機動戦艦ナデシコ 第1-13話 感想[世界は狭いようで広い!!]1996年ロボット作品!! ネタバレ
劇場版まで視聴済みの上での感想
機動戦艦ナデシコ 第1-13話 感想 ネタバレ
公式あらすじ
時は22世紀。木星から現れた謎の侵略者達の脅威が地球に迫った時、民間企業のネルガル重工は、独自に大型新造戦艦・ナデシコを建造した。テンカワ・アキトは、幼い頃会った覚えのある少女を追って、機動戦艦ナデシコに出会う。ミスマル・ユリカとともに、木星からの侵略者と闘う事になったアキトと地球の運命は?
第1-13話は1/6まで、13話以降は23日から1/20まで
AmazonPrimeは1話無料の以降追加料金
真面目と不真面目、大人と子供。人類存亡のSFロボラブコメ!!
大真面目に戦争してる人達と不真面目で人間的な主人公たちの物語
とかく“要素”たっぷりで楽しい!!
冒頭一分目、本格SF艦隊戦ですし
全編通してラブコメですし
敵の正体は謎で、先進的な技術を持つ敵への絶望感が見応えあります
また主人公達は「ロボットアニメ」
もちろん主人公は戦う事を強いられるも、彼自身はコックになりたい
だから料理も重要なテーマ
料理とかお金とか愛とか
皆、それぞれに大事なものがあるんだと
皆「これが大事だろ!!」と譲らない
多かれ少なかれそれは当たり前のことながら
はっきり明示してるのが面白いですわ
また好きな、かつフラグだったなと思うのがこの台詞
文化ってのは多様
考え方も多様
だから尊重しようってのが五話
素敵だと思うし、たぶん後々すんごい「文化」が出てくるフラグでもあったんですね
その辺は特に14話以降のお話
顕著なのが三話や十話、地球軍やジュン副長みたいに大真面目な人は視野狭窄に陥りがち
人は正しい事を真面目にやるべきだと
対しおちゃらけて第三の道を示す
他にもやる事、やりたい事あるじゃないかと
この構図、特に終盤でも大事な事なのね
機動戦士ガンダム+宇宙戦艦ヤマトな
いわゆる地球最新兵器を持つ主人公達が、巻き込まれて戦うフォーマットがガンダム的
また最強単艦で旅立つのがヤマト的
とにかく強い!
だからこそ八話の転換点とか大好きですね!!
その「強さ」が激変しちゃうんですから
序盤1-3話が地球出航編
4話-7話が、初期目的「火星に向かう」単艦航海編
8話-13話が地球編となっています
特に13話は大きなターニングポイント
敵と「第1話の謎」に迫る回!!
今見るとびっくりするほど映像が古い作品
1996年なので約30年前
画面が四角いTV
キャラデザが古い!!
ですが特にオープニング、曲と映像の見せ方が今見てもすごくカッコイイですわ
想い出補正があるのでしょうけれども
まだ市民が残っていたのを初めて知りました
木星トカゲは無人兵器、のべつ幕無しに襲ってくる連中だから納得ですけれども
現代は鮮明な一時停止が出来るのが凄いなあ
エヴァが1995年10月4日 – 1996年3月27日
ほぼ同年代の作品ですね
冒頭をルリルリ、クールな少女ヒロインが担当
予告をメカニックのウリバタケさんが担当
このウリバタケさん、本編も活躍しますがCV飛田展男さんなんですよね
機動戦士Zガンダムの主人公役
全く異なるオッサンくさい演技が最高ですわ
ナデシコ地球出航編
第1話「『男らしく』でいこう!」
西暦2196年。人類が謎の敵「木星蜥蜴」の攻撃を受けて1年が経過し、ネルガル重工はスキャパレリ・プロジェクトを発動する。そんな中、幼なじみのミスマル・ユリカと偶然再会したテンカワ・アキトは、彼女を追ってネルガル重工の地下ドックに向かい、未知の魅力を秘めた新造戦艦・ナデシコと運命の出会いを果たす。
主人公アキトは火星住まい
しかし謎の無人兵器群・木星トカゲ襲来で壊滅
ところが何故か気付けば地球に
地球圏はこの正体不明の無人兵器群に窮地
また地球ではなぜか民間企業が戦艦を建造、癖のあるクルーで独自運用を試みています
その艦長、ユリカがアキトの幼馴染
巻き込まれ乗り込む事にと
とかく「要素」が多い第一話ですわ
第一話にこれだけ要素、起伏を持たせた脚本は本当に素晴らしいと思います
ロボット戦までやっちゃうんですもの!!
