閃光のハサウェイ 第4話 感想【最終回】アムロの言葉 機動戦士ガンダム

機動戦士ガンダム 閃光のハサウェイ TVエディション 第4話「テイク・オフ【最終回】」感想

公式あらすじより引用

月のアナハイム・エレクトロニクスで密かに建造され、地球へ送り出されたΞ(クスィー)ガンダムの空中受領作戦を決行するハサウェイ。その機体は、地球連邦政府閣僚たちが行うアデレード会議を襲撃するため、どうしても必要な戦力だった。一方、ケネスの指示で捕虜のガウマンを自機に乗せていたレーンは、降下する飛翔体をキャッチし、ペーネロペーで迎撃する。ハサウェイとレーン、ガンダム同士の一騎打ちが大気を切り裂く。

TVエディション公式配信はありません

元となった劇場版のみ配信

AmazonPrime会員なら追加料金なしで視聴可能

公式サイト公式ツイッター(外部)

https://twitter.com/gundam_hathaway/status/1622152547946594306

「ν」を継ぐ「Ξ」受領、クスィー・ジーvsペーネロペー!!

身構えている時には 死神は来ないものだ

敵目前で動けぬクスィーの中、ビビったハサウェイを奮起させたのはアムロの言葉

解ってるよとは言うようになったなハサ!!

孤軍奮闘からの快勝だった!!

敵ながら、人質を良しとしないレーンもいい男

ペネロペ―を可愛がってやれよ

水没しちまったがな!!

新規カットで〆

劇場は真っ黒なスタッフロールと主題歌で〆

TV版は総集編映像を流し、マフティーたちの母船が旅立つ場面を新規作画

船出、旅立ちって感じの〆ですね

ED主題歌「閃光」がいい!!

兄弟機対決、Ξガンダムvs.ペーネローペー

なお「ペネロペー」と略すのがレーン風

愛してますねガンダムを

共に単独飛行可能な第五世代

他がジャンプと推力で跳ぶ中、縦横無尽に飛び回る二機が別格でしたわ

ファンネルミサイルも美しい!!

相討ちだと思ったレーン・エイム

勝因は、ハサウェイがライフルを撃ちっぱなしで手放し囮にした事

相討ちではなくライフルをやっただけだったと

水柱で視界が悪く暗かったMS戦

だからレーンも見間違えたのね

これも経験値の差か

ファンネルミサイル

水星の魔女のビットのような遠隔砲台でなく、ミサイル自体を脳波誘導する兵器

地球重力下はファンネルは思うよう動けません

ならそのままぶつけるが吉!!

威力絶大でしたね

通常ミサイルを牽制にして撃つのが玄人

原型は逆シャアの頃の没案らしい

テロリストを描くシャアの反乱後日談

地球環境は人類の汚染でひっ迫している

だから全員宇宙に行け、というテロリスト「マフティー(ハサウェイ)」の物語

見たかんじ地球は奇麗なもの

ですが僅か一世紀前、人口爆増・公害で滅びかけ再生したばかり

危機感を持つのが大事なんですね

原作は、逆シャア初期稿ベルトーチカ・チルドレン続編

ハサウェイの視点はシャアに近いもの

シャアはああした人々に絶望したんでしょうか

二話が特に顕著で、地球を汚しても平気なタクシー・税金の無駄遣いする連邦などなど

あれがシャアが言う地球をエゴで潰す愚民

言ってましたものね愚民共って

でも連邦は堅固でケネスも有能

また一方、一話冒頭のようにケネスも当たり障りのない事を言うだけの大人

有能なケネスでさえ社会は変えられない

行き詰ってる様が印象的

アムロが言うように「人の知恵はそんなもんだって乗り越えられる」のか?

不満があるなら政治的に変えるべき

テロは間違ってる

ハサはギギが言うように正しくないし、運転手が言う言葉にも凹まされる

でも運転手以下、市民は共感していない

それじゃ政治的に変えるのも困難

アムロはシャアに急ぎすぎと言いました

ですが本当、変えるのが難しい問題なんですな

マフティーのやり方は間違いと散々描写

第三話はモビルスーツ戦を人間視点から描写

本当MS戦は迷惑で罪深い

あまつさえ怯えるギギを放っておけず、仲間を見殺しにした

第一話のように優秀で大胆

それでいて繊細で他人を見捨てられず間違う

ハサウェイの人柄を感じる第一部でした

大型化の極致 U.C.0105年代

量産機メッサーグスタフ・カール

そして第五世代MS Ξガンダムとペーネロペー

劇中は皆大きいので分りにくいですが、平均サイズが最大級なのも本作の特徴

高性能化は高出力、強力なフレームが近道!!

