転生したら第七王子 第12話 感想【最終回】夜のように暗い朝日よりも明るい人 ネタバレ だったので、気ままに魔術を極めます

転生したら第七王子だったので、気ままに魔術を極めます 第12話「ロイドの答え【最終回】」感想

公式あらすじより引用

ジェイドが残した意思と術式によって、空間転移能力の魔術を完全に理解したロイド。追い詰められたギザルムは、万物万象をのみ込みすべてを無に帰す奥の手「黒死玉」を発動するが、ロイドがその圧倒的な魔力で迎え撃つ。そして、苛烈な魔術バトルはついに決着の時を迎える。

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第2期制作発表!! vsギザルム決着、魔族にロイドの"興味"は?

転生したら第七王子だったので、気ままに魔術を極めます 第12話 最終回 感想

気ままに魔術を研究するロイドで幕

奇麗なタイトル回収だった!!

レン達の能力も、解読し制御し「誰でも使える」魔術にしたいというロイド

尽きないライフワークの物語ですね

魔族奥義・黒死玉も、実は同様の魔術が存在

しかも黒死玉同士の激突さえ、既にロイドは“実験済み"とは規格外な決着でした

普段魔力を無意識に扱える魔族にとって、意識的に使う黒死玉は特別

しかし意識せねば扱えない人類は、意識的に術を行うのは当たり前

同様の術があってもおかしくなかったのか

結局「亜空間に放り込む術」で消滅

ジェイドが最期に一矢報いてよかった…

しかし驚異的なのはロイドの魔力

当然ギザルムは身体を乗っ取ろうとしたも

前に見せた通りロイドの魔力は規格外

どうもその魔力が、空を覆って夜かと誤認させてしまうほどドス黒いものだったそうな

見た目が完全に魔王のソレ

ギザルムは結局怯えたまま哀れに消滅

いったい誰なら第七を絶望させられるのか…

ギザルムの転移魔術を破れた理由

勝因は前回描かれたジェイドの遺言

ギザルム必敗を予測した理由

死の寸前、転移魔術の術式を解明し記憶に中に残していたとの事

記憶のレン達でいっぱいの部分

ギザルムにすればバグ同然なので無視

その先に攻略法を残してたのね

ギザルムの転移術を完封して勝利

解読により、転移してくる予兆が観測可能に

また転移先を特定可能に

結果、刃が転移してきても回避

予兆観測して回避余裕でした

ギザル自身が転移しても、先回りして攻撃を叩き込む事が可能になった

可能にしたのはジェイドの研究成果

つくづく彼となら話が弾んだのでしょうね

暗殺者ギルドを臣下をするにあたって

ロイドは、彼らの行動に関して責任をとらねばならなくなった

ロイドは快諾

あのロイドが責任を背負いこむとは意外でした

研究以外なにもしたくないのに

当人曰く研究対象だから

それ以上に、ジェイドの記憶を垣間見たからか

直属の部下を得て物語に一段落

レンはメイドに

彼女が望んでいた「可愛い服を着たい」望みまで叶っちゃったのね!!

ジェイドもにっこりですよ

能力の都合上、相変わらず露出過多な様子

カチューシャ装着が可愛い

これからも気ままに魔術研究の日々

最後はグリモがいた禁書図書館で幕

グリモがすっかりメイドさんに!!

当初、バズズ戦もリベンジをかすかに匂わせていたグリモであったも

もうすっかりおかんですわグリモ

ハタキをかける姿がかわいい

冒頭 魔族の極意・黒死玉

ロイド『空間系統魔術「虚空」……

 魔力障壁だろうがなんだろうが、亜空間に放り込んで塵にする……

『思った通り……、違うのは名前くらいだったな

ギザルムの極意・黒死玉は、ロイドの魔術によりあっさり対消滅

実は人類が、既に類似魔術を開発していた

発見当時ロイドは感動し、こんなにすごい魔術同士ぶつけたらどうなるか?と実験

既に防御法も実験済みだったと

なのでロイドは全く慌てる事なく対処しました

あまりの状況にギザルムは絶句

開発した人も絶句してそう

以前、"虚空"同士をぶつけた時は

ロイド『あの時の俺の気持ちといったら……、そうだなぁ…………

『今のお前に対する気持ちそっくりだぁ

煽りおる(定期)

