ガンダムNT 第2話 感想[シナンジュ・スタイン]撃っちゃうんだなあこれが!! 機動戦士 ネタバレ
機動戦士ガンダムNT TVエディション 第2話「籠の中の不死鳥<フェネクス>」感想
公式あらすじより引用
学園都市コロニー・メーティスでフェネクス捕獲作戦を展開するヨナとシェザール隊。シナンジュ・スタインを駆るゾルタンはフェネクス強奪を目論み、強襲をかけてきた。苛烈な攻撃でコロニー住民達にも被害が及ぶ。憤るイアゴ達。その時、金色の光を纏いフェネクスが降臨。ゾルタンは切り札Ⅱネオ・ジオングをコロニー内に呼び込むが、何故かナラティブガンダムが取り込まれ、意識を失ったヨナに遠い日の記憶がよみがえる。
元となった劇場版は有料配信
https://twitter.com/g_narrative/status/1634841664228343810
牙を剥くミシェルの陰謀とゾルタン! IIネオ・ジオング降臨
ようやく描かれたリタの笑顔が儚い
そこに込められた想いとは
中立地なのに発砲、暴走するゾルタンが危険!!
ですがヨナもニュータイプに「感染」か
事態はミシェルの陰謀通り動くも、打ち崩したのはヨナの覚醒
ですが覚醒が引き起こしたのは更なる悲劇
ゾルタンどころではない惨劇の幕開け
ニュータイプはつくづく危うい
鍵を握るユニコーン3号機フェネクス
ガンダムUCの半年前に暴走し遁走
UC最終回頃から地球圏に戻ってきた謎の機体
来歴は「連邦軍製のユニコーン」
ユニコーンはAE社製ですが、同社があまりに好き勝手やるので対抗して勝手に作った機体
AE社が納品したフレームで独自建造したMS
なので性能自体は1号・2号より上
背の翼は、バンシィ・ノルンが盾として装備したものと基本的に同じです
勝手に作って暴走して消えたMS
ややこしい事に漫画版ではAE社の製品扱い
スタインは「原石」を意味
ガンダムUCライバル機シナンジュの予備機
シナジュはAE社が開発し、ネオジオンに譲渡され改造された機体です
予備機なのでいまだ改造前の姿なのが特徴
AE社での名はスタイン
開発者は揶揄してつけたとか
どうせ誰かに譲渡され改造されてしまうんだ
改造前、磨かれてない原石なんだ!!
…という揶揄でしょうか
フロンタルの失敗作ゾルタン
ガンダムUCでのライバル・フロンタルと同組織に改造された強化人間
フロンタルはシャアに似せた強化人間
どうも整形手術されたらしい
対しゾルタンは、失敗作なせいか整形手術されてないらしい
失敗作扱いがコンプレックス
人生台無しにされ「失敗作」は辛い
ただしフロンタルは「シャアに似てた」為、シャアの残留思念が宿ってしまいました
それゆえ唯一無二の存在となっています
アニメ版では残留思念回収が描写
アムロ達と共に帰っていく姿も描かれました
ナラティブガンダムB装備
有線ファンネルこと「インコム」を装備した姿
多分コロニー戦用に用意されたもの
ですが実態はNT-D、ニュータイプ・デストロイヤーシステムを移植された危険な機体でした
インコムもあくまで仮の姿
実態は前回と同じサイコ・キャプチャーでした
なんとまあカラクリの多い機体だ
個人的に一番好き
アニメ版ガンダムUCでの決戦装備、ネオ・ジオングの予備パーツをくみ上げたもの
機械は壊れても直せるよう部品が必要
どこが壊れても直せる必要がある
なので一機分残っていたんですな
サンダーボルトでのジオング登場シーンを連想させますわ
シナンジュのサイコフレームを増やすメカ
ブラックボックスはフロンタルが設計に関与したと噂されます
シナンジュ版デンドロビウム
ニュータイプは死者と話せる
Zガンダム、逆襲のシャアは顕著ですね
では死者はどこに行ったのか?