ガンプラ作ると大きさに驚かされますね

大きい事はいいことだ!!

小型MSの登場 本作六年後が転機へ

本作の3年前、U.C.0102には「MSの小型化」をサナリィが提言

デカく高価になりすぎた為です

0109年 AE社が小型機ヘビーガン開発

その性能に不満を感じたサナリィは、U.C.0111年「F90」開発

画期的構造で小さくかつ強力な新型!!

AE社一強から変化していきます

第一部・空中受領作戦

TV版 全四話は劇場版 第1部を分割したもの

続く第2部は時期未定

時系列上ハサウェイは第一話の前に、月でΞガンダムを受け取ってシャトルで降下

曰く連邦閣僚の顔を見ておきたかった

そこで偽マフティーのテロに遭遇

結果ケネス&ギギに知り合い、二人に「マフティー」首魁だとバレてしまった

今回は月から降下させたΞを空中で受領

基地を放棄し船に移乗へ

第2部に続く、と

マフティーは組織名かつリーダーの名

組織を用意したのは、前々回の台詞に出たクワック・サルヴァーと名乗る連邦軍将軍

もちろん偽名、インチキ医者って意味だとか

軍でも備品・補給に長ける人物らしい

ハサウェイはリーダーですが、彼を殺しても組織が消える訳ではない

その点に気付いたケネスは流石ですね

「オエンベリの軍隊」へ

ハサウェイ達は基地を放棄、第一話・偽マフティーたちの本隊へ向かいます

第2部サン・オブ・ブライト

偉大な父を持つと大変ですな

Aパート 空中受領作戦

マクシミリアン整備主任『問題はないはずだが…

 戻って来られる保証は出来ないな

『………あ

ハサは基地を離れ、海上のギャルセゾンへ

際し整備主任の一言にエメがピタリと停止

戻って来られるかは腕次第

怯えているのか

豪胆そうにみえて繊細なんですね

エメラルダ『本当に私がやるの…?

『……解っているよ、レギュラーパイロットをあてる余裕なんかないもんね……

略・レイモンド『バカげた作戦だなあ、ハサウェイ

エメの弱音は、彼女が補欠パイロットな為

自分の技量で大丈夫か?

と不安がったのか

またこの「バカな作戦」に付き合ったレイモンド、エメの彼氏さんなんだそうな

恋人を見かねてきてくれたのかね

連邦軍ダバオ基地

『クルーザーの所有者はサイド3の政務官で…、現在アデレード会議に向かう機内にあるとの事

前回、クルーザーで軍の目を潜り抜けたハサ

その持ち主は元ジオン共和国政務官

本作5年前、ジオン共和国は自治権を返還

連邦の一自治体に戻りました

マフティーにいっちょ噛みしてんのかね

ガウマンを尋問するケネス・スレッグ大佐

ガウマン『何度も言うぜ、全部を知っていたらヤバくていけねえ

 俺はホントに知らねえよ…

マフティー所属のMSパイロット・ガウマン

何か知ってれば、捕まった時に組織に

またガウマン自身、組織に消されかねず

だから何も知らないと

現場は何も知らないと主張してるのね

ケネス『やっと思い出したよ、ハサウェイ・ノアと会った時の事をな』

ガウマン『有名人だなァ~

前回ハサとガウマンが、知り合いっぽい雰囲気だったのを思い出したらしいケネス

ブライト・ノアの息子だとトボけるガウマン

ブライトは初代ガンダム時の艦長

以降もガンダム、NT部隊艦長を何故か務める羽目になってきた連邦軍の名物艦長

彼も連邦上層部に呆れてる人物の一人

ケネス『ハサウェイはマフティーと深い関係にある…、どうだ?』

ガウマン『はは、マフティーさ

『マフティー・エリンそのものを演じてるんだ

秒でぶっちゃけるガウマン

切り替えが早い

あんた知らない言うてたやないか

ケネス『そのものだ!?』

マフティーとは組織名、象徴としての名前

だから演じてると評したのかね

ハサは代わりが利く存在だと

ケネス『それならそれで黒幕がいるはずだ! そいつは誰だ!!』

略『お前をマフティーに仕立て上げて、処刑場におくってやってもいいんだぜ?