つまりもったいぶった極意に、心底がっかりさせられたという話

ただもちろん侮辱しただけ

後でギザルムは強敵だったと説明してます

あくまで罵倒し尽くす狙いだったんですね

ジェイドたちの意趣返しか

もちろんこの魔術は欠陥がある

極めて遅く、ぶつけるのが難しいクソ魔術

多分だから当初使わなかった

これを使えばギザルムも倒せます

本来なら当てられなかったんですね

後でロイドが語った「理屈」

ロイドはジェイドの遺言を解析、ギザルムの転移に先回りできるようになった

だから虚空を当てられるようになった

もしギザルムがフツーに戦った場合

むしろ攻略が難しかった

転移しなければ勝負は判らなかった

実に因果な種明かしでしたわ

魔術「虚空」に呑まれるギザルム

ギザルム『死後硬直!? こんな時に!?

寸前、ジェイドの身体を捨てて脱出を図ったも

ジェイドに噛まれて脱出失敗

ジェイドの執念……

つくづく彼が居なければ倒せなかった

改めて惜しい人……

魔族ギザルム、亜空間に呑まれ消滅へ

本来、三級魔人のグリモでも大国殲滅レベル

ギザルムは一級百体を軽く凌駕する

インフレしすぎぃ!!

実際虚空以外は致命打とならず、客観的に見て恐ろしい相手でした

最期があまりに情けなさ過ぎたですが

それだけ死にたくなかった

そいつは間違いねえこって

彼らがロイドに仕えたい理由

ジェイドを思い出す暗殺者ギルドたち

元より第七王子に会いたがっていたジェイド

実はロイドが天才だという、都市伝説レベルの逸話を聞きかじっていたらしい

天才なら救ってくれるかもしれないと

皆は笑い飛ばしたものの

ジェイドの事だから、皆を救う手段がなんとしても欲しかったんですね

皆を少しでも笑顔にしたかった

実際、当時ジェイドの楽しそうな顔を見てレンは笑ってました

希望を描いてくれる人だった……

回想のジェイド『それはいいなぁ!!』

『お仕えしよう!! 皆で、一緒に!!

言った当人が…。いやだからこそ、皆に仕えさたいとやりきったのか

当時ガリレアと、そんなのいるわけないと口論

売り言葉に買い言葉

もし居たらそいつに尽くすと約束してたと

彼らがロイドに仕えたいと言ってたのも、ジェイドとの約束だったんですね

どこまでも希望をくれる人だった……

ギザルムはロイドを乗っ取ろうとしたも

際しロイドが魔力を噴出、夜の闇のようなドス黒さに怯える羽目となりました

周囲の皆も夜だと誤解してしまう程

しかし戦い終わって魔力が消えた

その暗闇が晴れ、朝日に照らされたロイドが素晴らしいギャップになっていました

またジェイドの魂らしい虹色の光も出現

仲間を託したんでしょうか

あまりに美しい幕引きでした

暗殺者ギルドの処遇に関して

メンバーはロイドに仕えたいと主張

アルベルト『これは犬猫を飼うのとはわけが違う

 フダ付きの暗殺者である従者が失態を犯したとあれば

 全てはお前の責任……

『ひいてはサルームの名に泥を塗ることとなる

『さあ、聞かせてくれロイド。お前の意志を

ロイド『…………アルベルト兄さんの言葉はしごくもっともです

 彼らには

 俺からよく言いつけます

『それでも彼らが失態を演じるようなら、その責任は全て俺が負います

アルベルト『その言葉に偽りはないな?

ロイド『はい

サブタイはレン達を仕えさせる責任の話

本来ロイドなら嫌がる

彼はただ魔術研究に没頭したい

だからこそ第七王子という、太い実家で無責任に遊べるポジションに喜んでた訳で

その彼が「責任」を負う事を良しとするとは

大きな変化を感じる回答でしたわ

ロイドに言わせれば研究対象だから

でもそれが全てじゃない

へそまがり、思いやりを感じる言葉でしたわ

こうして仲間が増えていくんですね

アルベルト『"第七王子だからって、誰も心配しないなんて思いわないでくれ"という意味だ』

試し終えた兄貴も本音をぶっちゃけた

王子である以前に家族だ

最後までブラコンだった……

ホント恵まれた環境やで

タオちゃん、到着

遅刻したと気付いて退散

間の悪い子!!