彼らは「刻が見える世界」に移行したというのがミシェルの考え
まさに「刻が見える…」なんですね
それがフェネクスが時を操れる一因なのか
冒頭 天国なんてあるのかな
脳裏に響く声『ねえ? 天国って、本当にあると思う?』
『天国はどうかわかんないけど、私、魂って絶対あると思うなっ!
今が全部じゃない』
『何度だって生まれ変わるの』』
『次に生まれ変わるとしたら
私、鳥になりたいなっ』
作中一年半前に暴走し、姿を消したユニコーンガンダム3号機フェネクス
ヨナは再出現したフェネクス捕獲に参加
パイロットが幼馴染リタと確信
捕獲どころか撃墜されかねず、咄嗟に逃がしてしまいました
結果、平手打ち!!
平手打ちしたミシェルもヨナの幼馴染
ガンダムでの平手打ちはノルマ
現在ルオ商会という大企業お偉いさんで、ヨナの上司と言える立場
彼女はAE社と軍上層部に接触
連邦軍のフェネクス捕獲作戦に強引に割り込んでしまいます
ですが謎めいた言葉を…?
Aパート U.C.0087 シャアの演説
シャア・アズナブル『宇宙に出る事によって、人間はその能力を広げる事が出来ると何故信じられないのか!!』
NTは無理難題を仰る
10年前、機動戦士Zガンダムから再描写
当時はグリプス戦役、クワトロが「自分はシャアだ」と明かし連邦議会で演説
人は宇宙に出ることで進化する
宇宙への適応と進化
それが本来の「ニュータイプ」でした
シャアの父が提唱したものです
だから人類は宇宙に出るべきだと
それがシャアの主張
元々は「宇宙世紀」改暦の理由でした
後にハサウェイが受け継ぎ、マフティーを名乗って改めて地球圏に問います
映画「閃光のハサウェイ」に繋がる一コマね
『地球を食いつぶそうとしているのだ!!』
人類が地球に住み続ければ、いつか公害・汚染で死の星に変えてしまう
それが地球を喰い潰すという事
かつて宇宙世紀改暦前に実際にあった事です
当時は宇宙移民で解消
またハマーンも同じ事を発言
後にガンダムF91のコスモ・バビロニアも主張しています
宇宙世紀の根幹問題ですね
あっらまあ!!
主にティターンズで活躍した地球連邦軍可変MA
可変MSじゃなくMA
MSよりちょっと大きい機体でした
前回ヨナたちに撃墜された「アンクシャ」は本機の後継機
アッシマーに恨みでもあるんか!!
連邦軍 オーガスタ・ニュータイプ研究所
エスコラ・ゲッダ大佐『"奇跡の子供たち"?』
略・ステファニー・ルオ『ぜひ引き取らせて頂きたいというのが父、ルオ・ウーミンの意思です』
同じく10年前、ルオ会長の実子が連邦軍に接触
ヨナたちはコロニー落としを予言しました
ですが親は助からず、三人とも戦災孤児となって連邦軍NT研に「保護」されます
通称「ニタ研」
NT-1アレックス開発の地でもあります
ですが親を失い、しかも「能力を示した」事で当人は不幸になってしまった
ビルギットさんを思わせますね
前作、ユニコーンガンダムが暴れすぎて「フェネクス争奪戦」という争いを生んだように
世の中ってままなりませんね
『父はジオニズムの信奉者ではなかった……』
エゥーゴは連邦宇宙軍を中心とした反ティターンズ組織
ティターンズは連邦軍内の特殊部隊
いわば連邦同士の内紛
ですがエゥーゴは、シャアをはじめとするジオン残党も多数参加しました
シャアが参加するならとジオン系が続々参加
あんたほどの赤い彗星が参加するなら…
おかげで色々ややこしかった様子
これはサイコ・ガンダムの事
人工ニュータイプ=強化人間専用ガンダム
つまりジオニズム、ニュータイプは絵空事でなく現実的な脅威だと解った
だから接触してきたんどすね
いけずなお方どす
と示したのは、ニュースになっている「サイコ・ガンダム」
暴走しニューホンコンを蹂躙
同地はルオ商会拠点
その「被災」で文句を言いに来たんですね
サイコガンダムは旧日本地区ムラサメ研究所
ここは旧北米オーガスタ研
ですがどっちも同じニュータイプ研でしょ?と
これはさすがに大佐が気の毒!