シャアがそうだったように「組織」自体を作ったのは別の人間

シャアもハサもリーダーで象徴

組織を作った奴がいる!!

シャアは様々な派閥、ジオン残党が担ぎ上げた

対しハサの黒幕は「将軍」

第二話でミヘッシャ達が言ってたクワック・サルヴァーって奴ですね

インチキ医者って意味だとか

余談。シャアの場合

シャアの反乱時、ジオン残党は空中分解状態

元々派閥、内紛が多い組織ですから

ですがシャアの父は「いずれニュータイプが現れる」と提唱したジオン・ズム・ダイクン

その後ザビ家が率いる国で撃墜王に

戦後アクシズのジオン残党幹部へ

更に反ティターンズのエゥーゴで活躍

地位、組織を渡り歩き「色んな派閥をまとめる象徴」にぴったりな人物となりました

戦闘力的にも不世出ですね

ガウマン『噂なら聞いた事があるぜ……』

ケネス『!

ガウマン『マフティーは、シャア・アズナブルの幽霊なんじゃないかってな♪

思わせぶりに煽って、冗談を飛ばすガウマン

この後めちゃくちゃ頭を打たれ昏倒

作中、ユーモアに富み有能なケネス大佐も「こういう」行いをする

やーねえ軍隊って…

昏倒から目覚めたガウマン

レーン『ペネロペーだ!

『レーン・エイム中尉だ。ケネス大佐がねえ…、君を人質に使えというのだ

結束バンド、もとい拘束されコクピットの床に

ガウマンの盾作戦

一応シートに簡単に繋がれています

まあ危ないでしょうけれども

レーン、ようやく喋れたと思えばこれですよ

なんて自信にあふれた口調…

キルケー部隊は七機もの大軍で出撃

ペーネロペーが一、グスタフ・カールが

グスタフは二機ずつSFSに分乗

戦争レベルの戦力ですわ

ガウマン『てめえら汚ねえぞ!』

レーン・エイム『そうは思わないな?

『マフティーの無差別テロに比べたら、人命の喪失はキミ一人で済むのだから……

このクソエイム

ガウマン、街を盾にして街ごと撃たれたシーンを彷彿させますね

より悪いのはマフティー

もっともマフティーは「無差別」ではない

閣僚を狙っての攻撃ではあります

レーン『しかし』

『このペネロペーで戦う限り、私は君の命を保証するよ?

大佐は危なくなったら盾にしろと言った

だが私は危なくならないよ

あふれる自信!!

まるで高野豆腐の煮しめのようですね

マフティー「ロドイセヤ」基地

ゴルフ『とんだ骨董品だったぜ~♪

前回、ケネス大佐はモスボール保存されていた潜水艦を戦列に復帰

その配備はマフティーには全くの想定外

潜水艦は潰したも基地のおおよその位置がバレてしまいました

このころ制海権は完全に連邦のもの

潜水艦は無用の長物なのね

UCの頃も、水中用MSは一年戦争期のものを延命して使っていたくらいですし

海軍は肩身が狭そう

イラム『この機は捨てる! ヴァリアントとシーラックに合流だ!!』

ゴルフ『マジかよ……

前回、連邦の潜水艦を撃沈し意気揚々と戻ってきたメッサーパイロットのゴルフ

しかし勝ったどころか撤収作業の真っ最中

位置がバレたから仕方ない…

勿体ないですね

戦争は勝てばいいだけじゃあない

SFSギャルセゾン 打ち上げ

ハサウェイ『捉えられるか?

レイモンド艇長『さあねえ! こんなバカな事は誰もやっちゃいない!

ハサウェイたち空中受領サイド

サブフライトシステム、SFSギャルセゾンにブースターを付け打ち上げ

まるでロケットですね!

上空、月のアナハイム社からはカーゴ船が射出

これを「空中」回収する作戦か

確かにバカバカしい!!

ちなみに付近の監視衛星は

第一話冒頭いわく、数年前にマフティーが破壊

以来この辺は監視網に穴

監視網にも穴があるんだよな…

メッサーネイキッド(指揮官機)出撃

エメはハサウェイと同乗

このピンクの軽装機は、本来ハサウェイ=マフティー専用の高機動タイプ

ハサ不在で倉庫の肥やしになってました

プレバン専売でキット化

ハサウェイ『左上!』

エメラルダ『何が飛んでいるんだ…?

まるで父ブライトのように指示を飛ばすハサ

いち早く気付いたのは流石ですね

左舷敵がいるよ何やってんの!!

