オーバーロードIV 4期 12話 感想[ガゼフを越えて]ブレインvsコキュートス!! ネタバレ

2022年9月28日

オーバーロードIV 第12話「王都侵攻」感想

公式あらすじより引用

時は少し戻り、コキュートスをはじめとする魔導国軍が王都に進軍する直前。
ラナーのもとに残っているのは、護衛のクライムとブレインだけ。そこに蒼の薔薇が訪れた。
王都を守るため戦うと決めているラキュースは、ラナーに別れを告げにきたのだ。
ところが、イビルアイたちが策を講じてラキュースの自由を奪う。
驚くクライムに、国外へ逃げるというイビルアイ。
魔法でラナーやクライムたちも一緒に連れていけると告げるが……。

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裏切りの偽善姫・ラナーの真意は?

癒されちまったぜ!ツアレ殿達によ!!

最後まで引かなかったブレイン、覚悟を受け止めたコキュートスが見事

彼を生かす為散ったガゼフに敢えて応えない

ブレインよくぞ意地を貫いた……

彼は「この一発はガゼフをも超えた」と自認できる技を、最期に完成できたのか

やりきった様しかない笑顔でした

ガゼフの遺志は3期13話でクライムが解釈

ガゼフはアインズ様の強さを見せ、未来を作る為に敢えて独りで戦った

クライムとブレインに未来を託すため
彼らを見届け人にした

ですがブレインは「継いでたまるか! 俺は俺の方法でお前を越える」と決意

独りで戦うことしか知らない男として

ガゼフを「強さ」で越えたのか

遺志は継がない、だから生かされた命も自分の為に使ったと?

ブレない生き様、死に様でしたわ

生きる為に仲間を欺いた「蒼の薔薇」

意地っ張りなラキュースを騙し生かした仲間達

ガゼフ同様、親しい人には生きて欲しい

孤立を望んだブレインは死に、仲間に囲まれたラキュースは生き延びた

在り方が好対照だしコミカルでした

君らもうちょっとやり方選ぼう?

選べなかった?

ブレインもラキュースも死ぬ事を選んだ

ですが、ラキュースの仲間達は彼女を理解

先回りし力づくで止める事が出来た

対しブレインの仲間クライム君は「死のうとする彼と、ラナー姫」を止める事が出来なかった

クライムくん悲しい…!!

ラナー様の真意に気付けは酷ですが!!

仲間の為に「演じる」事

アインズ様が改めて「演じている」とも強調

大事な仲間の忘れ形見、NPC達の為なら「悪を演じる」のも厭わない

切なくこだわりある悪を感じさせる冒頭!!!

土下座はどうかと思うけど!!

冒頭 リクとの戦いの全て!!

パンドラ『待って! 待ってください!! 話を聞いてくだーい!!』
『…すると奴は、剣を振るう手を止めたのです…!!』

恐るべき台詞の緩急、さすがCV宮野真守

前回アインズ様に化け、リクと戦ったパンドラズ・アクター

今、再現芝居は最高潮!!

まさかホントに報告から始まるとは

これがホントの闇芝居

アルベド『少しいいかしら…!!』

前回、アインズ様の姿で土下座した件を咎めるアルベド

これは怒るのもごもっとも

むしろなぜ怒られないと思ったのか

パンドラ『確かに! アインズ様であれば…、決してされない行為でした』

今、冷静に考え直したパンドラは
問題だったと理解

ですが直感的に「アインズ様ならこうする」と思ったのでしょうか

何故なら彼はアインズ様が作ったNPC

創造主とNPCは似ますから

アインズ様『いや! あれは見事であった』
パンドラ『え~~~…っ?』

ナチュラルにえ~っとか言ってるパンドラ

せっかく訂正したのに…

見事なのあれェ…?

アインズ様『相手の油断を誘う為に土下座が必要ならば、幾らでもすれば良い』

略『何かを失う訳ではない

 だが相手は、こちらが大したものではないと考えるかもしれないぞ?』

実際リクの正体、ツアーはアインズ様を侮った

彼は次は勝てると豪語しています

それに土下座した事で会話に繋げ、情報を引き出す事に成功

プレイヤー転移絡みの貴重な話でした

ビバ土下座!!

アインズ様『ふふ、良い感じに毒を撒いてくれたな』

大事なのはプライドでなく「勝利」

その点、今回のラキュースやブレイン達とも無縁でない話か

優先順位を考えるサラリーマンの鑑

アインズ様『しかし情報が足りないな?』

『まだ解明できていない能力がある…』

即ち前回、転移を阻止した「障壁」

アインズ様はアルベドが突破できたのは、世界級アイテムの恩恵と推測

いつも持ってる変な杖「真なる無」

EDでも持ってる奴ね

ただの愛の力じゃなかったのだ!!