大佐いけません!
『人工的に作られたニュータイプ、強化人間も!!』
『作り物に興味はありません』
『父が求めているのは、未来を見通せる本物のニュータイプ』
普通の人間に興味はありません!ニュータイプがいたら養子になりなさい!! と
ヨナ達の中で特別なのはリタだけ
ですが庇いあい、誰が本物か大人たちには解りません
ステファニーは本物だけ渡せと要求
いやしか女ばい!!
『その一人を!! 無益な研究で、廃人にしてしまう前にッ!!』
ルオが突きつける中、15歳のヨナたちが描写
明らかにモルモット扱い
また前回の通り、十年後のルオ商会は連邦軍中将でも平伏するとんでもない政治力
ゲッダ大佐も断れない様子
これだからヤクザは…
悲鳴が響く中、黒いジム系MSが描写
ティターンズ初期の主力MS ジム・クゥエル
ジム系最上位の強力な量産機でした
ちなみに警察組織も兼ねる為、対人用に脚部にもカメラがあるのが大きな特徴
ティタ勢力下だという描写か
研究者『強化筋肉ですよ!?』
ニュータイプ被験体が発狂、ガラスに頭を打ち付け自殺
命なんて安いもんだを地で行く施設
要点は二つ
一つはニュータイプ能力の覚醒
もう一つは、強化筋肉や人工心肺で「パイロットに適した体に改造する」事でした
文字通りの強化人間なんですね
『逃げなきゃ、どんなことをしてでも……』
毎日仲間が死んでいき、精神がすり減っていくミシェル
当時は一番参っていたらしい
小説版は本当に「どんなことでも」しました
戦争から生き延びた結果がこれなのか…
意味深に言葉を繰り返すリタ
一年戦争後、ヨナ達のような戦災孤児が大量に
それも実験に好都合だった訳か
よりどりみどり
戦争も「戦後」もクソだったのだ…
U.C.0095 フェネクス暴走事件
『03! デストロイモードに!?』
本作一年半前、ガンダムUC半年前の事件
リタが搭乗したフェネクスが暴走
ガンダムモードへ
母艦エシャロットを撃沈し姿を消しました
1号、2号との違いは連邦軍が作った事
AE社製の2号機バンシィと模擬戦しました
バンシィがユニコーンと襟が違うのは、このとき破壊され修理した為だとか
リバウもこの事件が初出
エリク・ユーゴ中尉『一年半前の映像だ!』
ジオン残党「袖付き」を名乗る反政府部隊
その母艦では、事実上の指揮官エリク・ユーゴ中尉がブリーフィング中
余談ですが「エリク」はガンダムでは二人目
ゲームにエリク・ブランケがいます
そっちは男性で主人公
『ちょうどミネバ殿下のラプラス宣言がなされた直後の事だ!』
ジオン側の目的もフェネクス捕獲
前作ガンダムUCで見せた、超常的な力を手に入れたいのだと
フェネクスの母艦・拠点は不明
また前回曰く、スラスターでなく謎の燐光推進
Zガンダムのようなオカルトか
『が、我々には彼らにはない利点が…』
ゾルタン・アッカネン大尉『サイコ・モニター!! 』
『フェネクスが発生する感応波を捉え、その位置を教えてくれる……』
感応波、つまりニュータイプの脳波を感知する
脳波は個々人で違う
だから識別できるんですな
また、だからこそ脳波操作の兵器が混線する事もありません
制御を奪うシステムならありますが
『つまり、どうとでもなるさ。なあ?』
言って巨大兵器が描写
これがゾルタンの自信の源という訳か
使いたくてウズウズしてそう
連邦は非公式だから少数だし、撃破しても表沙汰にはならない
倒し放題という訳だ!