ハサウェイ『敵が来る!』

レイモンド『行けよエメ!!

エメラルダ操縦で、メッサーはSFSから離脱

降下中のシャトルに接触を図ります

が、これが上手く行かない

火を噴きそうな緊張感だ…

失敗するエメラルダ

ハサウェイ『もうやり直しはきかないぞ! 多少の損傷は構わない!ぶつかれ!

エメラルダ『そのつもりだ!

ハサウェイ『来るぞ! 機械には任せるな!!

エメラルダ『やっている!

耳元で怒鳴るな!

荒い息、言葉こそ強気ですが弱気さが吐息に

再び失敗しかけたエメラルダ

既に基地を発見された今、カーゴを逃がせば連邦軍に回収されてしまうでしょう

連邦は今この辺を血眼で捜索していますから

決戦兵器を手に入れるか?

敵に渡すか?

エメラルダ『…………!』

なんとか成功も、声も出ないのがリアルですね

とんでもねえプレッシャーによく耐えた

良い自信になりました

ハサウェイ『上出来だ!エメラルダ!』

『……済まなかった

最後に謝っていくのがハサウェイらしい

偉そうに褒めるだけでもいいのに

ホント繊細な人ですね

メッサーを使い「空中受領」へ

ハサはシャトル、内部の「新兵器」

際しメッサー額から移乗

操縦席そこなんだ…

同じアナハイム社、ジオニック系が手掛けたリック・ディアスみたいですね

ここからはBGMも停止

独白の静かさを際立たせていますね

ハサウェイ・ノアの独白

『この事態を引き起こしたのは、僕の甘さなんだ

『アナハイムからの帰還に

 ハサウェイ・ノアという名でハウンゼンを利用したのも

『最後に閣僚たちの顔を見ておきたい

 というアイデアを

 諦められなかったからだ……

『それが今、皆を危険にさらしている

本来、ハウンゼンに乗る必要はなかった

結果、ケネスに勘付かれ

結果ギギと出会った

前回の街襲撃も、基地を発見され空中受領する羽目になったのもハウンゼンに乗った為

全て「甘さ」なんですね

今後、殺す事になる閣僚達を見たいという甘さ

彼なりのケジメなんでしょうか

罪に向き合う的な

『そうだね…、クェス』

『それが君の答えなら、僕は変わるよ

『変えてみせるよ、マフティー・ナビーユ・エリンに

ハサウェイは根本的に甘い

だから非情な革命家、マフティーに変わると?

偽名、決意として演じる

シャアが必要に応じ、名前を変えてきた経歴を思い出させますね

『よく独りで…、クスィー・ジー……』

名前はギリシア数字、ニューに次ぐクスィーを命名

アムロ最後の機体を継ぐ名前

AE社ガンダム特有の命名

ちなみにリックディアスはガンマ、百式はデルタ、ZZはイオタなどを冠しています

※トップに戻る

Bパート キルケー部隊司令室

副官『連絡がとれる確率は僅かかと

ケネス大佐『レーンの判断に委ねるしかあるまい

副官『レーン隊への通信は続けろッ!!

司令部もハサウェイロケットの発射をキャッチ

ですがミノフスキー粒子で通信が阻害

その事を前線に伝えられません

宇宙世紀は、0079年に台頭したミノフスキー粒子で戦術・兵器が一変(実証は69年)

通信、レーダー、無線誘導が機能不全

ケネス『(奴だ……)』

略『(マフティー・ナビーユ・エリン……!!)

ハウンゼンでテロリスト退治した手腕を回想

折れんばかりに乗馬鞭を握る大佐

大佐、いけません…

第一話は「バッカモーン! そいつがマフティーだー!」という場面だったんですね

あーばよとっつぁ~ん!

レーン『降下する飛翔体を迎撃するッ!!』

果たしてカーゴに気付いたレーン

また大規模な火は、ロドイセヤ基地の自爆なのでしょうか

優秀ですねレーン!

身構えている時は

『断ち切ってみせるさ、妙な人間関係も! ギギ・アンダルシアも!!

『……重力め!!

大気圏突入、エラーと重力に悪態をつくハサ

つくづく地球は優しくない

船は断熱圧縮で真っ赤!!

見よ!マフティーは赤く燃えている!!

ハサウェイ『!? やられた!?

機体はシステムチェック中で動きません

しかもすぐそこに敵がいる

被弾して死んだと誤認、走馬灯を見てしまうハサウェイ

感覚がシャープすぎるんだ!!