戦時中ゆえ戦えるマトモな人材は軍に所属
なので今どき軍に入らない、変わり者だけど優秀なクルーを集めたという話
極端な例だと声優さんまで乗艦
通信士なら声が良いのが大事って判断なのね
金勘定の話が多いのも民間的ですわ
他にも後々重要な前振りがぎっしり!!
ナデシコ艦載量産機エステバリスは、身体にナノマシンを注入されている必要があります
ナノマシンを介し思うままに操れる
子どもでも使えるくらい簡単
しかし生理的に気持ち悪いと評判が悪い
アキトは開拓地・火星出身で、あっちではナノマシンが身近な存在でした
なので抵抗感なく身に着けています
第2話「『緑の地球』は任せとけ」
ナデシコの性能を知った地球連合軍は、その所有権の剥奪のため戦艦トビウメを差し向ける。その頃、ムネタケはナデシコ艦内を制圧していた。クルーの反対を押し切って、連合軍との交渉に応じることを決意したユリカは、人質としてトビウメに乗艦する。艦内に絶望感が漂う中、ガイは団結しようと呼びかけるのだが…。
ナデシコは唯一、敵を圧倒できる超高性能艦!!
何せ敵と同等の技術を実現
超火力のグラビティブラストと、特にビームに強いディストーション・フィールド
超軽量高機動な人型兵器エステバリス!!
そりゃ軍も寄越せと言いますわ
解りますその気持ち
ナデシコは物理的な鍵によって制御
抜くと停止します
車か!!
軍は彼女の父、ミスマル・コウイチロウ提督(CV大塚明夫氏)を交渉役に派遣
しかしユリカ、交渉すると見せかけただけ
アキトの両親について質問しただけで脱出
なんだかんだで、艦長は艦を大切にするものだと言う生真面目な子
ナデシコは独自運用を保つのでした
アキトとユリカは火星育ち
しかし幼い頃にユリカが地球に転居、直後にアキト両親が不審な死を遂げています
それが再会後、彼がユリカを追う原因に
結局その件はここでは謎のまま
パイロットのガイ(山田次郎)がロボアニメを披露
乗組員達に呆れられる事に
昔流行ったレトロなスーパーロボットアニメ
完璧で究極のゲッター!!
再視聴したアキトだけがハマっていきます
夢が明日を呼んでいる~♪ 魂の叫びさレッツゴー・パッション♪
放送された1996年代はオタク文化も花盛り、ウリバタケさんといいオタクも大活躍でした
しかしまさか後々響くテーマになろうとは
いやあしかしヤマダさんやりたい放題
ロボアニメが大好きで
技術進歩により、思うように動く人型ロボット兵器が初めて実現した世界観
そりゃ燃え燃えッスわ~
彼は元軍人らしい
第3話「早すぎる『さよなら』!」
ビッグバリアの開放を却下されたため、強行作戦に出たナデシコ。第三防衛ラインにさしかかったナデシコの前に、デルフィニウム部隊を従えたジュンが立ちふさがる。ガイを捕らえたジュンは投降を勧告するが、ユリカはそれを断ってしまう。自暴自棄になったジュンは、ガイの乗ったエスデバリスを破壊しようとする。
地球軍との本格的な軍事衝突!!
面白いのは地球軍総司令との交渉中、総司令は日本語・ユリカは英語で話していた事
バチバチに慇懃無礼な激突!!