無論アルベルトに「お礼」される事に

というか実際、ギザルム戦も彼女の気術がなければ負けていたでしょうし

勝因としてデカすぎる子でしたわ

その後、無礼講でどんちゃん騒ぎ

暗殺者ギルド名物どんちゃん騒ぎ

暗殺者とはいったい……

この人達、仲間意識が強いし普段ロクな目に遭ってない為でしょうか

そういやいつも宴会してるんですよね

だいぶ使いこなせるようになった一同

クロウは呪言っぽいものを発動してるし

傷を共有するタリアは、"酔い"を共有する新魔術まで開発しました

なにそれ超使えそう

なお酔った兄貴は

アルベルト『そういえば……、ロイドを粘液で穢した説明がまだだったなぁ…

 ガリレアァ……!!

最終回でも愛が殺意

実は絡み酒だと判明

普段は酔わないよう、王子として自覚的に振舞っているらしい

タリアのおっぱいにも動じない一面も

王族メンタル強すぎんな兄さん……

兄さんのブラコン本当好き

ロイドにとっての魔術、ノロワレ

ある意味、原点回帰なアレ

第一話に続き温泉入浴シーン

しかしかつてない白さ

湯気が濃すぎる

これがポリコレ?

それとも前回以降、湯気が濃すぎるというネタを踏まえたアレだったんでしょうか

画面真っ白だったじゃないの!!

ロイド『お前はまだ全然ダメだよレン』

レン『ド直球!?

ロイド『自分のことを"ノロワレ"なんて呼んでる内はな?

そういや一度も呼んだことがないのか!!

何故なら恵まれた体質だから

たとえばレンなら、使いこなせれば「薬師」にだってなれるというロイド

また奇しくも魔族と似た価値観

彼らもロイドも魔力体質を貴ぶ

ですが魔族は自分の体として、ロイドは彼ら自身の為に

発想的には正反対なのがロイドらしい

ロイド『毒と薬は紙一重だからな~』

『自分の能力ちからを理解し、謎を丸裸にして、ただの魔術にする作業!

『"術式化"こそ今後の課題

『ひいては俺の求めるところだ

自分の力が人を癒すものと知って泣くレン

何せ親すら殺してしまったから

対しロイドの考えは、ジェイドが成し遂げた事

そしてロイドのライフワーク

魔力的な現象を「誰でも使える」形にする事

現代科学が、事象を分析するのと同じか

たとえば人が近づくと死ぬとされてきた、各地に存在する「地獄谷」という地形

その悪臭の正体は硫黄

しかし硫黄はワインの酸化防止などに使えます

不吉とされてきたものも、理屈が解かれば怖くなくなる

時には応用し役立てる事さえ出来る

ノロワレもそういうものなんでしょうね

レン『頑張るよ、ロイド!』

レン、育ちが悪いと卑下し「ごめんなさい、です」など無理してるのが可愛い

頑張って直そうとする前向きさが素敵

やべーメイドシルファの部下となったようです

偏愛上司シルファの下で頑張れよレン……

すごくおっぱい枕だった……

第二期制作決定!!

時期不明なので分割でなく、ホントに反響に応えて制作ってパターンらしい

EDも前述の通り奇麗に幕引き

キリの良い完結でしたわ

魔力を自在に操れる、魔術の上位互換のようなギザルムとの決戦

しかし自在ではないからこそ、操る為の努力・作った人の夢が垣間見える

魔術はそれを作った人との対話

ロイドが魔術好きな理由を感じる終章だった!!

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転生したら第七王子 第11話 感想[魔術の醍醐味]何事も暴力で解決するのが一番だ ネタバレ だったので、気ままに魔術を極めます

転生したら第七王子だったので、気ままに魔術を極めます 感想

転生したら第七王子だったので、気ままに魔術を極めます 第1話「第七王子に転生しました」
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