機動戦艦ナデシコ 第14-16話 感想[木星トカゲの正体]月面ゲキガン大決戦!! ネタバレ

2023年12月30日

機動戦艦ナデシコ 第14-16話 感想

キングレコードの配信チャンネルはこちら

公開期間は第1-13話は2024年1月6日(土) 17:59まで

14-26話は2024年1月20日(土) 17:59まで

第14話「『熱血アニメ』でいこう」

機動戦艦ナデシコ 第14話 感想

キョアック星人のアカラ王子は、ゲキ・ガンガーを倒すために地球人の文化の調査をしていた。そして、配下のミーエ・ミーエが発見したアニメ番組『機動戦艦ナデシコ』から、打倒ゲキ・ガンガーのヒントを掴む。ビッグアカラスペシャルに乗り込んだアカラは、国分寺超研究所を攻撃する。迎え撃つゲキガンチームだったが…。

やはり巨大ロボットは富士山を背負うに限る!!

掟破りの劇中劇視点による総集編!!

劇中劇ゲキ・ガンガー

今回に限り、彼らの劇中劇としてナデシコが放映・総集編を皆で見るという総集編

あまつさえナデシコをヒントに必殺技を発明

果たして鶏が先か卵が先

新規録音で「最初からそう言う映像」と言わんばかりな台詞、映像編集も凝ってます

「アキト」呼び尽くしも可愛い!!

もっともラストは

やはり「本作をユリカたちが見ている」という劇中劇扱いで〆

劇中劇の劇中劇が劇中劇だった…?

なんとも不思議で攻めてる総集編でしたわ

視聴者は「続きが見たい」

前回ラストで状況が激変し、早く続きを見たいところで総集編!

その焦らせっぷりも心憎い

また作中、スタッフが正月休みする為に総集編が必要だなどメタ視点も満載

それでいて新規映像も収録

スタッフ泣かせな手の込んだ総集編ですわ

ナデシコの全てが解かるね!!

前回から予告パートが心機一転

第12話まではCVカミーユ、飛田展男氏ワンマンショーだった予告パート

第13話は天空ケン+α

第14話はミスマル・ユリカ役、桑島法子さんが「桑島さん当人」として予告担当

次は誰が出るのかなと新たな面白さに

特に23話予告は最高ですね!!

いい声してる!!

ユリカ役・桑島法子さん

2023年現在では、演じたキャラが死ぬ・不幸になるというポジションを獲得

良くも悪くも印象の強い声優さんに

CV石田彰キャラが裏切るようなもの

ですが個人的には、ユリカ役の印象から「明るい強く能天気」なイメージが今も強いですね

真面目なキャラを演じるギャップが面白い

第15話「遠い星からきた『彼氏』」

機動戦艦ナデシコ 第15話 感想

ナデシコ艦内では、撃破した木星の巨大ロボットの解析が進んでいた。そこで、ロボットに人間の乗っていた形跡が発見されたという、驚くべき事実が判明する。ナデシコ艦内ではただちに敵パイロットの捜索が開始される。その頃、月面のアキトは、食堂を営む一家に身を寄せつつ、2週間という時を無駄に過ごしたことを悩む。

今明かされる木星トカゲの正体!!

なのにサブタイが彼氏というのが本作らしい

その意図はまだ先の話

木星トカゲの正体・視点、月に転移したアキトの苦悩が見ごたえある回

個人的に大好きな月面フレームも登場!!

月、低重力ならではの日常も独特

本作のコックさん良い人が多いですわ

風呂回、ユリカは何をしたい?

それぞれ何をしたいのかを考える回

舞台は風呂でサービス回ですが、現代と比べると作画が簡素なのに時代を感じますね

現代アニメはすげえよ

ユリカはただ艦を守りたい

ここが自分、皆、アキトの居場所だから

会長秘書、エリナの野望

曰く三年以内にネルガルのトップ、地球圏経済を牛耳るグループのトップに立つと宣言

意識が高いキャリアウーマン

だからこそユリカがだらしなく見えると

また「大望」を持つ

身近な世界を守りたいもの

その対照は大事なテーマでもありますね

木星トカゲの正体は“地球人”

機動戦艦ナデシコ 15話 感想

詳細は次回に回し、まずは人柄から

ゲキ・ガンガーマニア

いわば国民総ガイというお国柄

まあ怖い!!