能天気ながら艦長ホントに優秀なんですな
総司令、外人ですが日本語に堪能
彼の主張は、戦時中なんだから勝手な行動は許されないと言う事
ホント「大真面目」な人物
不真面目の化身なナデシコと対照的ですわ
ユリカが好きで生真面目なジュンは、彼女が地球の敵になるのが耐えられないと制止
アキトに決闘を挑みます
先の総司令同様、真面目ゆえの視野狭窄
ユリカを命懸けで庇う場面も
最終的に救われますが「もっと自由に生きていいんだ」ってテーマを感じる戦いでしたね
幸せになって欲しい青年ですわ
サブタイはダイゴウジ・ガイの死
死ぬのはお前かよ回
ロボットアニメ史上屈指に呆気ない死でした
前述の通りロボアニメのファンで、華々しく散りたいと言ってたのに呆気ない死
現実はアニメみたいにはいかない
文字通りにも程がありましたね
次の回冒頭もまあヒドい!!
前者・ナデシコの新型ロボットと、現行機デルフィニウムとの戦い!!
エステがいかに優秀か良く解かる回
そりゃ軍も欲しがりますわ
また続く四話では、その短所が描かれるってあたりよく出来てますね
コクピットを共通化した換装型ロボ
ナデシコの単艦航海
第4話「水色宇宙に『ときめき』」
パイロットの補充のため、コロニー・サツキミドリ2号に向かったナデシコ。ところが、到着寸前にコロニーは爆破され、またナデシコに何者かが侵入する。だが、侵入者の正体はコロニーの生き残りで、ナデシコに配属予定のパイロットたちだった。ガイの死にショックを受けるアキトは、彼女たちと打ち解けることができず…。
新たに癖が強い三人娘・正規パイロット参戦
そしてアキトがメグミと恋に落ちる回
まあラブコメ!!
しかし状況はハードでした
そして前回ラストでのガイの死
クルーは皆、仕事が忙しくて気にしません
ガイと親しかったアキト、コロニーと交信した通信士メグミだけが「死」にショック
周りの冷たさに疎外感を感じる二人
結果くっついてしまう事に
いわば、会社で別部署の人が死んで悲しくなるか?ってレベルの話だと
親しくない人の死にはみな無頓着
またこれも「価値観」なんですね
それが大事と思う人、思わない人の温度差か
にしても周りが少し冷たく感じましたけど
略『嫌な男どもだと良いねえ、新しいのはさ』
略『嫌な奴の方がいいよ、戦って死ぬかもしれないようなヤツはさ』
コック長ホウメイさんの言葉が印象的
仲良くなって死なれたら辛いと
辛さを知ってるからこその言葉
作中は木星トカゲだけでなく、数年前に「月と地球で小競り合い」があったそうな
戦争が比較的身近な世界観だからこそ
だからこそドライなのでしょうね
エステバリスの正規パイロット、リョーコ・ヒカル・イズミの三人娘が加入
これまた当然「軍人」に不向きな面子
彼女達と共同戦線、エステの弱点がより露骨に
エステは外部電源ロボなんですな
ナデシコの持つ相転移エンジン、その有り余るパワーからの外部電源方式
ナデシコのフィールドから給電されます
おかげで超軽い
既存の鈍重な機動兵器、先のデルフィニウムや戦闘機とは隔絶した機動性を発揮
反面、離れるとバッテリーですぐ電源切れ
電池切れで大苦戦するのでした
第5話「ルリちゃん『航海日誌』」
アオイ・ジュン副長『地球は狭いようで広い!!
様々な宗教、様々な風習、様々な葬式があるからねっ』
コロニーでの戦闘で出た多数の戦死者を弔うために、ナデシコ艦内では連日葬儀が行われていた。多忙に追われ、会うこともできないユリカとアキト。そんな状況でユリカは、艦長の立場について悩み始める。一方、アキトも、自分に戦いを求める周囲の声に疲れていた。アキトは、その答えを見つけるために瞑想室に向かい…。
敵はナデシコを警戒し、兵力が揃った火星まで静観する構えを見せました
その隙に様々な宗教で葬式をするお話!!