アインズ様『あれはワールドアイテムを使用したものだろうと推察される』

好例が4期7話、クアゴア戦で使った“巻物"

アウラの巻物、宝貝「山河社稷図」は結界を作るワールドアイテム

前回の結界は確かに似てました

前例は大切

パンドラ『お待ちくださいアインズ様』

意外や異を唱えたのは戦ったパンドラ

ワールドアイテムにしては妙だ

あの時「世界断絶障壁」を発した際、リクはHPが減っています

他にも「光衣」を使った時など
HPが毎回減少

実はHPを消費、発動するワールドアイテムは聞いたことがないらしい

さすがナザリック宝物庫の管理人

アインズ様『ワールドアイテムには複数の能力を持つものがある』
『これのように』

言って腹部を光らせるアインズ様

前回パンドラには、腹部の玉=ワールドアイテムを貸していなかったんですね

おかげで情報収集が捗ったのか

通称モモンガ玉。

アインズ様『武器の強化、結界…、あまりに"能力の系統"が違い過ぎる』

ワールドアイテムとは違うかもしれない

認識を即訂正する至高の戦術家

たとえばアウラの巻物は「様々な結界」を展開できるらしい

ですが、リクが前回使った未知な能力は
効果がバラバラすぎた

リクは手札を見せすぎたか

ちなみに「始原の魔法」というらしい

MPを使う「ゲーム魔法」以前からあるもの

なのでアインズ様にも未知

おそらくプレイヤー転移もその一つ?

アインズ様『もう一度、負ける必要があるな……』

この一言には全員が、あのデミウルゴスさえ絶句し冷や汗

予想外であり心配なのか

もしアインズ様までいなくなれば、創造主が一人もいなくなってしまう

その絶望を思い浮かべたんでしょうか

アインズ様『絶対の勝利を得る為には、敵の完全な情報がいるのだ!!』

その深謀遠慮に平伏する一同

ですがこの一言、守護者に動機を与えてしまったか?