アムロ『身構えている時には、死神は来ないものだ…、ハサウェイ』

ハサ『!! 言われなくても!!

アムロの言葉を思い、正気になるハサウェイ

ゲームでも多用される代名詞ですね

アムロの教えを受けた世代か

今は身構えてるから大丈夫、そう頭で解っていても取り乱してしまったハサウェイ

おかげで冷静になれたようです

言うじゃないかハサ!

際しアムロを象徴的に描写

緑の光、地球の「人の心の光」に飲まれ去っていった姿が

敢えて陰に描くのが象徴的

アクシズ自体は漂流、OVA「トワイライトアクシズ」で後日の姿が描かれました

アムロは虹の彼方へ消えたのか…?

ハサ『鈍っている! ギギのせいか!!』

取り乱したのはパイロットとして鈍った証か

あれもこれもギギのせい!!

ギギと会って「やり方は正しくない」とか色々考えさせられたからでしょうか

今度は本当に攻撃が来たも冷静

パイロットって過酷

繰り返し砲撃を受けるハサウェイ

ハサ『今でなければヴァリアントも巻き込まれる!!

『なんとでもなるはずだ!!

敵の砲撃がカーゴに降り注いでいる

しかし落下中のカーゴを出ないと、母船まで敵を引っ張る事になりかねない

なんとかしなければならない

なんとかする!

いい度胸してるぜマフティー!!

ロックオンしていたレーン・エイム

レーン『何!?

降下中カーゴから、MSが出てきて驚くレーン

この下は海

ここで出ても自殺行為のはずです

故に想定外だったのか

ハサウェイ『ン…!!』

ペーネロペーは浮遊しつつ砲撃

逆さのままミノフスキー装置を発光させ砲撃

増加装備フィックスド・フライトユニットならではの大火力ですね

実にフィックス・リリース!!

ペーネロペーは換装型

装備により様々な性能を発揮しうるとか

レーン『避けた!? ……避けた!?』

ガウマン『マフティーだってガンダムを手に入れられるって事だッ!!

レーン『ガンダムだと!?

『ミノフスキー・フライトか!?

公には、ペーネロペーしか搭載していないはずの疑似反重力装置の事

この装備で第五世代MSに分類

設定上僅か三機のみ存在

空中で自在に回避、燃焼式スラスターとは次元が違う機動性ですね

MSの運用を一変させると考えられました

ガウマン『追尾するな! 狙われる!!』

レーン『馬鹿にして!!

お前は一体どっちの味方だい!!

死にたくないのでレーンに助言するガウマン

必死なんですよ彼だって!!

ガウマン『よく見ろ! 今度は横か…、右ィ!?

右!いや正面か!?

後ろでガッタンガッタンするガウマンが不憫

申し訳程度は固定してるがこれがな!!

ペーネロペーは、超音速飛行時に簡易変形する必要があります

機体もガウマンもめまぐるしい!!

モノアイもあるのがAE社的ですね

ガウマン『そのまま上昇!』

レーン『解っているッ!!

文字通りの呉越同舟

その間も、ハサが引き付けた事で「カーゴ」残骸を味方が回収する事に成功

Ξ用の物資を懸命に回収へ

吊られてやがるぜ!!

グスタフ・カール参戦

レーンの部下たちが参戦

次々SFSからダイブ、ですがΞは自在に飛べる為あっさり避けてしまいました

いや第五世代MSチート

その分めっちゃお高いらしい

部下達『アシを落とされた!?』

ハサは落ちてきたMSたちを回避

その後、敵はSFSが先んじて急降下し「足場」になるはずでした

しかしΞガンダムも急降下

ΞはSFSを撃墜し、敵MSに地表まで降りることを余儀なくさせます

飛べるΞの独壇場ですね

なのでHGUC グスタフも再販して欲しい所

ハサウェイ『次は…、レーンか!?』

しばし滞空していたΞガンダム

ペーネより発光部が少なく、洗練された設計なんだと感じますね

直後ライフルを予測しきれず被弾

しかしΞのシールド、射撃をそらしたのか焦げているも無事

ハサのライフルを避けるレーン

反撃のライフルを避け、サーベルを振りかぶって落ちてきたレーン!

親方!空からペーネロペーが!!

二機は鍔迫り合い

共に異形の大型機、迫力がありますね

しかし独特な面構えだ……

レーン『マフティーはガンダムのコピーまで持ち出すのか!!』

機体が接触、接触回線となって言い合いに

お肌のふれあい通信だ!

