本名こそ「子翠」

翠苓『母と私を屋敷から追い出し、使用人としてコキ使った

『そして私の名前に一族をあらわす文字が入ってる事すら嫌がった

猫猫『もしかして子翠というのは……

翠苓『ああ、元は私の名前だ

マイネーム・イズ・子翠だった

子翠から「子」を奪い、翠苓と改名させたのか

下賜された神美、子昌の妻子を追い出した

以降子翠は翠苓と改名

神美の子・楼蘭は変装の際、"腹違いの姉"の名前を名乗っていたんですね

本来なら正体露見に繋がる危険な行為

子翠は「子一族」の名

それでも名乗るほど翠苓を好きなのね

子昌の元妻・翠苓の母

猫猫『(同じ男の娘として生まれたのに、母が違うだけで……)』

境遇は天国と地獄に分かれた

これは表向き兄弟である、帝と壬氏にも相通じる事か

また翠苓の母、子昌の元妻は先帝の娘

先帝が認知せず追いだした

いわば翠苓は先帝の孫?

だから翠苓は、祖母にあたる「怪談好きの女官」の墓に参ってたんですね

深緑との協力体制もその為?

部屋の主だった医者

猫猫『前の薬師が遺した!! 宝の山ァ!!

喜んどる場合か!!

おそらく亡くなった医者は、後宮勤めで姦通を疑われ追放された「医官」か

先帝が認知しなかった子を押し付けられた

彼は故郷に帰り、“娘"は子昌の妻になった

だから古いが医局クラスの設備がある

古いのは追放されたからか

元医局だから優秀だったんですな

神美の怒り、翠苓の出自

回想の神美『汚らわしい! 翠苓おまえもも!! あの女も1!

『生まれるべきではなかったのよ!

翠苓の母も生まれるべきでなかったと

翠苓の母は「先帝の娘」

産んだ母は神美の侍女だった

神美にすれば、翠苓は自分を差し置いて先帝と寝た汚い侍女の孫か

翠苓の扱いが酷いのもそれが原因?

神美視点では二重三重に汚い

神美視点では子昌は自分の婚約者

その子昌を寝取った汚らわしい女だと

そのくらい自分中心に考える女か

ましてや自分の侍女が、先帝と寝た上に医官と姦通して産んだ子なんだと?

神美視点では汚物も汚物なんですね

翠苓が壬氏を狙った理由

猫猫『(倉庫の爆発に乗じて祭具を盗み、発覚したら死人を装って逃亡した)』

猫猫は暗殺未遂が子昌主犯だと推理

しかしこれは多分誤解

神美は先帝が手をつけなかった元妃

神美こそ心底先帝が憎い

複雑に想う皇太后以上にか

だから先帝の子である壬氏を憎み、翠苓に殺させようとしたって事らしい

実際は違うとは知らずに

子一族は帝へ謀反

おそらく謀反主導者は先帝の元妃・神美

だからこんな無駄な謀反を?

実質ただの私怨だから

だから、先帝の子である皇弟・壬氏を二度に渡り殺そうとしたのか

そして先帝の子である帝を殺したい?

ただそれだけの謀反?

猫猫の誤解

猫猫は子昌が主犯だと誤解

壬氏を狙うのも彼が後宮改革を図ってる為だと

子昌さま黙ってれば黒幕っぽいしね……

壬氏が皇弟と思い至る猫猫

猫猫『(五黄は人を狂わせるッ!!)』

五黄もとんだ濡れ衣である

猫猫は気付くも、またも見なかった事に

関わりたくないからか

また気付かなかったのは、壬氏が年を誤魔化しているのが一因なんですね

壬氏は正体を隠す為、年齢を偽ってる

皇弟は壬氏より年下

そっちが壬氏、本来の年齢だったのか

子どもっぽいのが「素」なのね

前回、子翠がかんざしを欲しがったのは

猫猫『(子翠、いや楼蘭が価値があると言ったかんざし……)』

際し子翠は異様な雰囲気でした

子翠はかんざしが壬氏のだと気付いた?

皇弟からのかんざしと察した?

それとも純粋に「想いの証」だったから?

本来、後宮に入るには

猫猫『どうやって調べられましたか?

翠苓『何をいきなり……、……触診だ

赤面した翠苓、こういう人柄が「素」なんですな

後宮に入るには三人がかりで触診

三人に股間をまさぐられる

なので翠苓は入る事が出来た

対し壬氏は股間カエルがあるが、皇帝一族の権利を使ってフリーパスなんですな

彼のチェック担当は相当信頼された者か

砦、戦争の前触れとの気付き

猫猫『(北の高地か、神美は「砦」と言っていた)』

略『(なぜ神美はこんなところに?)』

高順が相談した「密かに抜け出し妊娠した姉妹」というたとえ話

あれは特使で、密かに子昌と会っていた

反乱の打ち合わせをしてたと

また砦は雪深い高地にある

雪が降る農閑期は、農民を兵士として徴発する「戦」の時期

支配者側も、農期の戦は税収が減って困る

色んな意味で農民いい迷惑!!