勝てればな!!
連邦軍シェザール隊母艦ダマスカス
アバーエフ大佐『サイコモニター…、ですか?』
略・ミシェル『フェネクスが動けば、地球圏のどこにいようと探知できる!
私達を乗せて良かったでしょう?』
どっこい!連邦側も積んでた!!
持ちこんだのはミシェル
固有感応波=サイコウェーブを辿る為、地球圏どこだろうと感知できる
サイコミュ兵器ってのはこれだから!!
『発動中のサイコ・フレームには引き合う性質がある
なら意図的に…………』
『とにかく協力はよしなに』
どっかの女王様のような事を言うミシェル
本作の「女王枠」な証か
とまれミシェルは、フェネクス帰還は「UC最終回でのユニコーン覚醒が原因」だと示唆
全くこれだからニュータイプってのは
艦橋を出、二人になった途端忠告するブリック
ミシェルは策謀をしているんですね
そしてミシェルが焦るのは、あの「ステファニー・ルオ」を警戒しているから
ミシェルはルオ氏の養女
実子に煙たがられていると思ってるのか
つまりステファニーが「本物のニュータイプを寄越せ」と連邦を脅し
手に入れたのがミシェルだったと
ですが彼女は偽者です
その顛末とは?
ミシェル『それは大丈夫!』
『彼女、いい子だもの。腹が立つくらい!』
最後は思い切り感情を乗せるミシェル
つくづく関係がこじれてます
前回も、リタが乗るフェネクスにハイメガを撃てと連呼していたミシェル
感情がとめどないですね
ナラティブガンダムB装備
『オラオラどうしたあ!やせっぽち! ついてこれねえのかあ!!』
ナラティブはインコムのB装備に換装
インコムとは、脳波無線兵器を「有線・コンピュータ制御」で疑似再現した兵器です
コンピュータが端末制御を代行
今風にいえばAI攻撃端末ですね
『パイロットとしては、中の上ってとこですよ?』
イアゴ隊長『ああ、強化もされとらんようだな』
ヨナとナラティブはシェザール隊に翻弄
数も性能もパイロット能力も全敗
何せナラティブは、93年にνガンダム開発段階に作られた試験機
96年時の最新鋭機ジェスタに及ぶべくもない
換装能力が唯一の取り柄のようです
しかも相手は軍特殊部隊!!
サイコフレーム試験機として開発
ですが後日「サイコフレームは外された」と週刊モビルスーツ・バイブルで明言されたとの事
性能的にはホント取り柄がないらしい
元は別名でしたがミシェルが改名
イアゴ『平凡を絵に描いた連邦士官が、参謀本部のお墨付きでルオ商会に飼われてるって……』
隊長は秘密尽くしに腹を立て独自調査
もちろんヨナは彼を無視
ヨナの経歴は、ニタ研に居た事などすべて「なかった事」にされているんですね
お前のどこが平凡だ!