ペーネロペーは、ジム・スナイパーカスタムのように前腕からサーベルが出るタイプ

前腕は非常に多機能な複合武装

スペース十徳ナイフ

ガウマン『下がれ! やられるぞ!!』

レーン『黙れ!

ハサウェイ『ガウマン!?

咄嗟に痴話げんかが聴こえたハサ

ガウマンよっぽどハサウェイの腕を買ってるんですね

事実ハサはサーベルを受け流し

レーンは負けじと砲撃も、これも避けて一気に間合いを詰めていくハサウェイ

空なのに自由自在ですね

第五世代すげえ

ハサウェイ『裏切りか!? 盾にされているのか!! 応答しろ!!』

レーン『盾だと!?

『違う!私は…、ケネス司令とは違うッ!!

ハサウェイ『…!!

ガウマン『構いません! こんな新型やっちまってくださーい!!

ハサウェイ『ペーネロペーのパイロット、レーン・エイム!

 人質を取らなければ戦えぬ

 情けない奴なのだな!!

レーン『私の名前を知っている!?

 返す!!

 大佐の命令でやっただけだッ!!

ペーネロペーは姿が見えなくなるほど急上昇

本当に返してくれました

高々度からの空中投棄!!

お客様! ガウマンを投げないでください

ただフツーは罠ですよね

ハサウェイ『誘いか…? それとも!?』

ひとまず身構えるハサウェイ

掴もうとした瞬間、狙撃されるのが普通です

身構えていればガウマンは来ない

直後、上空から銃撃

ハサウェイ『!? レーン・エイム…、潔い男ッ!!

というのも撃ったのはグスタフ・カールでした

レーンは逆に彼を制止

自ら射線に入り、ハサを庇ってくれたのです

そこまでしてくれるとは…

いさぎよい男!

ガウマンッ!!

言って機を寝かせ、コクピットを解放

落下速度を合わせ、衝撃を緩和してみせました

ガウマンも両手を広げエアブレーキ!!

からのピンポイント着地!!

オリンピックも狙えそう!!

ハサウェイ『これからが地獄だぞ!!』

ガウマン『そうらしいな……

言って予備の簡易シートを解放

今度は多少まともな座席

また両手両足の拘束は、落とす前にレーンが切ってくれたようです

目印になるようライトも持たせてくれました

いさぎよい男!!

レーン『待ってやったのは情けではないッ!!』

『ガンダムもどきめ…!!

合わせ味方機は後退

レーンは中間形態からフライトフォームへ移行

こっちのがよっぽどジオン

ですがテロリストが、アナハイムから直接手に入れたとは考えないまじめな男なのでしょうか

足がクロ―アームみたいでしたな

ハサウェイ『出来るかどうか………』

ガウマン『やってみせろよマフティー!!

ハサウェイ『来るな……

宇宙世紀史上初・ファンネルミサイル同士の空中戦!!

先手は中間形態のペーネロペー

そのミサイルは漏斗=ファンネル型で、クスィーを追尾するように飛んでいます

脳波誘導兵器ファンネルミサイルなんですね

逆シャア時には構想があったらしい

レーン『バカな奴だ!!』

宇宙世紀はミノフスキー粒子により誘導兵器がまともに作動しません

ですが脳波なら例外的に誘導できる

そこで砲台ではなく、端末自体を直接ぶつけるファンネルミサイルが開発されました

これなら大気、水で減衰したりしません

また重力下でも機動性が高い

耐ビームで防げないなどメリットがある様子

レーン『速い!?』

レーン、そのファンネルミサイルを避けられるとは思っていなかった

ハサは機体を限りなく海面スレスレ

海面へ誤爆させたのか

これも慣性って奴の仕業なんだ!!

もちろん自分が海面に突っ込みかねないハイリスクな機動

ガウマンも耐えてるぜマフティー!!

レーン『!! 逃がすかァ!!

だしぬけにクスィーがライフルを発砲

負けじとライフルを連射、大爆発させ勝利を確信するレーン

撃った爆発した勝った!!

かなりの爆発

これは勝利を確信もやむなし

爆発地点を悠々と確認するレーン

暗いのでCGを明るく補正しまるで流氷のよう

が、ふと隣を向くとクスィーの機影が

こんな近くに!?

