オーバーロードⅣ 4期 5話 感想 ドワーフ国のお約束[ネタバレ]

2022年9月28日

オーバーロードIV 第5話「ドワーフの国を求めて」感想

公式あらすじより引用

ルーン武器を作る工匠がいると知り、ドワーフの国に興味を抱いたアインズ。
しかし、人間とドワーフの交流は絶えてひさしく、どのような国なのか、場所も明確にはわからない。
そこでアインズは、かつて滞在したことがあるというゼンベルに案内させ、
自らドワーフの国に向かう。
一行は、フロスト・ドラゴンが生息するというアゼルリシア山脈に到着。
ドワーフの都市フェオ・ライゾを見つけるが、何故か無人の廃墟と化していた。

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コキュートス大ハッスル!! 守護者達の学び

滅ぶの確定しちゃったよクアゴアが?!

指輪物語以来の伝統、無人のドワーフ国
侵略者、類似技術による衰退と
哀愁溢れる回でした

が、“大切な名を残したい”とかモモンガ様の動機そのものじゃあないか!!

ドワーフ復活は疑いなし!!
守護者達に翻弄、教育する姿も楽しかった!!

帰国したらえれえ事になってそうでオラワクワクすっぞ!!

アウラも素敵な“お姉ちゃん”でしたわ

冒頭 知将デミウルゴスの帰還

残念、ナザリックの机にいたのはアルベド

デミ様せっかくウッキウキで帰国したのに!!
尻尾がゆらゆら、タイを締め直し
恋人に会う時のよう

アルベド、今日はナザリック勤務

書類の山は有能さの証か

アルベド『急ぎであれば“メッセージ”で連絡しても良いのよ?』

“煽っていく”アルベド

なんか始まった?!

デミは進行中の「聖王国」の件で許可を貰うため帰還
ですが、単に許可を貰う為であれば
帰国するまでもない?

アルベドはそこまで解った上で煽ってるのか

さすが恋のライバル

デミウルゴス『……アインズ様に直接お声を賜り、褒めていただきたいと思っているだけです』

ムッとするも、急ぎでないとも伝えるデミ

アルベドの言い分も正論だからか

曰く重要な事なら、早めに伝えるべき
とデミウルゴスも解ってる

そうしない理由を共有する忠臣の鑑

アルベドも解った上で煽ってたらしい
なにこの緊張感こわい

とまれアインズ様は再びお出かけ

またですか至高の御方

デミウルゴス『ドワーフ? 何故そのような辺境の地にアインズ様ご自身が?』

アルベドはあなたでは理解できないと言いたげ
デミウルゴスもそれは解っている

今期も尊敬が山より高い

デミ『アインズ様は盤上の一手に無数の策を忍ばせる神算鬼謀の御方です』

ですがデミ曰く、それでも理解に努めたい

天才である主に及ばずとも、その意図を汲み
事前の準備を怠らないのが忠臣

おかげで毎回アインズ様はてんてこまいですが

アルベド『…ねえデミウルゴス、アインズ様は時折あなたの名前を出しかけていたわ』

曰くおめーの世界征服計画に不満では?

いやどんだけ煽るの?!

実際、アインズ様は世界征服に不満がある
征服でなく「友好」を希望

不満はあるけど違う……

デミウルゴス『どういう事ですアルベドッ!!』

侮辱され声をあげてしまったデミウルゴス

が、アルベドは帝国の属国化を説明
デミは絶句へ

さすがの知将でも予想外過ぎる事案です

主は三日で帝国を落とした!!

『アインズ様がおひとりで帝国に赴かれた結果よ』

二人の中では、アインズ様は世界征服に意欲的

デミの計画に不満を抱き、自ら帝国を属国化
世界征服とはこうやるんだぞ!と
手本を示したか

さすが至高の御方!!

アルベド『正味三日くらいかしら?』

デミにも、アインズ様に帝国に行って貰えば
一ヵ月で属国化できた策があった

デミが有能なおかげで、アインズ様の株が更に上がっている…!!

たった一ヵ月で!?

アルベド『まず自分が動く事で、あなたに遠慮するなと告げたかったのだと…、私は思うわ』

アインズ様は「デミが、アインズが行けば属国化できる策」を考えたと気付き
でも、遠慮して言い出せないのだと察して
自ら動いたのだと解釈

策に私が必要なら、遠慮せず言ってくれ

そう言いたかったんですねアインズ様!!