正体が人間はベタなオチも、まさか全員オタクという展開は斜め上どころの話じゃない!!

ガイはある意味「前振り」だったんですね

解かるかそんなもん!!

木星圏ガニメデ・カリスト・エウロパ及び他衛星小惑星国家間反地球共同連合体

ガイに似た男は「木連」軍人と名乗ります

ガイ同様にゲキ・ガンガーを真似てるのね

或いは遺伝子操作の産物

とまれ実は人類は木星にも移住、歴史からは抹消されていたのだという事が明らかに

持ち出せた数少ない娯楽がゲキ・ガンガー

なので染まってしまったと

敵は乗機を破壊されナデシコに潜入

しかしメグミが見ていたゲキ・ガンガーが「失われた回」だったので釣られる事に

そりゃ仕方ないね!!

彼は“百年前のアニメ”ゲキ・ガンガーのファン

ゴタゴタで一部の話を喪失

思わず釣られたのも無理からぬことですわ

撒き餌たっぷり群がる魚~♪

第13話は二機のゲキガン・タイプと交戦

一機はイツキ・カザマの奮戦で沈黙、これがガイ似の男・白鳥 九十九さんの機体

もう一機は自爆を試みたのでアキトが転移

彼と共に二週間前の月

実は後者も有人機、月にも地球の拠点がと気付いたのか二週間後に攻撃を仕掛けてきます

こちらは海燕ジョーに似せた男・月臣元一朗

見た目はとてもクール!!

反面ものすごく感情的なのがコミカルですわ

第13話で月に飛ばされたアキト

せっかく二週間前に転移したものの、ネルガルに捕まり尋問や調査を受けて二週間が経過

結局イツキを助けられず後悔へ

パラドックスは起きなかった

歴史の強制力みたいなものでしょうか

その間、月の食堂に拾われ家族同然に遇され平和な時間を過ごしていたアキト

第一話では行き場がなかったアキトだったも

この馴染みやすさは才能でしょうか

月面での生活

低重力なので、茶碗や皿から料理が浮かないように簡易カプセルになってるのが面白い

技術の進歩ってすごいなあ

食堂の子も可愛い

可愛かったのですが……

月臣元一朗駆る「ダイマジン」襲来

機動戦艦ナデシコ第15話 感想

地球側がゲキガン・タイプと総称、“ウミガンガー”もどきの超巨大機動兵器

その襲来で月が窮地

アキトは月面フレームで交戦

敵が人類だと知ってしまいます

敵が「有人ボソンジャンプ」を可能としたことで、人類だと解ってしまったんですね

技術の進歩がもたらした悲劇か

木連有人兵器ゲキガン・タイプ

ゲキガンタイプはナデシコ視点の呼称

正式にはテツジン、マジン、デンジン

そして15話以降は強化されたダイ型、ダイテツジン・ダイマジンが参戦しています

ゲームでは三体合体モデルも登場

有人ジャンプが可能な超大型兵器

反面、重すぎて機動性が悪くあっさり撃墜される事も

やはり機動性は重要

対しアキトが駆る月面フレーム

機動戦艦ナデシコ15話 感想

エステバリス月面フレームは、小型相転移エンジンを搭載した独立行動スタンドアローン可能モデル

サイズも大きく段違いに高出力

多数のミサイルとレールキャノンで武装

特に大型対艦ミサイルは威力抜群

出番は少ないもイケメン

余談ですが、後に地球連合は似た性能を持つ機体を主力量産機に据えました

扱いやすい性能傾向だったんでしょうか

その名もステルンクーゲル!!