また勝利の為、負けてでも情報を得る事
前期のガゼフと同じか

彼は自身が死んででも、アインズ様の戦術を引き出そうとしていました

発想が似ているとは因果ですね

アインズ様『(蘇生できることは確認したけれど…)』
『(俺が本当に蘇られるかは、まだ確証が得られていない)』

第1期ラスト、シャルティア蘇生に成功

この世界の存在も、武王などに「ゲームでの蘇生」が有効だと確認

着実に前例を集めてますが
アインズ様に関しては、さすがに問題ですね

どっかに殺していいプレイヤーがいると助かるんですが

そもそもまだ遭遇した事さえない

アインズ様『(いや…)』

『(昔いたとされる六大神や八欲王が俺と同格の存在だとしたら…

 彼らが"死んで終わった"という伝説がある以上

 蘇る事ができないのかもしれない)』

前例上、蘇生できない前提で動くべきだと決意

かつてのプレイヤーと考えられる神や悪

その“死亡"伝説が、ますますアインズ様を慎重にさせているのか

この魔王が俺TUEEEくせに慎重すぎる

『(死という最悪の敗北を避ける為の敗北であるなら、容認すべきだ)』

ただ個人的には、アインズ様は例外性が強そう

何せ不死者、またゲーム終了後の転移者

最悪本人はログアウトし、他のNPC同様「自我を得たデータ」という線もあります

モモンガ当人と思い込んだただのデータなら

彼の異質な精神に説得力増しますし

アインズ様『私も王都に戻る』

『最後の締めをしなくてはならないからな』

アルベド『あのような戯れに、アインズ様がわざわざ出向かずとも宜しいのではありませんか?』

戯れ、王国侵攻自体を指しているのか

はたまた「締め」の事

第10話曰く王国は廃墟に変え、見せしめにするのがアインズ様の計画です

つまり、敢えて「形」を残して滅ぼし
記念碑にする必要がある

単に滅ぼすのでなく、おぞましい滅亡こそ

続く台詞的にもそんな感じ

アインズ様『ふふふ、これでも"悪役"にはすこしこだわりがあるのだ』
『ウルベルトさん達ほどではないがな』

遠く離れた友達へ敬意を欠かさないモモンガ様

いつも自認する「自分は一般人」な事

対し友達はみな個性的で、様々な分野に秀でていたんですね

知る限りいずれ劣らぬ変態揃い

友達に言わせれば彼もスゴいんでしょうが

アルベド『なるほど、そういう事ですか』
アインズ様『…その通りだよ! アルベド!!』
『(…本当に……、その通りだ)』

言って「皆」を見渡したアインズ様

「至高の御方」こそ悪役のこだわりだからか

本来のモモンガはただのサラリーマン

ですがNPC達を失望させない為、彼らが思う「理想の魔王」を演じている

彼の動機を感じる独白でした

Aパート ラナー王女の偽善

孤児院職員『子供達は王女様のシチューが大好きで……』

4期2話の孤児院へ、シチューを差し入れする姫

おかげで腹いっぱい食べさせてやれる

ラナー姫は職員にも食べておくよう促します

まさに女神…

御者担当はブレイン・アングラウス

前回の王の勅令で、王城の人たちは逃げてしまったんですね

人手がないと感じさせる人選

昔の、自信家だったブレインなら怒りそうで
人柄が練れたのを感じます

信頼するクライムの為にしてる事か

ラナー『偽善…、ですね』
『私には、孤児たちに食べ物を作って持っていく事くらいしか出来ません』

まもなく王都は滅ぶのにこんな事しか出来ない

なんと…、なんと健気な……

ただ4期2話の通り、ラナーは既に裏切り済み

孤児院にも何かあるらしい

ですので「偽善」とは言い得て妙ですね

文字通り「偽の善」

何せラナー姫はナザリック、侵略者側なんですから!

おそらく自分が利する為の「善行」

食事を与えたのも陰謀の為?

4期2話、アルベドに何か貰っていたラナー様

あれと関係あるのか?

クライム君『手を差し伸べてくださったからこそ!』
『子供達は今、笑っているのです!』
『…!! お、お許し下さい僭越な事を!!』

ラナーが笑った事に、真っ赤になってしまうクライム君

穏やかなBGM、街に差す晴れ間の光

なんとも穏やかな場面でした

まあラナー様は裏切ってますが!!

御者席で微笑むブレイン・アングラウス

絶望の中の希望と微笑みでした

裏切ってますけど

ラナーに別れを告げに来た"蒼の薔薇"

イビルアイ『おいラキュース、お茶を一杯飲む時間くらいはあると思うぞ?』
ラキュース『…皆、お茶を飲みたかったの?』

王女謁見へ、着飾って来訪したラキュース

漢・ブレインが不器用に茶を淹れる最中

何故か妙に茶を推すイビルアイ

え…、何なんの空気?

いきなりなんか騙されてるふいんき(←なぜか変換できない)

あのWEB予告ってそういう

イビルアイ『おい筋肉』
『…そこの"自分ではありません"、という顔をしている椅子に垂直に沈んでいく女! ……はあ』
『おいガガーラン!』
筋肉『ああどうした!』

このややこしい時にコントが始まった!!

え、ガガさん筋肉呼びは嫌なの?

そういやこう見えて異性関係とかも割と積極的でしたもんね?

こんな非常事態だからこそ「いつも通り」

それが一流冒険者の心構え

いつもこんなでしたっけ?

ガガーラン『ガバガバと飲みたい気分だ!』

雑に話を合わせてくるガガーラン

曰く10リットルくらい飲みたい!!

筋肉!そんなに飲んだら膀胱が荒れ狂っちまうぜ!

嘘が雑!!

嘘まで筋肉で出来てそう

青い方のティア『それじゃあ、私達が淹れる』
ラキュース『えっ…?』

ラキュさん、モモンガが守護者達に誤解された時みたいな声あげてる…

ティナとティアはそれだけ武辺者か

言われてさっさと茶を淹れたものの

赤い方のティナ『あ~、なくなったなあ?』
『10リットル飲むとかいう女がいるのに、全然足りないなあ!』

ああなるほどそういうコント

急に飲め、私達も飲むと言いだした仲間達

つまり皆で飲むには足りない、"私が淹れてくる!"というフリだったか

劇団・蒼の薔薇、フリが雑過ぎない?

モモンガ様並みじゃない?

ラナー『ラキュース』
『最期の時を迎えるにあたって、時間を作ろうとしてくださっているんですよ』

蒼薔薇のフリを、巧みに膨らませたラナー様

なるほど茶を淹れる!

