薬屋のひとりごと 2期 第36話 感想[本名]猫猫にとっての壬氏は ネタバレ
薬屋のひとりごと 第2期 第36話「華瑞月」感想
公式あらすじより引用
飛発を持った刺客の襲撃に遭うも、滝壺の洞窟へと逃げ込んだ猫猫と壬氏。洞窟からの脱出を試みる中で、猫猫は壬氏が隠し続けていたとある秘密に気づいてしまう。意を決して自ら秘密を打ち明けようとする壬氏だったが…。そのころ壬氏たちが姿を消した宴会場では、馬閃のもとに「岩場から主の衣が見つかり、流された可能性がある」と伝令があり、場内は動揺に包まれる。しかしそれは、飛発を持った犯人をあぶり出すための猫猫たちの秘策だった。
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2期12話 北遠征後編、壬氏の“本名”
こんなに壬氏様がえっちな回、地上波で流して良かったんですか!?
壬氏様、遂に皇弟・華瑞月と明言
それを知らない猫猫にとって壬氏様は壬氏様
今回、皆が「華瑞月の政治的価値」を見定めようとし一部は殺そうとさえした
対し猫猫は、等身大の彼だけを見てくれる
壬氏様の愛が深まる章でしたね
まあ牛黄には劣りますが
おかげで、ばつの悪さも壬氏様とのロマンスも月の彼方までブッ飛んだよ!!
壬氏様、早まったな!!
壬氏様とて正体を明かすのは怖い
ですが猫猫が、壬氏は壬氏と言ってくれたことで心が軽くなったらしい
そう聞いて微笑み、明かす覚悟が出来た
できたけど駄目だった!!!!!!
北への遠征、宴席の真意
狩りと遠征は、子一族が「華瑞月の政治的価値」を探るのが目的だったらしい
皆、壬氏だとは知らない
華瑞月は顔に傷のある厄介者扱いか
壬氏はその嘘がバレたら困るので、徹底して他と隔離して過ごしていたわけですね
何故そんな風に隠してるか自体は明言されず
ただ察せられるのも確かか
料理は酔わせてムラムラさせて、子一族の女を襲わせるのが目的だったのでしょうか
現状は次期皇帝の第一候補ですから
あの料理の理由は明言されず
おそらく、猫猫相手に性欲を発散していると周囲に納得させる為?
他に女はいらないと断る「口実」?
猫猫は「華瑞月が抱いて歩いた女」として有名
あの事件を利用したんですかね
東宮・次期皇帝を取り巻く危険
第一期もまわりくどい華瑞月暗殺が実施
皇帝になると困るものがいると
そうした危険を避けるために、普段は「壬氏」として振舞ってるんですかね
ザ・ダブルフェイス!!
実の母とされる皇太后が、取り替え子と明言
正体は現皇帝と阿多妃の子らしい
皇帝嫡男、より危ない立場という事
それもあっての二重生活なんですかね
壬氏様自身知りませんが
冒頭 猫猫、壬氏の秘密に気付く
前回から猫猫たちは、茘国建国以来の名家・子の一族が治める北部へ遠征
現当主は楼蘭妃の後見である子昌
マスターアジア、子昌が治める地
茘国北部ギアナ高地、子北州へ
デビルガンダムとかいそう
貴族『侍女と二人で消えたとか?』
貴族『逢引では?』
貴族たち『『ハッハッハ!!』』
合い挽きですって!?
茘国の重鎮・子一族による宴は続行中
主賓・壬氏退出から二時間、主催する子昌が解散させず宴はいまだ続いてました
壬氏護衛を引き離すのが狙い?
多くは壬氏が侍女と遊んでるのだろうと陰口
それが“覆面の御方”への世評か
猫猫『(ある…、わけない……、後宮に立ち入る宦官にはあってはならないものだ……!?)』
二人きりで、壬氏に抱き寄せられた猫猫
彼の股間を掴んでしまい困惑
何せ宦官にはあるはずがない
チ…、チンがある!! タマも……!!