特に製作された1996年代には目新しい事
葬式、宗教ってこんなにあるんだと多様性をドーンと打ち出してきたのが印象的でした
そして宗教は思考とも結びつくわけで
そりゃ考え方も多様になる訳ですわ
緊急時以外は艦長含めほぼ不要
戦闘時はちゃんと人間が操作します
中でも重要なのが、艦全体とナノマシンでリンクしているホシノ・ルリちゃんでした
ロボット同様にナノマシンでリンク
制御自体はコンピュータ
制御コンピュータとリンクし、最低限の制御を行うのがお仕事
第一話で変な施設から引き取られていたルリ
彼女は特殊なんですな
ひたすらお葬式
あまつさえ、艦長なんて重要でないと明言
艦長一人の能力なんて影響力はない
結果考え込む事にと
また基本的に不要だからこそ、以降もクルーが割とヒマそうに出歩く姿が描写
本作、クルーが割と好き勝手していますが
艦長「含め」ヒマなんですな
すげえよ技術進歩は
何故か調味料が充実したナデシコ
それは先のコック長・ホウメイさんの指針
彼女はかつて恋人が戦死、死に際に「パエリアが食べたい」と言われ作ってあげられなかった
死にゆく奴にはせめて好きな料理をと
その想いの棚なんですね
パエリアは1996年時まだまだ馴染みない料理
時代を感じますね
『せめて最期は、最期にはせめて…、本物のパエリア、サフランの香りを……!!』
『その気持ちが、その棚の調味料さっ』
前の回ではドライにさえ感じたホウメイさん
でも看取ってきたからなんですね
他のクルーもそうなんでしょうか
また彼女のこだわりが、“軍人”としてはおかしなものなのもまた間違いない事で
ナデシコに居付いたのも納得の人ですね
プロスペクター『この契約書も見てくださいッ!!』
そして契約を巡って艦内で反乱が
実は事実上の恋愛禁止条項が
いやそらそうよ!!
と思ってしまうも、これは“民間出身”を多数雇用してしまったゆえのトラブルなんでしょうな
契約を巡っての「社会人」トラブル
お仕事モノっぽくて面白い
第2話で明かされたナデシコの目的、スキャパレリ・プロジェクトによる行動指針
木星トカゲ侵攻に、連合は地球圏のみ防衛
火星は見捨てられてしまいました
ナデシコは現状を確かめる為に出航した
それが目的と言ってましたが…?
第6話「『運命の選択』みたいな」
火星に到着したナデシコは敵艦隊に遭遇するが、アキトの活躍でこれを撃退し、地表への降下に成功した。当初の任務を遂行するため、ナデシコはネルガルの研究所へ揚陸艇を飛ばすが、芳しい成果はあがらなかった。その頃、故郷のユートピア・コロニーに来ていたアキトは、そこで火星の市民の生き残りを発見していた。
火星到達、無人艦隊と初めて本格衝突します
しかしまぐれ当たりに近い戦果で殲滅
火星降下に成功
が、後から思えばこれがいけなかった
世の中ままなりませんね
会社直属のプロスペクター、彼が最初に調べさせたのは火星の研究所でした
実はナデシコはそこで開発された
火星入植時、謎の艦残骸を発見
どうも敵戦艦と同じもの
つまり敵残骸を元に解析・開発、そのデータから地球工場で建造されたのがナデシコ
だから敵同等の技術があるんですね
しかしそこでは何も発見できず
ナデシコ開発者の一人、Dr.イネスも発見
しかし彼女は、性能を知ってるからこそ「勝てない」と明言し乗船を拒否しました
単艦では火星脱出さえ不可能だと
敵はチューリップと呼ばれる、転移ゲートを介して延々と送り込まれてくる
それも戦艦クラスが続々と
ナデシコはやむなく重力バリアを展開
守るべき避難民を圧し潰す事に…
そもそも艦を着陸させなければマシだったも
あの時点では知る由もなく
というかここまでの戦いで勝ちすぎて、楽に勝てると思い込んでしまったのが敗因だった
敵は同等技術による無尽蔵の兵器群