デミ『アインズ様がドワーフの国に行かれたのも…!?』

同様に、自分が動くべき策に基づいての行動

それがアルベド、デミに解らないだけだと

実際に、アインズ自ら三日で帝国を属国化
前例があるなら今回も…
実績の説得力

今期も深読みが深すぎる

でみうるごす の ちゅうせいど が あがった!!

以上デミは己の無能さを痛感させられましたが
アルベド曰く「信頼している」とも

アインズ様は、デミが遠慮さえしなければもっとうまくやれると信頼している!!

そんなメッセージを込めていたと勝手に受信
忠誠度がますますアップ!!

今期も忠臣センサーがビンビンだぜ!!

つまり今回、デミウルゴスは

ほめて欲しくて帰国したけど、実はとんだ無能
アインズ様の考えを汲めるつもりだった
だが無理だった…

そんなデミの自信をぶち壊し、忠誠心へ再構築する流れだったんですね

アルベド様が煽ったのも納得ですわ

Aパート コキュートスの困惑

アインズ様は、第2期で配下としたリザードマン村を訪問
なんか石像が立ってる……

元旅人ゼンベルに道案内を頼む為だと

困ったのはゼンベルで、ドワーフには恩がある
侵略なら嫌だなー、困るなー…と
相変わらずの漢気です

2期ではザリュースと決闘した男

コキュートス『ゼンベル! アインズ様のお言葉を疑うとは無礼千万ッ!!』

比較的温厚なコキュートスも秒でキレた

ですが前回の通り、アインズ様はむしろ対等に話して欲しいので
内心は嬉しかったでしょうね

にしても度胸ある漢よゼンベル

『頼まれてくれるな?』『あいよっ』

アインズ様に「あいよっ!」

ゼンベルよく首が繋がってたもんですわ
コキュートスの堪忍袋が総動員
頑張れ堪忍袋!!

『……!!』『コキュートス!!』

とまれアインズ様、武王について調べたように
ドワーフについても情報が欲しいと
ゼンベルに相談

毎度毎度至高のマメさ

元サラリーマンの習慣つよい

コキュートス『アインズ様。お話が長くなるのであれば、何かにおかけになってはいかがでしょう?』

そう言って自ら椅子となる忠臣の鑑

忠臣しかいない!!

これまた2期5話、リザードマン村に侵攻した際
シャルティアが椅子になりました

後で聞いて気にしていたんですね

なお当時ザリュースはまぐわってました

コキュートス『私とシャルティア! どちらが宜しいのでしょうッ!!!』

無事、至高の椅子になれて大興奮でしたが
余勢をかって椅子具合をチェック

いずれちゃんと椅子になる為に鍛錬に励む模様

いずれ、アインズ様の御子が生まれた時
馬になりたいって言ってたし…

爺!がんばれ爺!!

モモンガ『(武御雷さーん!?)』

コキュートスが本懐を果たし、シャルティアが激怒し、アウラが呆れた椅子事件
なお2期5話曰くアルベドも望んでました

これ聞いたらまたキレそうです

なお当時ザリュースは孕ませてました

アウラ『ねえ…、出発前から興奮しすぎじゃない?』

とはコキュートスではなくシャルティア

いやコキュートスも興奮してます

第1期で洗脳、2期はその償いに椅子となった
が、以降も閑職ばかりだったと悩み
手柄に飢えている様子

解ります、早く椅子に戻りたいんですね

しかしアインズ様、アウラに相談済み

シャルティアに色々な経験をさせてやりたい

戦闘に優れた最強の階層守護者

最強ゆえに、成長が妨げられていると考え
戦闘以外にも経験をさせてやりたい
成長させたい

閑職だと思った仕事も教育と、一度洗脳された彼女を想って

まあアウラの嬉しそうだこと!!

回想のアウラ『シャルティアですか? えっと…、ドワーフの国を滅ぼすと言う事でしょうか?』

シャルティア出撃=侵略戦争という扱い
さすが最強の守護者ですね

その存在感、まさに核兵器

アインズ様『(なんかぶくぶく茶釜さんとペロロンチーノさんを思い出すな~)』

二人の創造主は実の姉弟

アウラは学ぶようにとシャルティアに助言

その関係は、姉が弟を諭す時のようだった…
相当アレな姉と弟だったらしいですが
アインズ様ほっこり

1期最終回でシャルティアが散った際も、アウラは言葉をかけていましたね

なおアウラは男装の少女です

アインズ様『(…別にとったりしないのに~)』

とはリザードマンの子供を指しての

2期主役の一人ザリュースとクルシュは結ばれ
無事孕んで出産した様子

母同様、色素が薄い“レアなアルビノ”

なおアインズ様「レアだし沢山いたら一人ぐらい欲しい」との事

ブッ飛ばされますよアインズ様!!