ミナトさんとゴートさんの破局

第12話で実はつきあってると判明

しかし同12話、ナデシコが軍属になると情報を掴んだゴートはミナトに下船を進めます

結果破局

ミナトは元々「やりがい」を求め転職

周りに役割を押し付けられる事に、人一倍嫌気がさしていたようです

ゴートさんはあくまで善意で下船を勧めたも

ミナトさんは「あなたは家庭が、自分が帰る場所が欲しいんだ」と反発して破局

ゴートさんは軍経験者

思うに、だから軍を嫌って彼女を遠ざけたかったんでしょうけれど

結果的に彼女が一番嫌がる事をしてしまった

不器用なすれ違いですわ

今回ちょっと好きなのが

木連パイロット、月臣が「アニメの台詞を真似よう」とロマンアルバムをめくるシーン

素直というかなんというか

結局やられ役台詞になってしまうのも笑えます

後でめちゃくちゃ悔しがってそう

第16話「『僕達の戦争』が始まる」

メグミとミナトを連れ、木星勢力圏に逃走した白鳥。その頃、月面ドックに着床したナデシコでは次の作戦が練られていた。それは、ナデシコを囮にして、ナデシコ級4番艦シャクヤクで火星奪還を行なうというものであった。この計画に憤りを感じたプロスペクターは、盗聴したエリナとムネタケの会話を全艦内に放送して…。

敵の正体明かし、クライマックス回!!

木連と木星トカゲ誕生の秘密

敵が人と知り、それでもアキトが戦う理由

ナデシコのYナデシコ強化

そしてアキトとメグミの破局

アキトの戦う理由、物語の大筋がそのまま破局理由になってしまうのが因果ですね

また四話、皆ガイの死に冷淡に思えた

結構みんな“ガイ”を覚えて

4話、続く17話と併せると嬉しくも感じます

ナデシコから逃げた敵を追う中で

敵、白鳥九十九が山田次郎ことダイゴウジ・ガイに似ていると皆で大盛り上がりに

敵に回るとかあいつなら好きそうだとか

生還ならああだこうだと

彼が死んだ時、全く気にかけてなかったウリバタケさんもちゃんと彼を覚えてた

ガイが聞いたらなんて言うでしょうか

木星蜥蜴は百年前に追放された地球人

機動戦艦ナデシコ 16話 感想

百年前に月で独立運動を図った者達の末裔

当時、地球が内部工作して瓦解

彼らは逃げたも、後ろめたい地球は核で火星からも追い出して歴史から抹消

ところが実は木星圏で生き延びていたと

実態は地球連合vs独立派

ガンダムやんけ!!

彼らは資源なき木星で滅ぶはずだったも

木星に残されていた、古代火星文明の遺跡「プラント」を発見してしまった

戦艦など無人兵器と相転移エンジン工場

結果生存に成功

国力を高めて百年越しの反撃を仕掛けてきたというのが戦争の真相

正体不明の無人兵器ではなく

正体不明の無人兵器を従えた元地球人だった

アキトが夢に見た黄金の城とはこれ?

これらはプロスさんの采配で漏洩へ

艦の経理を担うプロスペクターさんは、ナノマシンを使ってない古いタイプのハッカー

ルリちゃんの協力によりハックに成功

ナデシコ乗組員に漏洩へ

地球連合最上層部は最初から知ってた

軍現場では、提督クラスでさえ知らなかったというのだから徹底してますね

知っていたネルガルの権力は相当なもの

アキトは避難民に見舞い

前回お世話になった食堂は、戦いでおかみさんが死亡したと描写

前回人一倍元気だったおかみさんの死

朗らかだった娘さんに憎悪が…

大局的には被害者・コミカルである木連も、残酷な加害者である事が強調されていますね

軍に正義なんてないと幾度も言及も

特に顕著な場面でした

事情を知ったメグミは戦いを制止も

アキト『君は何もわかってない!! これはもう『僕達の戦争』なんだよ!!