だからその間、ゆっくり話していろというフリ

という事にしてくれたのか

さすが姫様、これ絶対解ってらっしゃるよね…

ラナー『ラキュース、せっかくのご厚意ですから』

という訳で、劇団・青の薔薇に騙されてやるラキュース

ここで、みんなに“騙されてあげた"から

本当の狙いに気付けなかった

人間、一度「見破ったら」それで安心するのが普通ですものね

普通じゃないのがラナー姫ですものね

ティア『……気配なさすぎ』
『皆、逃げ出したか……』

ブレインに案内させる、という口実を完全に忘れてる様子で城内を行くティア

既に完全に避難した後か…

なまじ荘厳だけに物悲しい

敢えて残ったクライム、ブレインの漢気

またこのシーンは作画的も細やか

細やかに胸が揺れてました

ティア『お茶』
ラキュース『アングラウスさんとティナはどうしたの?』

ティア曰く甘いものを探している

そんなおやつを探す子供みたいな

またこの時「青い子が戻ってきて、ティナはどうした」と訊ねてくれた

おかげで見分けやすくてありがたい

胸が揺れてたのがティアか

ティア『鬼ボス。それよりも私が初めて淹れたお茶、味わって飲むと良い』
ラキュース『うっ……』

『すごい香りね、ありがとう……』

あまりに雑に茶を注ぐティア

作法の一つに、高い所から注ぐものがあります

すると激しく跳ね返り「香りが立つ」

今回もそうなったんですね

おかげですげえ臭い!!

ティア『一気に飲むといい感じ!』
『のど越し爽やかっ』
ラキュース『…うぅ…』

ただでさえ、ひどい匂いだったらしいお茶

しかも香りを立たせたので余計に…

それでも飲んでくれる優しさ

普段茶なんか淹れない仲間が、最期の時間を稼ぐ為に不器用に淹れてくれた

ここで飲まないラキュースじゃないのだ…

その優しさが命取りなのだ…

ティア『美味しい?』
ラキュース『すごく苦くて、正直美味しいとは…………、ぐっ!?』

直後、いきなり毒針を突き刺したティア

いきなりぶん殴ったガガーラン!!

殴り続けるガガーラン!!

追い打ちで毒針をもう一発いくティア!!

更にもう一発!

執拗か!!

ティア『昔から見ていた』
『どうすればラキュースを殺せるか』

仰天するクライムとビタ一驚かないラナー様

ラナー様演技が追い付いてないスよ!!

純粋に不思議なのか

はたまた良い機会だから、"能力"を測っているのか興味深げな顔でした

正直こんな騒ぎになるとは

なるほどそれでブレインを連れ出したのか

イビルアイ『レジストウィークニング』
『…ダメだな、抵抗された』

その名の通り、抵抗力を弱体化させる

ですが抵抗(レジスト)された

さすがはラキュースというべきらしい

ガガーラン『まったく…、よう!(殴打)』
ティア『……(毒針もう一本)』
イビルアイ『レジストウィークニング』

体力を削って、ようやく「弱体化」が効いた

そこで本命「チャームパーソン」

前々回、娼婦にかけた相手を魅了する魔法

つまりここまでやって「コントロールする」のが狙いだったのか

単に毒を入れたんじゃなかった…?

ラナー様『精神操作って、怖いですね~』
イビルアイ『ほ~、動じてないようだな』

ティアが茶を淹れたのは、毒と気付かせない

酷い匂いと味の毒を誤魔化す為だったと

皆が飲む、量が足りないからティアが淹れる、こんなひどい茶になるという演技!!

毒で弱体化させ「精神操作」する狙いだった

ラナー様『皆さんが何の理由もなく、仲間を傷つける訳がないと思っただけですっ』

イビルアイ『簡単な事だ』

『我々は王国なんかより、仲間の命の方が大切…、という事だ』

元々王都防衛を主張したのはラキュースだけ

蒼の薔薇の面々は、2期で「ヤルダバオト」にまるで歯が立たず殺された

そのヤルダバオトを魔導国が倒した

しかも魔導国にはモモンがいる

勝てないと、ガゼフ並みに解っていたんですね

余談。悪魔ヤルダバオト

デミウルゴスが化けて、モモン=アインズ様に退けられた悪魔

4期8話曰く、それが聖王国で討たれた

また八百長をやったらしい

劇場版でやらせていただきますン!!

余談。ヤルダバオトに殺された

ガガーラン達は2期ヤルダバオト戦で戦死

2期ラキュースに蘇生されました

代価にレベルが下がり鍛錬したそうな

ガガーラン『コイツが無防備になる状況を作って、無理やり攫って行こうって決めたんだよ』
『お姫サンには悪いがな』
イビルアイ『まあ……』

『マジックアイテムを装備させない状態を狙い

 五種類の毒と弱体化の魔法………

 ここまでやって、チャームパーソンが効くかは運だからな』

華美なドレスも、装備を外させる口実だった

茶が足りないと偽り毒茶を入れた

不味い茶を装い、毒の香りと味を誤魔化し

毒で昏倒させる展開はありがちですが「強者には毒が効きにくい」んですね

シャルティアも毒や酒は効かないそうですし

弱体化させまくり催眠魔法をかけたと

イビルアイ『お前達も連れて行っていいぞ?』

なんと転移魔法が使えるというイビルアイ

多分ナザリック側は、クアゴア戦同様「アウラに阻止させる」事も可能

ですが今回はお目こぼししたのか

使い手が少ない術なのね

イビルアイ『そうだな…、ここからだと南東かな?』

『かなり昔に滅んだ国があってな? ま、お前達が知らないような遠い遠い場所さ……』

どこか懐かし気な口調

吸血鬼・イビルアイの生まれた国なのか?