これからが戦争の季節だ……

響迂以下、子供たちも砦に

猫猫『(もし、子の一族が謀反を起こしたとなれば

 一族郎党、罪を負わされるだろう)』

おそらく砦がもっとも安全だから

今後反乱を起こすにあたり、一族を繋ぐために主だった後継者を保護してるらしい

そんな「安全地帯」が神美の本拠地

改めて心根が醜い

まず間違いなく彼女が主犯でしょうに

猫猫『(子供たちは知っているのだろうか? 大人たちは教えたのだろうか?)』

『(他人事だと割り切ってしまえばいいのに……)』

もう響迂を他人と思えなくなった猫猫

彼の助命嘆願は難しいとして

なら「名を変える」事になるんでしょうか

また親が原因で子が巻き込まれる

それは先帝以来の騒動と同じ事か

神美もまた「先帝の子」を理由に、帝と壬氏様を狙っているようですし

表向きは王母血統の再興でしょうけれど

楼蘭=子翠の諦め

楼蘭『(私が人形でいればお母さまは怒らない)』

『(これ以上醜くならない)』

楼蘭妃が無口なのは、母・神美を想ってだった

母に怒り=醜くなって欲しくなかった

保身でなく母を想って

ええ子や!!

鉄面皮も子翠の立派な一面なのね

楼蘭の想い、届かず

楼蘭『(私は間違えていた)』

『(お母様はどんどん醜くなる

 人形のままでいてもお母さまを止める事は出来ない)』

『(ああ…、無駄だな)』

『(そう気付いたときには、もう何もかも遅かった)』

自分が黙って従えば、母は醜くならない

そう思って自分を殺してきた

しかし母の醜さは止まらなかった

彼女は楼蘭に怒らずとも、特に翠苓(真・子翠)に「醜く」接し続けた

自分が我慢するだけ無駄

そう諦めてしまった

子翠の明るさは反動みたいなものなんですね

だからどこか危うかったのか

神美の私室、退廃の園

猫猫『(麝香の香り? ……何か混ぜ物をしているな……)』

それから連日、神美は不老薬の進捗を確認へ

しかしある日、猫猫を部屋に呼びつけます

部屋は興奮作用のある麝香に混ぜ物

いわゆる乱交部屋

でもなんで?

子一族幹部をもてなし、自分の政治力を強める為の部屋?

女を売って取引材料にしてるのか?

高級売春宿?

神美自身は参加してる様子はない

神美『明日は何か成果を出しなさい!!

単に休憩中だったのか?

ここは神美自身が、イケメンを食い漁るための後宮みたいなものなのか?

ですが男の相手をする女性が複数描写

すると「女を売ってる」のか?

進捗どうでしょう

猫猫『(部屋から出られるのは日に一度、報告の時だけだ)』

猫猫に進捗がないと聞くと、露骨にがっかりした声で追いだした神美

それなりに期待してるのかね?

また楼蘭も同じ部屋に

子一族の血を残す為の部屋……?

響迂のささやかな願い

響迂『仕方ないよな? 母様は仕事で忙しいらしいんだ!

響迂曰く、母は神美の部屋にいるはずだと

猫猫は言葉を濁します

母はとっくに死んでいる

はたまた媚薬で興奮させられ、男達の相手をさせられているんでしょうか……?

香は麻薬というより媚薬っぽい

壬氏、子一族の武力蜂起を確信

羅半『あくまで数字から導き出される推測ですが……

猫猫以下、変わり者の天才揃いな「羅」の一族

羅半に穀物、鉄の流通を調べさせた壬氏

子の一族による拳銃製造・砦整備と結論

これは謀反だ

しかし失踪した子昌は?

神美と合流してる感じでもないですし……?

羅漢、怒りの直談判

羅半『義父上ちちうえ……!?

先日後宮に押し入ろうとした羅漢

壬氏が動かぬことにしびれを切らし、直談判に乗り込んできました

後宮突入からだいぶ間が空いたのが意外

壬氏がすぐ動くと思ったのかね

ねちねちと壬氏を責める片眼鏡

羅漢『ただでさえ男とも女ともわからない御方なのだから!

馬閃『何を!!

高順『馬閃!!

高順に耳打ちして出ていく羅半

略・壬氏『嫌味なら聞きましょう

 しかし敵は

 私ではなく子昌です

羅漢『ハァ~~~~~~~~~~~~

『そこまで分かっていて、何をしているのかと聞いているんです!

これは自分の失態だと甘んじる壬氏

実際完全に後手

責められるのも仕方ない

元お手付き・深緑たちによる悪意ある工作

後宮に外部との通路があったこと

子翠なんていなかった

偽宦官・翠苓

二人に連れ去られた猫猫

思うに、特に女官たちの医療を担い信用されている深緑たちの裏切りが大きい

上から管理するには限界というものか

ロンド・ベルみたいな感じ

羅漢は「壬氏」を見抜いていた

壬氏『(軍師殿はお見通しなのだ)

『(皇弟であること本来の自分の立場に自信を持つことが出来ず

 そこから逃げ出して

 宦官この地位にあぐらをかいていると)』

羅漢は前から壬氏が皇弟と気付いてた

どころか壬氏に、皇弟として振舞う自信がないのが原因とまで気付いてたのか

壬氏は自身が先帝の子じゃないと思い込んでた

先帝は幼女しか抱かないから

自分は不義の子で皇弟に相応しくない

そう「逃げて」宦官をやってたんですね

壬氏は正体を明かすべきなんだと

羅漢『ハンパな姿でハンパな仕事をして、それで何事も上手くいくとでも?