また壬氏は逞しいも、去勢された宦官は男性ホルモンが減ってああはいかないはずだと
裸が多いのも前振りだったんですな
精力を抑える薬を飲むシーンなどが描写
なお高順も同様の様子
まだまだ家族は増やせるぜ!!
壬氏『ある意味……、説明する手間が省けたということか……』
喘ぐ壬氏様
いいのか地上波でこんなの!!
というか前回、壬氏様が抱き寄せて終わったはずだったんですが
気付けば壬氏様が喘がされてる
逆転しているッ!! 攻守がッ!!
猫猫、お断りする
壬氏様『伝えたい事がある』
猫猫『(駄目だ、聞いてはいけない……)』
壬氏様『今回ついてきてもらったのもその為だ』
略『薬屋、俺は』
猫猫『申し訳ありません、カエルを潰してしまったかもしれません』
壬氏『は?』
壬氏、正体を打ち明けようとしたも
猫猫が断って困惑
壬氏様ゴーホーム!!
猫猫、面倒ごとに巻き込まれたくないから…
危ない「秘密」はいらない…そのかわり、深い「巻き込まれ」もない…
「何事も起きない」人生を…。
そんな「平穏な生活」こそ、猫猫の目標だったのに…………
猫猫『いやカエルって気持ち悪いでしょ? 粘液を出しますし』
壬氏様『キモ…!? 誰が粘液だ!?』
そうだよ精液だよ!!
照れ隠し含め壬氏様を煽ってしまう猫猫
何も知るつもりがない鉄壁の構え
見ざる聞かざる触らざる
触った「事実」を!!「無かった事に」しようとしているんじゃ!! あやつはッ!!
やだ女子ー、責任とりなよー
猫猫『(壬氏様と私は高官と下女! それ以上の秘密なんていらない!!)』
立場をわきまえようとする猫猫
それは、猫猫ともっと親身になりたい壬氏と正反対なありかたなんですね
正反対な君と彼
壬氏『……確認してみるか?』
押し倒し挿入寸前の構えとなる壬氏様
猫猫が立場を盾にするなら、壬氏こそ「立場」でこういう事をできる
壬氏はこうしていい立場、性別なんだと
そう解らせようとしたのか?
前回からあまりに猫猫が無防備だから
洞窟の二人、結末
猫猫『ピィィィー!!(指笛)』
壬氏様の上に飛び降りる犬
壬氏『ぐえ!?』
壬氏様が潰れたカエルのような声を!?
やがて永遠のような間、キス寸前までいったところで「犬」を呼び終了
長すぎる前振りは未遂の前振り
犬と李白が合流へ
犬が犬をつれてきた!!
猫猫『もしかしたら、先ほど発砲した人物を特定できるかもしれません』
やがて李白を交え、犯人捕縛作戦始動
やはり鍵は犬
めっちゃ「撫でろ」ムーブして可愛い
猫猫『(自分の姿にたいそうな自信を持つ御方だ
カエルもさぞやご立派であろうに
そこそこなどと……)』
猫猫、壬氏が怒る理由を誤解?
壬氏の股間をカエル扱いした事で、プライドを傷つけてしまったかと反省
いや問題はプライドじゃないのでは…
この鈍感さも彼女らしい
美味しいですよねプライドポテト
暗殺者捕縛作戦
猫猫『火薬が爆発すると、思わず鼻を抑えたくなるような臭いを発します
まるで卵が腐ったような』
『そう、崖の上で撃たれた時と同じ臭いです』
策だとあっさり看破し、話を合わせた馬閃
李白、宴席で「血まみれの布切れ」を馬閃に渡して場をどよめかせます
すわ覆面の御方暗殺か、と大捜索へ
まず覆面=壬氏が狙われ、滝壺に落ちたと示唆
そして“犯人”を、犬に火薬の臭いで特定
続いて凶器の「矢」を発見
矢なんて知らないと混乱した犯人は隠した銃へ向かい、待ち伏せられ捕縛へ
猫猫、銃の場所も火薬の臭いを辿らせ把握
事前に把握し待ち伏せ成功へ
やはり犬…、犬は捜査を解決する……
馬閃『(うまく喰いついてくれるといいが……)』
血まみれの衣服片に動じたふりをしつつ、話を合わせて捕縛に協力
もちろん断片的な情報でしかないも
馬閃殿、見事な連携プレイ
優秀ですわ馬の一族
馬閃『この男の関係者たちは、いつでも捕縛できるよう見張っております』
壬氏『では、後は罪状を明白にするだけだな』
しかし動機は語られず終い
壬氏は皇弟
なので彼らの一族、楼蘭妃の子を次の帝にする為に邪魔だと判断したのか?