ミノフスキー粒子でレーダーが使えないからか

レーン『!?』

そこからの対応は見事なものでした

クスィーのミサイル乱射を、機首にあるバルカン砲で次々と対空防御

設定上四門が存在しています

後退しつつミサイルを途中までは全弾防御

バルカン砲はやはり有効ですね

直撃を許し、以後全弾喰らう勢いで撃墜へ

これはハサが、通常ミサイルを混ぜた為

弾は細長く尾翼がある通常弾、漏斗状の二種類が飛んでいます

通常弾で牽制しファンネルを当てたのか

隙を生じぬ二段構え!!

また直線的に飛ぶもの、変に曲がりながら飛ぶものの二種類が混在

特に終盤は「曲がる弾」ばかりでした

まるで父のような混在戦術!!

ちなみに装弾数はペーネロペーが上

クスィーは僅か十発しか積んでません

キュベレイ同様、腰の裏に十発

対しペーネ、両肩を始めとして機体各部に搭載

弾が少ないから工夫したハサウェイ

多いから油断したレーンか

『……生きている?』

コクピットで宙づりになって目を覚ますレーン

背をシートに固定してるんですね

機体がうつぶせになり、固定部で吊られた状態になったのか

相当しっかり固定されるらしい

レーン『……そんなはずはない』

『奴も墜ちているはずだ…!!

『止めをさしたはずだ………………

コクピットが水没するのも構わず、ハッチを開けて外へと出たレーン・エイム

敵も墜落、銃撃戦になると思ったのか

思いたかったのか

シミュレータハイスコア男の苦い敗北

彼もまた「俺は!スペシャルで!2000回で!模擬戦なんだよォ!」だったのでしょうね

本作は1989年執筆ですが……

時計 冒頭へ繋がる音

ギギ『レーンは無事だったんですか…?

ケネス大佐『機体の損傷程度からして、生還は奇跡だ……

『やはり君は、幸運の女神だ

まるで太鼓みたいにどんどこ命中

それもコクピットに近い場所

なのにハッチも無事だった、相当に運が良かったんでしょうか

ハサも外す余裕はなかったでしょうし

ギギ『そう? 自覚はないけど……』

なんせ彼女自身「愛人」

曰く薄汚い

当人には幸運なんて思えないのでしょうね

ガンダムにはよくあるタイプか

ケネス『独りで生きて来られたというのも、強運を持ってる証拠さ』

ギギ『でも、私だって予定はあります

独りで生きてるが社会と無縁ではない

そう返すギギに、ケネスは自分がボロボロだったとようやく気付きました

何せペーネロペーの破損状況確認後

墜落から何時間経ったやら

仕事人間なんですな

だから嫁さんに逃げられたのさ

ケネス『人には絶えず、義務というものがあるからな』

ギギ『そう…、義務でしょうね

ケネス『厄介なものだな…、生きるというのは

一見、自由気ままなギギ

ですがパトロンである伯爵を無視できない

ケネスも有能ですが、役人の機嫌を損ねたらすぐ切られる

生きるって難しい

第一話、ケネスは「マフティーは悪い奴だ」とポジショントークをしてしまいました

あの冒頭と重なるやり取りなのね

ギギ『……それほど生きる事には執着していませんよ…、私』

言って時計に電池を入れ、動かし始めたギギ

第一話冒頭の音はここに繋がる

止まっていた時間が、動き出した象徴か

きっとハサウェイ達三人全員

この時計、二話でハサが買った土産物

二話でマンハンターを避け、観光客のフリをする為カードで適当に買ったもの

前回焼け焦げ、置いていきました

でも壊れてなかった

これってハサウェイ自身、まだ壊れていないって象徴でもあるんでしょうか

ギギの手で動き出したのかね

マフティー母船「ヴァリアント」

『やったなハサウェイ!

クスィーは新たな母船に在庫パーツと共に着艦

英雄様の御帰還だ!!

人望ありますねえ

AE社によるパーツリストも表示

『ケリアー! 備品の整備が先だろーっ!!』

と言われてるのはクスィーをのぞき込んでいる半裸の女性

公式「露出が多い」メカニック

その為、キャラ設定画は上着を着こんだ姿となっていました

Ξガンダム 補給パーツリスト

ビームライフルが3つ

弾倉・Eパックが30個

シールドが2枚

通常ミサイルが84発

ファンネルミサイルが80発

ただし海上にぶちまけた為「半分が沈んでしまった」とのこと

ファンネル残弾大丈夫…?