ちなみに暫定の世界地図は2期1話で描写

北西は評議国、南西に聖王国、東にドワーフ国、更に東に帝国

南にナザリック、その更に南に法国

南東にも国があったのか

繰り返しますがラナー姫は裏切り者

ナザリックに「滅んだ国」の情報が!!

情報を引き出す事を忘れない

本当に優秀な姫

ラナー姫『ありがとうございます。ですが、私は行きません』

受け入れるイビルアイ、目を見開くクライム

クライム君に希望が生まれ!

打ち砕かれた!!

「私は遠慮しておきます」

ブレイン『散々ダメ出しされたせいで、遅くなったな…』
『…なんだ?! 血の匂いがするぞ!!』

さすが一瞬で理解したブレイン・アングラウス

しかし大丈夫と言われ、これまた了解するブレイン・アングラウス

クライム君が頷くなら大丈夫

さすが戦友、目と目で通じあってました

微かに、ん、色っぽい

イビルアイ『お前、ここから逃げたいか?』
ブレイン『そっちの二人はどうするんだ?』

『……そうか、それなら……

 いや、どっちにしろ俺は……

 もう逃げる気はない!!』

そう聞くやそうだろうと納得、青の薔薇は転移

術はテレポーテーション、アインズ様得意の「上位グレーターテレポーテーション」下位

あっけなくすら思える別れでした

散々コントやったのに

これが今生の別れでも、相手が納得してるなら引き留めはしない

死と隣り合わせな冒険者の哲学か

オープニングの「茶器」

邪悪そうですが姫様の物だったのか

オープニング締め担当も納得

皆と今生の別れか…

ブレイン『悪いが、俺も行かせて貰うぜ』

略『魔導王に一騎打ちを挑みに行くつもりだ…

 まあ魔導国軍をすり抜け

 奴の下に辿り着ければ、だがな』

クライム『待ってください!

レイザーエッジこの剣を持てるのは、ストロノーフ様の遺志を継いだブレインさんしかいません!』

ブレイン『おいおい、あの時も言ったよな?

 俺は奴の遺志は継がないって

 王女さん、悪いがあの王様に返しておいてくれ』

死地に丸裸同然に行くというブレイン

ですが姫は、それが意志だと尊重

ブレインは3期最終回、ガゼフと共に魔導王に挑み死ぬつもりでした

ですがガゼフに断られた

あの時は、何故断られたか解らなかった

後日、クライムがガゼフの遺志を解釈

解釈を聞き「奴の後を継がない」と決めた以上

改めて、今度は自分から行くつもりか

ガゼフがそうしたように

ガゼフと違い、誰かに託すような事すらせずに

ガゼフとは違う選択をしたいのか

ブレイン『あんたは良い女だよ』
『と言っても、俺は女の事なんか全然知らないけどな?』

確かに騙されてる!!

また見た目からすると正直意外な言葉

それだけ真面目に、日本刀タイプの剣の道に邁進してきたのか

ガゼフの剣レイザーエッジも使わない

自分の得意とする居合で戦う

あくまで自分の道を貫く覚悟か

ブレイン『クライム』

『あの時、お前とセバスさんに会ったおかげで、俺は生き返れた

 お前達に会った事、それが俺の幸せだ』

あまりに惜しい、あまりに潔い

せっかく生き返った命を、むざむざと捨てに行くも同然のブレイン

ですがここで「逃げて」しまったら

立ち向かったガゼフに負けてしまうからか

どこまでも強い事が悲しい……

クライム『なんで…、こんな事に!!』

『魔導王! お前がいなければッ!!!』

まさに「主人公」だクライム君!!

なんで生き残るべき人から死んでいくのか

本気で憤るのが主人公ムーブ!!!