まだ妊娠すらしていませんけれども
高順からみた「宴」
高順『(皆、見定めようとしている……
此度の狩りの主賓
すなわち帝の弟君が)』
『(皇位を継ぐに相応しい人物であるかどうか)』
今回の遠征は、次期皇帝候補「皇弟=覆面の御方」を子一族が饗応する為のもの
次期皇帝に相応しいか見極めるのが狙いだと
また覆面の御方、ひどい火傷だと吹聴
壬氏とは別人扱い
なので壬氏と親しい高順は、別人と強調する為にも距離を置いてたのか?
高順、珍しく蚊帳の外ですな
高順『(壬氏様の代理として遠征に来ている自分には
今回の騒動を気にする立場にない……)』
公的には女帝の怒りで宦官になったと吹聴
なので普段は後宮に
しかし時には「皇帝直属」馬の一族扱い
宦官として壬氏、皇家一族直属として覆面の御方に仕えている感じか
二つの立場で壬氏を守ってるのね
貴族『(壬氏の)あれだけ美しいお顔が参加されたら
それだけで
嫌味になってしまいますからなあ』
壬氏と皇弟、二人が一度に揃わない理由
それは「火傷が原因」と周囲に説明
皇弟は顔に火傷がある事にし、外見へのコンプレックスを口実に引きこもる
前回引き籠ったのもその為か
また強い酒で酔わせ、性欲を増進させる食事
子一族の女を抱かせようと?
対策として、猫猫を「女なら自分で連れてきてる」と断る為の口実に同行?
皇弟のお手付き扱いとなるのか?
高順『(今後起こりうる問題に対処する為にも、(正体を)知らせておく必要がある)』
『(それだけ利用価値がある娘だ)』
『(非情な言い方だが、使える手は多い方がいい)』
使える手、猫の手も孫の手も借りたい的な
壬氏を守る為、猫猫は彼の正体を知っておいた方がいいと考える高順
猫猫は壬氏さまを守る道具だと
また彼女は遠征を通じ側近だと認知
野心を持たず、毒見もこなす強力な「駒」か
正体を知ってくれた方がいいのね
猫猫、飛砲に見る「西方」の影
猫猫『今回も気持ちの悪い幕引きだ……』
第一期の壬氏暗殺未遂、動機不明で姿を消した主犯・翠苓を連想する猫猫
最新式「飛砲」は西方の関与を示す証拠に
あの二人組特使が怪しい
以前姉妹がこっそり抜け出した話は、特使の話が元になってる可能性が高い
抜け出して楼蘭妃・子の一族に飛砲を?
また梨花妃を流産させようとしたのも?
犯人をそそのかしたのか?
ただ西方だと玉葉妃も怪しい……?
壬氏、正体を明かそうと接触
猫猫『こちらこそ申し訳ありませんでした』
『(そこそこなんて言って)』
冒頭を踏まえ「もうあんな事しない」アピールか、扉を開けずに話をする壬氏
しかしスルーされ、正体を言えない
気まずい
というか多分、壬氏は押し倒した件で気まずい
そこは猫猫は気にしてないっぽいですね
自分に色気絶無と思ってるから
わからせなきゃ!!
猫猫『(その内悟ったのか(育児放置されがちだった幼い私は)
泣かない赤子になったらしい)』
『(だからなのか)』
『(人の好意にも悪意にも鈍感だ)』
ドン・観音寺だと?