多少性能が良くても数で来られると勝てない
やはり戦いは数だよ兄貴…
ナデシコや敵の動力源「相転移エンジン」
これは宇宙のみ最大出力
火星、大気圏内に降りた時点でもうちょっと警戒しておくべきだったんですね
相転移エンジンとは真空を相転移する動力
真空をより低位の真空に転移、その差分からエネルギーを得る機関
水を沸かして水蒸気に相転移し、タービン回し発電するのと根本的には同じ仕組みか
すんごいエンジンですわ
第7話「いつかお前が『歌う詩』」
甚大な被害を受けたナデシコは、火星の重力圏の脱出すら不可能な状態だった。そこで、北極冠のネルガル研究所でエンジンを修理する作戦が立てられる。そんな折、アキトは、第一次火星会戦でフクベ提督が迎撃したチューリップの墜落によって、故郷のユートピア・コロニーが壊滅していたことを知って…。
ナデシコ火星単独行編、最終回
実は第一話冒頭、艦をぶつけて敵を阻止した「提督」がナデシコ提督だった
当時地球圏はその戦果に感動
大いに士気を高めたらしい
しかし当のフクベ、そしてその貰い事故で故郷を潰されたアキトには悲しみしかなかったと
フクベ提督はナデシコを逃がし消息不明に
男ですね提督…
なお助けられた側の反応は微妙
死ぬ以外になかったのかと思ってしまうのか
アキト『何だよそれは!?』
フクベ『それが何かは言えない!!
だが諸君にもきっとそれはある…、いや!! いつか見つかる!!』
サブタイは大切なものの為に戦う提督の言葉
彼は明言しなかったも
アキトの故郷を潰した事を悔い、火星で死ぬつもりでナデシコに乗艦されていたようです
みな自分の大切なものの為に戦う
当たり前ですが、それを全面に押し出したのが現代から見ても独特だなと思います
だって皆悪く言えば自分勝手
皆、自分の価値観で戦う
空気とか、✖✖すべきみたいな一般論を蹴っ飛ばして好き放題する事
提督曰く「良い大人ではない」生き方でもいい
大切なものの為に動けと
それが本作テーマでしょうか
脱出策とはチューリップを使い転移する事
敵母艦、ワープゲートらしい物体
二話で地球でチューリップに飲まれた地球軍艦が、何故か長期間すぎた姿で火星で発見
きっと、あの艦はチューリップから出てきた
なら入れば地球に行けるはずだと
地球軍艦は何故か乗員が全滅
フクベ提督とユリカは、ディストーションフィールドがあるから無事と判断
実際、敵は転移してきてる訳ですし
果たしてその選択は正解
本作のワープは「ボソンジャンプ」
敵艦はすべて無人兵器
敵艦はチューリップでボソンジャンプして出現
第十三話では、これは「敵は有人ボソンジャンプできないからだ」と判断しています
単にフィールドだけでは駄目だと
危うく全滅危機だったんですな
後にスパロボでも大活躍したなぜなにナデシコ
すまんなトロワ
またこの時イネスさんに過去の記憶がない、そして「シルエット」が描写
果たして彼女の正体とは…!!
今は静止画が鮮明だから解りやすいですね
ビデオ時代とは大違いですわ
ラストシーンは会長が姿を伏せて登場
実はナデシコには別の目的があり、敗退によって軌道修正になったと言及します
何せ建造したネルガルは「企業」
人助けに戦艦作る訳ないと
利潤ですよ利潤
地球戦線 新たな仲間とホシノルリサーガ
第8話「温めの『冷たい方程式』」
辛くも火星を脱出したナデシコは、第4次月攻略戦の真っただ中に出現する。しかも、火星でチューリップに飛び込んでから、8ヶ月もの時間が経過していた。その間にネルガルと連合軍は手を結び、共同戦線を張っていた。ナデシコは連合軍に編入されることになるが、納得できないアキト。そこに敵が襲来してきて…。
地球帰還、なんとナデシコ二番艦登場
多連装のグラビティブラスト!!