イアゴ『? これって……』
際しヨナは、うっかりペンダントを投擲
隊長は心当たりがあった様子
その意味はまた次回らしい
イアゴ『……なーんて目ェしやがる…』
正直ヨナのことも気に食わなかったらしい
しかし本気さを見て取り再評価
どんなことをしてでも
実際「自分の部隊に、参謀本部直属パイロットが来た」なんて死亡フラグみたいなもの
怪しいクソ野郎ってのが相場ですもんね
偽「袖付き」ジオン軍の正体
訓練そこそこにシェザール隊は再始動
時同じくして、ジオン側も発見していました
場所はお馴染みサイド6
何かとゴタゴタが絶えませんね
ゾルタン『戦時中から一貫して中立を標榜してきたサイド…
不死鳥の巣という話もありえるか』
サイド6は初代ガンダムでも中立
また中立を利用し「ポケットの中の戦争」で舞台となりました
中立ゆえ戦争中なのに平和だった場所
何かとNT-1絡みが多いですな
設定上サイド6は、戦後に再配置され「新サイド5」へ改称されました
本作はその設定は拾っていません
なので色々ややこしい様子
中立コロニーは戦闘しただけで大事件です
初代ガンダムでも、主人公アムロ達の母艦は「戦えないよう」厳重に処置されました
その政治的な状況は続いてるのね
実は彼ら、袖付きでなくジオン共和国の正規軍
前回ミネバと話してた大臣の部下
外務大臣モハナン・バハロ私兵
フェネクスを狙い、正規軍がテロリストに変した部隊
存在自体が真っ黒!!
『同胞たるスペースノイドを傷付ける愚は冒すまい……
可能な限りな』
『ゾルタン・アッカネン!
シナンジュ・スタイン出るぞッ!!』
この明らかにアウトな物言い!!
彼の機体は、UCでシナンジュと一緒に強奪されたAE社の試験機
原作小説3巻159Pにも記述があります
シナンジュは強奪後に改造
スタインは強奪後、予備機として改造されずに保管されていた機体です
袖付きと同根という証なんですな
常人では全く乗りこなせず、単なる動作試験用に作られた機体でした
こんなの人間に乗れるわけがないと
ですがフロンタルは乗りこなした
彼以外では乗りこなせず、埃をかぶったままになっていたんですね
乗りこなすゾルタンもまた異常なのか
Bパート 学園都市メーティス
ミシェル『艦長、部隊を中に入れて』
アバーエフ大佐『冗談じゃない!!』
場所はサイド6 18バンチのメーティス
ちなみにポケ戦の場所はリボー
こちらは中立云々でなく、そもそもコロニー内戦闘はアウトだって話!
戦えばすぐ穴が開いて死屍累々になる!!
絶対にノウ!
実際初代ガンダム一話、コロニー内戦闘が勃発
アムロ達は故郷を捨てる羽目になりました
コロニーは本当に脆い
まして地球に落とすなどもってのほか!
入れました
軍特殊部隊でさえ難しいのにあっさりと!!
これが「陰謀」なんですね
『ミノフスキー粒子も濃い! 駐留軍が演習でバラ撒いたにしちゃあ…?』
イアゴ隊長『各機!解っているな!!』
『コロニー内では発砲厳禁だ!! 目標を補足したら最寄りのドッキング港に追い込む!!』
『この筒の中に大勢の人間がいるんだってことを忘れるなッ!!』
なんて真っ当な隊長でしょう
ゾルたんと好対照!!
内部は雨が降り、何故か「レーダー妨害粒子」が濃く周囲が把握できず
有視界でしか周囲を把握できない
そのうえ雨雲が濃いのか
撃っちゃうんだなあ!!
幸い移動物体視認、ヨナは突出してしまいます
するとリタの姿を幻視
目の前にリタがいる
ですがリタは「こっちに来るな」とジェスチャーをして…?
ゾルタン『フェネクスじゃない……、人違い………? いや………』
『ガンダム違いか!!』
ヨナ『こいつ!? ……まさか!?』
ゾルタン『撃っちゃうんだなあこれが!!』
イアゴ隊長『正気か!?』
リタ警告の訳は、ジオン部隊がそこにいたから
互いに完全に不意打ち状態
ですがゾルタンはこれ幸いと発砲!!
両軍戦いたくない
なのに戦端が開かれてしまいました
だいたいモナハン大臣が悪い!!
かつてのシナンジュ専用ライフルがベース
高出力な特注品
とてもコロニー内で撃っていいもんじゃない!!