マクシミリアン整備主任『ビームライフルがないな』

ガウマン『ダミーに使ったんだよ

『ペーネロペーに狙撃させたんだ

略・ハサウェイ『ビームライフルを発射して飛ばしただけだ

『方向が変わってこっちが喰らうところだったっ

あの時、撃ちっぱなしにしたライフルを投げて囮にしたんですね

レーンはそれをクスィーと誤認

自分で連射したミサイルで視界不良

完全に手玉でしたな

ハサもライフルを投げた際、打ちっぱなしのビームが自分にあたりそうだったそうな

やっぱ怖いことするよアナタ…

ガウマン『一撃離脱で済ませてくれなきゃ、俺ァ死んでたよ……』

最初から撃って逃げるだけだった

でないと高機動戦の負荷で、サブシートのガウマンが潰れていたんですね

それで撃墜したとか恐ろしい

スーツもなくシートに身体を固定せず乗るなんて無茶だったか

やはり筋肉…、筋肉は全てを解決する…

レイモンド機長『やめとけ! 隊長機なんか真っ先に狙われるんだ!』

エメラルダ『やーだね! ハサウェイに貰ったんだっ

今回乗ってたのは、ハサウェイ専用メッサー

エメは補欠から正規パイロットに昇格

隊長機でブイブイ言わすとの事

すっかり自信つけちゃって

性能はいいでしょうけど心配ですね

女子ったら強気なんだからー

エメラルダ『体が大丈夫ならすぐにオエンベリの偵察に出るぞ!』

略・ハサ『だ、そうだ♪

イラム『もちろん! 船長もそのつもりだよっ

良い調子ですねハサウェイ!

オエンベリとは偽マフティーの本拠地

神経が苛立つ!!

現在、ケネスの前任者キンバレーが最新MSグスタフ・カール隊を率いて総攻撃に出ています

偽物はグゥレイト!数だけは多いぜ!!

だそうですが…?

ハサウェイ『け、ケリア?! 合流してたのか!?』

ケリア・デース『香港から戻るなんて、宇宙から帰還するより簡単ですからね♪

最後、意味深なのはハサの「彼女」

公式サイトもそう書いてある!!

いやあぎこちないですね

ぎこちが皆無ですよ

CVは早見沙織さん

第2部もしくは原作、また漫画版は一巻時点で深く描かれています

黒幕クワック・サルヴァーも出てるよ!!

キルケー部隊 ギギの選択

ギギ『ハサウェイのお父様はまだ軍にいらっしゃるんでしょ?

ケネス大佐『親と子が同じであるはずがない

普通、ブライトもテロリストではと疑うところ

しかしケネスはシロだと断定

さっすが大佐!

彼はしっかり調査する為、台詞にも信頼がおけますね

うさんくさいけどイイ人ですわ

洋食屋さんとかやってそう

ギギ『私、大佐が言うような運を持っているか試してみるっ』

『2、3日ここにいるよ♪

ケネス大佐『そうするがいい、……その方が面白いかもしれない

ギギ『……どうかしら………

最後の言葉は懐疑的

天真爛漫なようで実は愛人、薄汚いと自分を蔑んでいたギギ・アンダルシア

自分が幸運だなど思った事がなかった

だからきっと「良かった」

彼女も、自分を再認識する事件となるのか

白いワンピースがお似合いね!!

EDテーマ「閃光」

YoutubeでMV配信中

劇場版ラストはハサウェイが船を歩く場面

エンドロールは黒背景

TV版は背景を総集編

最後に新規カットで彼らの船、船出を描いて

ここから始まる

そんな印象を強める良い〆でしたわ

標的はアデレード会議

第一話で言ってた通り、オーストラリアでの閣僚会議がマフティー達の標的

また一帯は監視衛星を破壊し動きやすい

なのでこの辺に留まる様子

クスィーガンダムはその切り札なのね

改めてゆっくり見ると

シャアが隕石落としたくなったのも解る気が

本作後、逆シャアを見ると彼の言動がより理解できるのかもしれません

よく腐敗と言われる連邦

ですが市民も百年前の悲劇を忘れてる

市民が危機感を持っていない

それじゃ荒廃は進む一方だし政治的な「正道」で帰るのも難しい

でも連邦首都なんか完全に砂漠化してます

来週からはサンダーボルトへ

番宣として、連邦サイド主人公イオver.

ジオン主人公ダリルverが公開

サンダーボルト第一部を全三話!!

U.C.0079年、初代ガンダムと同じ戦争を別視点から描く物語

厳密には少し違いますが

次回からは戦争! 戦争! 戦争!

ジャズが聴こえるぜ!!

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