その火力たるや、一斉射で敵部隊をカトンボみたいに叩き落とすモンスターマシン
もうこいつ一艦でいいんじゃないかな…
もっともこの艦、実はメンテナンス用の移動ドッグ艦という位置付け
なので巨大、デカいので武装が多い
非戦闘用なんですな
多分コスパが悪いのか後方任務用らしい
結果地球軍も、改装されたのかバリア持ちの艦が配備されていました
また新型エステバリスも登場
ナデシコの優位性は薄れた
特にコスモスの殲滅っぷりは、時代遅れになったなと感じさせるには十分でした
実際はそうでもなかったんですけれど
要は旅に際し、人数が多いと物資が足りなくなって遭難するという事
だから冷たいようだが人減らしが必要だと
本来は密航者に関しての話
とまれアキトは、火星市民やフクベ提督の死で再び「戦う理由」を考えさせられたものの
無事ラブコメとガイのおかげで立ち直る回
( ゚∀゚)o彡゚おっぱい!おっぱい!
その名もアカツキ・ナガレ
高い技量を持ち最新型エステ搭乗、戦闘指揮を担うクールなお兄さん
その正体はどう見ても前回ラストの人
一体どこの会長なんだ……
副操舵士として配属
しかし彼女は、例のボソンジャンプに際して起きた異変に興味津々
以降アキトに絡んでいく事に
ガイを殺したムネタケ・サダアキが配属
軍としては、ナデシコに就航当初から関わっていたので妥当な人選のつもりだったのか
以降クルー・視聴者の目の敵に
軍とのパイプ役、彼を通じて軍が命令を出す形でした
もうホント嫌われてる人物
思えば不憫な人
常識的に考えればガイに通報される
そうなれば、ナデシコと一緒に敵の巣窟・火星まで行く羽目になってしまうんですものね
撃つ以外に手段はなかったんでしょうか
少しでも騒がれたらアウトだし
第9話「奇跡の作戦『キスか?』」
北極海域の孤島にとり残された某国の親善大使の救助という任務を与えられたナデシコ。あまりに簡単な任務に、乗組員たちは暇を持て余す。アキトはメグミに誘われて、バーチャルルームで21世紀前半の学園生活を体験する。二人きりになっているアキトとメグミのことが気になるユリカは、誤って主砲を発砲してしまう。
誤って主砲発射というパワーワード
何せ半自動操艦、ナデシコが優秀すぎた
クルー不在時、いざという時にいきなり撃てるんですからむしろ超優秀な機能か
この艦いっつも誤射してんな!!
いやあセーラー服が眩しい回でした
ユリカの幼いまでの純真
メグミちゃんの腹黒さが好対照
いや扱いひどくない!?
この回ラスト、メグミちゃんの表情は本作屈指の作画だった気がしますね!
さすがアダルト設定の人よ……
その正体も意表を突くもの
ナデシコが、軍の面倒ごとを押し付けられるポジションになったと痛感する回
いやあアダルトな回だった……
艦長を庇うルリちゃんも見所
ウリバタケさん達にからかわれてますが人情味が出てきた回ですね
無表情なのが可愛い
大人になってきてますから
第10話「『女らしく』がアブナイ」
落下した新型チューリップを調査するため、ナデシコは赤道直下のテニシアン島に向かった。しかし、島に着いた乗組員たちは全員で海水浴に興じてしまう。その喧騒から離れたアキトは、謎の少女・アクアに出会う。『ゲキ・ガンガー』に登場するアクアマリンに生き写しの彼女に、アキトの心は揺れるのだが…。
水着回、この水着のフィギュアありましたね
あかほりさとる氏脚本回
ネルガルと別の兵器会社登場もポイント
にしてもゲストヒロイン・アクア、CV水谷優子さんなのが見ていて複雑ですね
彼女はこうして映像の中に生きるのか……
アクアは死にたがってるけど…
文字通り古典的なメシマズ回
アキトがヒロインにアタックされまくる回か
アキトは二度死ぬ
味覚がね…、駄目なんだ……
ウリバタケ『あったぼうよ!!』
妙にラーメンも食べまくる回
ウリバタケさんの謎のこだわり好き
ジュンくん頑張れ…
まあ彼は後にアレだから………
エステ三人娘のリーダー格でいじられ役、スバル・リョーコの恋も本格化
アキトに恋し不器用さが可愛い
戦闘でこわい
この回のリョーコ機マジで強かった!!