メグミは比較的平和な地球で過ごしてきたも

戦争被害に遭ってきたアキトは違った

当事者なんだと戦いを続行

普段はコミカルで優柔不断も、彼が置かれてきた状況は歳に似あわずハードなものだった

ナデシコ随一に「戦う理由」があるのか

なおもメグミはアキトらしくないと制止

家で一緒にアニメでも見ていた方がアキトさんらしいと

機動戦艦ナデシコ 第16 話 感想

アキト『そうだね……、確かに俺らしいかもね

『でも俺はそうなりたかったわけじゃない。俺は「ゲキガンガーを見ている大人」じゃなく「ゲキガンガーになれる」と思ってた……

最後は横やりが入って白鳥さん達を見逃すも

アキトとメグミの考えにギャップ

二人は破局へ

メグミはアキトの一生懸命さ、戦いの中で死を悼む優しさに惚れたものの

アキトは復讐者でもあった

彼は「戦う人」だったと

メグミが惚れたアキトは、アキトがなりたかった姿ではなかったというのが切ない

アキトはボソンジャンプという特殊性を獲得

より戦いにのめり込んでいく事に

男性陣ともひと悶着あったも

アキトも破局が悲しかったか、我知らず泣いてしまったのがメグミさんの救いでしょうか

またアキトは八話時点でユリカが大事

あの冷たい方程式の回

メグミが今さらその点を指摘、アキトの気持ちを代言したのも聡かったですね

アキト自身は否定しましたけれども

第八話アキト曰くユリカは重い

あの時点でメグミは気付いてた、だから「私が降ります」って意地張ってたんですね

六話も、アキトが自分を逃げ場と見ていると気付いてましたし

ずっと負けフラグで奮闘していた

強い人でしたメグミさん

ナデシコは「Yナデシコへ」

機動戦艦ナデシコ第16話 感想

ネルガルは再び軍を出し抜き、“四番艦シャクヤク”で火星奪還を果たそうと計画

しかし今回の襲撃によって完成前に大破

シャクヤクさんご苦労様

残ったYユニットでナデシコ強化へ

結果、相転移エンジンが二つ増え「四つ」搭載した地球圏最強の戦艦となりました

もっとも無理やり付けたのでまだ不完全

ナデシコ級戦艦

といっても四隻全て仕様が違い、二番艦コスモスはドッグ艦・三番艦カキツバタは高機動艦

四番艦も電装系が全然違ってたそうな

とまれ一時は旧式化していたも

再び最強艦となった訳ですな

「僕達の戦争」が始まる

当初は巻き込まれて参戦

第13話は追い出された

更に「敵が人間」と判明したも

改めて、アキトが当事者として戦争に向き合っていく事となるエピソード

木連はコミカルも重い回でしたわ

幻のエピソードを得てどよめく木連

機動戦艦ナデシコ16話 感想

メグミは、アキトの荷物=ガイの遺品であるゲキ・ガンガーのディスクを見ていました

これが木連に渡って大騒ぎに

このドヤ顔!!

木連兵器「無限砲」

また面白いのが木連兵器

月から岩石を掘り出し、質量弾にして撃ち出すレールカノンを使用

幾らでも弾が作れる=無限砲らしい

大仰な名前ながら経済的ですな

プロスさんが頷きそうな兵器!!

有人ボソンジャンプ実現

どうも木連は、遺伝子操作によってボソンジャンプに耐える人材“開発”に成功したらしい

白鳥さん曰く優人部隊は最高傑作だと

ゲームでこれを推し進めた設定も登場

曰く、ゲキ・ガンガーを真似た人間を遺伝子操作で人工的に作り上げたと

国威発揚へ非人道的な行為も厭わない

戦争勝利への非情

ガイは単に似てただけですが、九十九さんが似てたのはその影響もあったのかもしれませんね

ただし可能な人間はまだごく少数

その為、人員を補うべく小型バッタなどでクルーを代用

中には電算担当

後から思えばこの辺もフラグですね

またバッタを使役する彼らに、メグミは「やっぱり木星蜥蜴だ」と落胆しました

木連軍人はいずれも憎めない人ばかり

なのになぜ戦争を

答えは百年前の復讐、遺恨ゆえに根深いのですね

※トップに戻る

機動戦艦ナデシコ 第17-19話 感想[明日の艦長は君だ!!]ルリ出生の秘密 エステバエックス発進よ!!

機動戦艦ナデシコ 第1-13話 感想[世界は狭いようで広い!!]1996年ロボット作品!! ネタバレ

機動戦艦ナデシコ 感想 1996年

機動戦艦ナデシコ 第1話~13話
機動戦艦ナデシコ 第14話「『熱血アニメ』でいこう」第15話「遠い星からきた『彼氏』」第16話「『僕達の戦争』が始まる」

2023年12月30日機動戦艦ナデシコアニメ感想,機動戦艦ナデシコ

Posted by 管理人