猫猫、自分は他人に共感しにくいと独白
幼い頃育児放棄された為
緑青館では可愛がられているものの
やはり仕事時は完全放置
それで今回みたいにすれ違うんですな
壬氏『……!!』
思わずにっこり笑った壬氏
扉越しゆえ猫猫は気付かず
壬氏は今回の宴のように、皇弟ゆえに「価値」を値踏みされ生きてきた
壬氏としても美形すぎて人間関係で苦労
親しい高順すら「臣下」に徹する
多分だからこそ染みる
等身大に接する猫猫が誰より愛おしいのか
『(タマがあるか無いかの違いなんて、別にみる訳でもないし私に関係ないっ)』
台無しだよ!!
壬氏、宦官じゃない事を打ち明けたかった
でもオマケみたいなものだった
その話じゃねえから!!
後いずれ見る立場になるから!!
なんなら入って来るから!!
壬氏『お前にとって、俺は俺、か……』
なお猫猫には聞こえなかった様子
多分壬氏は、猫猫になら「皇弟」と打ち明けても大丈夫と安心したのでしょうか
いよいよ本丸に移ろうとした壬氏
しかし大失敗
クレバーな壬氏様らしからぬミス!!
待望のアレ、壬氏の打ち明け
壬氏『これを渡すと共に、ずっと伝えようと思っていた……』
『お前には迷惑をかけるかもしれないが!
今回の旅に来てもらったのも
その為だッ!!』
猫猫『これは……、牛黄!?』
牛黄は『日本薬局方』にも収載されているとおり、牛の胆のう中に生じた結石、要するに胆石です(略)
口に含んでみると心地好い苦味と微かに甘みのあるものが良品とされています。
※救心製薬公式サイトより
壬氏様、約束していた牛黄をプレゼント
そして正体を明かそうとした
連れてきた理由とも関わるらしい
しかし猫猫、牛黄の喜びでそれどころでなくなり以降の話を完全スルー
やっちまったなあ壬氏殿!!
大事な話の前に渡すべきじゃなかったさ!!
壬氏『って!? そうではなく!?』
すっかり夢中になり、話を聞かない猫猫
聞けと叫び続けた壬氏様
うんうんこれは壬氏様が悪いね
猫猫『ではお休みなさいませッ!!』
壬氏『……って!? オイ!? 勝手に閉めるな?!』
思わず見とれた壬氏様、その隙に扉を閉められついでに閂で封鎖
踏み込みが足りん!!
惚れた弱みか
今週壬氏様、可愛すぎ案件
まるで部屋から閉め出された猫のようでした
とまれドタバタのおかげで、ぎくしゃくする事もなくなった感じでしょうか
元々猫猫もあまり気にしてませんでしたが
『(ただ、牛黄分の恩はある)』
『(もし秘密がバレて窮地に立たされたら
その時は……
ちゃんと本物の宦官にしてあげよう♪)』
もし壬氏が、宦官じゃないと皆にバレたその時は
ちゃんと去勢してあげようと思う猫猫
後の蒼き去勢である
秘密を事実にして守ってあげるのだ!!
って違う!! そうじゃない!!!
高順『壬氏様
いえ「月の君」……』
『いつまでも仮初の立場ではいられませんよ』
場面転換、高順が壬氏本名・華瑞月を明言し幕
皇家・華一族、壬氏の本名か
今後次期皇帝として権力争いの中枢へ
もうモラトリアムも終わり……?
猫猫と楽しくコントしてられる状況じゃなくなってしまうのか?
玉葉、梨花妃が男の子を産むかが問題
時が経つほど危ういのね
高順『あなたはこの国の帝の弟君・華瑞月なのだから……』
今後、現皇帝の子がどんどん生まれる
すると子を次期皇帝にする為、壬氏は邪魔だと思う者も増えてくる訳か
命を狙われる危険は増す一方
壬氏という偽装も身を守る為?
次回、第37話「湯殿」
江戸っ子かな?
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