キレてつい本音が出るエリク中尉
ゾルタンも強化人間
人工的に「シャアに似せた強化人間を作る」計画の失敗作でした
その為か整形手術されてません
『謀られたのか!?』
『でも…、誰が!?』
それは私ですとばかりにミシェルが描写
連邦母艦もパニック状態
天候が雨なのも、港が不自然に空いてたのもミノフスキー粒子が濃いのも
全部ミシェルの仕業という事か?
だいたいミシェルのせい!!
言った直後、コロニー住民が蒸発……
ゾルタンのビームの流れ弾
また人がビームで……
人がビームで!!
ゾルタン『おいおい避けるなよ~、コロニーに穴が開いちまうだろうが!!』
『感じる…、感じるぞ!!』
連邦はユニコーンで懲り、サイコフレーム製造を禁止
技術自体を封印処置しました
ですがゾルタンのスタインは、封印以前に作られた機体なのでサイコフレームを搭載
それもユニコーン前身となった高性能機!!
設定上は「ナラティブは積んでない」と明言
ヨナが着てるスーツの方に反応したのか
この時は発光してませんが
『その首! 不死鳥の代わりに貰い受けるッ!!』
倒せば手柄になると高揚するゾルタン!!
もっとも実際は旧式機
ゾルタンのスタインの方がずっと新型
するとミシェルは「ガンダムなら狙われる」と考えて貰ってきたんでしょうか?
あと換装機構目当て?
エリク中尉『ゾルタン!退きなさいッ!!』
両軍隊長を脇に、"ガンダム"対決は激化
スタインはユニコーン試作機
ガンダムみたいなもの
むしろヨナもよく戦えてるものですわ
『インコム!!』
背部の有線兵器を展開するヨナ
その攻撃軌道は複雑で、縦横無尽に動いてスタインを包囲攻撃!!
ですがゾルたんのお気に召さなかった模様
これほどの攻撃でもダメ!?
『エセファンネルなどガンダムのやる事か!!』
ゾルタンは易々回避しインコムを捕縛
実際インコムは、エース用とはいえ量産機向けに生まれた技術でした
サイコガンダム量産化へ開発
ガンダムMk-Ⅴに初搭載されています
我知らずゾルタンの地雷を踏み抜いたヨナ
別にヨナは悪くない
悪くないだけに気の毒!!
ブリック『始まった!!』
ミシェル『サイコ・フレームの共鳴……』
ゾルタンの高揚は、脳波=感応波を増大させ機体のサイコフレームを稼働
ヨナのスーツも共鳴を起こしてしまいます
共鳴にフェネクスも反応
コロニーへ即座に向かいます
フェネクスは、サイコモニターではコロニー内にいると表示されたものの
実際は外にいたんですね
ミシェルはやりやがったって事だ!!
『俺を馬鹿にする奴は!!』
ヨナ『うわあああ!?』
サイコフレーム稼働率が上がったゾルタンはヨナを一蹴
高揚が脳波=感応波を引き上げた?
普通、強化人間はトラウマなど刺激し能力強化
それと似た事が起きたのか
困った性格も強さの一因?
インコムとは、NT能力が低い者の為の武器
能力が高いならファンネルを使うはずだ
と判断したのでしょうか
意気揚々としとる!!
不死鳥は鳥籠の中へ
親方!横手から金色の盾が!!
ゾルタンのスタインはコクピットあたりに盾をぶつけられ激しく転倒
機体もパイロットも頑丈ですね!
フェネクスは二枚の盾を旋回させ優雅に降臨
これが本物のファンネルだと言わんばかり
ファンネルじゃないですが
同名装備では最初期に開発された装備
キャノンと推進器を内蔵した盾
バンシィ・ノルン準同型装備
内蔵したサイコフレームが作用し、"何故か"ファンネルのように使えるらしい
ユニコーンの盾ビットと同じ理屈か
割って入るゾルタンですが、シールドに一蹴
本物のニュータイプつよい
人の恋路を邪魔する奴は、盾に蹴られて地獄に落ちろ!!