第11話「気がつけば『お約束』?」
新型の敵を排除するため、クルスク工業地帯に向かったナデシコ。だが、攻撃を仕掛けようとしたその時、強力な一撃を受けて、ナデシコはあえなく墜落してしまう。敵は、マイクロ・ブラックホール砲を装備した、新型のナナフシだったのだ。そこで、エステバリス隊がナナフシ攻撃に出動することになった。
エステバリス隊vs戦車!! なんちゃってミリタリズムがあふれる回!!
エステ隊の行軍歌が面白い
戦争映画パロって感じです
甲冑着せられたルリちゃん可愛い
ですがここぞでキメたユリカもさすがでした
今回も怒濤のラブコメ回
やたらケンカ売ってくるアカツキがまた良い男
基本的に嫌な感じなんですが
ここぞで冷静さが光るし、一緒に歌ったり助けてくれたり人情味があるんですよね
彼、本来めちゃくちゃ忙しい人のはずですから
ここで羽根を伸ばしてるんでしょうね
人生楽しそうで何より
とかくアキトは軍人として適正がない
物語的な前振りも込めて、感情的に空回りする姿が今回も印象的でした
ホントトラブルメーカー
ですが優秀なのも確か
火星緒戦、独自発想で敵艦隊を殲滅したのは彼のお手柄ですし
良くも悪くも個性なんでしょうね
とかく戦車ネタやりたかったと感じる回
このごった煮感がホント好き
しかし本当アカツキさんノリがいいなぁ!!
第12話「あの『忘れえぬ日々』」
連合軍と共同戦線を張るナデシコだが、なぜかエステバリス隊が連合軍機を攻撃し始めた。原因は、かつて民間船として連合軍と対立していたナデシコのメインコンピューター・オモイカネに、軍に対する反抗心が宿っていたためだった。これを危険とみなした軍部は、オモイカネの全データ消去を強制する。
予告曰くホシノ・ルリ サーガ第二弾!!
第五話は淡々と航海日誌
今回は一変し、“友達”であるコンピュータ・オモイカネの為に奔走する姿が健気
いつになく感情的というか
乗艦以来、育んできた感情か
オモイカネ『ゲキ・ガンガー3!!』
アキト『勝てるわけがない!? 相手はゲキ・ガンガーだぞ!?』
デバッグを通じまさかのスーパーロボット対決
オモイカネも実はアニメを見ていた
そこで電脳世界で、自分を守る「正義の味方」として具現化させてしまいます
ルリが敢えてアキトにデバッグを頼んだのは
彼の方がゲキ・ガンガーを好きだから
基本ロジカルそのものなルリ
彼女が“思い”ゆえオモイカネを守り、“思い”ゆえにアキトを頼ったのが素敵でしたわ
勝因がマニアックなのも本作らしい
オモイカネは艦内システムで上映されたゲキ・ガンガーを見て真似たのに対し
アキトはムック本に記載された没設定で対抗
アニメ未登場の最強形態で勝利
アニメあるあるですわ
オタクがオタクならではの手段で勝つとは熱いエピソードよ
ナデシコを制御するコンピュータ・オモイカネ
彼が連合軍に反乱
第1話~3話で連合軍を敵と認識したオモイカネ
彼の現状を、ライバル会社に吸収合併されコキ使われるサラリーマンに例えるのが本作らしい
やたら頷いてたプロスさん
彼も似たような経歴なんでしょうか
オモイカネを宥めすまし、従うフリをさせ解決
オモイカネに“大人の対応”をさせた
日頃、大人になりたくないと言ってたルリがそれをさせたのも因果ですね
大人に囲まれて生活する中で
彼女も変わり始めているんだなって
第13話「『真実』は一つじゃない」
ヨコスカベイに入港したナデシコのクルーは、正式に軍属となるよう、半ば強制的な説得を受けた。だが、アキトだけはこれまでの単独行動を問題視され、軍には不必要だと言い渡される。怒って艦を降りたアキトに付き添って、メグミも出ていってしまった。そんな二人に、エリナという女性が声をかけてきて…。
あらすじ、エリナさん部外者扱いはひどくない?