なお魔導王がいなかった場合

1期3話でガゼフが殺され、こんな考えに至る事さえなかった

4期3話の通り、法国が王国を見限っており
帝国に吸収させる策を進行

その一環か、1期3話で法国部隊がガゼフを殺す為に派遣

クライム、ブレインが立ち直ったのも
セバスに鍛えられたから

魔導国に助けられたとは知らないのが因果

ラナー『クライム?』
『王族としての務めを果たしましょう…』

またクライムに酷な考え方ですが

クライムは「死のうとするブレイン(表向きはラナーも)」を止められる立場にいました

ラキュースを青の薔薇が庇ったように

止められる「立場」だった

魔導国を恨んで済ませるのは、彼の未熟さかもかもしれないのは少々酷ですね

無茶ぶりだとは思いますけれど

ラナー姫『ところでその~、あのですね?』
『その剣を少し、持たせて貰えますか?』

曰く父王に持っていくというラナー姫

意外や抜刀、かなり筋が良い動きで振り下ろして見せた!?

これは紛れもなく戦士の素養…?!

有効に使えるなら隠し持とうと思ったのか?

ラナー『うーん…、私には向いていませんね?』

いやいやクライム君より素質あります

4期2話でナザリックに付き、謎の「箱」を貰ったラナー姫

またレイザーエッジはアインズ様も垂涎

彼に献上する為に預かったのか

ラナ『もう二度と、剣を振るう事はないでしょう』

この言葉自体に偽りはないはず

彼女は嘘は言わないタイプ

魔導王に献上が筋ですが、使えるなら手元に隠し持とうと思ったのかも

ですが所詮は低レベル武器か

3期最終回曰く「アインズ様を殺せる」武器

ガゼフはそう言われ、挑んで敗北しました

無論ラナー姫は野心がなく、アインズ様に戦いを挑む事はないはずです

それでも「頭がいい」から

万一に備え、試してみたんでしょうか?

情報は大事とアインズ様も仰ってた!!

Bパート 正門から堂々たる入場

コキュートスはわずかな手勢で侵入

ただ歩くだけで周りを氷結、文字通り一歩ずつ滅ぼしていきます

どうも部下で凍結範囲を拡大してるらしい

スタンバッてた兵士たちがあっけなく…

歩く戦略兵器だ……

アウラ『はーい! 邪魔をしないでね~!!』

次いでアウラも城壁に現れますが、興味があるのは自分の任務だけ

防衛拠点の兵士たちびっくりだよ!!

こんなかわいい子が突然!!

前々回で頼まれた王国貴族の誘拐?

ザナックを裏切り殺した貴族、その家族の誘拐作戦?

いやそれはもう済んでいるのか?

或いは並行作業か

アウラ『ほっといていーよ! あたしの担当じゃないし!!』
『えっと…、まずは魔術師組合…』

口振り上、資料の回収か何かが目的らしい

加えて大量の魔獣を随伴

すると魔獣は、匂いを辿って貴族の家族たちを捕縛する役なのか?

アウラは賢いですものね

任務もまた、細やかなものらしい

怯えた兵士たちが逃げ出してしまうも

ティラノサウルスに似たモンスターが阻止

コメント曰く咆哮によって即死させたとの事

ブッ殺してたの!?

アウラ『はーい! 皆、あたしは怒ってないからっ』
『イーちゃんをいじめるのはそれにくらいにしなさいっ』

イーちゃん…、イビルアイかな?

吼えたイーちゃんに非難轟々!!

コメントに曰く、図体こそ大きいものの
この中ではレベルそこそこ

いいのかそれでT-レックス

アウラ『それじゃ! これから王都内に侵入しますっ』
略『城壁の回りを歩いて、人をぷちぷち踏みつぶしなさいっ』

とは恐竜、"イーちゃん"への特別任務っ!!

まあ、イーちゃん良かったわねえ!!

まあ人でなし!!

ナチュラルに人を「人としかみてない」のがさすがアウラですね

これぞ"人ならざる"ナザリッククオリティ

曰く「イーちゃんは大きすぎる」為

彼に城壁の兵を潰させ、アウラ達は王都内

イーちゃんニッコニコでしたわ

王都殲滅へ「制圧」がコキュートス

拠点を、ピンポイント襲撃するのがアウラの魔獣軍団なのか?