略・艦長『!? しかしコロニーの中で!?』
ゾルタン『サイコフレームが足りんのだ!!』
幸い艦長は「よくってよ!」と言わず反発
ゾルタンは巨大兵器投入を指示
ですが投入はされませんでした
この巨大機体の本質は、ただ"サイコフレームを増やす"ことにあります
設計はフロンタルが関与したとの噂
『そんな資格、俺には…!!』
『でも…、俺は君に……!!』
“リタ"『今が全部じゃない』
『何度だって生まれ変わるのっ。次に生まれ変わるとしたら、私、鳥になりたいなっ』
『ヨナは?』
昔、リタが"ペンダント"にしてくれた事
回想を浮かべるヨナに、前回と同じ「15歳の時の言葉」がフラッシュバックします
事実、不死鳥の機体となったリタ
対しヨナの答えは?
これはまだまだ先の話か
15歳に立ち戻ったヨナは、ミシェルも幻視
リタとミシェル
二人に挟まれた構図となりました
どちらを選ぶ?と問わんばかりで…?
ナラティブに搭載された「システム」
激しい頭痛で操縦どころじゃなくなるヨナ
しかしガンダムは勝手に再起動
その鋭いインコムの動きは、人智を越えたフェネクスをも追いつめる程でした
冒頭でヨナの操縦はシェザール隊に酷評
その彼らも舌を巻く超機動!!
『ユニコーンタイプに備わっているのと
同じシステムが
ナラティブガンダムには搭載されている』
『もうパイロットはシステムの一部に過ぎない』
かつてのサイコガンダムと同じ発想
操縦をAIが代行、パイロットを部品にする装置
感応波は人間の脳波
その処理は人間にしか出来ない
ですのでパイロットを、"受信した感応波を敵意に変換する処理装置"だけに使用(UC原作4巻P248)
それ以外を全て機械が行うシステム!!
NT-DはNTの脳波を識別し襲い掛かる
ゾルタンは基準値の下だったか
本来、そうしてニュータイプを殺し「NTの克服」を喧伝する為の装置でした
ニュータイプ神話の抹殺
NTに期待する者の心を折るシステム
それがユニコーン本来の開発目的でした
フェネクスを捕えたらどうなる?
冒頭曰くリタはいい子だからうまく行く
つまり市民を庇う為、反撃しないから上手く行くという作戦だったと
ブリックが止めたのも納得ですね
モブ少女がかわいい
ミシェル『フェネクスを捕えたら!人は死を克服する事だって出来る!!』
アバーエフ『!?』
ミシェル『NTと呼ばれる者達に共通する力!
彼らは…
死んだ人間と話が出来るのよ!!』
突飛ですが実際、話す場面が多々あるんですな
最大の例はアムロ・レイとララァ
またカミーユ・ビダン
閃光のハサウェイでも、そうと解釈できる場面がありました
実際、過去にそういう現象があった
なら再現できるはずだと
『"刻が見える"世界に移行した魂と!!』
アムロ達は死者と話していた
では死者はどこにいる?
それは初代でララァが言った「刻が見える」領域があるという解釈
死者は宇宙を漂っているのでない
どこかに「行く」と
その場所にアクセスできるのがNTなのか
『生と死の狭間を飛ぶ…、不死鳥の鳥籠!!』
そもそも不死鳥とは、死んでも蘇る鳥
すなわち生と死の間
フェネクスは人間がいる宇宙と、魂がいる世界の間を行き来してるという事か
元々フェネクスは連邦軍がつけた名
偶然にも体現したんですね
そも初代からZ、ZZ、逆シャアは「オカルト」が強い物語でした
そこに原点回帰した物語なんですね
あの現象は何だった?
そう分析し、次世代に繋ぐ物語なのか
この分析は次回も続きます
実はインコムではなく、無線ファンネルだった
どころかサイコ・キャプチャー!!
前回フェネクスを追いつめた装備を、コロニー内で使う為の換装だったんですね
NT-Dも忘れ去られる技術のはずだった
ここで引っ張り出すとは
ヨナに強化をかけ、リタのフェネクスに弱体化をかける
ミシェルの策が完全にハマッた!!