物語激変のターニングポイント!!
なんと敵メカの“コックピット”に、ゲキ・ガンガーのCDとクッションが!!
有人だったってレベルじゃねえ!?
いやマジでそう
まさかの二話連続ゲキガン回
そしてここからが本当のゲキ・ガンガーだ…
当時もここが1クールの〆でした
それが前回の反乱もどきのせい
アキトだけ失格だったのは、前々回など好き勝手やってしまった為とは因果
ここからが「主人公化」も因果ですね
第7話でナデシコがやった有人ボソンジャンプ
あれは現時点の技術では不可能
ネルガル社が実験中と判明します
彼らが、ディストーションフィールドを持つエステバリス単独で試すも失敗
ナデシコ転移はありえない事例だった
ネルガル会長秘書エリナはアキトが鍵と推測
彼に接触を図ったのでした
第1話以来の謎がようやく判明へ
第一話冒頭、火星で死にかけたアキト
でも気付けば地球に
あれは生体ボソンジャンプだった!!
人間単体とは驚異ですね
cc、チューリップ・クリスタル
第1話でアキトが身に着けてた両親の形見
あれはチューリップと同組成、使い捨ての転移ゲートとなるアイテムだったと
これらは火星極冠で発見されたものでした
ならアキトの両親は…?
また第一話、アキトと一緒にいた人達は?
その辺は13話以降へ
地球の実験から、有人実験だと推測
研究潰しに特殊兵器投入
その姿はまるでゲキ・ガンガーそのもの!!
一連の作画が劇場版クラス……
エステは6m程度も
コイツはビル並みの40mクラス兵器らしい
なんと短距離ボソンジャンプを実現
目の前から消え、背後に回って攻撃してくるといった動物奇想天外な戦術が可能
かつディストーション・フィールドの防御
グラビティブラスト搭載
いざとなれば自爆
まるで歩く戦艦みたいな代物なんですな
敵の転移原理を知らず、一緒に飛ぼうとした「新入り」が転移失敗で死亡
やはり有人転移は不可能と実証する結果に
敵は何らかの進展があったらしい
TVと劇場版の間を描くゲーム・機動戦艦ナデシコ The blank of 3yearsに登場
今回は「少女」とキャスト
ゲームはイツキ・カザマ
その結末は展開次第で変化します
アカツキ、ジャンプにパターンがあると看破
読み切って撃破に成功します
優秀すぎる!!
初戦撃破とはたまげたなぁ
なんとかアキトがボソンジャンプで無効化
月に転移させ無人地区で自爆させたそうな
残ったもう一機を調べると、ゲキ・ガンガーマニアの搭乗者が乗っていたと判明
あの姿は伊達じゃなかったのだ…
趣味を越えたものだった…
ボソンジャンプは時空転移だった
空間だけじゃない
時間も超える
例えば、二話でボソンジャンプした地球艦クロッカスは「かなり前の火星」に転移したらしい
七話と八話、八カ月後の地球にナデシコが転移
そして今回で一週間前と
敵の正体は? ボソンジャンプとは?
そしてイネスさん、元大関スケコマシことアカツキ・ナガレの正体とは!!
その辺は14話以降の後編に続く!!
そして三年後を描く劇場版へ
配信が楽しみですね
ブラックサレナ、アルストロメリアをバンダイからもHGでキット化して欲しいもの
ディスカッション
コメント一覧
まだ、コメントがありません