アインズ様『ようし! ならば出発だッ!!!』

お忍びの前回とは打って変わって、アインズ・ウール・ゴウン魔導国と示す大規模な使節団

目的はドワーフとの友好、外交を持ちかける

要因は、前回つぶらな瞳のオスク邸で
ルーン文字を目撃した為

国交を樹立しルーン技術、武具や鉱石を手に入れる為だと

今度こそ…、今度こそ友好的に…!!

アインズ様『ここで一泊だな…、(略)クリエイト・フォートレス!!』

番宣の映像ここだったのかよ!!

アインズ様、荒れ果てた荒野に泊まるといい
ゼンベルの困惑にも構わず魔法発動
要塞を創造!!

わざわざ要塞作っちゃったよ至高の御方!!

なんて大胆なゆるキャン……

アインズ様『…ったくジルクニフの奴、突然属国化なんて何を考えているんだ!!』

自ら出向いた理由は、誠意をみせ友好を築く

そして属国化の件をアルベド達に丸投げする
冒頭で感動してたの台無しだよ!!
知ってた!!

むしろ属国化をデミウルゴスの策だと疑ってしまうアインズ様

ヤルダバオト事件を思い出しますね

アウラ『まったく、なんでか知らないけど出来の悪い妹みたいなんだよね……』

反省したシャルティアはやる気が空回り

メモをとれといえば、発言全てを記録してしまう勢い

学ぶ為のメモであるハズが
これでは、記録をとる為の記録になってる

アウラはせめて読み返し、何を言いたいのか学べと助言するものの

お姉ちゃんは大変ですねえ

Bパート ドワーフの国に到達

しかし不可解にも見張りがいない

アインズ様は、前回の御者「ハンゾウ」を放ち
内部を調べて来るように指示

モンスターだから複数存在するんですね

CVはモブ定番の手塚ヒロミチ氏

ハンゾウ『都市内に動く者の姿はありません』

ですが何者かが鉱脈を掘っていると報告

やはり滅んでいたドワーフの王国

古典ファンタジー指輪物語、ホビットの冒険
ドワーフは国土を失った民

以来エルフと仲が悪いのと同じくらい定番

なお本作は移住しただけらしい

アウラ『こんにちはっ!! 何をしているの?』

そこでアインズ様、交渉役にアウラを派遣

ドワーフは驚き、姿を消し逃げようとしたも
アウラは「見えている」ので
問題なく交渉に

何より傍目に子供だから交渉にぴったりか

適材適所ですねアインズ様!!

『ゴンド・ファイアビアドじゃ。よろしくのうっ』

ゴンド! 実にドワーフらしい良い名前です

曰くこの都市は三年ほど前に放棄

彼はアウラを心配彼女を送ろうと作業を中断
子供一人でよこした奴らを怒鳴ってやる!

良識、そして友達のNPC子供を大切に思うアインズ様的にポイント高い!!

モモンガポイント1点先取ですわ

『私も自己紹介させ』『ぎええ! ばけ、化け物じゃー!?

なんと自らも出向いていたアインズ様

暗がりで髑髏って完全にホラー!!

敢えて人のフリもしない、堂々たる登場でした
見た目は完全にホラーですが

ちゃんとアウラを逃がそうとしたゴンドさん

これまたモモンガポイント高い!!

当初、ゴンドは警戒していたが

目当てがルーンな事、またアインズ様自身がルーン文字を書けたので意気投合に

友達に教わったのかアインズ様詳しい!!

実はゴンド、自身ルーンを研究する「変り者」
だから話が合ったのか

まさかルーン技術が衰退していたとは

『儂は、ルーン技術開発家という肩書を名乗っておる』

実は200年前、4期1話曰くプレイヤーが転移した時代に問題発生

魔法で武器を強化する技術が成立した

魔法を使えば、ルーン文字よりも簡単に
武器強化が可能となった

結果ルーンは廃れ、100年ほど前から帝国に回ってこなくなった

彼はその再興を目指しているんですね

ゴンド『祖先の残した技術を後世に伝えたい!! 輝かしい父の名が歴史に消えていくのはまっぴらごめんじゃ!!』

例えば包丁が工場で量産できるようになり、鍛冶師が消えたのと同じか

ゴンド自身は、生憎ルーンの才能はない
技術開発に携わろうと決意

全ては父の名を消さない為、“友達との名”を守る為にギルド名を名乗るモモンガ様と全く一緒だ!!