リタ・ベルナルの素顔
8歳、ペンダントの由来を思い出すヨナ
かつてヨナはいじめられっ子
ある時いじめっ子に襲われ、大事なペンダントを壊されてしまいました
ですがリタがその欠片をペンダントに
三つに割れたから三人で分けた
絆の証に変えたのね
15歳、リタが頭を解剖されてしまった事
自分が救えなかった事
ミシェルが大富豪に貰われた事
15歳は後悔ばかりですね…
解剖へ連れ去られた時
その回想で、ようやく「リタの顔」が描写
彼女は確かに笑っていた
無理やり笑ってた
どんな思いだったのか
ヨナの絶叫と共に、遂にコロニー壁が破壊
最悪の事態になった!!
ですがその原因は、どうもヨナが引き寄せてしまったらしい
最大の悲劇を起こしたのはヨナ
なんと因果な
決戦兵器IIネオ・ジオング
巨大兵器IIネオ・ジオングが参戦
コロニー外壁を破り侵入へ
その破壊のみならず、"穴"が空気を吸い出してコロニーは全滅の危機へ
空気が滝のように外に流れていってる!!!
ゾルタンの破壊が可愛く見えますわ
『ナラティブのサイコウェーブが、IIネオ・ジオングを引き寄せている!?』
ミシェル『そんな事…、だってNT-Dは!?』
ブリック『それ以上に強い力が、ヨナ・バシュタから発せられているようです!』
『"ニュータイプは感染する"…!?』
過去作では、NTの周りはNTだらけでした
それは感染させているからだと?
NT-Dはフェネクスを狙うはず
なのに標的を変えたのは、NT-Dの支配力をヨナが上回った証なんですね
UCでバナージがユニコーンを御したように
ヨナはナラティブを御したのか
コントロールをシステムから奪い返した!?
略『お前まで俺を見捨てるのかよぉぉ!?』
ヨナを煽りすぎたのがゾルタンの敗因か
ヨナは昏倒したまま、操縦権をNT-Dから奪い返しました
そしてNT-Dの機能を掌握したらしい
NT-Dには、NTを殺す為に「敵の無線兵器を乗っ取る」機能がありました
本来はファンネルを奪う機能
今回はジオングのコントロールを奪ったのか
同じく、物理的にネオ・ジオングに近付こうとしたシェザール隊も翻弄
謎のフィールドに阻まれ近づけません
これは逆シャアでの現象再現か
かつてMS隊を吹き飛ばし、小惑星の軌道を変えてしまったパワー
僅か数機吹き飛ばすなど朝飯前か
結局リタは救えませんでした
ですがオーガスタ研は、エゥーゴが奪取に成功
所属してた実験体も解放されたと
これでヨナも自由になった
残るリタは…?
『でもあの時、俺たちが密航した輸送機はオーストラリアの基地に向かって飛び……』
『行かずにいられなかったんだ』
『全てが変わったあの日、まだ無邪気な子供でいられた頃の最後の記憶………』
『あの場所に…、もう一度』
15歳、三人でニタ研を脱走しオーストラリアへ
子供の頃訪れた場所に向かった
門は確かに残ってた
ですがその先には、ただただクレーターが広がっているだけだったと……
もう故郷はどこにもないのだと
見せつけられたのか
8歳…、コロニー落としを予知
15歳…、戦災孤児としてニタ研暮らし
15歳…、オーストラリアへ脱走
15歳…、大穴を見ながら「天国なんてあるのかな」と雑談をした
それから捕まって三人別々に…?
コロニー外壁をぶち破って現れたIIネオ・ジオング!!
ですがゾルタンでなくヨナのところへ
世にも珍しいモビルアーマー寝取られ事件
機動戦士ガンダムMANTR
いよいよミシェルが何をしたか、何をしたいのかが明らかに…?
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