統制とれてるのがポイントですね

ブレイン『どうやって魔導王を見つけるか…?』

略『……ほとんどの住民は逃げられなかったか…

 あいつら全員で戦えば、一泡吹かす事くらい出来るかもしれんが…

 ここにいたのが俺じゃなく

 あいつだったら

 違った…、かもしれないな』

単身堂々と街を行くブレインの度胸

前々回の通り、既に唯一の退路は魔導国が一か月かけて塞いでいます

だからこそもしもガゼフがいた

残ったたくさんの民を、奮い立たせたかも…

考えるだけ詮ないことか

改めて「ガゼフを失った」事は痛い

彼は帝国のエース達すら恐れる強者でした

ですが多分それ以上に、戦意高揚の旗頭になれる人間だった

心ある貴族は彼の実力を認めていた

民は下層出身の彼を慕っていた

1期3話「法国」に狙われたのも納得か

ブレイン『空気が…!?』
『あれを…、討つ!!』

堂々大通りを来たコキュートスと遭遇

ブレイン、死に場を決めた

濃霧に浮かぶ人ならざる姿、改めて怪物の親玉

命を捨てる価値あるバケモンだ!!

普段は萌えキャラなのに…

ブレイン『おいおいおい、また絶壁だよ…!!』

コイツは絶対勝てない奴だ!!

かつてガゼフに敗れ、シャルティアに怯え

魔導王相手に完全に取り乱した

自分の弱さ、強者の存在を知ってる泰然さが男らしい

事前に、魔法薬を用意しており
三本一気飲み

仕草が男臭いぜ!!

ブレイン『(ああ…、そうだろうな)』

『(守りなど何一つとしてないこの王都の陥落など

 そしてそこから始まるであろう虐殺など

 お前らには容易…)』

『だがッ!!』

『ブレイン・アングラウス!』

 コキュートス『至高なる御方…

 アインズ・ウール・ゴウン魔導王陛下に仕えし者の一人…

 コキュートス!』

ブレイン『……感謝する!』
コキュートス『不要……』

https://twitter.com/over_lord_anime/status/1572420349756674048

敢えて一度抜いた刀を収め、頭を下げて礼を尽くすブレイン

わざわざ応じてくれたのですから

コキュートスはわざわざ歩みを止め、部下たちを無言で制してくれた

礼を返し合う、なんと武人らしい在り方

地位を誇らぬ姿も武人

実際地位でなく、アインズ様に仕えられるという一点にこそ喜びがある

そんな思いも感じる名乗り

本来、わざわざ名乗る義理はない

コキュートスは「弱者が、覚悟を決めて立ち向かってきた」勇気

その武人の誇りに感じ入ったのか

ブレイン本当に良かった……

コキュートス『ザンジン トウオウ!』

わざわざ日本刀を抜いて相手してくれるのか!!

同じ刀使いとしてかブレインも感嘆

2期5話リザードマンの英雄たちを倒した刀、コキュートスの本気を示す対応

なお当時のコキュートス曰く
全力全開なら、四本の腕全てに武器を保持

今回も一本が限度か

大上段で待つコキュートス、居合ブレイン
ブレイン『死中に活を求めよ、だったか?』

『(相討ちを避けるならば

 奴よりも早く刀を持つ腕を切り飛ばすしかない…!!

 ならば!!)』

『能力向上!

 能力超向上!!

 真・爪切り!!!

これがブレイン最強最後の一刀

武技で領域を作り、得意の居合切りを叩き込む最強最速の技!!

それもガゼフの得意の六光連斬と融合か!!

3期最終回で"四光"、4期2話でヴェスチャーに学んだ連撃技を組み合わせていたらしい

強化の過負荷か大流血

間違いなくブレイン史上最強だった!!

ブレインの誇り「爪切り」

遥か格上の爪を切った偉業から命名

1期でシャルティアに遭遇、ビビって逃げ帰り楽魄したブレイン

2期、ガゼフやセバスやクライムに励まされ
再挑戦する機会を得た

際し「シャルティアの爪を切った」偉業、誇りで名付けた技でした

ガゼフとの想い全てがあった!!

六光連斬による六筋の斬撃

六筋の斬撃を、たった一撃が打ち砕く演出!!

演出カッコ良かった!!

コキュートス『………………』

結果はもちろんコキュートス完勝

血糊を飛ばす演出が凄惨

ですがコキュートスという「レベル100」に立ち向かった

紛れもなくブレイン史上最強でした

あまりに惜しい……

コキュートス『これほどの者がいるとは聞いていなかったが…』

『配下にすれば

 ナザリックの大きな利益となったかもしれん

 だが……

 覚悟を決めた戦士を辱める事は出来ない!!