こんなの協力一択じゃないですか!!

アインズ様『私に魂を売り渡す覚悟はあるか?』

アインズ様は研究開発に投資をしようと約束

ですが多数の投資はゴンドが一方的に有利

代価に魂を売るか? と持ち掛けたのは慧眼
この姿で言うと説得力が違います
あったよ利害が!!

単に金をくれるだけは信用できません

ですが「取引」ならマシですね

ゴンド『儂の…、儂だけの魂で良いのなら!!』

約束、手を組む選択をした己だけが代価を負う
なんと男らしい返答か

周りを巻き込まないでくれ

武王といいまたも好漢だ!!

鉱山都市フェオ・ライゾが放棄された理由

戻ってみると亜人種クアゴアが100匹も!?

彼ら、鉱物を食う種族が鉱山都市に住み着いてしまい
三年前、耐えかねたドワーフは移住
街は放棄されたと

既にルーン技術が廃れ、鉱石の需要も減ってしまったからか

ルーン再興を目指すゴンドだけは残ったと

アインズ様『…シャルティア、クアゴア達を全て捕らえよ。可能か?』

1期10話ではお遊び気分で人間達と交戦

大失敗となったシャルティア

今回はアインズ様同様、ハンゾウを駆使し
斥候役を命じて道をふさぎつつ
敵をことごとく拘束へ

今度は暴走しない、敵を逃がしもしない!!

アインズ様のやり方から学んでた!!

シャルティア『マス・ホールド・スピーシーズ!』

以前は最強、“戦う”だけだったシャルティア

ですが今回は、移動阻害らしき魔法で敵を拘束
吸血鬼特有の「魅了」によって
情報収集成功へ

部下とスキルの使い方がぐっと良くなった!!

デミウルゴスにコキュートス
そしてシャルティア!!

階層守護者達の「成長」が際立つ回でしたわ

クアゴア『アンデッドだろ? お前が使役してんのか?』

魅了したクアゴアが爆弾発言もしましたが
アインズ様ってば寛大だこと

アインズ様を使い魔と誤解!?

コキュートスとゼンベルの事件まんまですね

ですがクアゴア、実は軍事行動中だった

意外や彼ら、種族王リユロに仕える戦士団

リユロはドワーフ殲滅に軍を動かしおり
廃都を攻めたのもその一環だと

単に飯を食いに来たんじゃなかったのか

クアゴア『そろそろ本隊がドワーフ共を皆殺しにしてるはずさ!』

皆殺し確定じゃないですかクアゴアが?!

よりによってアインズ様と意気投合の直後
似た夢を持つ男の仲間を攻める?!
死ぬ気か?!

ドワーフは裂け谷ならぬ「大裂け目」に守られていたが、迂回路を発見して奇襲

リユロ王とやらがよほど傑物なのか

ぷれぷれぷれあですⅣ 5話

今回、ED映像が初めてフルに使用された

続けてぷれあですは前回でメンバー一巡
戦闘メイドの彼女達はお休みし
一般メイドの長登場か

その名もペストーニャ・S・ワンコ

犬じゃん!!

その名は縮めて「ぺス」

やっぱり犬じゃん!!

人間の体に犬の頭
アヌビス的なアレなんですね

人ならざるナザリックにピッタリ

エクレア『私がこのナザリック大墳墓の支配者になるというのはどうだろう!!』

久々に聞いたなその設定!!

不遜極まりますが、そう設定されたという事で
愛されキャラになっているエクレア
ネタキャラですわ

ちなみにエクレアは「稲妻」の意味

『漁師に降り注ぐ稲妻、といったところでしょうか』

今回はプレアデスたちに出番がなかったものの
良識あるペスさんのおかげで静か
大人な時間でしたわ

エクレア以外は

部下とスキルを駆使、敵を「拘束」したシャルティア

更に魅了によって情報収集
完璧でした!!

第1期の通り、最強ながら「暴走するリスクがある」のがシャルティアの特徴

部下、スキルを使い危なげなく片付けるとは
成長を感じる回でしたわ

アインズ様がハンゾウに指示したのを見て、ちゃんと真似たんですね

アウラ姉さんが教えた甲斐があった回ですわ

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