『ハンパな宦官ヤローのままで……

『何が出来るというんです!!

第一期で壬氏に付きまとったのも同じ理由?

壬氏は娘と親しい

娘に相応しいか品定めをしてたのかね

鳳仙と結ばれ、最近鳴りをひそめていたものの

壬氏様の事こんな風に思ってたんですな……

羅漢が頭の上がらぬ男

ルォメン『悪かったねェ~~~……

羅漢『お、叔父貴ィ!?

ルォメン『お前がそんな風に思っているとは思わなかったよ

 私だって

 好きで宦官になった訳じゃないんだけどねェ~~~

略『私は半端な宦官だし~

幸い羅半が特急で羅門ルォメンを連れてきて一段落

羅漢を止められるのは叔父上だけ!!

自身解っててねちねちと言うルォメン

さすが猫猫の養父、ファーザーである

羅漢の恩人・ルォメン

羅漢『さっきのは売り言葉に買い言葉で~!?

 あんなこと言うつもりはこれっぽっちもなかったんだ!!

壬氏『(いや……、何の言葉も売ってないが)』

ノーセール・ノーライフ

羅漢は人の顔を見分けられない

父には出来損ない扱い

しかしルォメンの助言で軍師として大成

今も頭が上がらないんですな

こんなコンパクトな羅漢初めてなのでは

皇弟・華瑞月、立つ

ラカン『お願いに参りました

『逆賊・子昌を討つべく軍を動かしていただきたいとッ!!

ラハン『子の一族は数年前より新型の拳銃フェイファを製造しているようです

 飛発を用いた暗殺未遂

 楼蘭の逃亡の件もございます

ラカン『謀反の証拠は揃っています

『膿は早めに出し切るべきです!!

高官ながら、どの陣営にも属そうとしない男が礼を尽くして頼み込んだ

壬氏の政治力を大きく高める事に?

羅門に諭された羅漢は正式に上申

壬氏でなく華瑞月

本来これを言いに来たのに、怒りが先だってネチネチしてしまったんでしょうか

頭いい人だから他人の失敗が良く見える

何より猫猫の事だから……

壬氏『(これは……、宦官・壬氏に対する礼ではない)』

『(国に対する反逆の罪で子昌を討つならば

 禁軍……

 すなわち帝直轄の軍を動かす事になる)』

『(そしてそれを指揮するのは

 大尉・羅漢ではなく)』

羅漢『いつまで……、仮初の姿で欺き続けるつもりですが壬氏様

『いえ、月の君!

壬氏『(いつか来ると思っていた……、それが今、来たにすぎない)』

『(覚悟を決める時が来たようだ!)』

国の重鎮による武装蜂起という大騒動

華瑞月が表舞台に立つ時だと

これで「壬氏」終了なのか

もう後宮でなく、国政に堂々関わっていくべきだとも言ってるんですね

今回がその第一歩

メタ的に言えばその為の大騒動

近衛兵団を率いての討伐作戦

無論、皇帝にこそ上申すべきかもしれません

でも皇帝は国政がある

何より万一にも戦死されたら困る

その点壬氏が最適

次期皇帝も大事ですが今は現皇帝が大事

それが壬氏出陣の大きな理由?

何より猫猫の為なら、壬氏が動くべきだと羅漢は言いたいんでしょうか

次回、第45話「蠆盆」

その意味は「大罪」または「とある処刑法」

本作ではどっちなんですかね?

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薬屋のひとりごと 2期 第43話 感想[虫は冬を越えない]実母は白粉クソババア ネタバレ

薬屋のひとりごと 第2期 感想

薬屋のひとりごと 第25話「猫猫と毛毛」
薬屋のひとりごと 第26話「隊商」
薬屋のひとりごと 第27話「冬人夏草」
薬屋のひとりごと 第28話「鏡」
薬屋のひとりごと 第29話「月精」
薬屋のひとりごと 第30話「みたび、水晶宮へ」
薬屋のひとりごと 第31話「選択の廟」
薬屋のひとりごと 第32話「皇太后」
薬屋のひとりごと 第33話「先帝」
薬屋のひとりごと 第34話「怪談」
薬屋のひとりごと 第35話「狩り」
薬屋のひとりごと 第36話「華瑞月」
薬屋のひとりごと 第37話「湯殿」
薬屋のひとりごと 第38話「踊る幽霊」
薬屋のひとりごと 第39話「氷菓」
薬屋のひとりごと 第40話「巣食う悪意」
薬屋のひとりごと 第41話「狐の里」
薬屋のひとりごと 第42話「鬼灯」
薬屋のひとりごと 第43話「祭り」
薬屋のひとりごと 第44話「砦」