 武神・武御雷様ならば、この決断を認めて下さるだろう……』

ここまで言わしめるとは

ブレイン、笑顔のまま膝を折っていました

彼なりに「彼の中にいるガゼフ」をも倒し、越えたと自認できる一発だったんでしょうか

彼の願いは「ガゼフを越える」

きっと願いは叶ったのか

コキュートス『貰ってゆく』

ブレインの刀を拾っていったコキュートス

きっと取るに足りない刀でしょうに

前期アインズ様も言ってましたが、ドロップアイテムもPVPの醍醐味か

これもコキュートスの礼儀なのでしょうね

いや彼はNPCですけども

コキュートス『お前達、この者を氷漬けにしろ』

敢えてブレインがいた道を避けたコキュートス

彼の「守る」意思への敬意

きっと武神・武御雷様も納得の礼節

ただ、こうやって蹂躙する事自体に問題があるのは確かですが

確かな交感を感じる決闘でした

氷漬けのブレイン

コキュートスは、彼を「ナザリックの利益にするのは失礼だ」と結論

ですので蘇生は考えてないはず

かといって任務中で弔う時間もない

彼なりの埋葬だったのかも

生きる為に、死ぬとしても

生きる為に土下座、敗北も厭わないアインズ様

生きる為なりふり構わなかった蒼の薔薇

死を覚悟し前のめりだったブレイン

死にかける在り方が好対照

他方ラナー姫様は

王族らしい潔い死、というブレインを思わせる態度を貫きつつ

実際は裏切っているのがナザリック的

良くも悪くも非人間的

生まれる種を間違えたに違いない

ぷれぷれぷれあですⅣ #12『Tuarabas』

セバス『今…、よろしいですか?』

今回担当はセバスとツアレ?!

なるほどブレイン回となれば、セバスさんが来るのが道理

セバスが来るならツアレもいるよね!!

セバス&ツアレ『『ぷれぷれぷれあですっ』』

唱和がシュール!!

セバスCV千葉さんといえばアドリブ芸ですが

真面目キャラなのでアドリブしにくい鬼門

が、フツーにやるだけで面白過ぎる

副料理長『今日は皆さんお休みでして』
セバス『そうですか…、それは残念です』

アインズ様にプレアデスの特別営業を教えられ、勧められたセバス

ですが今日は残念ながらお休み

もう一周しましたものね

プレアデス品切れのお知らせ

バーの常識など知る由もないツアレ
エクレア『その時の気持ちを伝えれば良いのだよ…っ』

このペンギン、珍しくまともな事

なおツアレ、エクレアに普通に敬意を払っているらしい

相変わらず真面目な子

まさかこっちで出番があるとは

エクレア『ツアレ殿は筋が良いですよ。ま、私程ではありませんがっ』

エクレアはナザリック支配を目論むと「設定」されたペンギン

それゆえメイドには嫌われてるらしい

4期6話はナーベラルに布巾を投擲される姿も

頑丈だなあこのペンギン

ツアレ『光栄です~』

対しツアレニーニャは、2期でセバスが救った「異世界人」

その辺の事情に疎いのか朗らかです

かわいい

彼女には全てが尊敬すべき対象なのでしょうね

4期6話回想「ニニャ」の妹さん

それゆえアインズ様も気にかけてます

セバス『まだオーダーはしておりませんが?』
副料理長『私からお二人に、オリジナルカクテルのサービスです』

これはこれはかたじけない

ですが一つのグラスをハートのストローで吸うカップル仕様

おいアタマ大丈夫かこの副料理長

いや見た目が大丈夫じゃない

彼はマトモだと思ったのに…

セバス『……皆さんは、何をしているのですか?』
ソリュシャン・イプシロン『いえ、仕事を♪』
セバス『今日はお休みと聞きましたが?』
ルプスレギナ・ベータ『意識高いんで!! 自主出社ッスよー!!』
ナーベラル・ガンマ『別にお二人を覗き見するつもりはありませんので』
ユリ・アルファのゆーちゃん『私達には構わず』
エントマ・ヴァシリッサ・ゼータ『思う存分~~~』
シズ・デルタ『イチャイチャすればいい…』
戦闘メイドプレアデス『『『『『『ほれほれ~♪』』』』』』

ここぞと冷やかしに来てやがった!!

真面目なハズのユリ姉まで…

もちろんセバスは六人を威圧

ですがツアレ、素直にもとっくに口をつけていたそうな

この子、根性太いなあ……

ナザリック向きの逸材

ツアレ『え? あ? すみませんー!!』
セバス『い、いえ……』

言われるままストローを加えていたツアレ

うろたえるセバスに我に返るの図

いやぁ珍しいもんを見ました

これはペンギンも冷やかさざるをえない

エクレア『ヒューヒューっ』
副料理長『子どもですかっ』

ブレインが命を捨て挑んでいた

恩人はイチャイチャしてた

なんかもう、これ見せたらブレインも馬鹿らしくなってやめてくれたかなあ…

そんなことないんでしょうけれども

なんとも癒しの回でしたわ

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